タイトル

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■2009年12月12日(土)  晩秋、透き通る空
先日の冬の雨。
そして今日はやや暖かい、日よりの良い一日となった。
今日は先日の雨がすべてを洗い流したかのように、目に映る景色すべてが美しい色彩であった。どこまでも空気は澄んでいた。空気中の塵という不純物が消し飛ぶとき、目に映る物はフィルターを介さない、真の姿を見せるのである。
この季節は大好きである (´ρ`)



銀杏。なんという素晴らしい木だろうか。
並木にもなっていて、公園などにもよく植えてあるが、春は桜、秋は銀杏といってもいいくらいに抜群の美しさを持つ。前進を黄金に染め、そしてはかなく散りゆくのみ。その落ち葉は、そのどれもが可憐なひとひらの花びらであるかのように。



今日は特に視界が良かった。おそらく、このマンションに上ってここまで視界が開けたのは初めてである。間違いなく、いつもの風景よりも一段階向こう側が見えていた。そこは、特別なときしか観られない魔法のベールの向こう側。

夜。
天を仰ぐと、この近辺では考えられないほどの星が見えた。いやしくも首都圏でありながら、これほどの星を目にできるとは思わなかった。人里離れれば、こんなものではないだろうが、ウチのベランダからこの星々が見えたのは、感激であった。
ぜひ、ビッグ・フォトでご覧いただきたい。
(ISO100、シャッタースピード30秒、マニュアルモード)
普通首都圏ではカメラにはほとんど写らない夜空の星々。この写真には肉眼で見るよりもたくさんの星が写っている。肉眼では「オリオン座と周りの星」くらいであるが、写真にするとオリオン座が目立たなくなるくらい、星が無数にある。
なお、画質調整で明るさとコントラストを上げてあるが、限界まで上げるとわけがわからないくらいたくさんの星が写っている。人間の目は光りにごまかされるが、レンズはあくまで正直である。
余談だが、星がぶれて見えるのは、シャッタースピードが30秒のため、地球が公転してしまっているためである。たとえば30分にしたならば、光の帯で包まれることだろう(我がカメラの最大は60秒)。

目に映らないがために、都会での星は少なく見られがちだが、実は我々は当然のように数え切れない星々に毎夜包まれているのだ。
(ちなみにこれ以上のものを撮ろうと思ったら、天体望遠鏡や町の光をカットする特殊なフィルム、シャッターレリーズなど、専門的な機器が必要になる。一般的なカメラでさっと撮れる写真はその程度の物である)

こうした季節の移ろいを感じるたびに、自然に感服するのであった。
コメント
  • ボム(2009/12/15 20:37)
    旭川素晴らしかったぜよ。元気がコボのキャラに模様替え。頼む、ジム行こう、主任!!!!!
  • 絵寝(2009/12/15 22:15)
    北海道いいなぁ。ジム、なんとか行ってますw
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■2009年10月10日(土)  台風過ぎて
超大型勢力の台風18号、結構な駆け足で通り抜けてくれてよかったですね。
我が関東南部も夜中に吹き荒れ、いつのまにか終わってましたという感じ。朝の交通機関は大変なことになったようですが(←休みな奴)。

さて、いつも通り写真でうんぬんかんぬん。



σ(^^)がここ2年くらい、ナイキスニーカーに変わって愛用している「DRAGONBEARD」の新しい靴を買いました。靴箱いっぱいなので、10〜20代初頭の思い出のあるぼろいブーツと、20代中盤の思い出のあるナイキのエアフォースワンを捨てました。
いつまでも取っておいても履くわけじゃないし、思い出は写真だけにとどめておきます。



そうそう、バッテリー充電で見事息を吹き返した我が放置バイク(…)Skredですが、始動してみてやはり気になるのが「排気音」。
社外マフラーを使ってるのでしゃあないんですが、甲高い金属音がうるさい。う〜む。エンドバッフルを取り出しても、手だてがないし・・・ノーマルに戻す?いや・・・マフラー7万もしたんですよ(´;ェ;)



