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■2011年01月31日(月)  天上界の景色・2011「イテツクセカイ」
ようやく初滑り行ってきました(´ρ`)y-~~~
本州といえば・・・ゲレンデが広大&雪質がいい&抜群の環境&日本最高標高&人が少ない(散るから)・・・ということで、毎度のごとく志賀高原です。志賀高原は本当に素晴らしいスキー場っすな。他のところいけんですよマジで。

旅のお供のCX4で撮りまくったので、ほぼ写真のみでお送りします。
(決して文章いちいち書くのがめんどくさいんじゃないんだからねッ!)
それにしてもやっぱコンデジは機動性が段違い。デジ一よりもさっと出せてさっと撮ってさっとしまえる。おまけにバッグいらず。マジでコンデジ派になってしまいそうな便利さでございました。




埼玉のSAで買った五家宝という伝統お菓子。
今はこんな風にかわいくパッケージしてココア風味で売られていたりします。




ゲレンデ着。
やはり例年よりも雪は多めという感じでしょうか。でも、どか雪でニュースになった地帯と比べるとどれほどでもないかな・・・雪質はよいです。




早速滑り始め。蓮池→ジャイアントゲレンデに向かう道路暗渠ですが、上が道路とは思えないことになっちゃってます。




どどーんと東館山神社。ゲレンデの中にあるので毎回目にするけど・・・
今年の雪の量が半端じゃないことを物語っています。厳密には雪が落ちたり溶けたりせずに残っている量が半端じゃないといったところ。




やや幻想。
普段から猛吹雪+極寒で志賀高原でもトップを争う厳しい環境の、寺子屋ゲレンデリフト降り場での一枚。これ一枚撮るのにカメラが凍りそうでした。




今年のすごいつらら。
何がすごいって、その形ですよ。一度ひん曲がってなお伸びる・・・でかいだけのつららは見ますが、こういった「頑張ってる系」も大好物です。
ブナ平ゲレンデのいこい荘レストランブースから。




初日は志賀高原玄関口のサンバレーゲレンデ〜最奥地に近い焼額山ゲレンデまでを往復という定番コースでいきました。天候が寒すぎて、本当の最奥地である奥志賀高原までは行きませんでした。
人がいなくてレストランが軒並みやってなかった、という現実もあります。
(金曜の昼間ですから・・・)




次の日。
起きると、宿の部屋の窓枠が凍り付いていました。
(手前のは水ですが、窓付近のはすべて氷です。結局開けることならず・・・)




今日はもう一つの志賀高原と言うべき高山帯、熊ノ湯ゲレンデ〜横手山・渋峠を攻めます。天候が悪くなったら即冬山と化す過酷な地帯です。
去年はピーカンだったので、横手山山頂とは信じられないような写真が撮れました。
ちなみにこの人たちは、これからゲレンデではない場所・・・すなわち雪山へ踏み込もうとしているプロフェッショナルな方々・・・と思います。




と、駐車場から熊ノ湯ゲレンデに歩く間に凄まじい氷瀑があったのでパチリ。
・・・ん?氷瀑じゃないな。これは建物から垂れ下がる無数のつららだ!あり得ない量・・・きっとこの建物は管理されていない「廃墟」なのかもしれません。
だって、これじゃ窓から景色見えないでしょ。



どんだけ雪のっけてんの!
と叫びたくなった建物。よくぞまあ、耐えてますね・・・これもおそらく管理外物件だろうと思います。耐えられなくなって潰れたら、きっとすごい勢いだろうな・・・
この建物の元が宿だった場合、鉄筋コンクリート造りもあるので、それでこの雪に耐えているようですね。




横手山山頂リフト。
日本で最高地点にあるリフトです。
んで、日本で一番過酷な状況で稼働しているリフト。
さらに、日本で一番乗っていて怖いリフト(個人的に)でもあります。
リフトに乗り慣れてるσ(^^)が終始体をこわばらせているのはこのリフトだけです。まぁ、そんな中でもこわごわと写真は撮るんですけどね。




横を見ると、いつにも増して凄みをきかせるスノーモンスターの群れが。
やはり昼間でもマイナス10度近い気温と、吹きすさぶ冷風がなせる業ですね。今年は寒くて雪が多いせいか、出来もいいようです。




