■ニセコ大作戦2日目〜スーパーカービングスキーたるもの〜
二日目。
天候はいいようだが気温は相変わらずで、雪が降った形跡もない。
う〜ん、初日から結構とばしたせいで疲れが早くも…運動不足…しかもゲレンデコンディションが昨日と同じなので、テンションが上がらないナァ。よし、ここは一つスパイスを加えるか!
■SALOMON DEMO XT(164cm)
…ということで、一度乗ってみたかった「スーパーカービングスキー」を借りてみてみることにした。幸い泊まったホテルJ−ファーストはレンタルが充実している。去年もここで現在のマイスキーである「ポケットロケット」を借りたのを覚えている。それが購入に踏み切ったきっかけにもなったのだった。
今回選んだのは「新しいカービング」ということでご覧の板をゲット。今シーズンのニューモデルだ。3000円也。
こいつでちょっとテンション下がり気味の雰囲気を払拭しようと言う考えだ。
ちょっとウエアに似合わないのはご愛敬、とりあえず逸る気持ちを抑えて頂上〜東山スキー場移動がてら、滑ってみると…
違う!明らかにターンがしやすい。直滑降のまま体を倒すだけで勝手にカービングが始まる。ウエストが太いポケットロケットとは段違いのイージーカーブだ。
▲YONEのテンエイティFOILと比較。あきらかにフォルムが別スキーだ。ちなみにポケロケはFOILよりさらに少し太いしかし次第に気になる面が。すいすいとカーブが決められる反面、ズラしの滑りが思うようにできないため、滑りやすい斜面と滑りにくい斜面の差が顕著なのだ。それをさしおいても、フラットな斜面で大回りのスピードカーブを描くには最強のスキーではないかと思えるほど。ウエストの細さが効いているようだ。思わずアメ公バリの奇声(ヒィーッッハァ!)が漏れるほど。
YONEにも体感していただいたが、やはり切れ味はすさまじいようだ。いつもより明らかにシャープなエッジングを展開していた。今年のニセコのような結構固いバーンでは快適快適。
…しかし雪が悪いのは相変わらず。特に山中腹以下になるとなかなか食いつかないモサ雪に苦しめられた。足が疲れる…。日頃の運動不足を思い知る。毎年のことだが……
ニセコ東山スキー場にやってきた。ここは、プリンスホテルの撤退が決まっているので、例年よりも格段に閑散としている。
▲ニセコ東山プリンスホテル新館。ここも、来年にはどうなることやら…こんなに人っ気の無いプリンスホテルは初めてだ。それもそのハズ…
プリンスゴンドラ動かしてねぇし。泊まった人たち…メリットないですな(つ∀`)
ここで、何気なく入ったお土産ショップにて一目で気に入ったキティをゲット。名付けて「キャバクラキティ」だ(本当はすすきの限定らしいが…)。キャバクラは金がかかる、ということで(?)このキティも700円以上した。さすがだ(謎)
▲キャバクラキティことすすきの限定。つーかココで売ってる時点で限定じゃないし。。。この日はわりと飛ばし気味に連続滑りを展開したので疲労も比例して蓄積された。昼間のスキーが終わる頃にはベッドにぐったりと倒れ込むのみ。そのまま眠ってしまうとまずいので、過去のビデオテープをプレビューしたりして夕食までつなぐ。そのうちなんと小雨が降ってきた!
ごく少量の雨だが、ニセコに雨である!かなりあり得ない。これには正直愕然としてしまった。
▲レストラン・キングベルで食した倶知安のジャガイモ入り味噌バターラーメン。まぁまぁ▲ニセコは外人が多く訪れるので、メニューも英語表記が必ず添えられている…が、中には「おいおい」というものもしかし、気にしないことにして出かけたナイターは予想よりもコンディションはよかった。山の上はかろうじて雪に変わっており、雪質も回復したことで気持ちよく飛ばした。結局リフト終了のロープをかいくぐるようにして最後の一本まで滑りきった。
疲労した足に、借りたスーパーカービングスキーは良い具合だ。体を倒すだけでターンを始めてくれるので、舵取りとスピードコントロールだけすればよく、体力を消耗しない滑りができる。…その分面白味には欠けるが、そこは仕方のない部分。ナイターも終わって、満足してレンタル板を返す。正直二本目の板として欲しいところだが、まぁポケロケ買ったばかりだし…
▲ナイターの撮影は非常にコントラストが効いていてイイカンジだ小雨の降る中の露天温泉を満喫し、眠りにつく。
深夜に酔った外人がホテルの廊下で歌を歌い出しやがって、目が覚めたりした。モラルのねぇ野郎だぜ。
丑三つ時に陽気な歌を大声で歌うなっつーの…