はぁぁ、正月の忙しさから一転、取らなかった休みを一気に消化している(スキーの予備日の意味でも)ので、たまの仕事が堪えるワィ
(´・д・)y-~~~
とゆーわけで、次の日が休みだったのでちょっと食いたいモン作ることに。
その名も「激安ステーキ」だッ!
ただ単に、漫画バキのステーキ食うシーンを見ていて、無性に食いたくなったのである。
高級肉で作れば労せずとも旨いステーキはできるが、いかんせん高い。そして、カロリーがヤバイ。激安肉ならばたっぷり食えるし、脂身もないのでヘルシーなのだ。
なにより、外食の時に安い値段で旨い肉が出されるという事実から、ある程度工夫すればウマくなるだろうという実験的なものがある。
というわけで早速ゲットしてきた。
オージービーフもも肉。。。およそステーキ用らしくないが、しっかりとステーキ用と書いてある。ちょっとガッツリ食いたかったので2枚で240gのコイツに。
それにしても安い。100gで200円以下しかしない。まさに激安肉。
まずは固いこの肉をしっかりと肉ハンマー(?)で叩きほぐし、包丁も使いながらスジを切る。とても安い肉なので、念入りに行わないと後悔するだろう。
ニンニクが必要なので探したら、スキー(後述の雑記にて)の時に買った長野産のニンニクを発見。肉の割にはやたら豪華である。
牛脂がなかったので、サラダ油にバターを多めに入れ、火にかける。
熱くなってきたらスライスしたニンニクを一気に炒める。この時点で結構油ハネが凄い。床に新聞紙敷いておくんだった・・・
う〜ん、香ばしい・・・めちゃくちゃ良いニオイだ。
ニンニクに焦げ目がついたら、油から出しておく。これでニンニクオイルのできあがり。
肉は、焼く寸前に塩とこしょうで味つけしておこう。ただし片面で。
調べてみると、塩を前もってまぶしてしまうと肉汁が吸われてパサついてしまうらしいのだ。ただでさえ脂の乏しい肉、吸われるわけにはいかないのだ。
油を熱し、煙が出始めるくらいの温度になったら一気に肉を投入する。この時は塩こしょうをした方を焼くのだ。
ものすごい轟音と共に油が飛び散る・・・う〜む、新聞紙は次回から必須だな(´ρ`)
強火で一気に焦げ目をつけたら、中火くらいで焦げないようにじっくり焼く。
油を肉の方に回してやる作業を繰り返しやる。
その後、十分焼ける頃(生の方に肉汁が沸いてくる頃)ひっくり返してもう片面を焼く。この時もなるべくじっくり焼くのが望ましい。最初に強火で焼いた面が高温で縮んでしまい、平面ではなくなっているため火の通りが悪いのである。
この加減が非常に難しいという・・・
肉が十分に焼けたら皿に移し、残った油に先ほど取り出したニンニクを加え、さらにステーキソースを足してソース作りを行う。この時は市販のステーキソースでやったが、自分で作るのもいいかもしれない。せっかくニンニクと肉汁があるのだから。
ほどよく暖まったら(あまりやると焦げるか蒸発してしまう)肉にかける。
ライスを皿に盛り、買ってきた温野菜サラダを添え、ベルギービール「白濁」を手に
いただきまーす!(*╹◡╹*)
見た目は立派なニンニクソースのステーキ。ナイフで切ると、国産牛の脂の多い肉とは違う、手応えのあるカンジ。ある意味これこそが肉である。
もぐもぐ・・・肉はやはりソース以外の脂っ気がない赤身の味だが、ハンマーとスジ切りのおかげで固く残ってしまうところもなく、すべて食べられた。非常に経済的でゴミも出ない良い肉だ。
問題点としては・・・
分厚い部分に火が通ってなかったということだろうか・・・
この肉は後ほどソースごと焼き直して食べた。肉の若干不均等な厚さもさることながら、小さいフライパンで無理矢理焼いたのでムラが出たのかもしれない。今度は余裕を持ったフライパンで焼いてみよう。
安い肉がそこそこ旨く食べられたのだが、注意点は焼き加減に尽きると思う。
気をつけて焼きすぎるとカッチカチのウェルダンになってしまい旨くない。
焦げるのが怖いので控えめに焼くと、焼き目もつかずに中は真っ赤っか。
ステーキって結構難しいんだな・・・薄めの肉なら簡単だろうけど、安い肉なら分厚いのでガッツリいかなきゃロマンがないでしょう。是非、次回も機会があったら挑戦してみたいと思う。500円(ワンコイン)でステーキが食えるぜ!
(読み返していたら、「肉」という字がゲシュタルト崩壊を起こした・・・)