リフト降り場。
中、完全に凍ってますよ・・・まるでマグロ保存冷凍庫の中のような光景。
こんなクレイジーでパッションなリフト施設が見られるのはおそらく全国でここだけです。北海道ニセコでもこうはいかない。




今年もやってきました!横手山山頂電波塔!
いや〜今年も真っ白だ。それにしても、写真が撮れる気候だなんてラッキーでした。二年連続でアタリですね。
まあ、手袋したまま撮影しないと数秒で手が凍えだすんですけど。




気温、これですからねぇ。
ちょっと風が吹いたらあっという間に体感温度マイナス20度以下になりますよ。




展望台にて、柵が凍りついています。
このカニカマボコの断面みたいなヤツ、極寒の強風とともに少しずつ成長するんですよ。
なんとなく、この場所の厳しさが想像つくでしょうか。




横手山の裏山に位置する志賀高原最深部、渋峠ゲレンデ。
このように凍てついたアイスモンスターの合間を滑るという、なかなか味わえない環境でスキーできます。ただし、吹雪の日は生きて立っているのが精一杯な状況になりますが。
今回は風もなく穏やか。ツイてました。




横手山山頂ヒュッテで昼ご飯。
いつもは名物「きのこセット」なのですが、今回はビールストロガノフセットで。
本当に焼きたてパンが旨いです。いくつでも食べられそうなほど。いや、誇張じゃなく。




このアイスモンスターたちを撮影するために、下界からキャタピラつき雪上車(通称キャット)で、たくさんの観光客が一眼レフカメラを手にやってきていました。
その人たちはスキースノボをするわけではないので、スノーシューを履いたり、スノーブーツを装備したりして歩き回って撮影していました。写真が趣味と一目でわかるような高性能カメラばかりでした。




リフト降り場にある広告。
フォルクスワーゲン「ティグアン」の広告でしょうが、まったく宣伝になってません。すべて凍り付いてしまってます。しかしながら展望レストランの看板だけは元気でした。年期が違うってか?

・・・以上、写真とともにお送りした厳冬期の志賀高原2011年バージョン。
今年はコンデジCX4だったのですが、いやはや小さいのはやはり便利でした。前回のデジ一G1の時は撮影のたびに手袋とって、バッグ下げて、カメラ出して、撮って、しまって、バッグ背負って、手袋はめていたので苦労度が段違いでしたね。
しかも、画質的にもあまり遜色なし。
スキーの友はコンデジに決定です。あくまでウェブ用写真の話ですけど。

さて、次のスキーはどこになるやら・・・
コメント
  • くうちゃん(2011/02/01 08:22)
    素晴らしい写真に感動しました。
  • 絵寝(2011/02/01 12:51)
    どうもありがとうございます。お褒めの言葉があったということは、ウェブ用はコンデジ一本で行けるということの証明かな・・・
  • さえ(2011/02/01 14:44)
    わぁ〜\^^/長野県に来てたんですね☆ものすごぃ雪ですね(笑)あたしも次の3連休で帰るんだけど大丈夫かなぁ。五家宝ってゆぅお菓子、本当にあるんですね♪「熱いぞ!猫ヶ谷」を想い浮かべてしまぃましたf^_^;写真めっちゃキレイです(*>ω<)
  • 絵寝(2011/02/02 20:22)
    まぁスキーといったらやはり長野と北海道がカタいですからな。猫々谷ってのは埼玉を舞台にした漫画orドラマなんですな。それなら五家宝が出ても納得。つーか誰もが一度は食べたことあると思いますよ。食えばわかる。
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■2011年01月13日(木)  RICOH CX4
コンデジの意地を見た。

先日買ったデジカメであるが、タイトル通りリコーのCX4である。
リコー=デジカメという構図自体あまりカメラを知らない人からすれば意外かもしれないが、リコーは昨今有力なコンパクトデジカメ(以下コンデジ)メーカーなのである。
(スキーの際も、相棒YONEはデジ一の前はリコーのコンデジであった)
発売当初4万円台後半だったモデルが、年が変わって新製品が出るのか、半値ほどになっていたので購入。まったく恐ろしい値落ちである。



