タイトル

雑記にするまでもない一言 ≒  『 この雑記は、週1回・月4回以上の更新をするように心がけています(心がけ低っ)・・・ ('A`)y-~~~ 』
◆ 2015年02月17日(火)  アスピリン・スノー「安比高原」
ま〜たやってしまった・・・
シャルマンツアーを終えてから、なんだか何もやる気にならなくなっちゃったんだよね。
悪い病気だな(-.-)y-~~~

んで、書こう書こうと思ってもう半月前になってしまった安比の記事も書かずじまいだった。時が経つほどモチベーションが下がるっていうのは過去の経験上わかってるというのに、だ。
いつのまにかキーボードを打つのが苦手になり、タイプミスが増えたからいやになった、というのもある。
また、ツアー中X10タンで写真を撮らなくなったので、動画だけになっちゃって記事にしづらい、というのもある。そもそもツアー中は滑ってヒャッハーしているだけなので、それを文章だけで表すのは難しいのだ。

というわけで、文章で書くと「概要」で終わってしまう。
なので、ビデオカメラからキャプチャ画像を引っ張ってくるパターンとなる。


今回の安比高原ツアーは、去年の気候的に最悪だった「志賀高原with親戚」に次ぐ第二弾として計画された親戚と一緒に行くスノーツアーである。
我々家族にとって去年が「当たり」だった安比高原は、鉄板であり、また頼みの綱でもあった。現に、去年の安比は17年ぶりのスキーをしたBrobonをも快適なライディングへと導く、良質の雪に恵まれたのだ。

そして、この日は早朝から「横浜が雪」であった。
首都圏が悪天候になるとそれは冬型の崩れを示し、雪国では寒さが緩みやすい。雪も降りにくくなるということで、あまり歓迎すべき天候ではないのだ。一抹の不安を抱えつつ、新幹線で盛岡へ・・・




不安は的中し、車窓からみる真っ白な銀世界は、埼玉をピークに終わった。
盛岡駅周辺ではそれこそまともな雪は見あたらず、路面もドライであった。ようやく雪が路面に残り始めたのは、安比高原最寄りの松尾八幡平インター付近からである。この時点で、ある程度の諦めが付いた。

この日はホテルチェックインから昼飯を食べ、そこからの滑り出しである。
初滑りであるメンバーもいるため、ゆっくりとしたペースで固めの圧雪バーンを楽しんだ。
これからの滑りに不安を抱えつつ夜になると、雪がちらつき始めた。
どうやら、首都圏に雪をもたらした雲が北上してきたらしい。これは期待できるかも?



バイキングレストラン「アルベルク」で夕食。
安価なディナー代名詞のバイキングだからと侮る無かれ。予想以上に素晴らしいメニューが多く、特にズワイガニに関してはみずみずしくてメチャクチャ美味い。机の上がカニ汁でびしょびしょになるくらい食べまくってしまった。




その後、ほろ酔い気分で普段は使うことはまずないであろう「バー」へ。
ソファで寛ぎながら、久々の本格カクテルを愉しむ。σ(^^)はサイドカーを注文したが、よくバーに行っていた大学生時代を思い出してしまった。
ほどよく酔っぱらったところで、明日のためにお開きということになった。

翌朝・・・




ホテルの外は、雪であった。しんしんと積もっている。
これは・・・パウダーチャンス到来なのではないか・・・!?
ゲレンデ出口の雪を確認して、確信に変わった。行かなければ・・・!

