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■2014年01月20日(月)  スキー前、準備万端
いよいよ、明日から2014ニセコツアーに行ってきます!
(;´ー`)y-~~~ 残り少ない休みを使いまくっちゃったぜ・・・

さて、スキーといえば!
準備に欠かせないのが撮影機材ですね?(え・・・)他の準備はともかく、撮影機材ですよね?
・・・それくらい、スキーに撮影は欠かせないモノとなっております。




これ、ぜ〜んぶバックパックに詰めてゲレンデに持って行くモノです。写真以外もまだあります。
内容としてはアクションカム二台、ゴーグルマウント、チェストマウント、バックパックマウント、クリップマウント、バッテリー類などです。
さて、最終準備が整ったのでとりあえず前回スキーからの更新項目を。




先シーズンのガーラにて、使用数日の「GC-XA1用ゴーグルマウント」を紛失してからというもの、ゴーグルマウントはしていませんでした。
そもそもゴーグルのゴム部分にちょっと重いカメラをくくりつけるので、滑ると揺れ揺れの映像になってしまったので・・・以降あまり使う気もなかったのですが。
しかし、今回パナのHX-A100を買ったので、軽いカメラ部分をゴーグルにマウントすることが必要になったのです。
そこで、ネットで調べて買ったのが外国製の別カメラのゴーグルマウントです。
「DRIFT HDゴーグルマウント」




この製品の良いところは、本体が微妙に湾曲していて頭部にマッチするところです。JVCのGC-XA1用マウントは板状だったので、頭部にフィットしきれなかったので・・・
ゴーグルのゴム部分の厚さ分をサポートするゴム足も四隅についており、なかなかの安定感です。
実際、作りはJVCのモノよりも簡素なのですが、装着するとなんとも心地よいフィット感です。




そして、ワンタッチで脱着できるクリップ式。んで汎用性の高いカメラネジ式。
これはカメラを頻繁に脱着するσ(^^)にとっては相当ありがたいものです。JVCはとてもワンタッチとはいえない「何これ?」つー作りだったので、相当に嬉しいです。
ちなみに、このDRIFT HDの製品はネットでも扱いが少なく、普段利用しないショップから買うことになりました。amazonでも扱ってないのよねー(´・д・)
ちなみに、写真はGC-XA1でテストしてますが、実際はより軽くより広範囲を写せるHX-A100で撮影する予定です。


そう、そのHX-A100ですが、なんと標準装備に「カメラネジ対応マウント」が入っていません。ヘッドバンド型頭部マウントのみなのです。
それでは、せっかくのアクションカムが使いこなせないではないか・・・



というわけで、別売りの「トライポッドマウント」を購入。
ただのカメラネジアダプターですが、これがあることによって三脚や一脚、前述のゴーグルマウントに装着できるようになるのです。要するにこれでようやく汎用性が出てくるっていうこと。必須です。
つーか、このマウント標準じゃないっておかしいでしょ。どんだけ頭部マウントさせたいんだよ・・・




このマウントで、ご覧のようにバックパックマウント(バックパックに一脚を縛り付けて伸ばした先から撮影)にも対応できるようになります。
ただ、HX-A100のコードが70cmのため、それ以上伸ばすことはできません。本体が宙ぶらりんになっちゃうからね。


ゴーグルマウントも、バックパックマウントも、150g近い重さだったGC-XA1からカメラ部30gちょっとのHX-A100に変えたことで、負荷が減り安定感が出てくると思われます。
ま〜そのためにセパレート式カメラ買ったんだしね。


続いて、電源の問題があります。HX-A100は内蔵電池で交換不可です。
すなわち、スキー中に電池が切れると、対処法がないのです。ただでさえ零下10度くらいになるスキー場は、リチウム電池の消耗が激しく、すぐ電池切れになります。暖めれば復活しますが、また寒くなると切れるという、撮影どころではない状況になってしまうのです。




幸い、ネット情報によると「モバイルバッテリーを差しっぱなしで使えば、本体の電池よりもモバイルバッテリーを優先して使う」ということだったので、手持ちのモバイル電源を差してみたのですが・・・
(スマホ持ちじゃないので滅多に使わず、2000mahの小型しか持ってません)




