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■2010年02月15日(月)  バンクーバー・モーグル総括
連投ごめん。
なにしろ、σ(^^)がもっとも注目している種目が二日連続やるんだもの。

男子モーグル決勝をギリギリ見ることができた(クライマックス部分のみ)。
そして、男女併せてモーグルを振り返ってみると、五輪競技でここまで進化したものはないのではないかと思うほど、競技自体が年々豹変している。もはや、バケモノぞろいのエクストリームスポーツだ。

日本人的に印象深い長野五輪と見比べてみよう。

里谷多英選手を悪く言うつもりは毛頭無いが、わかりやすい例で取り上げようと思う。金メダルを獲った滑りでの彼女のエアは「ツイスター・スプレッド」と「コザック」である。このコザックの写真は至る所で目にしたので、分かる人も多いと思う。
しかし、今現在のモーグル競技でこれらの技を目にする機会は無い。
皆「3Dエア」と呼ばれる、縦回転を入れた高難易度のエアしか見せないのだ。3Dになるだけで、危険度が飛躍的に上がり、見栄えが派手になる。それ故、ストイックなFISが管理するモーグル競技では認められていなかったのだ。
(それ故、当時はFISの姿勢を非難し、自由にエアやジブを取り入れた遊びの延長線上として「フリースキー」「ニュースクールスキー」が生まれた経緯がある)

そんな中、長野五輪でジョニー・モズレーが史上初の回転系エア「アイアンクロス・グラブヘリ」を披露して金メダルを奪取し、話題を集めた。と同時に、このエアで優勝できたことは、FIS競技にアクロバティックで派手なエアが解禁されたことを意味していた。まさに歴史的大会だったのだ。
のちにジョニーは、ソルトレイクオリンピック(2002)でも、モーグル大会史上初の3Dエア「ディナーロール」を披露した。この際はゴールした瞬間に地元応援団の中に飛び込み、たいへんなお祭り騒ぎ然とした事をよく覚えている。しかし当時のモーグルエア採点基準に「3Dエア」という項目はなく、4位という結果に終わり、物議を醸した。
今思えば彼がオリンピックで規定外エアを披露しなければ、未だモーグルに3Dエアは無かったのかもしれない。ジョニー・モズレーはモーグルエアのパイオニア。スゴいヤツだったのだ。

後の”王者”ヤンネ・ラハテラ(現在のモーグル日本ナショナルチームのコーチ)は長野ではジョニーに負けて銀メダル。当時は「トリプル」というエアが男子では当たり前で、「ダフィー・ツイスター・スプレッド」など、今では見られないシンプルな技を組み合わせて高得点をねらっているスタイルであった。ヤンネも、トリプルやもう一つ難易度の高い「クォード(4つ技を入れる)」を得意としていた。
しかし、それでも銀メダル。もはや時代は、より派手で危険な技を必要としていたのかも知れない。確実にモーグルが変わり始めた時代だった。

やや話がそれたが、里谷の「ツイスター・スプレッド」や「コザック」はそれほど難しい技ではない。もちろん、コブを滑りながら、タイムを叩き出しつつやるのは容易ではないが、それでも「俺でもできそうじゃん」とか思わせるレベルであった(実際同じ滑りをしろと言われたら殆どの人間は不可能だろうが)。
しかし、今、女子でさえ「バックフリップ」や「Dスピン」などの、モーグルと言うよりは単発のビッグエア大会で見るような技を皆が決めてくる。しかも、当時とは比較にならないハイスピードでコブを駆け下りながら、である。もはやマネどころか、開いた口がふさがらないレベルのお話だ。
それが男子ともなると、もはやこれが当時のモーグルのたかだか10年後とはとうてい思えない、まったく別の何かになってしまうのだ。今、男子エアで「フル」とか、たまに「ダブルフル」を見るが、これはモーグルではない、エアリアルの技である。エアリアルも同じ「フリースタイルスキー」というカテゴリではあるが、今までは完全に別のモノとして捉えていた。それが間違いだったとは・・・