その日はσ(^^)だけ午前中は単独行動した。いち早く誰も滑っていないセカンド安比方面でパウダーを頂くためだ。その結果、当たりだった。しっかりと積もったパウダーは、久々にヒャッハーさせてくれた。
(滑走中はだいたいカメラを回しているが、静止画で載せられる画はあまりない)
午後は、親戚たちと合流、まったりと流して終わる。



一日が終わる頃、晴れてきた良い感じの安比高原スキー場。
予報によると、明日も雪だとか・・・もしかすると、もしかするかも?ただ、明日は帰宅しなければならないので午前中勝負だ。




その日の夕食は和食のコースだった。
写真は1500円プラス(!)で食べられる前沢牛の焼き肉。当然美味だったが、ホテルの割り増しメニューというのは本当に高いと思う。でも、毎日地ビールにご馳走、と普段の生活からは考えられない贅沢を満喫できる。
旅というのは、あまりカネを惜しんではいけないのだ。

結論から言うと、最終日はさらに当たりだった。
二日間でかなり積もった雪は極上のパウダーで、それでもアスピリンスノーと言うには若干重めの雪ではあったが、最高のライディングができた。ただ、多少吹雪だったこともあり、視界はあまり良いとは言えない中ではあったが。
最後は時間に押されて終わってしまったが、かなりの未練が残る雪だった。
(まあ、σ(^^)だけなんでしょうが・・・)



去年に続いて今年も「当たり」だった・・・いや、今年の方がσ(^^)的には当たりだった安比高原。
また来年もここでパウダーが味わえることを、切に願っている。
帰りは快晴、気温も上がったことで、パウダーも緩んでしまうことだろう・・・




そして盛岡では恒例の焼き肉&冷麺を食しに「食道園」へ向かう。
盛岡市街は日曜だというのに、あまり人が歩いてない印象で閑散としていた。前はもっと人がいたと思ったのだが、こんなものだったっけな?

焼き肉と酒に舌鼓を打っていると・・・



なんと、ここでもかなりの雪が降ってきた。
最後の最後まで、未練を残させてくれる演出だ。
雪質もよく、去年の失敗だった志賀高原ツアーの悪い部分を払拭できたであろうこの安比ツアー。
久々に味わえた極上パウダーとともに、深く記憶に残った旅であった。

滑走動画などは後日アップしようと思う。
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◆ 2015年02月12日(木)  シーズン後半戦へ
なんだか、異様に暖かくないっすか?
今日まで春のような陽気が・・・ちょっと前は真冬の寒さだったのに・・・
今から数時間後に後半戦スキーへ赴くσ(^^)のテンションは実に微妙であります。
しかしながら、明日未明から冬型の気圧配置で雪になる模様。望みは捨てないぜ(・∀・)ノ

さて、メインスキー連打を含む前半戦終了、いよいよシーズン後半戦ということで、いろいろメンテなどを。なんたって後半初戦は「あの」シャルマン火打ということで、気合いも入るというもんだねさ。
(安比記事はまだアップしてねーけどなっ)




今シーズンが事実上デビューのマイ板SOUL7。
去年までの相棒だったポケットロケットより15cm長く、10mmほど太いファットスキーということもあり、まあ、板が重なる重なる・・・
ご覧のようにスキー後ろ側は傷だらけ。まあ、あまりキニシナイのですが・・・深い傷だといやだな〜ということで、面取りを行います。




SOUL7はチップロッカー(先端がボートの舳先のように浮いている)形状なので、その部分は軽量化+エッジが仕込まれていないという画期的な形状です。でも、強度保持のためかテール部分は若干浮いているのに鋭利なエッジ+金属板が仕込まれていて、こいつのせいで板が傷だらけになったのは明白。
浮いた部分のエッジはいらないので、ヤスリでジャコジャコ削ります。エッジ部分はかなり固いので丹念に・・・
これで、板が重なってもすぐに傷だらけにはならないはずです。




晴れて暖かい休みの日、部屋の片付けがてらにブルーシートを広げて板にワックスを掛けます。
幼少からスキーをしてきて、今までは簡易ワックスだけで済ませてましたが、一昨年あたりからホットワックスを取り入れています。非常に面倒で、いろいろこびりつく厄介なワックスカスが大量に出ますので、シートは必携。
面倒で時間もかかる割には効果のほどは「?」ですが、まあメンテだと思って。
こだわる人は滑走時間と同じ時間ワックスがけするそうですが、σ(^^)的にはあり得ない話です・・・




