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■2011年11月03日(木)  秋晴れ都内散策
ああ、三連休が終わってしもうた(´ρ`)
土日と出勤だったので火水が休みになり、祝日の木曜日とあわせて三連休だったのだ。
初日:都内散策
二日目:ヒッキー
三日目:アウトレットでお買い物
と、ヒキのσ(^^)にしてはなかなかの充実デーだったので、初日の都内散策の雑記でも書こうか。
いや、ホントは観察日記関連で書くものがあって、写真ピックアップしてるんだけどもどんどんと先延ばしになっておりやす。まぁ、順調に飼育していっているので特に書かなくてもいいんですがねェ。

実は、服が見たくて原宿散策をしたのだが、いかんせん平日は人がいない!休日が嘘のように人がいないのだ。もちろん、表参道とか竹下通りとかその辺にはウジャウジャいるが、ショップに人がいないのだ。
店員に「こちら、試着できますんで」とか「サイズ違いもお出ししますので」とか言われるだけで何となく居心地が悪くなる小心者のσ(^^)はとても・・・店員が外を睨んで待ちかまえている店内に踏みいる勇気はなかった。
(その反動で、本日のアウトレットでは、人がたくさんいるのをいいことに店に入りまくったわけだが)

突然予定が喪失したが、ちゃんと予備の観光プランをチェキっといたので問題なし・・・と言いたいところだが、ショッピングで終わる予定でもあったから場所も名前もうろ覚え・・・そんな中のスタート。




まずは原宿にいるので、手近なところで「東郷神社」を参拝。
かの軍人、東郷平八郎を奉った神社で、強運や勝運を求めて受験生や商売人が訪れるという有名どころだ。




関係ない写真だが、東郷神社の池にはカメがたくさん泳いでいた。
よくみると甲羅干ししているカメ軍団を発見。こいつらはミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)で、日本でもブームになったカメだ。成長しきっていてかなりデカイ。
名前の通り、耳に当たる部分に赤い線が入っている。ちょっとカッコイイ。
その大きさたるや全長20〜30cmにもなり、ウチで飼育しているニホンイシガメの子亀「万年くん」とは比較にならないガメラ級である。
とりあえず、人生の勝運を祈って退散(・・・手遅れだって?)。

その後、地下鉄路線図と睨めっこして、ケータイで検索してなんとか割り出した駅「雑司ヶ谷」へ。



雑司ヶ谷駅を降りるとすぐにあるのが都電荒川線「鬼子母神前駅」。
ちょうど都電が来たので一枚。神奈川在住のσ(^^)には路面電車は貴重なのです。まぁ、ここは普通に線路走ってますけど・・・




鬼子母神前駅からは、その名の通り鬼子母神堂への参道が続いていて、石畳の道をたどればケヤキ並木がお出迎え。やがて、境内へとつながる。
ここは確かテレビで見たんだっけなぁ。なかなか立派な構えと雰囲気。東郷神社でお参りしちゃったのでここではお参りせず。てかσ(^^)が安産祈願しても意味ないっしょ・・・




本堂前には駄菓子屋が?不思議に感じて店の看板を見ると・・・「1781年創業、上川口屋」という文字が。・・・凄すぎる。230年前から続いてるのか・・・流石歴史深いところだ。
ところで、カウンター(?)に猫が寝そべっているのがわかるだろうか。これだけで理想の駄菓子屋ポイント大幅アップなのだ。当然、何代目かの主人はおばあちゃんであった。




境内にある都指定の天然記念物「大公孫樹(おおいちょう)」。
樹齢700年とか言われているらしいけど、たしかにでかい!!下がりまくっても全然カメラの視界に収まらない。
そうそう・・・その上の写真といい、なんかハンパに切れているのは、今回持ち出したレンズが「F1.7-20mm」単焦点だからである。35mm換算で40mm相当。何のことかわからない人に説明すると、広角じゃないレンズなので、視界が狭くなるのだよ。俗に言う広角は35mm換算28mm以下で、数値が小さいほど広い範囲が撮れる。
レンズ交換いらないのに広角も望遠もいけるコンデジってマジ便利だと思う一瞬だ。


