タイトル

雑記にするまでもない一言 ≒  『 この雑記は、週1回・月4回以上の更新をするように心がけています(心がけ低っ)・・・ ('A`)y-~~~ 』
◆ 2014年08月04日(月)  腹も壊れて、タブも壊れた(過去形)
ここんとこの猛暑、俺様に着実にダメージを与えていったわ!

ある日、暑くてやばい→帰ってソッコービール&おつまみ(一口コロッケ)→食欲ナッシン
ここで、あろうことか夕食を事実上抜いてしまい、そのまま寝るまでいろいろとがぶ飲みタイムで過ごしてしまった。
んで、夜もムシムシとしていたもんで、クーラーon!で、就寝!
真夜中に暑くて目覚める・・・クーラー強めて就寝!

明くる朝・・・初っぱなから下痢タイム。マジで水。とりあえず気分悪かったりはなかったので出勤。

職場にて、汗かいてるうちになんとなく誤魔化される・・・が、腹がゴロゴロで水分補給もままならない、軽い脱水症状。当然、昼飯がのどを通らないので、野菜生活のパックだけ飲んで休み時間は寝ていた。
午後・・・食べ物を採っていないため、パワーダウン。ふらふらで炎天下。
助けを借りつつ仕事終了、即帰宅。

家にて、当然腹の状態はダメ。コンビニで買ったビフィズス菌飲料を飲んで、水分補給しつつだましだまし・・・ウィダーインゼリー的なもので食事の代わり。
あとはひたすらベッドで安静・・・・

次の日、トイレタイムで確かめると治った感じだったので、昼飯は家系ラーメン(←バカ)、当然、速攻で胃がもたれる。
汗だくで帰って、肉野菜炒めとビールタイム・・・しかし、肉野菜炒めがキツい。のどを通らない。ビールで流し込むも、ビールもきつい・・・残そうかと本気で思ったくらい。無理矢理食う。
このあと寝るまで胃の違和感との戦い。無理して食べたのはまずかったのか・・・でも、食べないと夏の仕事はもたない・・・

んで、今日。相変わらずエアコン関連で夜中起きたりしたけど、腹はがっちりガードしたので大丈夫っぽい。
だが、NEXUS7が起動しない。なにをどうやっても起動しない。こ、壊れた?まだ二年ローンの最中なんですけど・・・ネットでいろいろ検索するも、コレという方法なし。途方に暮れる。

とりあえず応急処置「充電しっぱなしで放置プレイ」をしつつ出勤。コレでダメならサポートに電話かな・・・
職場、暑い。マジで食欲ないけど、昼飯をお茶で流し込む(油少なめのメシ)。午後も何とか乗り切る。
帰り際、だいぶ調子が戻ったようだが、油断は禁物、友達とガストで「アボカドマグロサラダライス」的なおなかやさしめメニューを注文。予想外に旨くて余裕で平らげる。余談だがガストは数年ぶりだった。
家に帰ると、なんとNEXUS7が起動できるようになっていた!
ヽ(´ー`)ノ ←イマココ

みなさん、夏の暴飲とエアコンとスマホ・タブレット系の暴走には注意しましょう!
神奈川県からのお知らせでしt
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◆ 2014年07月31日(木)  2014廃ツアーその5「上田市を選んだ理由」
最近、うだるように暑いのもあるけど・・・アレだ、「龍が如く3」の実況動画見ていたら飽きなくてね・・・軽々と一日二日消費しちまったい。
ここ二年くらいゲームしてないけど、プレイ動画を見るのは楽でいいんだよねぇ・・・
(-.-)y-~~~

それはそうとして、ようやく「2014廃ツアー」も終わり。
なんだかんだ、旅した日から一ヶ月近く経っちゃった。


さて、我々は一日目の探索を終え、上田の山奥にあるほぼ唯一と言っていい宿をチョイスし、宿泊したのだが・・・



「雲渓荘」という宿。
なんと、ド平日だったのもあるが、貸し切りであった。
おまけに、掛け流し温泉もあり、部屋も悪くない。一泊二食、それでなんと、一人6000円(!)という超リーズナブル価格だった。
翌朝チェックアウトの時にスタッフの女性に話を聞いたところでは、上田市が経営に関わっているからこの価格でやっていけるらしい。なるほど・・・ちなみにそのスタッフは、ここの環境に惚れ込み、夫婦で横浜市から越してきたようだ。都会から山奥に・・・まだ働き盛りの夫婦にして、かなり思い切った選択だっただろう、しかし、羨ましくもあった。都会の単調生活もつまらんぜよ・・・(´・д・)