台風が過ぎ去った後は、すばらしい夕景に出会えました。
雲が作り出すアートも魅力ですが、この「空」そのものの色というのも本当にすばらしい。
写真加工一切なし、天然の美しいグラデーションをとくとご覧ください
■ ここをクリック ■
自宅からこれがみえるσ(^^)はかなり写真的に恵まれてると思います。



久しぶりに三崎に「ちろとてちん丼」を食べに行きました。
毎年夏に海水浴の後三崎に寄るんですが、時間帯的に店がやってないので本当にしばらく食べてませんでした。う〜ん、やっぱこれだな〜 (´ρ`)



海鳥が海辺に集まった小魚をねらっている、の図。
観光客が見守る中、この海鳥・・・なかなか手が出せずにいやがんの。
水が苦手なんでしょうかね(笑



「うらり」横にはいつもの通りクルーザーオーナー達の見せびらかしが行われていました(・∀・)
豪華なクルーザー(億以上?)のデッキで、普通のおっちゃんがにこにこしながらビール飲んでやがりました。おまいら、どんだけ金持ちやねん。
・・・格差社会ですね。ハイ。



かの安藤広重も絵に描いたという、秋谷海岸名物の岩。
国道134沿いにあるんですが、突然ある上に非常に場所が狭く、駐車場も満車。夏は海水浴客でごったがえすそうですが、この時期でも磯遊びする家族連れが多かったっすな〜。

■ amazon依存症候群


いや、まぁ依存というか。最近立て続けに買い物してしまいまして。
ネットショッピングってamazonやるまで無縁だったんですが、便利きわまりない。品物を探しに店に行って「やっぱ無かった」って無駄足がないし、なによりもワンクリックで翌日か翌々日にきちんと届くし2000円以上送料無料だし。
もう、店いらないんじゃないっすか?っておもっちゃうほど。



左:アキバに探しに行っても無かったコールオブデューティ4を買う(これでXBOX360ソフト5本目)ついでに、なんだか「そういえば10年くらいCD買ってないなぁ」なんて思って、なんとなく吟味した結果なぜか「ZIGGY」のベストアルバムを買ってしまい。
右:次の時は、ニコニコ動画で何気なく見た「聖飢魔II」の動画ですっかり似非信者になって(そもそもハード/メタルロック好き)買ったベストアルバム。十年くらい前にラジオで耳にして以来、気になっていた歌があり、それが収録されているようなので懐かしさもあり・・・。ついでに幼少の頃観て、今でも覚えてるくらいインパクトのあった映画「少林寺三十六房」のDVDがあったんで(前から購入迷ってたのもあって)、ポチっとなしちゃいました。
なんか「ああ〜懐かしいな〜」という気持ちは購入動機に繋がりやすい気がします。

いやいや、簡単に買えすぎるのもイクナイ。
クレジット決済なので金使った気がしないのも危険。
でもまぁ、水も買えるし電化製品もソフトも買えるし超便利ですよぅ(゚д゚)
コメント
  • 肉追われ(2009/10/11 18:27)
    いいなぁ、三浦半島満喫Day、ソレイユ、城ケ島公園、油壷、花の国・・・見どころめっちゃぎょうさんあるで〜!!懐かしいもの衝動買いはティトも同じなり。最近マボはネットオークション出品しまくりーの繁盛しーの。筋肉はなっかなか太く強くならへん。。。。Orz
  • 絵寝(2009/10/12 21:58)
    マジで筋肉ってつきにくいし、挙上重量も変化無くなってきた。最初のゼロからだけだたなぁ、伸びたの・・・ (´ρ`)
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■2009年06月07日(日)  秩父ぶらり旅
朝、起きると晴れていた。
今日も家の工事だが、もはや外壁塗装を残すのみ。せっかくの晴れなので、外出しないとこれは損である。
進路は埼玉方面。しかし、朝早く出たにも関わらず、この日は早くも大混雑の予感が。それは、最初に立ち寄った「入間アウトレットモール」ですでに感じられた。
アウトレットモール
11時過ぎだというのに、すでにランチを取るスペースもままならないと言う始末。
むむ、これは田舎に進路を取るよりあるまい。

