タイトル

!Caution!『 この雑記は過去ログです。現行の雑記についてはトップページから入ってご覧ください。 』
■2011年03月14日(月)  「支援の声」
東日本大震災と別名されるようになった東北太平洋沖地震。マグニチュード9.0は世界にも希な大災害となってしまった。

今日は休みだったが、どうやら朝から福島原発事故の影響で、JR節電運休など混乱が再発したようだ。
平日月曜の混乱具合はおそらく相当なものだろう。
輪番停電があるということで首都圏にも余波が来そうな勢いだが、情報が詳細ではなくやや混乱を招いているのが現状だ。ともかく節電は急務といえる。
昨日日曜に東京に出かけたが、人手は少なかったことや店が閉まっているところが目立ったものの、皆平穏に休日を過ごしていた。
ほんの数百キロ先では想像を絶する地獄絵図が展開されているなどまったく想像できない。

テレビでは相変わらず被害実況、状況分析、原因解明などが延々と行われている。
これは絶対的影響力と広範囲放送網を持つマスコミにしかできないし、それはそれで当たり前の放送をしているのだと思う。CMもACジャパンのものばかりだ。

そんな中、個人が情報を発信できるインターネットでは「災害支援」が広まっている。
ツィッターで、動画作成で、自分の出来るところで支援する気持ちを表したものが次々と出てきている。これらを見ていると、不覚にも目頭が熱くなってくる。
実際には何の支援にもならないかもしれないけれど、「頑張れ!」と伝えたいその思い―――未曾有の災害に、日本との関係を飛び越えた世界からの言葉が、あたたかい。それを見た日本人からも「ありがとう!」という言葉が次々にでている。

災害支援に垣根はない、世界の人は一部ではあるが手をつないで支援しあえる。そういった現実がほんとうに嬉しく思える。
ツィッターでは「Pray for Japan」として世界中の人から応援の言葉が。
ニコニコ動画ではネタ動画を含めた支援動画が、いろいろな形でアップされている。
すべての人の心は「被災地の人々、どうか頑張れ!」という一点に集約している。

頑張れ、という言葉。最も使い古された言葉ではあるが、この言葉よりもわかりやすく、明確に、一言で支援の気持ちを伝える言葉は存在しないのだと思う。だから、どんどん使っていこうと思う。頑張れ!と。

これらの支援メッセージや動画は、被災地の人々には実際にはほとんど伝わらないだろう。インフラが壊滅的に破壊され、生きるだけで精一杯な地域も多いのだから。
しかし、周りで傍観するしかできない人々には多大な影響があると確信できる。これらのものを見ることで、応援しよう、祈ろう、という気持ちになる人は多いはずだ。この気持ちというヤツがすごく重要なものだと思うからだ。

自分の生活には関係なかったから、無関心でいるのではなく・・・関心を持ち、みんなで呼びかけ、ひとつになり、声援を送る。この行動が思いやりのある平和な世界へと確実につながっていくと思う。無関心社会の現代だからこそ重要視される心のつながり。この災害を通して、多くの人が知ったことだろう。σ(^^)もその一人である。

これら支援メッセージを見て・・・募金に走る、ボランティアに志願する、節電節水を心がける、常に情報を把握し現地のために祈る・・・いろいろな行動があると思うが、その行動を起こさせた「気持ちの変化」が最大の効果であろう。

世界から救助チームが到着するなど、支援の輪は広まっている。
政治的な情勢があったり、素直に喜べない複雑な意見などもあろうが、日本で起こった惨事に世界中が支援の手をさしのべてくれる―――それが素直に嬉しい。

日を追うごとにどんどん広まっていく被害。最終的にどの規模までなるのか、想像もつかない。だけど、生き残った人々にはこんなにもたくさんの支援の声が届いているのだ。
「頑張れ!日本!」
コメント
  • 冷戦下からも支援(2011/03/15 09:52)
    地震で倒壊、津波に巻き込まれ、原発で放射能がまき散らされ・・・本当に散々だ。深夜には群馬・長野・新潟に地震があるなどと放送が入った。幸い地震はおきなかったみたいだが。日本列島の体幹部にあたる中部地方でも地震があるなんて。明日は我が身だ。地震に関しては時代が進んでも何も手が打ててない。人間は無力だ。でも支援し合う姿は美しい。
  • 絵寝(2011/03/15 20:37)
    地震は地上物を破損するだけでなく、島国日本の決定的な弱点である海岸線の長さというところを津波という形で破壊していくからなぁ・・・ 日本全土を巨大な堤防で覆うしかないのか。でもそれじゃ要塞になってしまう。
Name   Message   