わかりやすく言えば、ジャンプして「スキーを揃えて左右に2回振った後、最後にカラダを大の字に開いて着地」すれば勝負になった時代から、ジャンプ後に「後方伸身宙返り二回ひねり」をしないと勝負にならない時代になってしまったのだ。これはやや大げさな表現だが、間違ってはいない。どうだろうか、次元が違うことが分かるであろう。

この話題をすると同時に選手についても考えさせられる。
所謂ルーキーは、滑り始めた頃から難度の高いエアを練習しながら、選手として熟成していくが、長野の頃から滑っている選手・・・日本で言えば里谷、上村、附田などはこの変化に常に対応しなければならなかったのだ。年々、難易度の高い危険なエアにチャレンジしなければ勝負にならない世界。そして、確実に年取っていく自分自身。いやはや、彼らの努力とはまさに筆舌に尽くしがたいものであったに違いない。ベテラン選手は、凄い人たちなのである。

そして今大会はエアについては行き尽くした感があり、タイム勝負という一面が出てきた。本来の「コブを綺麗に速く滑る」という部分が大きかった。ただ、速く滑って無事ゴールすればそれなりに綺麗な滑りになっているはず(でなければ、途中で転倒したりタイムロスをしているはずなのである)なので、タイムが重きを占めた。
このスピード、本当に今大会は異常とも思えた。
数年前の男子のスピードを女子がやってのけ、男子に関しては異次元のスピードでコブを駆け下りてくる。ハイスピードカメラでないと膝の動きがよく分からないくらいに、とにかく速い。人間業とは思えない。よって、タイム点がほぼ満点という選手も何人かいた。これ以上速くなるとすれば、タイム点の改正があるかもしれない。もはや、ミシン針のような動きである。これで、深いコブを滑り抜けているのだから、素人には永久にマネできないと思わせるに十分である。

要するに、より「スペシャルな競技」になったのが現在のモーグルである。超人達の競演とでも言おうか。やはりオリンピック正式種目になると、進化のスピードが違う。少なくとも、長野あたりまでのモーグルは「上手い人たちが滑ってるなぁ」という感じだったのであるよ(1992年から正式種目)。

ルーツは「ホットドッグ」というお祭り&見せ物的な競技から始まったモーグル。このまま怪物達の競演となると、ますます一般スキーヤーには手が届かない競技になることだろう。アナオソロシヤ。
コメント
  • ketka kyptova(2010/02/16 19:03)
    一般人が観て最もインパクトが強いのがモーグルだろう。ティトも毎日ミッコロッカイネンのトリノの滑りを見てるよ。まさに人外。あの急斜面のコブを滑り降りるだけで一般人は恐怖と闘いながら少しずつ下り、おそらく丸1時間かかる。それを20秒そこそこで滑り、途中で体操選手もできないような(板とストックあってあれだけ着こんで)超難易度を決める。技術では間違いなく地球上全スポーツ最高難易度であるといえる。ユリスにも負けずにダーフィー・スプレッド・ダーフィーあたりを狙ってもらいたい!!
  • 絵寝(2010/02/16 21:56)
    ダフィーだな。ダフィースプレッドダフィーとかめちゃくちゃ難しいじゃんかw ミッコ・ロンカイネンじゃなかったっけ?ヤンネの後釜だね。 モーグル板買ってみようかなぁ(*^ω^)
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■2009年12月02日(水)  筋力発達事務所にて。
題名?なんのことはない。平たく言えば「ジム」のことである(何
ここでふと耳にした会話に、懐かしさを覚えた。

イマドキのわけぇ奴二人組が、筋トレしながら会話していた。聞き耳を立てたわけではないが、内容は飲み会だとかキャバクラだとかいう単語が飛び交う、他愛のないものだったのだ。それからしばらくして
「そーいや、お前女モンでラスティなんちゃらってブランド知ってる?」
「ああ、なんか元カノが結構もってたような気がする」
「アレってたけーんだよ、なんか何とか(聞き取れず)で9万とか〜」
「ああ〜なんかそうらしいね」
「そーいや俺服ねぇんだよなー」
「俺も、服マジほしぃ、着る服ねぇよマジで」
そんな会話だった。いや、実に20そこそこくらいの若者らしい会話ではないか。