USB端子が出っ張って、小型バッグ(耐水性)に入らない・・・Σ(゚д゚ ;)
これでも、ヨドバシで悩みに悩んで買った小さめの端子だったのですが・・・入らず。無理にねじ込むとUSB端子を破損するので、それはできず・・・
う〜む・・・
HX-A100をモバイル電源と結合すると、本体脇のカバーを開けることになるので、防水性がゼロになります。絶対に小型バッグ(耐水性)は必要だ・・・

ヤバイ時間がない、こうなったら端子が出っ張らないで薄いモバイルバッテリーを買うしかない!で、もうちょっと容量があれば安心だ!

ネットとにらめっこ。
これだ!!早速、amazon「お急ぎ便」で注文、これで間に合うはずだ。
(お急ぎ便体験キャンペーンで、追加料金ゼロだった・・・すばらしい)




で、注文した次の朝には到着しました。
これが薄型でUSB端子を内蔵した究極のモバイルバッテリー「ANKER SLIM2」だッ!
手持ちバッテリーの倍ちょっとある4500mah。
3000円しなかった割には箱も、デザインも、質がわりと良い感じ。amazonやるなぁ。




大きさは・・・そうだな〜国産スマホくらい?HX-A100よりは大きいですね。
でも、薄さはたいしたもの。重さもサイズの割には気にならないレベルです。事前にネットで調べていたけど、期待を裏切らないデキ!すばらしい。




USB端子を内蔵しているので、出っ張りもなし!ちょっと内蔵コードが短い(10cmもない)ので接続が窮屈だけど、重ねて小型バッグにちょうど入る大きさ。
思惑通り。薄いということは正義ですね。上着のポケットにも、通常使うバッグのサイドポケットにもすんなり入ります。

これで、ようやく電源問題も片付いた。
この小型バッグを、バックパックのショルダーベルトにくくりつければ・・・




完成!
これでゲレンデに行く準備が整いました。
アンテナみたいに出っ張っているバックパックマウントは伸縮自在なので、普段は縮めておけます。スキー場にて、タブレットでいちいち設定と確認をしなければなりませんが、それはこのカメラの仕様なので・・・
サッと出して録画ボタンを押す、それができるようになったのでヨシとします。

さ〜〜〜て、とっとと寝て、明日から粉雪祭りだZE〜(*'д')ゞ
忘れ物しないように、最終チェックしてからね・・・
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■2012年04月22日(日)  サクラスペシャル
風邪をひいたり、その後も体調が悪かったりでなかなか更新できなかった雑記。
結構遅くなりましたが、ここで今年のサクラをご覧いただこうと思います。

これら写真の日付は4月8日。かれこれ二週間も前の話になっちゃいましたぁ(´ρ`)テヘペロ
今回は、新デジカメX10にメインカメラの座を奪われてしょんぼりしていたG1君に、久々にガッツリ頑張ってもらいました。やっぱり撮影はデジイチが楽しいし、風景やなんやはデジイチのテリトリーなんですよ。
(X10は海外旅行に行っていた親に貸していて手元になかった・・・というのもあるが)




渋谷に降り立ったσ(^^)の眼前には、いつになくかしこまったハチ公が鎮座していた。なるほど、慰霊祭ですか・・・こんな行事があったの知らなかった。もちろん式典は見てませんが、ここにもサクラが咲いているのがわかりますね。
ここから、原宿方面へ歩を進めます。サクラ撮りながら・・・


 

突然ですが、ここでカメラフィルターの話を。
右と左、けっこう違いますよね。これ、偏光フィルターを介しているか否かの差なんです。
偏光フィルターとはサングラスの偏光レンズと同様、照り返しや乱反射を抑えるフィルターを内包したレンズのことを言います。カメラ用レンズフィルターだと「PLサーキュラー」なんて名前で出回ってます。
効果は、青空をより青く撮影できる(空気中の光の乱反射を抑える)ことが大きい効果の一つ。あとは木々の緑に反射する光を抑えてより緑に写したり、水の照り返しを抑えて水中をよく見えるように撮影できたりします。
まぁ、要は風景撮影には割と有名なフィルターなんですが、今回はこいつを活用したというわけです。




昼過ぎに原宿に着くと、とんでもない人間の数!!
自由に歩くことが制限されるほどの、溢れんばかりの人、人、人。歩道も人で埋め尽くされ、一定のペースで一定の方向にしか歩けない状態です。
どっからこんなに人が沸いたんだ?と思うほどの人は、すべて明治神宮の周りを沿うように進んでいきます・・・こ、この先は今日の目的地その一ではないか・・・?