最初は、ソニーのハイビジョンデジタルカメラHX-5Vを買いに行こうと思っていた。
しかし、こいつも前日まで悩んでいたライバル機であったのだ。
そして、売り場に着いたらリコー店員の強烈な「推し」にあった。当然そんなものに惑わされるσ(^^)ではない・・・ハズだったのだが、店員が実機をもって次々と機能が優秀と証明する作例を撮影してくると、改めてリコー機の良さを噛みしめたのである。
その後HX-5Vも触れたが、やはり「ムービー指向」なカメラであり、スイングパノラマなども面白い機能ではあったが、肝心の写真がリコーに一歩譲るイメージだった。

・・・そうだ、デジカメを買いに来たんじゃないか。一眼持ちでは何かと不便だから、日常から持ち歩いてバシバシ撮れる写真機を買いに来たんだ。
そして、その帰りにはリコーCX4を持ち帰っていたのだ。


作例に入ろう。一つ言っておくが、この機種はリコーの中ではエントリーモデルだ。誰でも簡単に写真、という一番ライトなモデル。それでも、家電メーカーとは一線を画すこだわりがあった。



CX代々から得意なマクロ撮影。1cmまで寄れる。
思えば一眼、G1を手に入れる前のカシオEX-P505が同じくマクロ1cm機だった。
お手軽。画質も2005年モデルのカシオとは比較にならない。リアルなハム太郎だ。
背景ボケも綺麗である。
・・・だが、ボケといえば画像素子(センサー)の大きい一眼の土俵。ちょっと比べてみよう。



同じミネラルウォーターのペットボトルを、同じ条件でコンデジCX4と一眼であるG1で撮影。
まぁ、当然の結果だ。しかし、コンデジでよく頑張っている。全然文句ない。
むしろ広範囲にピントが合う方がポートレイトや静物撮影以外は向いているから、お父さんのレジャー撮影にはCX4の方が向いているという証明にもなる。
え?どちらがどっちかって?そりゃ、背景が綺麗にボケてるほうがG1ですよ。

続いて、どうしても今回のコンデジ選びで外せなかった「高倍率ズーム」。
CX4はなんと10.7倍という高倍率の光学ズームレンズ搭載だ。寄りたくてもレンズの制約で寄れなかったG1では得られなかった画角が得られるのは大きい。しかも、G1のレンズの値段の半分以下で本体ごと買えてしまうんだから。コンデジはスゲー。



広角側と望遠側。ああ〜寄れるって素晴らしい。
しかも、それほど極端にF値が落ちない(3.2倍ズームのG1と同程度)し、CX4の売りでもある強力なイメージセンサー手ぶれ補正でカッチリとシャッターが決まる。
これが欲しくてコンデジを買ったと言っても言い過ぎではないくらい素晴らしい。

最近のコンデジの機能には「ダイナミックレンジ補正モード」なるものがある。
ようするに、明るめの画像と暗めの画像を連写して合成することで、より白飛び、黒飛びをなくす素晴らしいモードである。



ダイナミックレンジ補正なし(←)とあり(→)シャッタースピードは同じ。
何となくわかるだろうか。ありのほうが、より影の部分が影らしく、しかし描写は損なっていないことを。微々たる差であるが、これが歴史的建造物など緻密な陰影を求められるものになると、あって良かった、と思える機能なのだ。
・・・まぁ、三脚使って手動で2枚撮って、後でソフト合成もできるけど。このモードで撮った方が比較にならないくらいお手軽だから。
ホントにメーカーも色々考えるものである。G1にはこんな機能無いぞ。



ハイコントラストモノクロカラーモード。
何となくハイセンス(っぽい)写真が簡単に撮れる。散らかった部屋の中も、こうやってみると実にアートに見えたり・・・しないか(笑

最後に、CX4の新機能「夜景マルチモード」を紹介しよう。
これは、ダイナミックレンジ補正と同じように連写した写真を合わせることで、手持ちでもディテールの細かい夜景写真が撮れる、というモードである。余談になるが、最初このモードのフォーカスが無限に設定できていなくて何度もピンボケ夜景を撮ってしまった。
右に、絶対比べてはいけない「長時間露光夜景(8秒)」を載せておく。



・・・やっぱ載せるんじゃなかった。夜景マルチ(←)が完全にかすむ。
しかもこの夜景マルチはこのような遠景ではなく、比較的近くの夜景を撮るのに適しているらしいので、この画像はそもそも選択ミスなのである。
長時間露光できない場面での使用を想定してるのに、長時間露光画像と比べること自体がナンセンスだった。でも、(→)の8秒露光、かなり頑張ってると思わないだろうか?裏面照射型高感度CMOSセンサーの賜だと思う。
(夜景マルチの真の実力は、しっくりくるものが撮れたら改めて載せてみようと思う)