■ 「服」の価値とは・・・


しかし、服。ファッション。これは、よく考えれば奥深い謎に満ちた代物だ。
今のご時世、数百円で買えるものから、高い物は万倍にも及ぶ価値があるとされる。しかし、その価値は当然「物質」の価値ではなく「付加価値」であることがごく一般的である。付加価値にそれだけの金を出す?何故だ・・・?
これが、年齢を重ねると共に実によく理解できるようになるのだ。


若い頃は、しゃれっ気が出だすとまずは外見を気にする。
外見とはいろいろあるが、一番簡単に装えるものは「服」である。
服のセンスが良いと「オシャレ」とみなされ、株が上がる(ような気分になる)。いや、実際上がるのかもしれない。次に、周りの「オシャレ」と差をつけたくなる。そうなると、既存の量販店では納得いかない。
そして次に手を出すのが「ブランド」というもの。このブランドが厄介で、ちょっと高い服です、質が良いでしょ?という「丸井レベル」から、他では手に入らないシーズン限定一点物なんだよ!という「ワールドデザイナーズ(コレクション)ブランド」レベルまで実に幅広い。

そしてそこで、若さ故の過ちか、「高い方」を好む人種が居る。つーか、一度は人間通る道である。高級ブランドの威光を手にしたがるのだ。まるで、幾多の英雄の命を飲み込んだダンジョンに挑む一人の冒険者のように(相当に大げさ)。
若い頃は当然学生とかバイトとかその程度。金があるわけがない。それなのに、その頃に限って意味もなくブランド物をひけらかしたがるのである。
所謂一つの格好つけであるが、これは別に悪いことだとは思わない。かくいうσ(^^)も、何事も格好からはいるタイプである。

しかし、しかしだ。何故、経済力のない時期にこれらのモノに惹かれ、いざ社会人になって経済力がつくと、途端に興味を失う(人が多い)のだろう。
社会という一つの枠に、自分という一つの存在がはまったとき、そういう虚飾が無意味に感じるのであろうか。それとも、いわゆる無い物ねだりで、買えないからこそほしい、というものなのだろうか。ここは、未だもって解せないところである。
(ようするに全然理解してねーじゃねーか、ということである 笑)

思い起こせば、20そこそこの頃は服ばっかりに気を遣っていた気がする。雑誌で目にするスタイリッシュ(と思えた)服を穴の開くほど眺めたものだ。σ(^^)の頃は、ちょうど裏原宿系の服がブームを迎えた頃で、「ベイシング・エイプ」とか、「アンダーカバー」とか、「ナンバーナイン」とか、「シュプリーム」が流行った。そして、こいつらはただの綿素材でウン万とか平気でしやがる、とんでもないブランド達だったのである。

当然、当時の金のない身分においそれと買える物ではなかったので、「たけぇな〜」とか言いながら、ペラペラとページをめくるに終始したのだが。それでも、大学にそれらを装着してくるたわけが居たりした。「これ、○○だぜ〜」とか、そんな顔をして、あくまで素知らぬふりで着込んでいるのだ。何度となく”ジャンプ大キックしゃがみ大パンチ小昇竜拳(めくり)”を決めてやろうと思ったか知れない。

つまりは、それは「ステイタス」だったのである。
ところが、それから数年、社会に出てみると、それらのステイタスはもはやたいした力を持っていないことが分かったのだ。通勤にオシャレしていってもたかが通勤着、休みの日には以前のように友達とつるんでウンタラカンタラ、があまり無い。したがって、そもそも「服」の存在価値が下がってしまっていたのである。そしてこの頃になると、着飾る物より生活に必要な物で高級志向が出てくる。家電だとか、クルマだとか、マンションだとか。雑多な物欲が急激に低下するのも社会人数年を経てからだとおもうが、ちょうどその頃から「服」に対する情熱も、以前のような熱いものはなくなっているのである。もちろん、最低限ファッションは気に留めておくが。
それは果たして、いつでも買えるからさして興味が無くなったのか、ただ単に服から生活に欲しい物がシフトしただけなのか、これもまったく分からない。
(ようするに理解してない事を再度確認しただけのことである 笑)