やっぱり〜〜〜!!代々木公園になだれ込んでいく行列でした・・・
みんな考えることは同じってことか・・・サクラ見物、いわゆるお花見でございますよ。とにかく異常な人の数!立ち止まってサクラ見物不可能、じっくりカメラ構えるのも不可能、シートだらけでスペース確保も不可能・・・
これではゆっくりサクラを見られないではないか・・・ʅ(◞‸◟)ʃ




混雑ゾーンをすり抜けすり抜け、なんとかじっくり撮影できそうな場所へ。
シャッターを切っても切っても飽きない被写体、それがサクラなのです。だ・か・ら・・・帰った後に写真チェックするとどれも同じような写真ばかりという罠。撮ってる最中はマジで楽しいんですよサクラって・・・不思議ですねぇ( `ω´)y-~~~
ここいらは混雑ポイントの脇道なので、サクラトンネルもちょっとまばらな感じ。

余談ですが、サクラのような細かい模様がたくさん写り込む被写体は、JPEGキラーと言いまして・・・web用に縮小した画像でも、いつもより容量が大きくなってしまうんですよ。だから、今日の雑記は非常に「重い」雑記となっております・・・
(つっても昨今おブロードバンド環境では感じない程度だと思いますが・・・)




こういう画はまさしくデジイチならではのものだと思います。
手前のサクラにフォーカスをあわせると、自然と背景のサクラがきれいにボケる・・・やっぱり、こういう撮影にはコンデジよりデジイチなのです。
サクラ見物の場になると、周りにもデジイチを持った人がよく目につきますが、必然といえましょう。まぁ、大半の人はスマホカメラで頑張ってましたが・・・
というわけでいきなり限界サイズフォト。

この後は、もう一つ撮影したいポイントがあったのでそこへ・・・
地下鉄を乗り継いで向かいます。




そう、この周辺にも実にもごとなサクラが咲いているんですね。
ここは六本木ヒルズ周辺です。実は電車で六本木にくるのは初かもしれません。バイクでなら数回通ってるんですが・・・今回はサクラ目当て。ひたすらヒルズの森ビルとサクラのコンボを狙います。

にしても・・・この周囲はなんなんでしょうか。
さっきからやたらと超高級車を目にするんですが・・・(´-`).。oO(サクラより車に目がいっちまうじゃねーか・・・) 
フェラーリをこんなに頻繁に見たのは初かもしれません。ここらの住人はどんな生活をしているのやら・・・庶民には想像の域をでませんな。




さて、ヒルズの敷地内になる庭園にもサクラは咲き乱れております。
ここは座ってのんびりできるスポットもあり、皆さん思い思いにサクラとともに過ごしております。
σ(^^)も芝生に寝っ転がりながらのんびり撮影したり、ヒューマンウォッチングしたりとマタリ過ごしました。

やがて日が暮れると、ライトアップされた夜桜ときれいな光に包まれた森ビルの、奇跡のコンボがお目にかかれるのです・・・
この時には、周りの人もみんなカメラ。スマホ率高いけどカメラ。たまに高級デジイチ。とにかくカメラです。スマホカメラは、メモ用としては非常によくできているし補正もかかるし、とにかくスマホ自体の液晶が綺麗なのでそれなりに綺麗に写るようで、皆さんスマホで頑張ってます。

まぁしかし、仮にもデジイチであるG1君ですら若干力不足が否めないほどの被写体です。とてもじゃないけどこの究極のサクラは安っぽいカメラでは撮る気がしません。

・・・というわけで、ビッグ・フォトを久々に解禁しました。
G1に標準レンズ、手持ちでじっくりと構えてなんとか手ぶれを抑えた写真に若干のフォトレタッチ加工をした一枚。見栄えだけは最強に近いと思います。是非、大画面でご覧ください。



