震災から2週間がたった今、横浜は平穏である。計画停電は時々あるが、ろうそくやLEDライトやワンセグケータイで凌いでいる現状だ。
にしても、相変わらずだなと思った。
まずは水の買い占め問題。食料買い占め、無駄な燃料補給に続いて東京ではパニックになっている様子。あれほど前例があっても、やはり一人が行動を起こすと追従してしまうのが集団心理なのだろうか。みんなで支援や節電して大きな力になったなら、みんなで買い占めればたちまち大きな騒動になることくらい誰にでもわかるだろうに・・・
日本人は平穏に過ごしすぎていて、いざというときの対処が出来ないのではないかと思い知らされる。もちろん自分含めて。こういうのを反面教師にして教訓を得ないと、次の大災害はどうなってしまうのか不安である。
不安要素にばかり反応するのも実に良くないことだと思う。不必要に、ボトルケースや箱を満載してレジに並ぶ写真を見ると、そいつらが結局騒ぎの大本になっているのに、本人には自覚がないのだろうと感じる。
乳幼児には推奨しないと言うだけで、誰が水を使ってはいけないと報じたのか。まさしく愚かの典型。そしてコントレックスやクールマイヨールなど超硬水をも買い占める。これらの水は成分的に乳幼児や幼児の摂取を推奨していない。結局飲ませられないんだから意味無いだろう。
まぁいいや・・・今に始まったことじゃないし。
次に、こんな時にもどうしようもない金儲けを企む転売屋の問題。
次のブログを見て欲しい。
「ヤフオクで単1電池がバカ売れ。1万円2万円当たり前!」もう、なんていうか言葉が見あたらない。
これ、本当に必要だから買ってるんだよね?だって普段の何倍もの値段ですよ?
別に必要ではないが何となくやばそうだから買っている、と言う人は愚かなので勝手に大枚はたいて頂いて結構だが、わずかにいるであろう本当に必要な人も、この値段で買わなきゃいけないのだったら許すまじ行為だろう。
商業の自由はあるが、災害に乗じて足元を見るのが問題ないといえるだろうか?いえる人は、「買わなきゃいい」という立場の人で本当にヤバイ状況の人じゃない。いろいろな個人、団体が寄付金や募金やチャリティーで復興支援金を集めているのとまさしく対局の行為。安全な場所にいる身としては「馬鹿だなー」と見ていれば済むのだろうが、何となく許せないので雑記にしてみた。
これは、発売日にゲームを買い占める行為などとはとは全くレベルの違う、反社会的な行為だと思う。生活必需品は嗜好品や贅沢品とは決定的に違い、確実に適正価格で流通させなければならないと思うのだ。
あ、ところで、水は安全になったみたいっすよ(´ρ`) y-~~~