■2011年01月10日(月)  アキバゲーセン事情
先日、実に久々に旧友UPKと新年会(と称したただの酒会)をやった。
思えば今愛用しているDENIMEジーンズを買って以来の会合である。秋〜年末いろいろと忙しかったので全く会えず今に至るという感じだ。

さて、氏の部屋に入ったσ(^^)は、最初から度肝を抜かれた。
なんだ、これは???
そこにあったのは、人の身長を超えるほどに積み上げられた数々の箱。中身はほとんどがぬいぐるみかフィギュアである。



しかし、氏はアニメ分野はガンダムを除き疎く、絶対に買うわけがないと思っていた。
そしてそれは半分当たっていた。これらはプライズゲームの景品だったのである。平たく言えばこれ全部UFOキャッチャーで獲ったということだ。
いや、以前からお菓子系のプライズゲームに彼がハマっているのは知っていた。冷蔵庫には景品のお菓子が山と詰め込まれていたし、チョコレートには絶対困らない環境であった。
しかしお菓子系では処理しきれないし、何よりもUFOキャッチャーにハマったということで、どうやら獲物が大物にシフトしたようだ。

ともあれそんな山と積まれたプライズをよそに酒盛りしたわけだが・・・
翌日、σ(^^)が目をつけていたデジカメを購入するために向かったアキバで、この光景がいささかの異常でもないことを目の当たりにすることになる(かなり大げさ)。

久々にきたアキバは、ものすごい人出であった。
それもそのはず連休中日。通りはまともまっすぐと歩けないほどの人、人、また人。この不況にあってアキバは活気に満ちている。PCパーツ系専門店が倒産する中で、やはり元気だったのはフィギュア、コレクターズグッズなどのキャラクター商品である。

そして、アキバに数あるゲーセン。
入ることはほとんど無かったが、UPKのプライズハントにつきあって中にはいると、そのほとんどのフロアはプライズゲームに占拠されていた。かつてゲーセンと言えばビデオゲームだったが、その面影はあまりに薄い。入り口から建物ほとんどのフロアがUFOキャッチャーや類するもので埋め尽くされている。



店内の撮影ははばかられるので人がいないときにしか撮れない、故に人気ぶりは伝えにくいが、とにかくプライズゲームのオンパレードなのだ。ここはクラブセガ。
たしか数年前入ったときは対戦型ゲームが隆盛で、所狭しと対戦型ゲームが置かれていたフロアのはず。そしてその後オンラインゲームになり、それもほぼ駆逐された形なのか。



店内には初音ミクなどのボーカロイド曲が流れる。
んで、店員もそれらのコスプレを着て業務している(女性限定)。プライズゲームの景品も、当然今ヒットしているメディアのキャラクターばかりだ。正直、ほとんどわからないのだがそれはこれらにハマっているUPKも同等。
要するに、UFOキャッチャーでいかに金をかけずに戦略的に景品を得るか、というところがハマる要素なのだろう。それは正直わからないでもない。フロアを見回すと、カップルから学生の集団まで、実に様々な人がプライズゲームに興じていた。
中にはどでかいビニール袋を満載しているプライズハンターの姿も見かけた。



プライズゲームの賞品がゲーセン内に見本としてディスプレイされていた。
ほとんどがフィギュアだが、市販品との差別化を図るため、これらはすべて非売品が原則である。そして期間限定品であるから、入れ替わりも激しい。飽きられずに定期的なインカムが期待されるビジネスモデルとしては、ビデオゲームらに大きく水をあけたのも納得。
キャラクターも様々で、ライトユーザーにも取っつきやすい。例を挙げればワンピースやジョジョなどの人気ジャンプ系キャラのフィギュアも前面に出されていて、顧客がマニアックな層だけではないことが伺える。
(ワンピースに至っては、新景品が入荷!とどでかい等身大POPまで登場する人気ぶりだ)

そして驚いたのは、プライズゲーム景品売買専門店が存在したということだ。こんなの、少なくともσ(^^)は知らなかった。店内に並んだフィギュアたちはすべて非売品(ここで買えるけど)。
なお、非常にと言うか異常なくらい凝り性のUPK氏は、店内の目玉商品の数々を、すでに"あの箱の山"の中に所蔵しているようだった(それも複数)。