■ 長瀞のライン下り

なんだか先日「いい旅夢気分」でやっていた気がするが、いや、だからこそ来たのだがこの渓流で名物「ライン下り」をすることにした。
長瀞風景
ちょうどライン下りの船を載せたトラックが、次の便に備えて船を着水させていたところ。渓流には釣り人も多く、ラフティングボートも浮かんでいた。
そして川を横切る秩父鉄道の古橋(大正三年施工)が良い味を出している。

だいぶ待ったが、ようやく人が集まり川下り開始。
なんだかぎゅうぎゅう詰めにされた。経費削減だろうか、若干の定員オーバーは常の様子。

古橋下

いざライン下り中はなかなか良い景色にカメラを構えられず、古橋をくぐる瞬間に撮れた一枚。
大正三年施工とはかなり古いが、煉瓦造りの橋脚は重厚で健在。現鉄道もバリバリに利用中で、危なっかしさは感じられなかった。当然だが単線規格である。
なお、写真左には船頭のニイチャンが写っているのでトリミングした(笑


>川の両岸は、かなり切り立った崖や岩に覆われている。この岩などは過去に海底だった証らしく、長瀞を代表する風景らしい

なかなかスリリングな場面もあり、水を多少浴びることが前提である。20分弱でライン下りは終了。あっさりと終わったが、なんだかカメラに集中してしまって景色を堪能してなかったかも。
もともとカメラありきというスタイルで観光に臨むタイプなので、結構損している(笑
ライン下り終点からはお土産屋街をつっきり、バスで元居た場所まで送迎で、終了である。川の状態や時期が悪いと営業していない時もあるそうだ。
絵になる
駐車場へ戻ると、折良く貨物列車が通過した。
ちっこくて可愛い列車である。

途中に寄り道した道の駅にて
巨大椎茸 かき入れ時
>(左)この巨大椎茸はお土産に買って、家でソテーして食った。みずみずしくて非常に美味であった。
>(右)普段は間違いなく人がいないだろうと思われる屋外の店にも、今日は行列。まさに好天の日曜はかき入れ時。ちなみに黒ごまソフトは美味かった。

■ そばの花を眺めつつそばに舌鼓

ここいらはそばが結構有名らしく、蕎麦の花の畑が道から見えていた。
昼は食ったばかりだが、そばは別腹ともいうし、直行。

武甲山
この山は、秩父のこのあたりからはどこにいても見える山である。武甲山というシンボル的存在であるが、この山肌の無数の刻み傷を見ていただきたい。山頂までびっしり。
これは名産「秩父セメント」を採掘した跡であるらしい。なんだか痛々しい景色であるが、地形を変えてしまう人間の土木の力の凄さも思い知る。

話を戻して、そば。
蕎麦の花を見ながら、その場で十割蕎麦を茹でているちょっとした観光地スペースがあったので、いただくことにした。
風景 500円
#(左)写真クリックで拡大画像(ビッグ・フォト)が新しいウインドウで開きます
>(右)ここで食べられるもりそば。手打ちそば、というか手作り感丸出しで逆に好感が持てる。味は良い。

食べ終わってふと思い出した。
武甲山も凄い風景だが、もう一つ、なんかでっかいダムが視界に入った気がしたのだ。とても気になるので、訪問することに決定。

■ 谷間の要塞「浦山ダム」

ダムのあった方向に車を走らせると、撮影に良さそうな橋が架かっていたので、降車、ダム全景をとりあえず写真に収めることにした。
思ったよりも巨大で、標高も高い場所にあるため威圧感がある。
気に入ったので、ダム堤体まで車を走らせ、細かに観察することにした。にわかダムファンのσ(^^)であったとさ。
ダム全景 堤体より風景
# 両方、クリックで拡大画像が新しいウインドウで開きます
# 左右写真の矢印方向から、互いを撮り合ったカタチとなっています
>(左)ダム直下の橋から撮影したダム全景。巨大な重力式コンクリートダムであることが分かる。
>(右)ダム堤体より、遠景を撮影。余談だが、あまり影の部分を入れると日向の風景部分が白飛びしてしまうため、バランスが難しい。