伸縮ストック「Expedition」は、買ったときに何となく邪魔でバスケットを「パウダー」から「ノーマル(別売)」に変えていたんですが、気分を高めるため(?)にパウダーバスケットに戻してみます。大きさが全然違いますね。
なんたってシャルマン火打は非圧雪のメッカですので、礼儀というものがあるのです。

さて、こんな感じで準備は万端なのですが・・・
今日まで春の陽気ですからね・・・今外出ても全然寒くないし・・・いや、明日の雪が我々にシアワセを届けてくれるでしょう!早く寝ないと3時間後には起床だぞ(-.-)y-~~~行ってきます
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◆ 2015年02月11日(水)  ニセコ2015番外編「写真展」
さて、本編をビデオキャプチャ画像で終えたところで・・・
一眼持参者Mktinの撮影した写真をざ〜っと番外編として載せていこうと思います。




アクションカム愛好家の我々が滑る際に、スノーギアとともに欠かせないカメラ。
その中でもSONYは画質も良く、なかなか使いやすい。
↑の黒いのはMktinが一昨年に買った初代アクションカム「AS-15」。まあ、σ(^^)の影響で買ったんですけどね
↓の白いのは、この前雑記で紹介した「AZ-1」で、最新モデル。初代との間に「AS-30」「AS-100」があるので、三代後ということになる。小さくなって、ハウジングなしでも防滴になった。小ささ故にバッテリーの持ちは悪いけど。




千歳からニセコに向かうバスは必ずここに休憩で寄る。
道の駅大滝キノコ王国。
ここでキノコ汁+αを食べなければ、なんとなくこれからニセコに向かうというホンキになれないのだ。いわゆる通過儀礼である。




ニセコは、結局初日の最初のほうが唯一の好天であった。
その時はニセコアンヌプリも頂上まで見えたし、穏やかな様相だったのだが・・・
この後は曇りと霧と吹雪になってしまうのである。




ニセコゴンドラステーション前にある「マウンテンセンター」には簡易喫煙所があるのだが、今年からデザインが変わっていた。
一見してまったく灰皿とは気がつかない洒落たデザインだ。吸いかけのたばこを乗せるところもなく、灰皿としては使い勝手が悪いが、吸い終わった後吸い殻を落とすだけで勝手に消える「自動消火灰皿」なのだ。
数年前まで野暮ったいプレハブっぽい簡易休憩所だったのに、まあ変わるも変わったりということろだ。




1000メートル大地の鐘を鳴らすMotti。
特にこちらから「写真撮るから鳴らしてくれ」とかは言ってないのだが、ピタリと写真に収まった。こういう自然な一枚の方が味になるということもある。




ニセコのナイターはいつ見ても明かりが多く、広大で美しい。
遠くから見ると、まるで都心の街の明かりを見下ろしているような気分になる。
これでも、去年から規模が縮小してしまったのだ。一番面白かったキング第三リフト沿い林間コースをやめてしまったのは本当に理解に苦しむ。
それでもナイターでゴンドラに乗れるスキー場は他に聞いたことがない。




さて、σ(^^)は何をしているのでしょうか。
答えはゴーグルマウントしたPanasonic「HX-A100」のケーブルが、バックパックのストラップと絡まってしまったのである。
セパレートタイプのPanasonicカメラはとにかく軽くてゴーグルからは外せない存在だが、ウエアポケットに入れている本体と繋がっているケーブルがとにかく邪魔なのだ。特にバックパックを背負って滑っているσ(^^)はよく絡まってしまう。丈夫なケーブルなので断線は心配ないと思うが、リフト乗降時などは危険だし、けっこう絡まると苛つくのだ。
どうすれば絡まないようにできるのか、日々錯誤中だが名案は今のところない。