話がそれたが、今日もルーテシアで元気よく走り出した我々。
まずは、廃といえばこれでしょ、という物件へ。




そう、廃道である!
っていうか、このシャレオツな車と廃道のコンビネーションがたまらんね!
ちなみに、簡易的な「立ち入り禁止」看板があったが、ゲートらしいゲートがなかったので、車で一番奥まで入れてしまった。ルーテシアで廃道を走る、という貴重な体験ができた(レンタカー屋さんごめんなさい)。




ここは、四十八曲峠という峠道(長野県道55号線)の旧道。
ご覧のように旧隧道はフェンスで固く閉じられている。
まあ、時間的にも今日はレンタカーを東京に返さなければならないため、探索する時間もなかったのでよし。




内部は・・・特に崩落などもしていなし、閉鎖する理由が思いつかないくらい上々な様子だが、まあ、それ以外の理由もあるのだろう。
まあ、緑美しい廃道にひっそりと隧道が佇む、その風景に身を置くだけでも我々は満足するから、いいのである。

どうやらここは「冠着山」の登山口でもあるらしく、案内板と東屋のような休憩スペースがあったのだが、どちらも使われているかは謎の荒廃具合・・・




東屋のなかでは、どうやら「キメて」いた連中が居るらしい証拠が落ちていた。
ドラッグの小瓶と、脱脂綿、酒の空き缶・・・危険だ。危険な香りがする。
夜中は盛り場にでもなるのだろうか・・・けっこうな山の中なんだけど・・・

よく見ると、道ばたに毛虫がたくさん落ちている。
どうやら、ここに生えている桜から落ちてきたようだ。ゾッとしない光景だ。
時間のこともあるし、とっとと退散しよう(-.-)y-~~~




続いて、篠ノ井線にある「冠着駅」にやってきた。
何故やってきたかって?・・・ここは、秘境駅訪問家牛山氏による「全国秘境駅ランキング」にランクインしている駅だから、である。
しかし・・・写真のように駅舎は新築されてしまい、秘境駅っぽさはあまりない。
たしかに、周りに民家はなく、昔は駅前売店かなにかだったであろう廃屋が一軒あるのみだが。




線路も複線であり、完全電化されていて、ただの地方路線としか思えない。
秘境駅ランキングの詳細も「古びた駅舎が良い感じ」とあったので、新築された今は、ランク入りもしないかもしれない。
(まぁそもそも、ランキングも150位以下だったんだけど)

その後、昼飯どころに行く道中にある、道すがらに堂々と建っている有名物件へ。




聖高原という観光地にある、聖湖沿いのメインストリートにどーんと放置されている、「ホテル聖」の廃墟。
巨躯の建物があまりにも堂々と廃墟になっているため、有名物件になってしまったようだ。
当然のように「立ち入り禁止」のプレートが。




正直、こういったホテルの廃墟は恐ろしい。
大塩温泉の川代館でも書いたが、必ずどこかの管理物件であること、それと暗闇のそこに巣くう不気味な生物たちのことだ。
解放されていても入る気はしないが、コレに好きこのんで侵入する廃墟好きもいるというから、世の中広いものだ。




これはホテル敷地内だが、建物外部にある倉庫のような建物の内部を撮影したものだ。
まあ物品も残った、荒れるに任せた廃墟のよくある光景だが・・・
右上の黒い点々・・・あのムシである。廃墟、洞窟などでよくみる、ピョンピョン跳ねてキモいアレである。
これだから、廃墟は進入したくないのだ。

さて、有名物件を外部から観察し終わった我々は、廃巡りを終えたことになる。
このあと、最後の寄り道をして、帰ることになるのだ。
その寄り道とは・・・




そう、漫画喫茶「I LONE 遊」上田店である。
なんでマンキツ?そう、ここは・・・今年の冬、あの記録的豪雪のとき。高速道路完全封鎖、おまけに碓氷峠立ち往生で帰れなくなった我々が、藁をも掴む思いで宿泊所に選んだ漫画喫茶なのだ。
あの夜はあらゆる宿泊施設がすべて満室になってしまい、ここしかなかったのである。でも、ここのリクライニングソファーで一眠りできたことで、次の日に無事14時間運転ができたのだ。