なんと浦山ダムは重力式コンクリートダムで日本2位の堤体高を誇る(宮ヶ瀬と同じ!)超巨大ダムであった。わりと地味な山地に展開しているため、観光客にオープンなダムにも関わらず、肝心の観光客はほとんど居なかった。

脇には階段がある 減勢工を見下ろす
>156mというだけあって、非常に高い。東京タワー第一展望台並の高度を誇るので高所恐怖症のσ(^^)は足がすくむ。

堤体直下より見上げる
エレベーターで堤体下まで降り、脇の階段を156m上まで歩いて登ることにした。せっかくオープンなダムなのだから、利用できるものは利用したい。
だが、さすがに156mを一気に上がる階段はなかなかキツい。
息を切らしながら高度を稼いでいく。

階段より堤体を 上部のレリーフは手が込んでいる
堤体上部にあるレリーフはこのダムを象徴するものだが、なかなか作りがよい。
あらかじめ型作りされたものをはめ込んで組まれているのが分かる。
オープンな雰囲気といい、レリーフといいこのような「余裕」が感じられるのも、このダムが新しいものだからに他ならない。
我が神奈川最大の宮ヶ瀬ダムと作りも似ていれば、施工された年もほぼ一緒(98年と00年)という新しさなのである。高さもcm単位しか違わないというそっくりぶりだ。

管理施設?
ダムの名前が大きく刻まれた石が道路脇にある。
「水資源開発公団 浦山ダム」と銘打ってあるが、この公団はすでに名前を変えている。
しかし、石に刻まれた名前は当時のままであった(いちいちそんなことに費用を使っていられないのだろう)。
この写真に写る「洞窟のような穴」であるが、ひんやりとした内部にはいると施錠された鉄扉に行方を遮られる。重厚な施錠済み。
(なお、水が多い時は手前に滝が降り注いでいて進入できないようである。他サイトで確認)
かすかに見える穴から奥を覗くと、地下水のしたたり落ちる音のみが支配する暗黒のトンネルであった。管理用の通路だろうか?

かえる君
ここの鉄扉に一匹の蛙が佇んでいた。結構大きい。
手を伸ばすと、あわてて水路から鉄扉の奥に「かえる泳ぎ」で消えていった。地下トンネルの住人なのだろう。

気づくと、時間はもう夕暮れ近い。
日帰りながら秩父を満喫した旅であったが、やはり帰りは大渋滞に悩ませられたのだった。
写真はオシャレなパーキングエリアで営業していた本格持ち帰りコーヒー店で買ったアイスコーヒー。と海外のチョコレート・バー。
自分で好きなコーヒーを注いで、自分でミルクを好きなだけ足して、160円から飲める。スタバで飲むより全然お得だ。
いっぷく

今回はDMC-G1のテスト撮影もかねての旅だったが、写真の難しさも体感できた。撮れた時はベストショットと思っても、パソコンで拡大表示すると「ダメ」な事が多かった。絞りやホワイトバランスの勉強もしなければ。
今回から取り入れた「ビッグ・フォト」だが、さすがに原寸大は非常識に大きいので「半分サイズ」で掲載した。小さい写真では伝わらない迫力が少しでも伝わればいいのだが(でかい写真残さないと一眼の意味がないから・・・というニュアンスもあるにはある 笑)
(蛇足:なお、target="_blank"はタブブラウザの発展を感じたので付けました)
コメント
  • かなやん。(2009/06/09 22:19)
    おぉ、ダムいいですね。私の地元にも山奥にダムがあるので試しに行ってみようかな、カメラ持って。(・∀・)スンスンスーン
  • 絵寝(2009/06/13 18:34)
    都会の片隅に身を置く人間としては、大自然にそびえ立つ巨大人口建造物のダムって結構魅力的なのかも。ついついシャッターが。 しかし、写真撮りすぎると、アレだね。選んだり加工したり・・・めんどいね(笑
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■2009年03月03日(火)  ニコンD80
#2010年8月31日に旧雑記から移植した記事です