ただ、やっぱり同じ綿製品で数百倍とか平気で差がつくのはおかしいと思うのである。だから、σ(^^)は機能性のある服(アウトドアウェア系)に興味が移ったのか?・・・いや、これもやっぱり、自分でもよくわからないのであった。
コメント
  • FFはガリホスト、欧米ゲームはガチムチ(2009/12/03 09:20)
    思春期に異性を気にして外見を気にするようになる10代と服への興味はリンクしている。30も過ぎれば服なんてただのごまかす布。本当に必要なのは自分の筋肉で構築された実質的なパワーを伴う鋼の鎧である。しかしこれは諸刃の剣。抵抗力がなくなり私のようにファッキン咳とノロウイルススペシャルで苦しみ3日間食事もと取らず、寝込んでせっかくの筋肉がしぼんでしまう恐れがある。。。いったいいつになったらカイ・グリーンやジョニー・ジャクソンみたいな体になれるんかな??
  • さえ(2009/12/03 12:16)
    えーねさん☆ムキムキしてますかぁ^^ソニーゎまじ最悪ですょ。あたしも新品PC購入して1週間で使えなくなりましたし。交換もダメってゆわれました。殿様ですねぇクソニーですねぇ。
  • 絵寝(2009/12/05 14:50)
    >ボム あまりいろんな名前を出されてもわからんちゅーねん。生活に必要のない筋肉は、余分な物と見なされすぐに取り去られるのだ。悲しいかな。最近維持で手一杯ですぅぃ。              >さえ ムキムキ・・・ぼちぼちでんなぁ。つーか、Vaioは買ってはいけない物ランキングに入りそうな代物ですょ。ソニーは映像機器関連だけにしておきましょう。
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■2008年12月30日(火)  2008年終了
#2010年8月31日に旧雑記から移植した記事です

■2008をまじめに振り返る
2008年最終雑記。
やはり30日ですな。大晦日はまともな睡眠時間とれるのか?ってくらい忙しいので絶対パソコン電源入れないし。
今年もなんだかんだ、あまり変化のない・・・良く言えば平和に過ぎた年でありました。物欲には常にまみれつつも特に目立った買い物もしていないという・・・まぁ、こんなもんでしょう。
しかし、世間的にはかなりの変動があった年でした。
100年に一度という世界恐慌・・・100年前の経済状態は知りませんが相当な言われようですねぇ。社員が年収数千万取っていたアヤシイ証券会社がぶっつぶれたくらいでここまで大きな波になったというのは信じられない話ですが、世の中のメカニズムが絡まりまくっていて、何か一つが崩れるとバランスを失うって事でしょうか。
食品の産地偽装、毒物混入など、これも今までは全く気にしていなかったような出来事が、氷山が一角を表すと途端にすべてを飲み込む大津波を引き起こす現象でした。きっと世の中そんなものだらけなんでしょうね。
派遣問題から期間雇用の問題も、年末になって話題になりまくってます。リーマン波状の一つの被害と言えばそれまでですが、日本の社会問題にまで発展するとは神のみぞ知る。
直接関係のない一小市民のσ(^^)などは末端で「たいへんですなぁ〜」とか咥えタバコで苦笑いしていれば済むことですが、当事者は天から振った災難以外の何物でもないでしょう。
一つだけいえるとすれば、何があっても時間は止まらないし、生活も止まらない・・・生きていくことも変わらないということでしょう。原初の渾沌から流れている時の中にいる一つの生き物が人間というだけのこと。これを機に人間様は思い知るべきですね。決してすべてを支配しているわけではないということを。σ(^^)もその一員として、せめて全生物の一種として、驕り高ぶりを捨てて生物皆兄弟の精神で生きていきたいものです。
きっと来年もその次も、あまり変わらない生活と環境が続くのでしょうが、ひとたびそれが崩れた時、どうなるかという気持ちのシミュレーションくらいはしておいて損はないですね。生活をやめるわけにはいきませんから。
今日も、この年末も、ネット喫茶で不安に押しつぶされそうになりながら過ごす人もいるだろうし、ぴかぴかに磨き上げたSL65AMGでどこかのリゾートをクルーズする人もいるわけです。この、経済的に格差のないと言われる先進国、日本でさえも、金があるか無いかだけでここまで環境が変わってしまう世の中。本当に世知辛く、儚く脆いものです。
 