# ↑写真をクリックすると別窓でビッグ・フォトが開きます
(縦2000×横1500なのでおそらく一画面には収まらないでしょう、その場合、表示された画像をさらにクリックすると実寸大で見られると思います。IEで確認済み)


・・・というわけで、すっかりと夜までサクラを満喫した一日でした。そして数少ないデジイチの檜舞台でした。
ああ、しかし新しいカメラ欲しくなるなぁ。普段はX10で十分なんだけど・・・ブツブツ・・・
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■2011年12月11日(日)  皆既月食
やあ、よいこのみんな( ´ー`)y-~~
先日夜、11年ぶりに観測条件が整った皆既月食をきちんと見たかな?
心配された天気も晴れ模様、正直欠け始め〜皆既(完全)になるまでの間には雲がこれでもかというくらいに邪魔してくれたけど、σ(^^)も何とか撮影できたよ。

ただし!σ(^^)はG1(一眼)のレンズにおいて、ズームレンズは標準3倍しか持ってないので、いつもの調子で縮小表示したら月が「点」になっちゃうから、今回はトリミングして縮小なしの画質でお伝えするよ。
もっと綺麗な月食写真はネット上にいくらでも転がってるから、詳しくはそっちを見てね!




月食開始時刻から10数分で撮影開始したけど、すでに欠け始めていたよ。
この日は満月なので、明らかに月食の様子だね。

ここから、しばらく写真がないんだ。
雲が邪魔して撮れなかったんだね。月食中は月の光が弱まるので、ちょっとした雲でも月が見えなくなっちゃうんだよ。
耐えることしばらく。すると、次に出てきた月は・・・




ほとんど影になったよ。
薄い雲が邪魔しているのか、暗い月になったけど・・・皆既月食はもうすぐだ。
しかし雲が邪魔をする・・・焦らない焦らない。皆既月食は50分くらい続くそうなので、落ち着いて撮影チャンスを待つよ。
そしてついに・・・




キター m9っ`Д´)
皆既月食!月が赤銅色に染まるこの現象こそ、月が地球の影に完全に隠れた証。
赤い光は波長が長く、屈折して地球上に届くからこうなるんだよ。
数ある写真の中から、もっとも見た目に近い色のものを選んだから、見られなかった人はこんな感じだったと思ってくれればいいよ。

比較的気温が高い夜だったので粘って撮影できたけど、先日のような超低温だったら厳しかったかもしれないね。ズームに乏しい環境なので、ピント合わせが鬼のように難しかったよ。
3倍ズームでこれなんだけど、もしも10倍ズームを持っていたらどうなるか、例としてCX4の10.7倍ズーム画像を貼っておくよ。




月、デカッ!
しかし細かい設定がきかないため、ノイズ満載で月の写りが悪いよね。
まぁ普及型のコンデジの写真だといじらないでこんな感じ。オートフォーカスでは絶対月を拾ってくれないので、マニュアルフォーカスのできるカメラじゃないと月の撮影は無理だね。

こういう撮影のたびにズームレンズが欲しくなるんだけど、普段はでかいしそこまでいらないかな・・・て感じで、なかなか迷うところだよね。
以上、皆既月食の模様でした(´ρ`)ノ
コメント
  • さえ(2011/12/14 19:32)
    ぅちもバッチリ見ましたよ☆赤茶でめっちゃ綺麗でした(*^o^*)
  • 絵寝(2011/12/14 20:54)
    ファンタジーに出てきそうな「赤い月」ってあんな感じなのかもしれないっすな。次回は望遠レンズでバッチリ撮りたいです。
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■2011年04月13日(水)  LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.
先日、秋葉に「野暮用」があって行ったと書いたが、実は買い物をしに行ったのだ。
そして、それは一眼カメラ歴約2年にして、とても決断力のいる、初の買い物だった。