■ニセコ写真展・フォトグラファーYONE
ニコンD80。これは相棒YONEの愛機だ。
しかし、さほど高性能なカメラではなく、あくまでデジタル一眼エントリーモデル。しかし、ピタリと条件がはまれば、ポケットから出した小さなデジカメには撮れない画をたたき出す。
今回、パウダーランにおいてYONEが魅せた。
いつもは滑りで魅せるのだが、今回は写真でそのスキルをのぞかせた。
いくつか、紹介していこう。今回は全編ビッグフォトでお送りします!
(つっても、この雑記に載せられるサイズに縮小してしまっては、一眼の写真迫力はほとんど伝わらないと思いますが・・・(´・ω・`))

ダイヤモンド・羊蹄
いわずもがな、後方羊蹄山の神々しい輝き。ちょうど頂に朝日を纏う姿は、まさに「ダイヤモンド羊蹄」というにふさわしい。
こんな風景に出会った時、必ず思うのが高性能カメラを持っていたら・・・ということだ。
そして、この時はそれが叶った。

ハイクアップ
YONEがカメラを構える=被写体は普段はビデオカメラマンで裏方のσ(^^)である。撮ってもらうのもイイもんだ(笑
・・・こういう背景ぼかしは一眼レフならでは。レンズサイズが大きくないと、こうはいかない。コンパクトデジカメの泣き所だ。

雪トトロと僕
ニセコ山頂に、誰が作ったのか、雪だるまならぬ「雪トトロ」がいた。もちろん、記念撮影。
ちなみにトトロの目は10円玉がはめ込んであった。気温は氷点下10度くらいだろうか。さすがの雪トトロも、いくぶん寒そうな表情がかいま見えた。

パウダーライディング
これぞ、パウダーライド!という写真、当然ながら雑誌やその他は良いカメラで良い天気に良い条件で撮影している。しかし、一般旅行観光客がそれらの条件に巡り会える確率は限りなく小さい。
しかし、シャッターを押すその瞬間に、ふとそうした条件が神懸かり的に整うことがある。次の写真が、いい例だ。

まさしくポスター?
どこかのスキー場のポスターに使われても違和感のない具合。シャッタースピード、露光、ピント、そして天候にライディングスタイル。それらすべてが一定基準を満たす、まれな写真だ。個人的には永久保存版。
ノートラックのパウダーに切り込むσ(^^)。粉雪の舞い上がり方が絶妙。合成かと思われてしまうほど。
・・・いうまでもないが、写真を撮る側のスキルはもちろん、撮られる方にもある程度スキルが必要だ。撮られる方向にベストなシャッターチャンスを用意すること。特にパウダーの場合、なるべく粉雪を舞い上げてライドすること。スキーでは意外に難しい。

ニセコのパウダーは、どう?
ニセコのゴンドラ内で必ず目にするこの広告。近年急増している外国人向けの広告なのだが、このような好条件の下では、日本人の口からも答えたくなる。
「ニセコのパウダー最高!」
・・・ますます高性能カメラが欲しくなったσ(^^)であった(笑
コメント
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■2008年10月09日(木)  南の楽園
#2010年8月31日に旧雑記から移植した記事です

