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一泊二日でスキーに行って参りました(突然ですが)。 場所は東北南部、首都圏から日帰りも可能という「コンビニスキー場」と呼ばれる群生地(?)です。
親戚一同とスキーをするなんてのはもう滅多にないことでして、ここ二年ほど恒例になりかけてますがそれでも年一度の出来事。 おらも、前回初滑り兼ビッグスキーイングの北志賀を終えて、さらに熱が高まった頃にまたスキーなので、かなり気合いはいりまくってたんですよ。 ・・・まあ、それが原因だったんですが。
スキー場に着くと、なんともう、車、車、車! さすがコンビニだけあって、日帰りが多いのでしょう、すげー車の数です。 連休の妙高もかなりビビりましたがコレはそれ以上か? かなりスキー場から遠い駐車場にしか停められなかったのですよ。 んでまあ、ゲレンデはというとこれまた人ばっか! 連休でもないのに・・・とおもったら、コンビニスキー場に連休は関係ないんでした。 とにかく、んでもって風が強いモノで、ゴンドラリフトが超低速運転しやがるんですよ。これアタマきますね。ゆうに20分くらい閉じこめられ・・・ようやく山頂駅と思ったら、滑るのは味わっても5分で下りちゃうんだから・・・やってられません。 ツー事で、ゴンドラはなしの方向でひたすら下の方で高速リフトを繰り返すことに。
んでもってですね。 そこに、パークがあるわけですよ。 アイテムはまあ、いろいろあったんですがおらの目にとまったのは最初のテーブルトップ。 並んでるときもあるものの、基本的にすいているのでちょっと寄って飛んで普通に滑っていく、ということが可能なのです。 どうせ、混んでいてあまり滑れそうにないし、楽しみはこれくらいかな。 じゃあ・・・、ということで1本目軽く飛ぶと、思ったより控えめな台でややテーブルオチ。 2本目、スピードをつけて180を決めると、なんと「ふわり」と落下。落下の衝撃がまるでないというすばらしい感触だったのです。 「こりゃいけるな」 そう思ったんですね、コレが悪魔のささやき・・・ 3本目、見てやがれこんちくしょうとばかりにいつもより余計に踏み切る! おらの180はあまり良くないことに「すぐ後ろ向いちゃう」型なんです。ゆっくりと回らないで、すぐ回る。で、あとはひたすら後ろ向き・・・ なので、いつもより長かったこのエアーは、後ろ向きでいつもより長い滞空時間を味わう羽目に。 え、まだ着地じゃないの?(後ろ向きなのでわからない) そう思って、ちょっと焦ったときでした。 突然の着地。 スキーは右足だけはずれ、かなりのスピードだったのでおもっきり転倒・・・ はいいんですが。 ハンパじゃない苦痛!! 今までも何度か「呼吸困難」はありましたが、今回はプラスアルファがある。 手足が動かない? 呼吸を整えるのにどれくらいだろう・・・かなりかかりました。 地面をはいつくばり、なんとか後続に踏まれないようにコース外へ・・・ しかし、いっこうに手足が・・・ 痛みもしびれもある。そして、立ち上がれない? もう、わけわからん状態です。立てないのですよ。
とりあえず休むことにして、下山、レストハウスで座っていると・・・ なんだこれは、気分が悪くなってきた。手足もやばい痛さ。 今までにないことに、もう動揺しまくりです。 結局、パトロールを呼んでもらい、担架で運ばれました。。。 なんと、わたくしコレが初パトロール室。 でも感激してる場合じゃないって、マジで気分悪いし・・・動けない。 パト室で服をひっぺがされ、ほぼ全裸で応急処置。 そして、しばらくするとそのまま担架で親戚の車に積み込み、病院へ直行することに。大変なことになったな、我ながら薄々事の重大さに気づいていました。 そして、その積み込み作業が・・・ ほぼ全裸だって言うのに、それに毛布をかけただけで外にでるんですよ!!マジで、マジ寒い。そとはリフトが止まるくらいの強風吹きすさぶスキー場ですよ。ほんと、Tシャツ一枚で病院まで・・・寒かった。 ま、それはよし。
とりあえず骨は大丈夫だろうな、と言うのはわかってました。 でも、関節の痛みと力がまったく入らない状況から、脱臼寸前までいったんじゃないか、とは思いました。軽くやってるかな、とも。 でも、腫れもないし、色も赤とかなっていないんで、比較的軽い症状の可能性もありましたが・・・まったく歩けません。冗談抜きに。 車いすです。コレも人生初・・・ こりゃ年の初めから初物づくしだ。どれも味わわなくて良かったモノを・・・(;´Д`)
病院に到着。そしてレントゲン、ひたすら待って診察、結果は。 骨異常なし。靱帯も大丈夫。 ただし、筋肉損傷の疑いあり。ひょっとしてレントゲンでわからない骨折もあり得るかも。とのこと。 とりあえず骨と靱帯が無事なら、かなり違いますね。安心・・・ ま、腕固定に足は片足立ち。痛くてねっころぶのも大変でした。 湿布(かなり強めのブツらしい)、飲み薬(以下同文)を欠かさずに過ごし・・・ その夜の寝れないこと寝れないこと。 寝返りうつたびに目が覚める・・・結局10回以上起きました、夜中に。
でも、翌朝はだいぶマシになっていて、歩けるように。 いやー睡眠ってすごいね、回復したよ・・・ でも、もちろん次の日(今日)のスキーはダメ。当たり前か・・・ 皆さん元気よく滑ってるのを待ちぼうけ。ゲレンデ下で。 もう、たまらんかった。滑りたくてしょうがない。 だって、いい天気、無風、いい雪・・・かなり珍しいくらいのベストコンディション。 コンディション悪いときに滑っていいとき滑らない。 これがおらです。ね?アホでしょ。(*´D`*)
明日からまた少し仕事休まなきゃ・・・ バイク事故治ったばかりでまた休養・・・満身創痍とはおらのことですね。 しかも全部自損。 あふぉの典型。みなさん、こうならないように。 バイクもスキーも事故る・・・もうこれで厄払いできた・・・と思えればいいのですがね。
というわけで、滑りはさんざんでしたが親戚一同楽しく過ごせました。 あと、この場を借りてお礼を。 みなさんご迷惑おかけしました。あと、全員病院に直行してくれて、しかもクソ長い診察待ち時間も一緒に耐えてくれてありがとうございました。 親戚って温かいね〜。血のつながりに感謝でした。 (おまけに就職祝いまでもらっちゃって・・・気が引けまくりです)
ま、これを機に「無理な事はしない」ということで・・・さすがに次はもうやばいでしょうし。 2、3日休んで復帰したいと思います。 ああ、またなにか言われるんだろうなあ。仕事場から・・・そもそも、休む理由どうしよう・・・スキーでいいのか?
とにかく、寝ます。 つうか、無駄に長くてごめん、では(σ´ω`)σ
No.(223) | |