そう、今回の廃ツアー、そもそも上田を選んだ理由はこの漫画喫茶に再び来ること、が当初の理由だった。そして上田周辺のスポットをつなぎ合わせていったのだ。
普通は二度と使わないであろう、宿泊のために作った会員カードを再び使うことができた。
なんとなく、満足した我々は、今度こそ東京へ進路をとるのだった・・・

夏のツアーにレンタル外車、楽しみが二倍になった旅となった。割引のキャンペーンなどがあれば、このスタンスで次からもやっていこうと思う。
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◆ 2014年07月29日(火)  ダラ厨
閑話休題。書き殴り系です。
なんだかんだ言って毎日暑いので、帰ってきたらビールかっ食らってマターリモードですよ。長々しい雑記はちょっと書けないっすよ(-.-)y-~~~
んなこと言いながら、休みの日だって予定ないときは窓全開で風通しまくりな感じだけども、結局暑くて何かする気力を奪われるんですねぇ。
ってか、暑くなるとアレだね、帰ってから自炊する気力さえも奪われるね。
安売り総菜で済ませるのがマジで楽ッ!楽ったら楽ッ!!
でも、総菜は揚げ物多いし、栄養微妙だから気をつけないとね・・・(´・д・)
この時期、水分必須じゃないっすか。スーパーでお茶系+野菜ジュース系をしこたま買い込んでくるのに、重いの嫌だからバックパック背負っていったよ。部屋着にサンダルでアウトドア系バックパックって奇妙だよね。楽だったけど・・・
アレだね、σ(^^)が株とか外貨買うと下がって、売ると上がるっていうパターン、マジで多いんだけども・・・「おまえは向いてないからやめなさい」っつー神の暗示ってことでOKなのかな?イマイチ腑に落ちないんだけれども。まあ、含み損含めてガッツリ塩漬けるからいいんだけどもね・・・
買ったばかりの、ようやく買えた靴を間違ってガレ場歩きのツアーに履いていったのが運の尽き・・・ボロボロになったんだよねぇ。シャレオツな靴だったのに、マジでちょっとへこんだわ。
そんな感じでなんか全然良いことないんだけど、まぁ雑記長文はしばらくツアー雑記になりそうなんで、よろしこ。
んん〜空きっ腹にビールってそこそこ酔えるもんだね。
熱帯夜、毎夜ドライ運転か送風で済ませるか、迷っておりますヽ(´ー`)ノ
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◆ 2014年07月26日(土)  2014廃ツアーその4「夏の廃ゲレンデ」
ちょっとシャレにならない猛暑が続いておりますね。
なんでも、けっこうな数の病人や死者まででているとか・・・日本の夏は恐ろしい季節です。

さて、宿泊研修があったり東京にお買い物したりしてぜんぜん消化できなかったツアー雑記を消化していきます。


我々は、次なる目的地へと山海に車を滑り込ませていくのであるが・・・



こんな道である。
勾配は最大で17%というド級の坂、あまりみないような(写真の)くねくね道注意の標識。
カーブと足回りが優れているルーテシアだからこそこんな道も苦にはならないが・・・




田舎みちにひょこっと建っている電柱。こちらでは見かけないようなガイシがこれでもかと使われた構造が面白い。
町中の送電線よりも高圧電流を扱っているのだろうか・・・?


林道〜スカイラインと、くねくねする道をかなり楽しんだころ、突然にそいつは現れる。




停車してからの写真だが、左の道ばたに、なにかさび付いたモノが見えるであろうか。
ここは深い山中。事前にGoogle先生により情報を得ていたものの、やはり驚きとともに発見に至ったものは・・・?