と、なんだかんだ試してみたリコーのお手軽デジカメCX4であるが、そもそも家電メーカーのお手軽モデルとは質が違い非常に満足できるものだった。
もちろん、ソニーのコンパクトフラッグシップ機HX-5Vと同価格帯(CX4の方が高い)なので実は全然お手軽じゃないのだが、今回ニューモデル発表間近の大セールをやっていたので購入した次第である。

それにしても最近のコンデジは良く出来すぎである。このコンパクトなボディによくぞここまで・・・と本当に感心する。小さい画像素子でも十分に綺麗で低ノイズな画像を残せるようになった技術は脱帽。メーカーの苦労が偲ばれる。
電池の持ちが若干不安要素だが、それでもメインだった一眼G1をケースにしまわせるに十分な実力であった。

・・・というわけでこれから雑記はCX4の写真メインになります。


コメント
  • さえ(2011/01/14 16:39)
    やっぱりカメラ1台で変わりますね。写真家の腕も、実は腕だけじゃなくカメラ選びの目にかかってたりしますょね…。あのね、さえロシア上空でオーロラを見たんですよっ!!!カメラ構えたけど、飛行機の窓越しだったせぃかカメラのせぃか全然映らなかった…(ToT)でも本当に綺麗でした〜♪えねさんのカメラなら撮れたかな☆
  • 絵寝(2011/01/16 00:30)
    そうですなぁ・・・ってロシア上空?海外旅行したときかな?なんにしてもオーロラはとても撮影が難しいと聞くので、そこらのカメラではカラーノイズ程度にしか映らないんじゃないかな?綺麗に撮ろうと思ったらそれこそ高性能一眼、三脚、レリーズ、高感度レンズなど高価な機材の出番でしょう。カメラが弱い3大条件は暗闇、ぼんやり、ハイコントラストなので(うち2項目に当てはまるね)。
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■2010年02月04日(木)  1/23 志賀高原・天上界の風景
うん、またなんだ。すまない。(´・ω・`)

実は1/23に志賀高原に一泊二日スキーをしにいった。
そして、たいして期待もしていなかった志賀高原横手山にて、おそらく初めての快晴に恵まれたんだ。横手山ってのは、四六時中吹雪きな場所で、スキー場としては日本一高い位置にある(2305m)
そんなまさしく天上界の場所が晴れるなんて滅多にないことだった。

・・・ので、2週間近くサボったにも関わらず、そのフォトでお茶を濁そうと思う。
つーか、一泊で晴天に当たるのは奇跡なんだよ。以前何回か足を運んだが、少なくとも最高峰の横手山・渋峠が晴れることはなかった。

つまり、超大げさに言えば「奇跡の写真」である。言い過ぎ?




まずは雪質からご覧頂こう。
これは、リフト乗車中にカメラバッグに降ってきた雪を撮影したもの。
何を隠そう、σ(^^)は雪の結晶大好き人間である。他人から「何やってんの」と言われようが、そこに結晶がある限りシャッターを切る。マクロレンズが欲しくなる一枚だ。(この画像はトリミングしてます)
結晶ってすごい。本当にどれ一つとして同じカタチが無いのだ。天から降る奇跡と言ってもいいくらい。東京に降る雪では、こうはいかない。




ここはどこ?と言いたくなる一枚。
これは、志賀高原横手山山頂リフト乗車中の一枚。
雑音もなく、風もない不思議な空間に、凍り付いた木々と、そして静かに動くリフトのみが存在する。偶然薄い雲の中に突入したことで再現できたフォトである。
正直ココの環境にかなうところは日本中のスキー場内には無いと思う。そう、ニセコでさえここの「冬山然」とした出で立ちにはかなうべくもないのだ。ここは、2000mを遙かに超えた冬の高山なのだから。




頂上に着くと、途端に晴れ渡った。
横手山頂レストハウスに入ろうと思っていたが、思わずカメラを引っ張り出して撮影。こんな青空、見たことがない。普段は雪と風に閉ざされた世界だが、そのベールを脱ぐとここまで美しい姿を見せてくれる。
静かに佇む雪上車と、完全に白一色に凍り付いた電波塔たち。電波塔というよりは手の込んだ雪像にすら見えてしまうほどに。白と青は美しい。実はここで、環境光が明るすぎてシャッタースピード「1/4000(最速値)」でも明るすぎるという警告が出ていた。絞り込んで何とか撮影成功。
・・・そして無風。普段の猛吹雪が嘘のようだ。ここが2305m。横手山山頂である。