その名は「レンズ」




これが、買ったレンズだ。とても小さい。
とても小さいのだが、単体で買うと高性能コンパクトデジカメと同じくらいする。
「ただの単焦点レンズ(それだけでは何も出来ない)」と、「最新コンデジ(動画撮影からマクロ、望遠写真まですべてがこなせてしかも小さい)」が同じ値段。
でも、一眼の並み居る替えレンズ群の中では、最も廉価な部類。
一眼世界が敷居高しと思われる一因が、このレンズの値段なのである。
(お手軽と言われるマイクロフォーサーズでも、高性能レンズだと10万円近い値段である・・・カメラ本体よりも倍以上高い)

このコンパクトレンズは、我が一眼「G1」が類する「マイクロフォーサーズ」という規格では優秀で楽しい、わりに安いと評判の高いレンズだ。マイクロフォーサーズは名前の通り小さいボディが特徴の超お手軽一眼なので、小さいレンズは相性がいいようで、必携ともいわれる「買い」レンズなのである(だから買った)。
ちなみに薄く平べったいレンズなのでこの類を「パンケーキレンズ」と称する。

さて、付け替えてみよう。




左が、今までコレ一つで撮影してきた標準のキットレンズ、3倍ズーム搭載の「LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」だ。名前が長いのはレンズの宿命。
右が、今回買った単焦点パンケーキレンズ「LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.」である。
明らかに体積が減って、持ち運びしやすくなったのがわかるだろう。

コンパクトデジカメのリコーCX4が手に入って以来、一眼であるG1はでかいし重いので持ち運びしなくなってしまっていた。G1でまかなえる画角や明るさも、すべてCX4がカバーしていたので余計に。コンデジ一台でまったく十分だと思えたのである。
しかし、画質や撮る楽しさではG1が上。このジレンマを解消するには「なるべく持ちやすくした上でG1だけの特色を持たせる」ことだった。



▲専用インナーフードをつければ、レンズ保護も安心、ちょっと格好も良くなって二十満足。

そこでこのレンズである。
単焦点レンズなのでズームが一切出来ないという最大の弱点があるが、それがあってこそ、このパンケーキのようなサイズを実現できたのだ。
(むしろCX4レベルのサイズで光学10倍ズームを平気で搭載できるコンデジの技術が異常に凄いだけだ)
このレンズの最大の武器は「明るさ」である。標準キットレンズやCX4にはない明るさがウリである。



▲左:パンケーキレンズ 右:標準キットレンズ

レンズ径の違いがわかるだろうか。パンケーキの方が径が広く、より多くの光を取り入れることが可能なのだ。
光が多くはいる=F値が小さいということは、二つの利点がある。
・より多くの背景ボケを生かした写真が撮れる(F値は小さいほどよくボケる)
・明るい写真が撮れるので、多少暗い室内などでもシャッタースピードが落ちない
かいつまんでいえば、ポートレートのような作風向けのレンズなのだ。

ここでちょっとF値とボケ(とシャッタースピード)の違いについて説明しよう。
下の二枚の写真を見ていただきたい。


▲F値 7.1 (シャッタースピード 1/200)


▲F値 1.7 (シャッタースピード 1/4000)

歴然としたボケ具合の違い(とシャッタースピードの違い)がわかるだろう。
F値が低いということはレンズが明るいと共に被写体深度が浅いということだ。
つまり「ピントが合う範囲が狭くなる」ことで、ピント部分以外をぼかすことができるのである。

マイクロフォーサーズは規格上の制限で、他の一眼規格よりもボケが得にくいため、手っ取り早くそれが得られるこのレンズは重宝する代物なのだ。一眼の写真は綺麗なボケ具合が基本だからね。
(ちなみにコンデジはマイクロフォーサーズよりももっとボケにくい)
この辺はちょっと踏み込むと光学専門的な話になるのでやめておく。


▲被写体深度の浅さを表す写真。中央手前の一部分しかピントが合っていない。

とにかく、明るくボケる、んでコンパクト。
新しいコンデジが買えるほどの対価を払ったが、このレンズのおかげでG1はまだまだ現役で頑張れるのだ。コンパクトにもなったし、ガンガン持ち歩こうと思う。
(最初はステップアップして、もっとハイグレードな一眼を買おうとしていたが、せっかくのG1をもっと使い倒したかったので計画を変更した)