それでも、明日も生きていこう。
また、来年。
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■2007年02月03日(土)  ふと思い出す
#2010年8月31日に旧雑記から移植した記事です

■ドリームランドで考える日本の遊園地
何をいきなりワケのわからない話題を持ち出すかと言えば。
今日、ふと耳にしたことだが…かつて横浜ドリームランドのシンボルであったホテルエンパイア(1995廃業)<%= fn 'かつて、この異様な建物(当時すでに廃墟)の存在の影響でドリームランドファンになったと言っても過言ではないスゲー代物。21階建ての超高級ホテルで、五重塔をそのままでかくしたようおな和風な外観が最大の特徴。その姿はドリームランド近辺はおろか、遙か遠くからも「あの五重塔なに?」といった具合で観察できたほど巨大、かつ存在感抜群。取り壊されなかったのは本当にウレシイのである。ちなみに建設当時日本一の高層建築物であったという逸話もある!' %>の廃墟が生まれ変わっているというコトらしいのだ。どうやら、横浜薬科大学という新しい大学キャンパスがドリームランド跡地にできて、エンパイアは改装されて図書館棟になったらしい。公式ページで確認すると、確かにホテルエンパイア改の姿であった。
あの素晴らしい(異様)なシンボルが壊されなかったことに安堵したと共に、ウチから一番近い遊園地だったのに実は一度も足を運ばなかった横浜ドリームランドへの熱い思いが胸を焦がした。何度も言うが、開園当時行ったことはただの一度もない。
今や記録に残るだけとなった横浜ドリームランドは、まぁ調べていただければ概要は分かると思うが悲劇の遊園地として語られている。開園後間もなくして休止に追いやられたモノレール、同時に開発されたドリームハイツの人々の思い、憎き(?)東京ディズニーランドの影響による経営不振…など。
首都圏の多くの遊園地がこのディズニーランドのせいでぶっ潰れているわけだ。弱者応援派の私としてはこの一人勝ち状態のディズニーランドは悪と見なしている。儲けすぎだし、客も無意味にリピートしすぎである。何が魅力なのかまったく伝わってこない。まぁ、それもそのはず。ワタクシこのディズニーランドには人生で2回か3回しか行ったことがないからだ。それもかなり昔。今も全然行こうとか思わないし、客足がいいのを逆手にボッタクりまくるその精神もゆるせんからだ。今や遊園地に限らず日本のレジャー施設は、値段を下げたりサービス良くしたりで生き残りに必死であるというのに…あぐらかき状態のTDL許すまじ、である。
と、ここまで散々アンチディズニーランドを言ってきたから、TDLファンからはただの変人扱いされてるだろうが、かまわん。ディズニーキャラは嫌いじゃないがTDLは嫌いだから。いや、それにしても俺にはミッキーやミニーよりもドリちゃんランちゃん<%= fn 'ドリームランドのマスコットキャラクターである。今やネットですら目にすることが無くなった幻のキャラ。イメージに沿った良いマスコットキャラであると思う。当然、ホテルエンパイアがらみで興味を持った閉園後のドリームランド資料でしかお目にかかったことはない。ファンたる資格なし、とはまさに私のことを言うのだ。' %>のほうがよっぽど素晴らしく思えるぞ!
…なんか、全然日本の遊園地事情に触れてないが、ともかくデパート業界などと同じで、巨大ショッピングモールができると個人商店街は死に行く運命なのである。とても悲しむべきコトだ。ドリームランドも、モノレールさえ生きていれば…と思ってしまう。モノレール以外の交通手段が最悪でなかったなら…と。いや、それよりも開園当時に一度でも足を運んでいたなら…。。。。
あとはスキー場などレジャー施設全般に言えるが、やはり儲からないと設備投資ができず、客足の遠のく一方になってしまう悪循環になってしまうことだろう。それこそTDLなんぞは黙っててもカネが降り積もっていくのだから、どんどん豪華な建物を建てて豪勢なイベントもできようが、なんとか踏ん張っている状態のレジャー施設は維持だけで精一杯になってしまう…古びた施設では客も呼べずに以下悪循環…と、これを覆した例は今のところほとんど無いだろう。どんどん一人勝ち状態に拍車がかかるばかりだ。
スキー場にしても、儲け所の苗場など以外は次々に閉鎖されている。パウダーランで名を売ったARAIも倒産したし、かの日本最後の雪の聖地であるニセコにしても、東山はプリンスが手放したし、アンヌプリも経営がヤバイ状態。メインのヒラフもオーストラリア人に占拠されるのも時間の問題だ。こうして愛すべきレジャー施設が次々と衰退していく姿を見るのはとてもツライ。なんとかならないのだろうか…
とりとめのない文章になってしまったが、巨大資本に立ち向かうべく今存続しているレジャー施設達には是非とも頑張っていただきたい。ドリームランドが閉鎖されてからにわかファンになったσ(^^)が言うのもアレだががんばれ!
ちなみに、横浜ドリームランドが閉園してもなお頑張っていた元祖・奈良ドリームランドも去年閉園したそうだ…去年の段階でドリームランド関連の記事をあさっていたときはまだ生きていたのに…いつの間に。45年頑張ったらしい。お疲れさま。ここでドリームランドの息は絶え、ドリちゃんランちゃんもお星様になったワケか…悲しすぎる。
こうなったら、俺一人が奮起してドリちゃんランちゃん追悼企画をするしかないだろうか…と、ホテルエンパイアの生まれ変わった姿である横浜薬科大学校舎を見つめて思うのであった…第一巻の終わり。
 