ニセコで雪が降ったら名物コースと化す「スーパーコース側壁」。
コース内なのかコース外なのかイマイチ微妙なラインだが、正確にはコースの側壁といったところ。その名の通り、かるく崖のような地形になっている。
もちろんまともにシュプールを描こうとか思うコースではなく、滑り落ちながらパウダーと戯れたいジャンキー専用のアホコースである。
崖っぽい地形と、ツリーランが楽しいニセコならではのコースといえる。




お参りに来ています。
そう、ちょうど一年前の同じ日に、スーパーコース側壁から滑る最中に転倒、そこで元祖アクションカムであるJVC「GC-XA1」を雪に埋没させたのだ。
結局見つからずに一年。まさにこの場所の深い雪の下がヤツの墓場である。
今や後継カメラ「AZ-1」も手に入れたし、成仏しろよ・・・と祈ってきた。
ヤツがなければ、我々の滑り+アクションカムの歴史はなかった。また来年も墓参りに来るであろう。




二日目の夕飯どころを外人の群れに支配されて、難民になった我々は・・・
コンビニに併設してあったピザ屋でお持ち帰りすることにした。ピザ2枚と、フライドトマト2パック。
フライドトマトはたっぷりとタルタルソースをつけてビールのお供にぴったりだったが、ピザは固いパン生地、オリーブオイルだらけ、チーズ少ない・・・とあまりほめられたものではなかった。
メシにもありつけない・・・もはや日本人にとってニセコは完全にアウェーなのである。




それでも、きっと、また行くのだろう。ニセコグランヒラフ。
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◆ 2015年02月09日(月)  ニセコツアー2015「ニセコさん本気だせや〜」
ああ〜さぼったサボった。
一回雑記をサボり出すと、きりがないッスね。時間が経つにつれどうでもよくなって、いつまでも書かないままであるという悪循環・・・

まあ、そうこうしている間に次回のツアーが迫っていますので、レポしていきたいと思います。

(※とうとう荷物を送るようなスキーツアー(飛行機、新幹線移動)にデジタルスチルカメラ(X10タンなど)を持ち出さなくなりました。なので、ビデオカメラからの静止画機能および動画キャプチャ画像のみでお送りします。ブログ用途などの分野では、動画切り出しでもある程度まかなえると思ったためです。荷物を抱え移動しながら、滑りながら瞬時に撮るのに、いちいち機材を切り替えている余裕はないのです。)




幕開けはトラブルであった。
こうして無事に千歳空港からのバスに乗り、雪景色にワクテカしながらニセコへ向かっていると笑い話だが、飛行機に乗るまでは気が気ではなかった。以下、簡単に綴っていこう。


午前6時前、集合場所に到着すると、Mktinの姿はあったがもう一人、Mottiの姿が見えない。まだ到着していないのか、一応メールしたとMktin。まあ、とりあえずチェックインするか・・・と席を取る。
そろそろ手荷物検査いくべ〜とか考えていても、なかなか到着しないMotti。連絡を取ると、近くにいるようだが・・・何故か会えない。そうこうしている間に、搭乗便のアナウンスが入る。ちょっとマジでそろそろ合流しないと・・・
ところが、ピンポイントで待ち合わせても姿が見えない。
ま・さ・か・・・
そのまさかであった。なんと、第一ターミナル待ち合わせなのに、Mottiは第二ターミナルにいたのである・・・ターミナル内は共通点が多いため、待ち合わせ場所を照合してもなかなか違和感に気づかなかったのだ。
一気に焦る。
手荷物検査の係員に、もう少し待ってもらうよう言いながら、Mottiにとにかくダッシュで来るように言う。バスで移動しても絶対間に合わないので、地下に降りて京急ホーム上の通路を走った方が早いので、そう告げる。
係員が「間に合わない場合、お二人で出発なさいますか、どうしますか」と聞いてくる。事態は一刻の猶予もない。もう搭乗している頃だろうが、我々はまだ手荷物検査場の外なのだ・・・
メチャクチャ焦って、いやな汗をかいたが、まもなくMottiが走りすぎて酸欠状態で到着。とにかく速攻で手荷物検査をクリア・・・
ところが、この非常時に「バッグの中に三脚ありますよね、出してください」とかぬかしやがる。ちなみに、バックパックマウントのために三脚は強固に固定してあり、簡単には出せない。
もう時間がないというのに・・・ここでパニック状態。おまけに、バッグの中引っかき回して無理矢理三脚を出そうとしたモンだから、搭乗直前に財布が見つからないことに気づき、完全混乱&錯乱状態。
手荷物検査場まで戻るも、忘れ物はないという。飛行機が行ってしまう・・・焦りですべてのものを廊下に放り投げながら財布を捜し・・・