通りからこんなに近くに、トラス状の鉄構造物が見える。
この時点でわかる人には一発でわかるだろう、山の中、そしてこのカタチ。
我々は感嘆の声を発しながら、カメラか片手にじわじわと近づいていく。




そう・・・なんと、スキー場リフトの遺構である。
きれいに真っ茶色に錆び付いてはいるが、緑の海の中、カタチはそのままにじっと佇んでいる。
よく見ると、搬器(イス)もついたまま、ほぼ完全な形で錆び付いているのがわかる。

ここはかつて「浅間温泉スキー場」として営業していたスキー場の遺構だ。
廃止年月は定かではないが、40年ほど前には廃業していたというので、その間、ずっとここにこのリフトはあったことになる。




この廃リフトは、機能していた時のままの姿で山の中へと続いている。
構造的に見て、最初に見たのは「降り場」であるので、架線沿いに歩く。
とはいっても、手入れされなくなって相当経っているので、基本的に森の一部だ。歩きにくいし、何よりもアブだかハエだかの羽音が周囲に地鳴りのように常に鳴り響いていて若干不気味である。
(結局この羽音の正体は最後まで不明であった)




鉄塔や搬器を巻き込んで生長している木々。
これをみると、本当に40年経って居るんだなと納得させられる。
幼い頃からスキーをしているσ(^^)でも、なかなか見ないような古い形式のリフトだけに・・・いや、もう今後はこういったトラス鉄塔むき出しのリフトはなくなる一方なので、撤去されずに残っているというのは貴重な遺構なのではないかと思う。




リフト架線をかすめるように立派な立木が生えている。
リフト稼働時は、完全に周囲は借り払われているはずなので、この木は廃止後に根付いたものと思われる。「廃美」とでもいうべき構図だ。
そして、緑の木々と錆び付いた遺構のコントラストは、人間の営みと自然の生み出した芸術作品である。これはもう、現地に行かなければわからないであろう。事実、金を払って楽しむはずのテーマパークや美術館よりもずっと楽しんでる我々がいるのだから・・・




シングルリフト一本分・・・というと、滑走なら瞬時に終わってしまうところだが、夏の森と化したリフト一本は長かった。
乗り場の様子はと言うと・・・完全に木の土台になってしまっていた。
写真左隅に見える小屋はリフト機材を置いていた小屋で、オイルの缶やドラム缶がそのまま残っていた。





乗り場の鉄塔真下に、降り場では見られなかった動力(ヤンマーディーゼル製エンジン)が遺棄されており、40年経った今でもオイルのニオイとともに居る。このあたりは、前回の廃ツアーで見た(レポしてないけど)廃ロープウェイ遺構に通じるものがある。オイルのニオイって風化しにくいんだなぁとしみじみ。
この巨大なエンジンも屋根に覆われていたであろうが、その部分はすっかり朽ち果ててしまって、今やエンジンはその重厚な体躯を風雨にさらすのみである。




我々は「アホ」である。
このためにゴーグルとニット帽を用意してきたのだ。
そしてあたかも現役のリフトのように「乗降シーン」を撮影した。う〜ん、アホだ。
搬器が来て「はい、どうぞ〜」と対応するスタッフと、リフトに乗ろうとする客の図である。
(実際に荷重はかけていないし、ほとんど触れてもいない。遺構を故意にいじったり破壊したりするのは廃を愛する者として絶対にやってはならないことである)
誰もいない深い山中、このシーンを撮影して馬鹿笑いしていた。




なお、この乗り場周辺には写真のような「年代物の缶」がいくつか落ちている。
どれも40年前のものではないようだが、相当な古さを醸し出している。




乗り場付近の搬器は、まだ座る部分の板が生きているものがあった。
まさしく40年の風雨に耐えた「生き様」を見せつけてくるようで、頭が下がる思いだった。これからも、いつか朽ちるその日までこの姿をとどめておいて欲しい。スキー場を愛する我々は心からそう願ってやまないのだった。
(実際、山奥で地味な物件のためか、破壊行為や落書き行為をするDQNも来ないらしく、非常に良い状態であるのが何より救いだった)

さて、雨もぱらついてきたし車に戻るか・・・
しかし、下っても長い森の道を登り返すのはかなりきつかった。汗だくで息を切らせながらじっくりと登っていくしかない。
途中でいくつも鹿の糞の集合体を見た。鹿が多い山なのだろう。出会うことはなかったが。


山と廃リフトを満喫し、汗を拭きつつドリンクを飲みながらリフトを見下ろし余韻を愉しむ。人の全くいない空間。廃の醍醐味である。
このあと今宵の宿に向かったのであるが、その途中で「現役スキー場」に立ち寄ったので比較がてらご覧いただこう。