■2008 YMY・宮古島珊瑚礁ふれあい旅!
はい、ここだけは「274枚で振り返るまとめ」とは別項目でどどんとやっていきます。ちなみに書いてるのは2008年12月8日。
我々YMYはこれまで2年連続で沖縄本島に進出した。だが、正直本島では飽き足らない気持ちがくすぶり続けていたのだ。
「珊瑚はみんな死んでるじゃないか」
「所詮那覇という大都市のお膝元か・・・」
「熱帯魚よりナマコの方がおおくね?」
 「オピソプロクタス・ソレアタスが見あたらない」(注:深海魚です!)
など、口々に今まで押し殺していた不満を言う我々。ならば・・・離島に行こうじゃないか。満場一致で意見がまとまった。
それぞれ休みがあわない、などの難関を乗り越え、一年間で唯一この連休しか無理、と言う日程で宮古に向かった我々。社会人の休みを合わせるのは今更ながら困難だと実感した。
そんな中、初の離島で・・・この日のために用意した水中カメラの映像も交えてお送りしよう。ちなみに、YONEがちゃっかりGETしていたデジタル一眼レフ画像で、風景はお楽しみいただく!
(しかし日誌サイズに縮小すると画質もクソも・・・ゲフンゲフン)


那覇空港で宮古行きのJTAに乗り換え。とりあえずジェット機だったので安心した(もっとローカルな離島だとプロペラもあるそうな)。


日程を合わせるので精一杯だった我々。宮古に着いたのは午後5時というトンデモ時間帯しか空いてなかった。宮古島は人気だねぇ。


レンタカーを駆るともう夕刻。我々はとりあえず地元の料理を出す飲み屋的なところで舌鼓を打とうと、パンフを片手に探し歩いた。


オリオンビールに新鮮な魚介類の料理。いいですね〜〜。これぞ島の夕食。刺身、チャンプルー、焼き物・・・そして。


前回まで一度も口にできなかった沖縄の味、「グルクン」をはじめて食すことに相成った。この「グルクンの磯辺揚げ」は逸品。ふっくらした身と、淡泊ながらうまみのある味わい。是非とも食べていただきたい料理だ。宮古の「雪塩」でいただくのが、たまらない。
 
当然、その日はもう遅いため、ホテル直行。比較的安いツアーなのでホテルはでかいけど微妙かな。本島のかりゆしリゾートには及ばない感じだだった。
 
翌日。朝寝坊好きのσ(^^)が寝ぼけている間に、老人並みに早起きのYONEとMIYAは朝の散歩を楽しんできたようだった。そこで、YONEの一眼がとらえた「まさにコンパクトデジカメには無理でしょう」という朝焼けの画が素晴らしかった。


何という色。空気さえも切り取るかのような(大げさ?)写真は、まさに(安いながらも)一眼レフの醍醐味といった趣がある。せっかくなので高画像度版を用意した。写真をクリックしていただきたい。
(注:それでも原板の1/4です。でかすぎるため・・・)


朝焼けの海。この島の美しさを表した一枚だ。空のグラデーションがとても美しい。しかし、実際はもっと美しかったことだろう。朝寝坊していた自分が恨めしい・・・(写真クリックで拡大します)


次の日は、早速プライベートビーチを見つけに朝から行動。なにせ、行きは夜着、帰りは朝発というギリギリプランなので中二日しかないのだ。時間は無駄にできない。
我々は有名どころのビーチをとりあえず見学することに。


海は「こんなにも青にバリエーションがあったのか」と思うくらいに、見事な水の色を呈している。当然、透明度も高い。だが、やはり有名どころのビーチは「業者」が出張っていて、ちょっと我々的にはナシという空気であった。


そこで、あらかじめσ(^^)が「GoogleEarth」の航空写真で確かめておいた「よさげなビーチらしきモノが見えるポイント」のある場所へ向かった。
そこは宮古島から「池間大橋」を渡って車で行ける離島「池間島」であった。とりあえず最初に橋から見える七色に光る海に感動した。