まあ、すぐに見つかって、数分遅れで飛行機も飛び立ったんですけど・・・
(同時に搭乗していた人々、すいませんでした)


そんなことが2時間半前くらいにあったんだな〜と窓の外を見ながら、思うのであった。空港で買ったホタテ弁当美味いわ。




自衛隊駐屯地の前を通ると、隊員が雪かきしていた。
ということは・・・降ったばかり?なんか景色も銀世界だし・・・これは、ニセコパウダー期待できるんじゃないっすか?千歳もかなり寒かったしね。
静かにテンションを上げる我々一行。バスの最後尾な奴ら。

しかし・・・




ニセコに到着すると・・・
あれ?暖かい・・・しかも、路面がドライ・・?
千歳に降ったけどこっちには降ってないっつーあり得ないパターンっすか?
ニセコに戻ってきた喜びとともに、状況があまり良くない事を悟って微妙な気持ちになる一行。
とりあえず、ゲレンデに行ってから考えよう!




う〜む・・・基本曇天、雪はちらつく程度、気温平均より高め、積雪は前日までに残った15〜20cmくらい・・・
山の上部は完全にガスの中、そして相変わらずの風+吹雪・・・でも、雪は弱く、あまり積もることはなかった。去年のように当たりになることはなく、平凡なニセコの日常・・・




でもまあ、ニセコらしく楽しめたとは思う。
相変わらずアホな(←ほめ言葉)外人たちがヒャッハーしながらコース内外問わず滑りまくっているし(我々も同類だが)、木の間滑ればまあまあプチパウダー残ってるし、相変わらずナイターではすっ飛ばすのが楽しいし。
この三人でニセコに来るのも三年目なのであるよ・・・




なにやら、ニセコはアニバーサリーイヤーらしい。
まあσ(^^)もYONEと来ていたときから数えてもう14年ニセコにはほぼほぼ来ているが、まあここは絶対に外せないスキー場なのは間違いない。

だが、本当に年を追うごとに、ここは日本人が居場所を無くしている。今回なんかツアー中日本人を数人しか見なかった。あとは似たようなカンジでもチャイニーズか他のアジア系の人か。白人は大勢。ニセコビレッジで列を作ってゴンドラ待ちしていると、日本人は我々三人だけだった。
おまけに今回は夕食の場所も外人勢力に奪われていて、なんと二日目は外に食べに行ったのに、結果外食できなかったのである。どこまで日本人が肩身の狭い思いをしなければならんのだ・・・
(まあこれは、前年ひいきにした居酒屋が潰れていてアテをなくした、というのが痛かったのだが)




これなんか最たるものだ。
なんとニセコビレッジのヒルトンホテル横に、和風のショッピング街ができていたのである。高そうなスシ、テンプラ・・・高級ブティックも軒を連ね、中では手袋をした店員が銀座の店よろしく立っている。
完全にカネ持っている外人しか相手にしていない場所が知らない間にできあがっていた。それにしてもスキー靴でブティックに入るかね?ちょっと浮いている空間だったなぁ・・・スーツで雪の中歩いてる社員らしき人もいたし・・・
とにかく、ここにはびっくりした。綺麗そうなトイレだけ借りました(・∀・)ノ