次は、裏側の渋峠スキー場を見てみよう。
ここも言わずもがな、普段は視界どころか吹雪でまともに過ごせない環境である。しかも横手山を経由しなければ来られない、まさに志賀高原最奥地。
その封印が今、解かれた。
これが、渋峠下部の全景である。下界の黒々とした山並みと比べてみて欲しい。ここがまさに、天上界だと思える瞬間だ。




渋峠名物・「氷の木」
勝手に名物にしたが、リフト沿いに一本だけ立っているコイツは、非常に目立つのだ。しかも、冬期には広く伸ばした枝に必ず氷をまとっている。まさに、冬の木のフラッグシップ的な(?)一本。
実際にコイツを見ると、間違いなくカメラに手が伸びてしまうこと請け合い。
青空背景で撮れたことはまさに運が良かったのだろう。




最後に、横手山山頂展望台からの超有名カットで締めくくろう。
ホントに、まったく、あり得ないくらいに晴れ渡っている。しかも、さっきまで雲の中だったためか雪はまったく溶けていない。すなわち、これこそが
至高の一枚と言える。
正直言ってこの画像ではなく原寸大を見ていただきたいくらいに素晴らしい。数あるカメラマンがこの風景に息をのみシャッターを切ったことだろう。G1とはいえ、仮にも一眼を持っていった自分はラッキーであった。
・・・しかし、正直G1ではもの足りない。こんな風景こそ、フルサイズ画像素子を搭載した高級一眼レフで撮りたいものである。まぁ、そんな写真はポスターや雑誌で嫌というほど見られるだろうが。
遠くまで、日本アルプスまではっきりと映っている。槍ヶ岳の子槍が識別できるくらいに、超パノラマであった。感動した!(*^ω^)


・・・とまぁ、100枚の中から厳選した写真でお送りしたが、これ以上写真を列挙するとこの雑記が写真で埋もれてしまうのでこの辺にしておく。正直言って素晴らしい風景に出会うたびに、良いカメラを持つ喜びが分かると同時に物足りなさを感じてしまう。いかんいかん。キリがない。

1200万画素をほどよく使い切っているこのG1はやはり優秀だ。ボケも苦手だし、味のある写真も撮りづらいし、無難なレンズしか(金がないから)買わないと思うから、画的にはコンパクトデジカメとそう変わらないと思うが・・・やはり底力がある。
でも、スキーにはバッグ+ザックという重装備の中で使うので、若干めんどくさい。コンパクトで良い写真が撮れるモデルがうらやましくも思う。ねらうは、1年値落ちしていない、同じpanasonicのLX3だろう。

最後の話は完璧に蛇足になったが、カメラをというものは「高くて重くてでかいけど良い写真」か、「安くてポケットから出せる手軽さだけどしょぼい写真」かの永遠の狭間の中で、何を使うか・・・ということに答えがあると、σ(^^)は思う。
コメント
  • こやつまた腕と頭脳あげよったな(2010/02/05 00:58)
    見事。息をのむとはまさにこのこと。スキー人生で巡り合えるかどうかの最高度スキー場での快晴、まさに人生で最高の時間だったに違いない。フリーライドを重視して手軽なカメラか滑るのはオマケで重厚なカメラか?ってとこやね。やっぱ前者でいいんじゃね?若いうちしか感じれないテクってあるし。年とって写真に移行したほうが自然の摂理ってもんやがな。
  • 絵寝(2010/02/06 21:35)
    今年のスキーは何気にスゲー恵まれている。写真的にも。まさに一眼本領発揮のシーン連続である。でもねぇ、ビデオと写真両方撮るσ(^^)はそっちのほうでも迷いまくり。なにせ手間がハンパない。滑ってる瞬間なんかは、どちらかしか選ばないしね・・・まぁ、お手軽路線でテクを磨きます(*^ω^)
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■2010年01月21日(木)  2010バーニングスノウ・ニセコ 〜フォトギャラリー〜
カメラマンYONEから写真が到着した。
彼はRAW形式で撮っていたので、現像に若干時間がかかったようだ。
ちなみにσ(^^)はJPGで十分っす。何のことか分からなければそれでよし。