追記(2007/2/9)
ドリームランド閉鎖が決まってから、エントランスにはカウントダウンと共に、このモニュメントが飾られていた。


▲事実上最後のドリちゃん・ランちゃんの姿。笑顔でお別れ…ということなのか
…すまん、言葉が出ない。
ランドが閉鎖=キャラとしての自分たちがこの世から消滅する前だというのに、この笑顔…まったくの悲壮感のなさに、逆に胸が詰まるものがあるのは私だけだろうか。
ドリームランドのためだけに作られたドリちゃん、ランちゃんはこのモニュメントを最後に、ドリームランドの閉鎖と共に消えた。あどけない表情の二人と共に刻まれた夢の国と共に生きていた時間。足かけ38年という時間は長かったのか、短かったのか…にわかファンとしては、この二人の墓標のようなモニュメントを部屋に飾っておきたいくらいである…。(ノД`)
なお、閉鎖から時間もたった今、ネット上からも消えつつあるこの愛すべきキャラクターを、我がサイトはできうる限り語り継いでいこうと改めて思った。
以上、追記まで。
コメント
  • 関西のビアンキ乗り(2010/10/06 17:56)
    二か月前、旅行で跡地探索をしてきました。変わり果てた姿に言葉を失いました。でもホテルエンパイアだった建物が残っていただけでも感動でした。また訪れたいですね。
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■2007年01月28日(日)  冬の風物詩?
#2010年8月31日に旧雑記から移植した記事です