総じて驚きとともに感心すらしてしまったプライスゲームだが、そのギャンブル性にも目を向けなければならない。すなわち、一度手を出した台からは簡単に手を引けなくなるという心理をついた商売であるということだ。たとえは悪いが、パチンコやパチスロに通じる心理的戦略がやはりここにもあるのだ。だって、自分がかなりの金をかけてようやくゲットできそうな台、途中で放置して帰れますか?
言わずもがなだが、簡単に獲らせてくれる台なんてのはごくごく希である。ある程度金を積むことを覚悟しなければならない。

昔からゲーセン入り口にあったUFOキャッチャーだが、いまや内部までもを支配しつつあるのだ。
あ、σ(^^)が買ったカメラは後日紹介します・・・
コメント
  • 時代とともに変わるのね。(2011/01/11 00:34)
    久々に内容の濃い雑記だね。コスパを考えるクセが染みついたアチキは絶対やらないね。見に付くこと(食事)が最優先でゲームや時間消費嗜好系には食指が動かないのだ。だから確実性の少ないギャンブルもやらない。つまらない堅実人生だけど生きてる本人は十分楽しんでるカナ。サンミャもどっちかといえばそっちだよね?(笑)
  • さえ(2011/01/11 17:07)
    うぱさん?カナ?さえもあそびたいです!!(*>д<)フランス料理美味しかったですよ♪ただやっぱり量が…旦那さんもキツイって言ってましたf^_^;
  • 絵寝(2011/01/11 22:45)
    >bon 全くその通りだ。こういう、ある種羨ましいほどのこだわりというか金と時間の使い方を見ると、自分が超つまらない人間に思えてくる不思議。視野は広く持ちたいものですな。      >ざえ よくわかったな〜かつてのメンツで未だ唯一リアル交流があるのが彼なのだよ。 フレンチは腹を空かせていくべし(´ρ`)
Name   Message   

■2010年12月06日(月)  最近のゲーム事情
ここ最近はゲーム業界の不況が話題になるような時代だ。
(興味ない人は今回もスルーでよろし)

ドラクエを並んで買ったあの頃の出せば売れる時代は終わりを告げ、本体の高性能化とともにソフトの開発費もかさみ、売れるとわかるゲーム以外は発売されないような世の中である。まぁ、わからなくはない。人気メーカーも潰れてしまえばそれっきりだ。
ことに、国産ゲームの勢いは目に見えて落ちてきている。洋ゲーと呼ばれる海外物ばかりが目立ち、大作もだいたいが洋ゲーであることが多い(特にXBOX360は顕著だ)。かつてファミコンで世界を圧巻した日本のゲーム業界は、もはや風前の灯火といえるだろう。

σ(^^)が最近発売日買いした「コールオブデューティ ブラックオプス」もそんな大作の一つ。いわゆる洋ゲーが最も得意とするFPS(ファーストパーソンシューティングゲーム)なのだが、アタシャ下手くそであるから完全なライトユーザー。でもやっぱり面白いのだ。
世界に注目されるブランドとなった「コールオブデューティ」シリーズ、発売日には世界各地で大規模なイベントが開催され、さながら映画のワールドプレミアのような雰囲気になっているそうだ。稼げるゲームは違うね。なんでも発売初日で、日本の大作「バイオハザード5」の総売上を余裕で超える本数が売れたとか。どんだけだよ。

日本ではFF13が賛否両論で微妙判定を食らった後、FF14(オンライン)が壮絶な未完成ゲームであるとしてボコボコに叩かれている。天下のスクエニ(スクウェア・エニックス)もそろそろやばいのかもしれない。
(しかしコールオブデューティシリーズを最近ローカライズして発売しているのは何を隠そうスクエニなのだが・・・こちらも微妙な評価をもらってしまっている。もちろんローカライズの面で、である)

好調なのはポータブルゲームのみ、という状況が日本の現状。モンスターハンター3rd(PSP・カプコン)が発売すると各店で売り切れ状態だそうで、そういえば自分の職場でもやってるヤツは多い。ガキからオッサンまでやってるのがすごいところだ。
(ちなみに自分はパソコン版を一ヶ月やってやめました。σ(^^)には合わんかった)
ちょっと前はラブプラス(DS・コナミ)がなかなかいろいろな方向で話題になったばかりだし、ポータブル機はゲーム開発費用も抑えられるので今のミニマム経済な日本向きではないだろうか。まぁこれらは日本だけで売れてるみたいだし・・・