さて、かいつまんで写真をダダっと紹介するが、ブロードバンドまんせーなことに、この写真、11枚で1MBジャストもある。ビッグフォトにあわせてこの雑記にのせられる最大サイズにし、圧縮もほどほどにしたため。
ちなみに、ダイヤルアップ回線だったら、今日の雑記の写真を読み込むだけで数分待つことになる。ところが、ごらんのあなたは待つことなく写真が表示されたはずだ。ブロードバンドは偉大である。

それでは、フォトギャラリーを開始します〜 (´ρ`)




やはりここぞという場面でYONEのD80はいい絵を残す。
Jファーストニセコのラウンジでお茶したときの写真だが、残念ながら羊蹄山は3割下部しか見えていなかった。




貴重なナイターの写真。YONEのカメラは手ぶれ補正がないので、ナイターの撮影は絶望的だ。しかし、まれにこういったぶれの少ない写真が撮れる。スキーヤーは言うまでもなくσ(^^)である。




今回、晴れ間は少なかった。
よって、前回のような神懸かった写真はなかなか撮れないが、これはかなりジャストミートした一枚。滑りを縦撮りするとは、さすがカメラマンYONEである。




ニセコアンヌプリ山頂ハイクアップ後。
避難小屋を見つめるσ(^^)。そこは、雪と氷、そしてたまにのぞく太陽だけが支配する、孤高の空間である。
雪と空と、逆光が非常に美しくブレンドされたナイスショット。




頂上直下のノートラックが残る、ディープ&スティープな斜面をライディングするσ(^^)。
敢えて遠目で、雲に隠れて淡い光を放つ太陽を取り入れた一枚。何気に、お気に入りである。このスプラッシュで雪の深さがおわかりいただけるだろうか。

・・・なに?わからない?ならば、次の写真を見よ!




猛吹雪の日、限界状態で撮影した一枚。白一色だ。
ごらんのように雪からわずかに手と頭とスキーが見える程度。これを、オーバーヘッドパウダーというのだ。見た目に反して滑るのが非常に難しい。
滑ってる途中は、顔面に覆い被さる雪に視界と体温を奪われて、結構きつい。




一息ついた美味メシ、食彩・比羅夫の一コマ。
手前はYONEの注文したサーモンイクラ丼、奥がσ(^^)の海鮮丼である。
ボケ具合が良い感じ。やはりこの点はYONEのD80に対して小型でレフ板の無い我がカメラ、G1は及ばない部分である。非常においしそうに撮れている。




ナイター。
ニセコのシンボル「白い恋人温度計」の数値が-15℃を指している。
これは、自分の中でスキー場最低気温、ニセコ記録も更新した。温度計の前にいる人物がσ(^^)。
余談だが、この寒さで耳たぶが凍傷になってしまった。東京に帰ってから気づいたのだが(笑




最終日のニセコ新雪コース、「スーパーコース」のコース管理区画外にて。別に禁止区域じゃないよ。禁止区域だけは絶対に滑らないので。
豪雪にまみれた、ハードバーン。滑るのはとても大変だが、当然とても楽しい。自分にもっと体力があれば・・・と嘆く場面。この後間の無く家路についたので、これがニセコのファイナル・ショットであった。




今度はσ(^^)のカメラから一枚。
パウダーコースで、途中のギャップを飛び越えるスキーヤーYONE。
青空ではなく、曇天降雪=暗い=シャッタースピードが遅く、ピントも合いづらい というなかなか厳しい条件が重なった今回のツアーだが、こういう機会でカメラを使えたことで、いろいろとわかった。経験してカメラの腕を上げるのも、また楽しい。




ニセコアンヌプリ頂上ハイクアップ中に、羊蹄山を眺めるYONE。
羊蹄山が雲の中だけど、なかなか自分的にベストショットの一つだと思うのだが・・・いかがだろうか。貴重な青空が見える日は、頂上アタックを是非ともオススメしたい。ニセコを味わうなら外せないコースだ。


・・・そう、スキーやレジャーとカメラは絶対に切り離せない。
そして、撮影することが楽しみになり、+αのものを与えてくれる。もちろん、ビデオ撮影も同じだ。スキーにビデオ撮影を早くから取り入れている我々だが、カメラは最近だった。使ってみると、実に楽しい。ただ滑るだけではなく、時には時間をかけて撮影しておく。これが絶対の記念になる。