■ドラッグストアにて、冬の肌荒れ対策
いやぁ、あまり寒くないけど冬ですね!
個人的に寒い冬は大歓迎(=良い雪降るから)なんですが、いやもちろん雪国では(暮らしてる人スマン)良い雪がガシガシ降っていただきたいのですが…普段の生活をする分には今年くらいの暖冬も歓迎なんすよ…寒さに弱いからとかではなくて。
どうやらワタクシ、超乾燥肌体質らしいのです。困った。
つーわけで、久々に仕事が早く終わったのでドラッグストアに寄ることができました。そこでいろいろ悩んだ…乾燥肌対策。そして切らしていた整髪料選び。など


▲冬には手放せなくなった普段用グローブ+肌荒れかぶれ用クリーム
このようなものが冬の必需品です。手に持ってるムヒソフトは今日買いました。何てったって…乾燥からなのか、体中痒い。しかも掻くと当然、荒れてきてかぶれたようになる…そこがまた当然疼く〜エンドレス〜の繰り返しですから、もう参ってしまっていました。外務の性質上どんどんと進行する悪循環。これからはムヒソフトに頑張ってもらいます。
グローブはなんと以前紹介した840円グローブ。こいつがまた、ブランドとか気にしないなら最強のデキ。通勤用にも作業中にも使ってます(2枚買ったため)。色やデザインも落ち着いてるし、手のひらは全面ポリウレタンコーティングされてるから滑らないし、作業用だから当然丈夫。薄手なのでジャストフィットするとかなり指先感覚もある。マジ最強。欠点は風と水が容赦なく染みてくることくらいかなぁ。
とにかく、手のひらも荒れるこの時期には欠かせない品です。つーか、作業中はメッチャ手のひら荒れるので、コレなかったらヤバイッス('A`)

■ドラッグストアにて、男性用整髪料の今
最近、以前にまして各メーカーは整髪料合戦を繰り広げている模様。資生堂もマンダムも必死である。まぁ、今や無造作ヘアーが男の身だしなみとなったのであるから、ヘアワックスなどは必需品なのであろう。
当のσ(^^)もヘアワックスには相当なこだわりがあった。最近でこそ、仕事に行くだけ〜なのでなんでも良いから付けてるカンジだが、以前は相当こだわったものである。


▲今でもこれだけあるのだが、コレや!というものに出会えない…
お気に入りだったのはナカノ「スーパーハード」、アリミノ「フリーズ」やトリエ「ムーブエマルジョン6・8」などのどちらかというと髪型を固定する(固まりはしない)超ハードワックスであった。これはまぁ自分のストレートで固いという髪質にもあるのだが、これらは欠点がある。高い…のはまぁしょうがないとして、まずもってに手に入らないということだ。そりゃまぁ、美容室に通ってるキミやオサレな専門店が近いアナタならいいだろうが、こちとら通勤の途中にドラッグストアに立ち寄るのが関の山の人間なのだ。休みの日にわざわざ遠出してヘアワックスだけを買おうとか思わないし。結局ヤフオクになる…と、落札、入金、送料…もうメンドイ。マジ勘弁。
…てなわけで、今や資生堂やマンダムに再び世話になってる人間なのです。
いや、でもね、最近はこういった大手も実に様々なワックスを出していて十分な気もしますよ。潤い系から固め系までそれこそ何十種類と…正直、分けのワカラン片仮名を適当に組み合わせて付けたタイプ名だけでは効力が全く分からないほど、さまざまな製品が出まくっております。つぅか、出し過ぎ。
クールなんたら、シェイクなんたら、マットなんたら、スパイキーなんたら…結局のところ指標が無いため、買って使ってみないと分からないという状況。それも、全メーカーが同じようなタイプを作ってるため、これもメーカー別で結構違うと思われるため使わないと不明。もうイヤだ…(ノД`)
まぁそんな中、目を引いたギャッツビー製品を使ってます。色分けしていて、ちっこい携帯用とでかい据え置き用があり、値段も安い。なによりカプセルみたいなケースがチトかわいい。ちっこいので試したところ、仕事主体の今の生活には不足無いので、しばらくコレで行こうと思ってます。ちなみに、写真に映ってるカラフルな容器のがソレです。
でも注意したいのは、ワックスは長時間保存に向かない(水分が飛んで固まった糊みたいになる)ということです。決めたシリーズを、使い切りで固定したいものです…でも新しいのでると気になるんだよなぁ。

