神々しく輝く月明かり。 今宵は特に輝きを増しているかのように、夜の街を照らす月。 その表面の模様さえもくっきりと見えるほどだ。 それを見ていると不思議と心が透明色になっていく。ただ、その空間に身を置くのみ・・・ 非常に好きな時間である。ひんやりとした夜と、眼前の夜景は心を清める。
しかし・・・今日はむかつくことも多かった。
とにかく忙しい出発時間間際。 呼び出しを食らって急いで向かう。何かと思えば・・・共済系の団体に加入しろと言う勧誘。 前々からしつこく迫られているのだが、会費は安くない。 待ってくれと言い続けてきて、この前、ようやく落ち着いたかに見えたが・・・ このクソ忙しい時にぶり返してくるとは。 本気でむかつく。 しかも断りにくくするために課長が直々に話してきやがって。 今度呼び出したりしたらマジで殴りたい。できないけど(笑
そして、売り上げ落ち込みでまた課全体がピリピリと。 なんだかんだ社員に腹切らせるのが最終手段らしいが・・・勘弁してくれ。 売れないものを「方針だから」の一点張りで売ろうとする姿勢。 やっぱダメダメだな。勝ち残れないだろうそれでは。 一度開発した商品は絶対だ、売れないのはおまえらが悪い的な姿勢。ホントウザいです。
そんな中、街で散歩猫の散歩コースを塞いでしまって迂回されたり。 猫から半径決まった距離に近づくと、猫は必ず歩を止め、こちらを警戒したまなざしで伺う。 こちらが動じないと、にらみ合いはしばし続く。 こちらが少しでも急な行動を取ると、さっさと逃げ出してしまう。 そのまま静止していると、猫は違う道へ迂回しはじめるのだ。 まったくもってかわいい奴である。
なんだかわからん日誌だな。 つまりは、猫と月が俺様の味方なのだと。
No(26)
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