これからも、スキーに行くときはザックにカメラを忍ばせておくことだろう。
コメント
  • 日進月歩、日々成長(2010/01/22 20:53)
    見事なショットの数々。やはり動画では出せない一瞬(旬)の味。そこから思うさまざまなインスピレーションは静止画ならでは。無駄に一年を費やしていないことを観る者に証明する3枚目と9枚目の渾身のショット。ニセコにいないと実現しない絶対無比の5枚目6枚目。特筆すべき3枚目はまさに壁紙に相応しきハイエンドクオリティなワンショット!!このwebが私の肉体のように進化し、永遠に山脈の芯に焼きつき残り続けることを願ってやまない。
  • 絵寝(2010/01/24 21:28)
    そう、撮影の裏にはかなりの苦労もあるが、また喜びも多いのだ。1枚を撮るために、手袋を外しザックをおろし、カメラを取り出して構えて撮影し、また戻す。これを零下の中行う。だが、そこから得られる切り取った瞬間は永遠になる。カメラって素晴らしい。そしてまた高価なカメラが欲しくなるのが困ったモノだ (´ρ`)
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■2009年07月09日(木)  空の表情
今の時期は当然梅雨真っ最中なのだが、意外と夕方になって太陽を拝めるようになるケースが多い。これはなぜなのかわからないが、雨が降って空気がきれいになった後の夕暮れは一段と美しいのだ。

いきなり無関係だが、最近熱帯魚がすごいと思う。
なにがって、この前旅行するときにその間の世話のことで悩んだのだが、結局ネットなどで調べて「数日食べなくても、自動セーフモードに入るから大丈夫」的なことが書いてあったので、鵜呑みにして実行したのだ。

うちの魚

照明を落とし、日陰にして4日ばかり放置して帰宅。
全員無事で、セーフモードにしっかり入っていた。セーフモードとは「生命力維持モード」であり、ネオンテトラの場合、ネオンがほとんど消えかけてメダカのようになっていた。
しかし照明再開、エサを与えると、また輝きが戻る。
すげぇ。熱帯魚、2センチくらいしかないのに凄すぎる。生命の神秘だ。

さて、話題を戻す。
梅雨時期のように荒れ模様の天候が続き、ふと晴れた空を見るとなかなか面白いのがわかる。



この写真はまさにそのとき撮ったものだが、自然の織りなすブルーのアートが美しい。つーか、写真にして縮小するとショボいな。実際はなかなか壮観なのだが。
天候が荒れた後の晴れ間は、様々な距離でいろいろな雲がコントラストも鮮やかに見えることが多いので、思わずカメラを構えてしまう。見てるのも、撮るのも楽しいのだ。
・・・まあ、本当にきれいな空を撮る場合、お値段数倍のカメラが必要な気もする。

そこで、夕焼けで癒されるべく(謎)、時間を追って同じ夕景を撮ってみた。
空の表情が一時として同じものでないことが分かるはずだ。


>タイムスタンプ 18時32分


>タイムスタンプ 18時40分


>タイムスタンプ 18時50分


>タイムスタンプ 19時01分

30分くらいでここまで変化する夕空の妙。
だから、休みの日は夕暮れをチェックする。そして、傍らには相棒の「DMC-G1」が常に控えているのだ。
飽きないねぇ〜( ´∀`)
コメント
  • さえ。(2009/07/10 01:18)
    えねさん☆メッチャ気になるんですが心霊写真は合成ですょね!?
  • かなやん(2009/07/14 21:58)
    私もネオンテトラ飼ってますが、忙しくて3〜4日放置したことがあったんですがみんな元気でしたね。。。ほんと小さいからだなのに凄い生命力です。 今は毎日餌あげてますよ(゚∀゚)
  • 絵寝(2009/07/15 20:50)
    >さえ 一つだけいえることは・・・「決して合成ではない」ということです。証拠に、デジカメのExif情報(カメラの純粋データである証)もきちんと残ってます! お〜こわ( ´Д⊂
  • 絵寝(2009/07/15 20:51)
    >かなやん そのネオンなんですが、最近水槽から飛び出して干からびて死んでしまう、という不明な事故が連発しています。なぜ飛ぶんだ、ネオン・・・
Name   Message   

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