ここは「番所ヶ原スキー場」という現役の小さなスキー場だ。
やたら新しいペアリフトは最近掛け替えたらしく、廃リフトとの40年の差が顕著に表れている。
(新しいリフトは搬器が脱着可能なため、シーズン外は外してある)




乗り場の様子も全く違う。強度の高いコンクリートでシンプルに作られ、動力もその上にあって目立たない。ある意味、味気ない。廃リフトに見られた「ここをコイツで支えてます」感もないし、時代が進むといろいろつまらなくなってしまう。

シーズン外のスキー場を新旧で堪能した我々は、いよいよ雨が降ってきた夕刻の山道を、宿へと向かうのであった。
次回完結。
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◆ 2014年07月21日(月)  2014廃ツアーその3「夏の休止県道」
ツアー雑記消化週間。

我々は国道沿いにある「大塩温泉廃墟群」から車を走らせた。
梅雨時期なのに非常に良い天気だ。んで・・・暑い。

フランス車はクーラーが効かない、という噂だったが、このルーテシアに関しては杞憂に終わった。クーラー気持ちいい(・∀・)ノ




車を走らせること十分ちょっと。次の目的地は同じ国道沿いにある。
場所は三才山有料道路の料金所前。なんのことはないパーキングエリアっぽい駐車場があるだけの場所だが・・・
写真中央の奥、ゲートが見えるだろうか?ここは「地図上」では長野県道464号線が合流する場所である。
ということは・・・休止状態の県道だ。廃道ではないのは、地図から抹消されていないためだ。




ここにはバス停があるのだが・・・ご覧の有様だ。
平日のみ、一日二本のみというちょっとありえない時刻表が目に付く。
これでも、あるだけマシなのだろうか?利用者はいるのだろうか・・・車社会ゾーンなだけに、謎である。
バス停表記の病院はここからまだけっこう歩く。車は歳で無理だから、とバスを使うような人には無意味なバス停かもしれない。




休止県道とは表向きで、実際は写真の通り、完全な廃道状態だ。
天気も良く、気分の良い山歩きのような雰囲気で歩く。頭上では小鳥がきれいに囀っている。耳をすますと蝉も鳴いているような・・・山って良いなぁ、としみじみ思う。
(ザックから出ているアンテナのようなモノは、一脚に取り付けたアクションカムである。上空目線から探索の様子を記録しているのだ)




電波塔らしきものがあり、その管理のために使われているのかもしれないが、アスファルトが剥がされた部分もある状態の道は、まさに廃道。
徒歩で行ける範囲では特に見るべきものもなかった(ガードレールとカーブミラーが一基のみ)が、ハイキング気分で天気の良い廃道を歩くのは気持ちが良かった。
県道464号線は、この9キロあまり先の武石峠まで通行規制区間は続く。徒歩だと2時間はかかるだろう。

さて、昼時となったので・・・松本市内でチェックしておいた店へと向かおう。




ここ、「おきな堂」は、松本城すぐそばにある昔ながらの洋食屋さんといった趣の店だ。
ぐるなびで探したのだが、そこそこ評判が良かったので利用することにした。
余談だが松本市内は狭い道と一方通行がやたらと多く、ここにたどり着くまでに少々時間を食ってしまった。




店内は、大人の喫茶店というような落ち着いた雰囲気で悪くない。
なにやら木をくり抜いたような凝ったスピーカーからは、ジャズが静かに流れている。
注文してからけっこう待たされるが、こういった雰囲気も味わうと考えれば待ち時間も苦ではない。
客入りもなかなか良い様子だった。




ワンプレートの洋食セットを注文。
デミグラスソースが絶品の旨さだったが、あまりかかっていなくて残念至極であった。味付けは控えめで、まさに素材のうまみをを生かした味付け。塩辛く油っぽいファミレス洋食のイメージとはまったく違う・・・ただし、お値段はちょっと高めである。
たまにはこういう店で寛ぎつつ食事も悪くないだろう。




さて、腹を満たした我々は・・・いよいよ、今回の廃ツアーメイン物件である場所へとルーテシアを駆るのであった。
場所は・・・「美ヶ原高原」、涼しげな高原である。う〜む、暑い夏に、一服の清涼剤となるのだろうか?
そして、そこへ行くまでの山道で・・・ルーテシアの運転の愉しさを知ってしまったのだ。

次回は、夏なのにこんなところに?という物件を紹介しよう。
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