■デコポンと文旦(果物・柑橘類)
最近、祖父が亡くなったことで母方の親戚からフルーツバスケットが届きました。
柑橘類大小8個ほど、マンゴー、アップルといった内容なんですが、どれも贈答用なので個包装してある上等品。いかにも普段食べないシリーズばかりです。


▲フルーツバスケットの(食い残った)一部。これらの果物は展示しつつ熟成を待っている段階だ…ちなみにデコポンは私の腹の中…
もともと生フルーツを消費する家庭ではないので慌てふためき、せっかくだからといろいろと調べたんですが…いやぁ、柑橘系って奥深いですね!ミカンをはじめ、日本でもなじみ深い果物ですが、ワタシャ結構好きなんです。でも、温州ミカンは食い飽きたし…と思っていた時にこのフルーツバスケット。
早速一個いただきました。ちょっとヘタの部分がぼこっと盛り上がった不格好なでかいオレンジってカンジですが。後に調べると、デコポンという商品らしいです。そのときは何も気にせずに皮をむき、「でかいな〜」とかいいながら食ったんですが…コレがヤバイくらいに美味い!!
マジで、今まで食っていたミカンはなんだったんだろうというくらいの美味さ。でっかい果肉、個々の袋は薄くそのまま食えるし、何より一房ごとにでかくて、果汁たっぷり、甘くておいしいのですよ!!うがぁ!じゃなく(゜д゜)ウマー


▲デコポン食し中。写真からでも薄皮の具合や果肉の輝きが分かるだろう!?
なんかね、生ジュースもよく飲むけど、ちがうね。全然。あの、はじけそうなミカンの房にかぶりついたときの食感と来たら…コレ、間違いなくやみつきです。果実を食ってる!!そんなカンジ。
こりゃもう、普通のミカンには戻れないと思い、なんとか大量入手してデコポンで始まりデコポンで終わるという夢の毎日を実現しようとしたんですが…お値段が張るのです。元々贈答用のデコポンは当然、最高ランクだからなおさら。もともと、自分で買って食えるような品じゃなかったんですよ…忘れていた。
でも、ちょっと質が悪くてもいいから食いたいナァ、と諦めずに近所のスーパーでも回ろうと思います。皆さん、こりゃ果実の革命ですよ。
あと、まだ食ってないんですが上の写真にも映ってるグレープフルーツのようなもの。これ、かなり日本でも歴史深い果実で「文旦」といいます。別名「ボンタン」と聞くと…それなりの歳の人は思うでしょう。ボンタンアメのあれかっ!!…まさしくその通り。


▲かなり大きい果実の文旦だが、表皮が異様なほど厚く、実際の可食部分はもっと小さいようだ
なんでも、大きいヤツだと2kgくらいになるとか…恐ろしい食い物です<%= fn 'しかし上には上がいる。最強の柑橘類…いや、果物のキングは同じブンタン系列の「晩白柚(ばんぺいゆ)」なのだ。コイツは、最大4kgにもなるといわれるまさにキングオブキングなのである。もちろん値段も(略' %>。。そのクラスになるとお値段も数千円/個するとか…恐ろしい食い物です。
ちなみにコレは1kgチョイくらいか?贈答用としては標準くらいだそうです。それにしてもでかい!食べ頃がまったく不明なのでしばらく観賞用にしておきます(元々そういう果物だそうです)が、こんな物体、そうそう食える機会もなさそうなので食ったらレポします(笑
とにかく、最初は酸味が強いので、放置して酸味を抜くとかそんなことが当たり前のモノのようです。
…まぁとにかく、デコポンが柑橘最強だということが言いたかっただけです。見た目で遠慮しないでかぶりついてみなさい!美味いから。
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