ま〜たやってしまった・・・
シャルマンツアーを終えてから、なんだか何もやる気にならなくなっちゃったんだよね。
悪い病気だな(-.-)y-~~~
んで、書こう書こうと思ってもう半月前になってしまった安比の記事も書かずじまいだった。時が経つほどモチベーションが下がるっていうのは過去の経験上わかってるというのに、だ。
いつのまにかキーボードを打つのが苦手になり、タイプミスが増えたからいやになった、というのもある。
また、ツアー中X10タンで写真を撮らなくなったので、動画だけになっちゃって記事にしづらい、というのもある。そもそもツアー中は滑ってヒャッハーしているだけなので、それを文章だけで表すのは難しいのだ。
というわけで、文章で書くと「概要」で終わってしまう。
なので、ビデオカメラからキャプチャ画像を引っ張ってくるパターンとなる。
今回の安比高原ツアーは、去年の気候的に最悪だった「志賀高原with親戚」に次ぐ第二弾として計画された親戚と一緒に行くスノーツアーである。
我々家族にとって去年が「当たり」だった安比高原は、鉄板であり、また頼みの綱でもあった。現に、去年の安比は17年ぶりのスキーをしたBrobonをも快適なライディングへと導く、良質の雪に恵まれたのだ。
そして、この日は早朝から「横浜が雪」であった。
首都圏が悪天候になるとそれは冬型の崩れを示し、雪国では寒さが緩みやすい。雪も降りにくくなるということで、あまり歓迎すべき天候ではないのだ。一抹の不安を抱えつつ、新幹線で盛岡へ・・・
不安は的中し、車窓からみる真っ白な銀世界は、埼玉をピークに終わった。
盛岡駅周辺ではそれこそまともな雪は見あたらず、路面もドライであった。ようやく雪が路面に残り始めたのは、安比高原最寄りの松尾八幡平インター付近からである。この時点で、ある程度の諦めが付いた。
この日はホテルチェックインから昼飯を食べ、そこからの滑り出しである。
初滑りであるメンバーもいるため、ゆっくりとしたペースで固めの圧雪バーンを楽しんだ。
これからの滑りに不安を抱えつつ夜になると、雪がちらつき始めた。
どうやら、首都圏に雪をもたらした雲が北上してきたらしい。これは期待できるかも?
バイキングレストラン「アルベルク」で夕食。
安価なディナー代名詞のバイキングだからと侮る無かれ。予想以上に素晴らしいメニューが多く、特にズワイガニに関してはみずみずしくてメチャクチャ美味い。机の上がカニ汁でびしょびしょになるくらい食べまくってしまった。
その後、ほろ酔い気分で普段は使うことはまずないであろう「バー」へ。
ソファで寛ぎながら、久々の本格カクテルを愉しむ。σ(^^)はサイドカーを注文したが、よくバーに行っていた大学生時代を思い出してしまった。
ほどよく酔っぱらったところで、明日のためにお開きということになった。
翌朝・・・
ホテルの外は、雪であった。しんしんと積もっている。
これは・・・パウダーチャンス到来なのではないか・・・!?
ゲレンデ出口の雪を確認して、確信に変わった。行かなければ・・・!
その日はσ(^^)だけ午前中は単独行動した。いち早く誰も滑っていないセカンド安比方面でパウダーを頂くためだ。その結果、当たりだった。しっかりと積もったパウダーは、久々にヒャッハーさせてくれた。
(滑走中はだいたいカメラを回しているが、静止画で載せられる画はあまりない)
午後は、親戚たちと合流、まったりと流して終わる。
一日が終わる頃、晴れてきた良い感じの安比高原スキー場。
予報によると、明日も雪だとか・・・もしかすると、もしかするかも?ただ、明日は帰宅しなければならないので午前中勝負だ。
その日の夕食は和食のコースだった。
写真は1500円プラス(!)で食べられる前沢牛の焼き肉。当然美味だったが、ホテルの割り増しメニューというのは本当に高いと思う。でも、毎日地ビールにご馳走、と普段の生活からは考えられない贅沢を満喫できる。
旅というのは、あまりカネを惜しんではいけないのだ。
結論から言うと、最終日はさらに当たりだった。
二日間でかなり積もった雪は極上のパウダーで、それでもアスピリンスノーと言うには若干重めの雪ではあったが、最高のライディングができた。ただ、多少吹雪だったこともあり、視界はあまり良いとは言えない中ではあったが。
最後は時間に押されて終わってしまったが、かなりの未練が残る雪だった。
(まあ、σ(^^)だけなんでしょうが・・・)
去年に続いて今年も「当たり」だった・・・いや、今年の方がσ(^^)的には当たりだった安比高原。
また来年もここでパウダーが味わえることを、切に願っている。
帰りは快晴、気温も上がったことで、パウダーも緩んでしまうことだろう・・・
そして盛岡では恒例の焼き肉&冷麺を食しに「食道園」へ向かう。
盛岡市街は日曜だというのに、あまり人が歩いてない印象で閑散としていた。前はもっと人がいたと思ったのだが、こんなものだったっけな?
焼き肉と酒に舌鼓を打っていると・・・
なんと、ここでもかなりの雪が降ってきた。
最後の最後まで、未練を残させてくれる演出だ。
雪質もよく、去年の失敗だった志賀高原ツアーの悪い部分を払拭できたであろうこの安比ツアー。
久々に味わえた極上パウダーとともに、深く記憶に残った旅であった。
滑走動画などは後日アップしようと思う。