据え置き機(PS3、XBOX360あえてwiiは除く)ではグランツーリスモ5(PS3・ソニーCE)がようやく、延期に次ぐ延期の末に発売されたが、期待が大きすぎたせいか・・・はたまたPS3が出てだいぶたってるので時代遅れになったか、評価はそれほど良くはないらしい。だいぶあらが目立つようだ。発売前にキレイキレイともてはやされた、その陰になった部分が相当やばかったらしい。まぁ話題性だけで相当売れるだろうが・・・。
前述のFF13とグランツーリスモ5は日本を代表するゲームであり大作だが、どちらも「2010年がっかりしたゲームトップ10」に名を連ねているというから、過剰な期待というモノは恐ろしい。

このように、日本のブランド力で売るソフトですら危ない昨今は、もはや新作の大作ゲームはギャンブルでしかない。

かつて世界中を熱狂させたバイオハザードシリーズ生みの親、三上氏が満を持して送り出したTPS(サードパーソン・シューティングゲーム)のヴァンキッシュ(PS3、XBOX360・セガ)も話題性があった割には発売後に話題を聞かなくなった。売り上げはどうだったんだろう。

XBOX360の名をいろいろな方面で有名にしたアイドルマスターも、次回作アイドルマスター2(XBOX360・バンダイナムコゲームス)での発売前情報で大きな波紋を呼んでいるらしい。アイドルリストラ&男アイドル追加で、メーカーにこれを訂正するよう嘆願書を持ち込む者も出るほどの問題となっている。鬱になって生きる気力をなくした者もいるとかいないとか(どんだけだよ・・・)。

日本メーカー巨塔の一つであるコーエーは、相変わらずなゲームシステム、相変わらずな操作感、相変わらずな作業感の「無双シリーズ」で売ろうとしかしていないし、格ゲーをドラマチックにして一世を風靡したSNKプレイモアは、過去の遺産である格ゲーKOFシリーズと、萌えキャラをDSタッチペンいじくり倒す大人のお友達向けのアレなゲームしか作らない。

体感ゲームを流行らそうとしているXBOX360の「キネクト」は明らかに狭い日本の家屋向きではないし、PS3のアレもwiiのハイデフ版以外の何物でもない。この分野ではwiiの支配下が延々と続くであろう。惜しむらくはwiiが未だにハイデフ未対応ということだ。しかし、任天堂はゲームのおもしろさという本来の本質をとらえ、映像美でごまかさない路線で成功を収めている。映画のような映像美と世界観で圧倒してくる海外勢には、そういう方面で対抗するしかないのかもしれない。日本は金もないし。

このままでは日本のゲーム業界、行く手は経済とイコールであろう。外資に圧倒されている。
まぁ、ゲームをあまりやらなくなった身としては別にいいんだが、せっかく日本のお家芸といわれたものが一つ、消えてゆくのはとても悲しいことだと思うのだ。
コメント
  • 最近海外のフィットネスベイブがマイブーム!!!!!...(2010/12/07 09:43)
    全くゲームに興味ゼロの私にはどうでもいいのだがハニーがゲーム大好きで赤Wii買うしポータブルシリーズも全て持ってるし。。。でも買うだけでやらないのよ。最新のおもちゃゲームは入手するが。。。ユリスがゲームでレベルアップしているならオレはバルクアップしたいところだが・・・。
  • 絵寝(2010/12/07 23:20)
    まあゲームは興味の一つに過ぎないけどね・・・スキー、カメラ、外車、ウエア、サングラスなどの物的興味の一カテゴリなだけっす。語るほどやってないし、持ってもいないので・・・
Name   Message   

■2010年06月08日(火)  不安と恐怖と心の病
最近、こう考える。

人は、常に底知れぬ不安、それに対する恐怖を持っている。
そして、目の前にあるそれに関係のない出来事や心情の変化でもって、その不安という核を包み込み、一時的に見えないようにして日々過ごしているのだ。深く考えないときには、その不安という核は忘れ去られている。あたかもなかったかのように。

だが、時に思いがけないカタチで核があったことに気付かされる。
いったんそのことを思い出してしまうと、途端に憂鬱が襲う。しかも、その不安要素は心の底にある核なので、取り除くことは不可能である。今まで核をつつんでいたものが、ただのオブラートであると気付いたとき、すべてが無意味に思える。今、ここでいかに笑い心和んだとしても、不安は確実に存在するのだと。消し去ることはできないのだと。
そうなると、すべての出来事に対して冷めた目で対峙するようになり、喜怒哀楽することも無駄のように感じてしまう。恐怖に対するおびえから、何か少し悪いことがあるとすべてその不安要素に繋がる負の連鎖に思えてしまう。表面的にはほぼ何も変わらない日常であっても、不安の核を思い出した者には、日々が辛くなる。自分に影響を及ぼすすべての外的要因を取り去りたくなる。不安要素に絡むすべての事象を一時的に排除したくなる。そうしないと、心の平穏を感じるときがなくなるからだ。