初日のポイント到着。案の定、だれもいない・・・と思ったら地元の釣り人が糸を垂れていた。MIYAは果敢に話しかけ、どのような海岸かという情報を聞き出す。どうやら、ここで落ち着けるようだ。


時間が惜しい我々は早速着替えて、水中カメラを構えつつ海に入る。水は心地よい温度で、軽く泳ぎながら浸かっていると何時間でもいられそうな具合。


ここは本島ほどではないが、そこそこの遠浅で珊瑚も息づいていた。基本的に、金を払ってツアーを楽しむよりは、自分たちでポイントを見つけることに喜びを見いだす我々は、観光ツアー並みの珊瑚や魚には出会えない。だが、それなりのものを発見した喜びは、ツアー以上のモノがあるだろう。
かっこよく言えばフロンティアスピリットが根付いているのだ(*^ー゜)b


ちょうどいい岩陰でバーベキューの支度。これが外せない以上、ツアー参加は無理。観光地も無理、というわけだ(何度も言うけどゴミは一つ残らず持ち帰ってます)。


ここは石灰岩に阻まれた入り江のような構造になっている。岩と砂地、海と空、対比がとても美しい。砂は珊瑚が細かく砕かれた白いさらさらの砂。おまけに人気はなし。まさに、「南の島の楽園」であった。
 
翌日。起きてすぐに先日のスポットに行くのもいい。が、常に新しい場所を探し続ける我々は、重箱ならぬ宮古の隅をつつく作戦に出た。


最初に気になったビーチ。広大な白い砂浜。どこまでも青い海。まさに、言葉の要らない風景。ここにはウエットスーツを着た先客がいたが、この人も地元民らしい感じだった。


波打ち際に「小さなイワシ」と思われる綺麗な魚が無数に打ち上げられていた。銀の鱗が太陽にきらきらと輝いている。まるで海岸に宝石がちりばめられているようだ。


すばらしい、文句のつけようがない浜なのだが、ここは「長間浜」という結構有名スポットで、時間とともに人の影が目立ち始めた。海も外海で、波が高い。ちょっと気軽に波に揺られる、という雰囲気ではなかったので、却下。


こういった普通に人が考える理想的な浜では、このような写真がイメージにばっちりとハマるのではないだろうか。足跡のない真っ白な砂のキャンバスに我々だけの足跡が点々と。
・・・さて、撮影を終えたら急ごう。時間はあまりない。


次に訪れたのは「池間ロープ」と呼ばれる割と知られたスポット。その名の通り、ビーチに下るにはロープ伝いで降りなければならないという、若干荷物持ちには厳しいスポットだ。
ここでは、ハイビスカスが青空に綺麗に映えていた。


池間ロープの海岸。幸い人は我々以外に2組ほど。少人数の組だったので、ここに決めることにした。少し離れれば、お互いテリトリーを気にせずに海遊びができる。
こんな海岸がもし湘南にあったら想像もできない事態になりそうだ。


ここでも、ちょうどいい岩洞をみつけてキャンプ地に。どうやら先客もここで火をおこしたらしい形跡があった。ただ、ゴミだけは持ち帰れよ・・・と言いたい(`・ω・´)


この海はたいそう素晴らしいものだった。
先日のビーチよりも珊瑚と魚が多い。この日は風がとても強かったため波も荒かったが、それでも十分に竜宮気分を満喫できた。特に意識していなかったのだがカクレクマノミに出会えたのは奇跡的といえる出来事だ。
見た目が非常にかわいらしいので人気で、乱獲されているらしい。ディズニーの某映画の影響もあるそうだ。罪作りな・・・(´Д⊂)


今回の宮古島でもお世話になったヴィッツ君、てか、本島でも毎回コイツであった。こうなったら自家用車もヴィッツでいいんじゃね?と思うほどヴィッツ慣れしてしまった我々。MIYAは実家に帰ってベンツに乗れるのだろうか・・・
 