ちょうど、春の日差しが降り注ぐ庭は、花々が美を競っている最中だった。
くっきり撮影して全体像でもいいのだが、あえてぼかしこむ写真も趣があるのではないだろうか。


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■2011年02月03日(木)  CX4超マクロ
あれこれと楽しんでいるデジタルカメラ・リコーCX4であるが、得意のマクロ撮影でも数センチ寄りというのが限界だと思っていた。

たしかに、オートでは数センチよりも寄るとピントが合わなくなる。
しかし、この機種にはMF(マニュアルフォーカス)があるのだ。
それを駆使すると、文字通りの接写が可能となることを、今更知った。

百聞は一見にしかずである。
<例 1>



ハム太郎超接写。
若干望遠気味の焦点距離でもろにマクロ寄りにピントを合わせた。
コンデジとは思えないほど被写体深度が浅くなっていて、ピントの合う距離が厚さにして数ミリほどしかない。なので、ハム太郎の耳はすでにピンボケしている状態である。
望遠マクロにここまでボケ効果があるとは知らなかった。
ただし、決して明るくないレンズで無理矢理撮っているため、恐ろしく暗い画像になる。この画像は見やすく加工済み。
ちなみにこのハム太郎の頭部は小指の指先第一関節ほどの大きさだ。

<例 2>

σ(^^)の使っているのはブラウン管モニターである。その特性を捉えることに成功した。



左が全体図。ニコニコ動画、という「白黒の文字」である。この時点で超マクロ接写なので多少色がついてるのがわかるだろう。ブラウン管というのは完全な白と黒では表現していないのだ。あくまで、RGBの三原色ですべての色を表現している。
右が、実寸に近い画像(これでも1/2している)。
はっきりと赤(R)緑(G)青(B)の線ですべてが構成されているのがわかる。接写にすると白黒だったものが、実は非常に曖昧な光の違いに過ぎないことを実感できるだろう。白に見えるものも、黒に見えるものも、近づけばみんなRGBの三原色構成なのである。

おまけ。
みんな大好き液晶ディスプレイ。



ブラウン管とは発光組織も光の調整もまるで違うが、やはり基本はRGB三原色なのが一目瞭然でおわかりいただけるだろう。
ちなみにこのRGBセットで「1ドット」である。すなわち、フルハイビジョンは画面の中にコレが207万セット存在することになる。

なお、液晶の方が黒がはっきりとわかるが、実はブラウン管の方が黒は締まっている。どういうことかというと、液晶は常に点灯しているRGBの発光を「遮って」色を擬似的に消しているだけなので、写真では黒々していても、やはり濃いグレーが限界なのだ。それに引き替え、プラズマやブラウン管は真っ黒に対してはビームを「照射しない」あるいは「発光しない」ので文字通り暗闇になるため、黒がはっきりと表現されるのだ。
でも、接写するとそうは思えない不思議・・・(´ρ`)

(ここからは完全な蛇足。ブラウン管至上主義のσ(^^)としてはやはり液晶ディスプレイに買い換えられない原因の一つが画質なのである。動画となると差は顕著。比べものにならないくらいブラウン管が優れている。倍速液晶なんか足元にも及ばない。そんなブラウン管の最強最高モデルは、ブラウン管の雄だったソニーのトリニトロンが持っている。我が愛用するナナオCRTもソニー製トリニトロン管採用モデルである。そして、これがブラウン管史上、要するに映像史上最強のモニターである!(別窓で開きます)ブラウン管は高度経済成長とともに発展してきた、自動車産業と並ぶ一大技術である。熟成され尽くした「枯れた技術」なのだ。それに比べると、液晶という表示方式は、比べるべくもない平成生まれのヒヨッコ技術なのである。)

とにかく、このような「発光機構」まで捉えることが可能なマクロは凄い。
一眼レンズで買ったら単体で数万吹っ飛ぶだろう。コンデジは本当によく出来ていると改めて思わずにはいられない。
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