そこから、大きく二手に分かれる。
不安要素は消せないものだ、どうしようもない。それよりも、今なるべくそのことを再び封印できるほどの喜びや楽しみを感じるために、無理にでも前向きに生きていこう。そうすれば、再びオブラートが不安という核を見えなくしてくれるだろう。・・・と、敢えて自分と干渉するものに積極的に進んでいく人。
不安で不安で仕方がない。すべてが敵に思える。ここはひとつ、完全に安全な場所で誰の干渉もなく自分と向き合わなければならない。誰の干渉も無い場所、それは多くの場合自宅や自室。・・・そこで、悪いことが起こらないようにじっとしている。そしてこもりきりになってしまう人。
これは大袈裟な二手だが、おおよそどちらかの方向に向くであろう。

一つ大事なことは、前者のように積極的に進むには、ある程度自分にプラスに働いてくれる外的要因が欠かせないことだ。それは、友人であったり、家族であったり、学校や職場などのコミュニティでなおかつ好意的に受け入れてくれる場所であったり。そういったものが皆無だと、なかなか一人の力で前向きに進むことはできない。人が一人で生きられないとよく言われる所以がわかる。

ふとしたことで感じてしまう心の奥底の不安・・・すなわち核は、なかなか忘れることができないし、その最中に起こる悪いこともすべてその核へと繋がる何かに思えてしまうと、さらに忘れることが困難になる。
こうして文章を打っている今でも、どうやって忘れようか思案しているところだ。もっとも、忘れようと努力して忘れられるものでもないが。それはそれと割り切って新たな気分で一日を迎える・・・そんなプラス思考に早く戻りたい。自分に関わる事柄が好転すれば、そのきっかけをつかめると思うのだが。
結局、自ら心の闇を引きずり出してみても、なにもプラスにはならないのだし。
コメント
Name   Message   

■2010年04月24日(土)  疎いボク
ボカァ疎い。
何がって、世間の流れから取り残されつつある。
特に、ここ十年くらい、少なくとも仕事を始めてからは世間一般の流行廃りが分からなくなっている。これは、よくよく考えれば非常にイカン事なのである。だって、オリャーまだそこまでトシでもない。

まず、部屋にテレビはない。この薄型激安時代にも関わらず、である。理由は「別に見ないから」。
正直リビングにあるテレビでNHKの自然紀行モノでも見てれば満足だったんである・・・が、あまり好きではない「芸人主体のイマドキバラエティー」とか連続で見るのが果てしなくめんどくさい「どれんでぃードラマ」とかをある程度見なければ同年代の話題にすら危機感を覚えてしまうのだ。
これはもう、一種の通過儀礼とでもいうべきもので、通常人と話すとき、共通の趣味や仕事がなければ、実は芸能や流行の曲くらいしか話題ってないのである。恐るべき事だが、世間は未だレコード会社やマスコミ主体に成り立っているといっていいと思うほど。
ここから切り離された世界(=ネット)でしか情報を得なかった自分は、完全に取り残されていたのである。ネットは取得する情報を一方的にえり好みできるので、いつの間にか興味のある事しか調べなくなっていたのだ。
イカン。
カラオケに行ったって、まあ今じゃ年に数回も行かないが、そこらの連中と時代が異なる。年は同じくらいなのに・・・。十年くらい前は相当カラオケにハマってたし、金もなかったのでCD借りまくって曲も覚えまくっていた。いつからか最新ヒットはどこぞの話題と化し、それ以降は歌っている人間すら微妙〜に知らない感じになっていた。
イカン。
まあCD借りなくなるなんて事は年取ればよくある話、だが、テレビさえ見ていれば、どこかの場面で流行の曲が流れ、勝手に覚えていくモノなのだ。と同時にあまり興味はないが人気絶頂の芸人ブームにも何となくついて行けるようになる。ついでに何となくニュースとかも分かるし、テレビって現代社会をフツーーに生きる上でもはや必要不可欠なのかもしれない。
逆に言えば、現代社会のコミュニケーションはテレビさえあれば大抵何とかなるのである。お手軽で面倒でもない、最高の映像教科書である。テレビ(持ってないけど)サイコー!テレビ(別に見たくないけど)マンセー!と言えない者は、徐々に淘汰されていくのだ。