さて、今回目的はここではなかった。
ここから、さらに目的地へ歩くのだが・・・正確な場所がわからない。こういうときスマホは便利だろうなぁと思う。ネット環境が全然違うもの・・・




と言いつつ、何とか到着。
ここは「東京カテドラル関口教会 聖マリア大聖堂」である。JRの車内広告で見たから何となく来たのだ。結構歩いたけど・・・
ここも写真が下部分ぶった切られた感じだけど、レンズのせいである。風景写真に向かないレンズ付けてくるなよ>自分




大聖堂内が見物なんだけど、撮影禁止。
天井が高く、日本有数の大きさのパイプオルガンが置いてあって、荘厳な雰囲気。規模は海外のそれとは比較してはいけないけど、日本ではかなり立派な聖堂だと思う。
写真は当地のマリア崇拝を模した崇拝所。精巧にコピーしたらしい。
カテドラルとは地域(教区)を治める大司教の椅子がある場所とのことで、要は教区の中心的建物という意味だ。

カテドラル大聖堂も見学し終わったことだし、護国寺駅からお茶の水方面へ向かう。




と思ったが、よく考えれば「護国寺」なんか行ったことないのでお邪魔することに。
山門も立派で、目の前に大通りや首都高があって車がビュンビュンしてるのに、一歩門をくぐると喧噪を離れた寺の雰囲気そのもの。




全然調べていかなかったのでさっと見て終わってしまったが、重要文化財はかなりの数を保有しているようだ。本堂は改築かと思いきや1697年竣工のオリジナルで、重要文化財指定を受けている。
ちなみに真言宗の大本山であるらしい。夕刻だったので僧侶が本堂の参拝門を閉めるところだった。




にゃーん。言わなくてもわかろう。護国寺猫である。
こいつ、めちゃくちゃ人慣れしていて全然逃げるそぶりも見せない。常に眠そうにしているのだ。ああ、こいつが噂の眠り猫か(違)。目を細めちゃってまぁ・・・にゃーん。

その後はスキー用品をチェックしに神保町まで地下鉄、その後は消耗品を買いに末広町、でアキバへ。




おお、アキバのライブハウス(?)のシャッターはなかなかアートだ。
萌え絵全開ならどん引きで終わったが、こういうポップでキャッチーな感じだと思わずシャッターを切ってしまうな。
この画像くらいだと今回持って行ったレンズが逆に優位になるのだ。なんたって超明るいレンズですから!夜の風景バッチ来い!




夕食は和テイストな一日だったので和でシめる。
アキバグルメビル「AKIBAICHI」内の鳥料理専門店「鳥つね」の親子丼だ。
ここにした理由は、店の前の看板写真の親子丼が犯罪的にウマそうだったから。
結果、非常に旨かった。1600円もする高級親子丼だが、卵の具合、鳥肉の柔らかさ、極上のタレ、なかなか味わえない逸品だと思った次第。

そんなこんなで都内散策ができた秋晴れの一日。
まだまだ、都内には隠れパワースポットや歴史的な名所が数多くあるのではないかと思われ、再来することを楽しみにして終わりたいと思う。


■ HESTRA 「OMNI FULL LEATHER GTX」


久々のアイテムゲットだぜ!
足かけ9年使ってきたスキーグローブがヘタったというか穴が空いたので今シーズンこそ買い換えることに。海外老舗のモノは確かだ、ということで現グローブと同じヘストラ社のスキーグローブ。