それでも、最終日には待望の雪が降った。
ただ、吹雪とガスで視界は悪く、ほぼ真っ白な中だったけれども・・・
視界の悪い中でも、バフッとくるパウダーランは楽しい。やっぱりコレなしでニセコは語れないのだ。
悔いがあるとすれば、ずっとガスっていたせいで頂上ハイクアップ+オープンバーン滑走が今年もできなかったことかな・・・

いや、来年も絶対帰ってくるぞニセコ。
ただ、その時は夕食を真剣にどうするか決めてからじゃないとダメだけどな!
次回は、ニセコ番外編を書く予定です。
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◆ 2015年01月29日(木)  ついに、究極のゴーグルを手に入れたぞ!
ニセコスキーは無事に終了しました。
って遅っ!
いやはや、ニセコ終わりから明日の安比スキー開始まで6日。メインイベントが連チャンで訪れます。
んで、当然財布も軽くなります。

いや、それ以前にまた買ってしまったんだ。
しかも、またゴーグルをである。一週間で2つもゴーグル買ったぜ!
・・・あれ?世界でσ(^^)だけ?

いやいや、前回買ったゴーグル、あれはあれで非常に良いものです、ずっと使いますってカンジなんだけども、今回買ったゴーグルはちょっと全てが何もかも違うッツー代物なのだ。何を言ってるか良くわからないと思うが、まあ百聞は一見にしかずなので・・・




コレ・・・ではない(何
これはゴーグルケースを買ったということで、写っているゴーグルは一昨年に晴天用ということで購入したSpliceだ。レンズが暗いので晴れの日以外は使う気になれず、春スキーくらいしか出番が少ないというかわいそうなヤツである。
またケースも買ったのかよとセルフ突っ込みしてしまうが、どうせならゴーグルケースを個数分用意して、輸送中の圧迫によるダメージを気にしなくても済むようにしただけの話。ちょっとオシャレでしょ?

で、ここからが本当に例のゴーグルである。




これだ!!

・・・あれ?見た目はOAKLEYより地味で垢抜けないし、レンズはミラーもないただのオレンジの、このどうでも良さそうなゴーグル?
そうです!
これが、すべてにおいて最上級の性能を持ったスーパーゴーグルなのです!見た目以外は。
んで、お値段も超スーパー、OAKLEYの並のゴーグルなんか足元にも及ばないベリーエクスペンスィブな代物なのです!お値段なんと35000円(定価)!!!高い!!!!!

んで、どこにそんな価値があるのかって・・・




このゴーグル、SWANSのRUSH-XEDというシリーズのもの。
SWANSと言えば山本光学、つまり日本のメーカーでかなり古参である。安心の日本製ではあるが、アイウエアといえばOAKLEYのσ(^^)がそれだけでこのゴーグルを買うワケがない。
そう、このゴーグル・・・なんとヒートレンズ搭載なのである。
その名の通りレンズが発熱し、不快極まりないレンズ内部の「くもり」を強制的に消してしまうという、世界唯一のハイテクゴーグルなのだ。それ故に、写真のようにコードで繋がった外部バッテリーが標準装備されていて、通電しておく必要がある。イメージ的にはクルマの熱線入りリアガラスに近い。