考えてみれば地デジオンリーデイも近い。
う〜ん、全然欲しくないけどここは一つ、他用途も考えてフルスペックハイビジョンテレビをどかんと購入すべきだろうか?しかし、ここまで世間の波に逆らって生きてきた(大袈裟)手前、ここでそれに屈するのもなにか負けた気がしないでもない。
やっぱり、万能と思われたパソコン+ネットというツールも便利すぎる罠があったというわけだ。ある程度自分にとってどうでもいいと思われる情報も取得していくことが、結果として自分のためになる。完全に情報を選べるパソコン+ネットでは世間を生きていくのは難しいのである。
・・・まぁ、ネットで興味がない方面にも足を伸ばせはいいだけの話なのだが・・・
コメント
  • TVバラエティばっかで頭おかしくなるぜ???(2010/04/25 22:04)
    おいおい、それは大きな間違いだ。えね株式会社ではTVネタばかりかもしれないがボン会社では「パチスロ(なくていいのに)」「ウマイ飯屋」「新店ネタ(くっだらねぇ!!)」あとは相手にもよるが「子供」「妻」「家族」「トレーニング」「誰かの悪口(イクナイ!)」「ネット(エロ?)」「おたく」「野球(糞だね)」等半分は十分対応できる題材ばっかだね。相手のプライベートなことつっこみまくって聞きまくって相手を丸裸にしちまえばいいんだよ(笑)まぁ、「どこどこのなにがよかった」みたいな観光・地理ネタはめっぽう弱いから聞き流すだけやけど。ちなみに最近の男の歌は全てゴミ。女なら奈美恵やパフュームやaikoとか聞けるけど。えね会社はボン会社より社員の体質が昔っぽいからまだ多様化してないんだね。TVネタなんかほぼ皆無だよ。
  • さえ(2010/04/26 13:48)
    うちもテレビ無いに等しいですょ。まったく映らなぃので…先日アンテナ工事の人が「テレビ映るかどうか見てみてください」って言ってたんですが、「うちはテレビ映らないのでわかりません」って言いました☆あたしも旦那もニュースは携帯で見れるし見たい番組もとくにないし…パソコンあるし。でもたぶん近々買うんだと思います。。
  • 絵寝(2010/04/27 22:52)
    予想外の好反応(*^ω^) まぁ、たしかに大袈裟に書きましたよ。テレビ無くてもなんとかなります。あくまでも一情報源としてあったほうがいいかなぁ。というのが今のところ。実際買ったところでテレビダダ流しでパソしてると思いますが。   >BON 子供妻家族・・・この時点でオリャーダメだろw 野球はテレビだな(どうせ見ないけど)   >さえ ダンナさんも似たような感じでよかったね。そこが違うと生活変えなきゃだもんなぁ。でも、ケータイでニュースとか、最先端じゃないっすかw
Name   Message   

2011年 3月

12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

<-neo / vin->
□ 雑記カテゴリ □
>> 最新記事 <<

ゲットアイテム
本日のモノ
休日・旅行etc
カメラ・フォト関係
動画付き雑記
レビュー・感想
最近のブーム
インターネット
日常的事件!
小ネタ
フト、考えた。
癒し系
ヘコみ系
写真で近況
観察日記(虫とか)
時事・ニュース
ただの駄文
ビッグ・フォト
トアルデキゴト
二次元イラストCGs
長期のまとめ

■ カテゴリ別 ■
■ 最新10件リスト ■


01月10日 イマドキのバンド
08月10日 おまけシールについて
02月28日 エルピーダメモリの経...
01月12日 手紙パネェ
08月01日 「死生観」にみえる文...
03月14日 「支援の声」
01月10日 アキバゲーセン事情
12月06日 最近のゲーム事情
06月08日 不安と恐怖と心の病
04月24日 疎いボク


雑記全タイトルリスト


§ ここまでの足跡 §
要するに過去の日誌です
(新ウインドウで開きます)

Webmaster
近影
ENEMY、絵寝

適 正(属 性)

Ski - (video)Camera - Car - Game - PC - Trip - Outdoorwear - Oakley'seyewear - Internet - CGillust - StrayCat - WasteRoad(tunnel) Huge building & Steel frame
デモ キホン ヒキ-



Powerd by えくすりあ
/
+62000くらい