こうして、短いながらも充実し、天候にも恵まれた宮古島ツアーは幕を閉じたのだが、正直写真もかなり端折っている。これでもこの雑記始まって以来の35枚という写真量なのだが・・・美しいところは困りものですな。
それでは、水中カメラによる画像をお楽しみいただきながら閉幕とします。


水中でのσ(^^)の様子。平泳ぎでスポットに近づき、カメラを構えたらじっと浮いている(水をかくと魚が反応するため)・・・の繰り返しです。ちなみに、水に反射した太陽光でギラギラしていて液晶がほとんど見えませんでした。勘による撮影です。


Xactiを構えるσ(^^)。水中とはいえ手ぶれ防止は重要。ついつい興奮して魚ばかり追ってしまい、見苦しい映像になりがちなのですが・・・ぐっと我慢。なるべくカメラをあちこち動かさないのがポイントです。


熱帯魚の代表的な魚、チョウチョウウオです。よく見かけますし、鮮やかな色彩で大きさもそれなりにあるので、被写体にはうってつけの魚。ツノダシなんかもいますが、アレは小さいです。


割と大きな、綺麗な魚です。正直言って水中では何が撮れているか確認することは不可能(操作的にも、液晶が見えない的な意味でも)なので、とりあえず撮りまくって宿で確認、という感じになります。勘がものを言う世界だと、改めて感じました。


初日の海での一コマ。立派なテーブル珊瑚ですが、当然生きてます。生きている珊瑚は鮮やかな色彩付きなのでわかりやすい。しかし、足で踏んだりすると簡単に壊れてしまうので、水中ではなるべく泳ぎましょう!


わかりますか?鮮やかな色の貝が岩の隙間に居ました。カメラを近づけると、口を閉じてしまいます。こんなのも、実際見るのは初めてでした。


鮮やかな枝珊瑚。人工的に色をつけたのではないかと思いたくなる色彩。そして群がる青い魚も美しいです。宮古では、海岸から数メートルの当たり前に足の着く場所でも、こんな光景が広がっています。


少し深いところに行くと、こんな珊瑚もありました。なんだか脳みそみたいな感じですが、潜水撮影はしていないため、触れてもいません。やはり、深いところは恐怖感が違います。足ひれも救命具もないですから、足が着く+αくらいのところがせいぜいですね。


おまたせしました。最後の登場は「ニモ」ではなく「カクレクマノミ」です。ご存じのようにイソギンチャクの上をゆらゆらと・・・つかず離れず、共生してることが伺えます。
尻尾で波に逆らいながら、定着したイソギンチャクから離れない、そんな魚ですが、本当に愛らしい姿。どうか観賞用に乱獲するのはやめてください(`・ω・´)


番外。MIYAが「どうしても銛が欲しい」とまた悪いクセで狩人になろうとしていた・・・ものの、宮古にはそれらしき店はありません。そこで、島の人に聞き込みをしまくって探し出した地元の釣具屋。
・・・観光客絶対来ないって、こんな場所( ゜д゜)


風呂上がりに飲んだ、地元「宮古ゲンキ乳業」のコーヒー牛乳。地元のモノっていいですよね。必ずなにかしら買っちゃいます。
 
総括としては、沖縄本島から乗り継ぎの手間を経てでも行く価値のある、大変素晴らしい島でした。しかし心ない観光客が変なことをしないように、あまり大勢の人に来て欲しくない、そんな気持ちもありました。
 沖縄本島からさらにレベルアップした楽園。もはや、湘南と同じ海とはまったくもって思えません。当然、日程が合えば来年も離島にチャレンジするでしょう。・・・そう、もはや沖縄本島は満足できる海ではなくなったのだから。
 
余談。おみやげに、泳いで遊んだ「池間島」の特産もずくを買って帰りましたが、そこらのもずくとはレベルが違いました。すっげぇ密度。これぞもずく!
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12月12日 晩秋、透き通る空
10月10日 台風過ぎて
06月07日 秩父ぶらり旅
03月03日 ニコンD80
10月09日 南の楽園


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