さて、大枚はたいて見栄えもパッとしないこのゴーグルを買う価値があるほど「くもり」はウインタースポーツの天敵なのかといえば、確実にYESである。

ある程度の値段以上のゴーグルに標準装備されているダブルレンズ。そもそもこのレンズは「くもり」を減らすために装備されている。内側と外側のレンズの間に空気の層を一段階もうけることにより、急激な湿度や気温の変化による「くもり」を減らせる構造、これがダブルレンズだ。
しかし、時にはダブルレンズをもってしてもどうにもならないような状況に陥ることがある。湿度の高い大雪、猛吹雪の中でフェイスマスクをしているとき、息が入ってレンズ内側がくもってしまう・・・あるいは暖かいレストハウスから寒い外へ出たとき、濡れたままのニット帽にゴーグルを「上げて」しまっているときなどは、下手するとダブルレンズの間がくもってしまうこともある。全ては気温の差と湿度の高さが招いてしまう現象だ。
こういう状況になってしまうと、ダブルレンズのゴーグルも意味がない。くもってからでは遅いのである。何しろ、ゴーグルの内側は「くもり止め処理」されており、絶対に拭いたりしてはいけない禁断のエリアなのだ。くもりを取ろうとしてタオルでごしごし・・・その瞬間、非可逆的な傷が付き、そのゴーグルの視界は死んでしまうのだ。そう、散弾銃でも破壊不可能と言われ、実際傷つきにくいOAKLEYのレンズであろうと、それは外側の話。内側、それはそれは超デリケートなDon't touch this領域なのである。

さて、話を戻してこのRUSH-XEDである。
たとえレンズ内側の禁断のエリアがくもってしまったとしても・・・スイッチオンで即加温。強制的にくもりを除去してしまえば、拭く必要はない。そう、吹雪の中転倒してゴーグルが雪まみれ・・・なんか、最低最悪なシーンだ。普通はもうゴーグルは使い物にならず、ただ見えない恐怖だけに支配されてゲレンデをずり落ちるハメになるところだが・・・このゴーグルならば、少なくとも加温し続けることで視界の復活が期待でき、ふたたび吹雪の中に身を躍らせることが可能になる。
それくらい、視界というヤツはウインタースポーツにおいて重要なファクターなのである。

そう、先シーズンのあの伝説の大雪、我々は全国有数の豪雪地帯でスキーをしていた・・・気温は高く、ぼたん雪が大量に、視界を埋め尽くすほど降りしきる中のスキー。湿度と絶え間ない雪のせいで、ゴーグルは常にくもり、視界は真っ白・・・
まさに恐怖であった。なんとか打開しようと思わずゴーグル内部のくもりや水滴を拭いてしまうこと幾度か・・・
この行程で、OAKLEY最強ゴーグルであるWisdom(廃盤品で再入手不可)の内レンズが傷だらけになってしまったのである・・・後悔してもしきれないあの日。あのとき、あの場所・・・
あの場所。シャルマン火打。我々は去年と同じ日に、あのスキー場に立つのだ。あの日完膚無きまでに打ちのめされたあのスキー場にリベンジを。今度こそ、そのために・・・

はい、長くなりましたが、そんな理由で購入しました。
まだゲレンデで使用していませんが、滑ったり歩いて登ったりするバックカントリー愛好家の間で絶賛のこのゴーグル。買いに行った日に店員が言ってました。「八甲田ツアーで使用した人が仲間を連れて買いに来た・・・」マニアックだけども、間違いない一品。普通に滑って遊びたい人にはまず不要の一品。登りはリフトしか使わない似非な我々でも、視界の重要性は十分すぎるほどわかっています。

う〜んと、文章にまとまりも脈略もないな・・・何が言いたいかっていうと。
「とりあえず安比高原スキーで試してみたい」
以上です。

ただ、ダブルレンズのゴーグルが用をなさないほどの状況って、今まで生きてきて数回あったかどうかってレベルなんですが・・・
まあ、備えあれば憂いなしを地でいく一品なので持っていて損はないはず。
普通の状況では、当たり前ですが視界も広くて見やすくて格好も良いOAKLEYを使いますよ。

あくまで「緊急用」ゴーグルなのですから。
(ああ、早く試してぇなぁ(・∀・))

Comments
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01月02日 新年厄払い休み
12月31日 2015総括
25日 ベリークルシミマス
22日 今年最後の休み終了、...
03日 また警察の世話に。。...
11月28日 後悔先に立たず
27日 空き巣被害に遭いまし...


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