革をうまく利用した高品質なグローブがウリのスウェーデンのブランド。σ(^^)イチオシのアウトドアブランド、ホグロフス取扱店で置いてあったのが最初に買ったきっかけだ。スウェーデン繋がりか。
前回は当時使っていたウエアに合わせた赤を選んだが、今のウエアは青なので、グレーをチョイス。また10年近く頑張ってほしいものである。
コメント
  • さえ(2011/11/08 18:42)
    さえの安産祈願してください!(笑)親子丼めちゃめちゃ美味しそうですね(*^o^*)神社巡りっていぅのも、なんかおもむきがあってィィですね♪
  • 絵寝(2011/11/08 21:57)
    東京って詰まるところ江戸時代からあるわけだから、意外と史跡があるのよね。近場の観光もいいもんですよ。 ところで・・・安産祈願は近親者で来るモノだZE(笑
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■2011年07月15日(金)  飲み過ぎ注意
暑い!!
暑い!!!
暑〜〜〜いッッ!!! m9っ`Д´)

すっかりこんと強制日焼け、強制発汗、いまや夏バテingな絵寝でございます。
冷たいモノ美味しいでしょ?
でも、飲みまくると速効で腹下すんだよね。寝るときの風やクーラーと同じだね。過度の冷却は体に毒でしかないのだ。

あ〜あ、麦茶に氷入れまくると冷たくてウマーだけど時間がたって溶けると飲む気もしなくならねぇ?
あ〜あ、麦茶に氷入れまくると冷たくてウマーだけど時間がたつと結露で机ビッシャビシャじゃねぇ?

解決しましょう!




サーモス、サーモス!
偶然ネットで見つけてその後DIYやスーパー行ったけどなくて結局コノザマアマゾンでポチってしまった「サーモス真空断熱タンブラー」だ!
まぁ、要するにサーモス魔法瓶のコップバージョン。
特徴はわかりきってるが、真空断熱二重構造により「長時間保冷効果がある」「結露なし!」のシンプルいずベスト。



素材はステンレスなのでまぁ嫌いな人はダメだろうが、使い勝手よし。
事実、このタンブラーが届いてからは、一度も普通のガラスコップは利用していない。
400mlサイズは夏にちょうど良い。

冷蔵庫で冷やした麦茶に氷は入れずにこのマグへ。
そのままパソコンの前でダラ〜っとして、ふとお茶を飲んでもまだ冷たい! σ゚д゚)
氷を入れないので、冷えすぎで腹をこわしにくく、キッチリ水分補給。
机はいつもさらさらドライ。
氷をどかどか入れてキンッキンに冷えてやがる・・・ッ!なヤツも、長時間キープで結露無しは嬉しい。

金属たわしで洗ったり、塩素系漂白剤につけたりしない限りはオールオッケー。
これで氷の継ぎ足しや結露水の拭き取り作業から解放されて夏ヒキーはパソ前から一歩も動くことなく快適!
サーモスさんあざぁ〜っす ( ´ー`)y-~~
コメント
  • さえ(2011/07/16 17:54)
    えねさん。不幸があったんですね(;_;)続く時は続きますよね…。ご冥福をお祈りします。今年の3月から、天国が定員割れしちゃわなぃか心配なんですが(;_;)さえは、夏こそぬる〜いエビアンを愛飲しておりまする。
  • 絵寝(2011/07/16 22:28)
    どうもです・・・ホント、今年は天国新規住人数がオーバーしそうですよな・・・ σ(^^)はぬるいクリスタルガイザーは猛暑終わるまで封印・・・ぬるいっつーか半分お湯だからね!
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■2011年05月30日(月)  最近のまとめ
なんとなく虫食い気味の雑記と化している最近。
ここ一ヶ月くらいのいろいろをまとめてみた。




日の当たらないアパート付近で発見した物体。
こいつは「ニホントカゲ」である。
いわゆるトカゲだが、滅多に目にしないのですかさずケータイで撮った。ケータイカメラは恐ろしいほどノイズに弱いので暗いところが大の苦手だ。
近づいても動かないので死んでいるかと思ったが、触ったらあわてて逃げていった。雨に打たれて体温が下がっていたから動きが鈍かったのだろう。
ちなみにウチの庭に住んだりしてるアレは「カナヘビ」でありトカゲではない。トカゲは艶のあるカラフルな体表で、ずんぐりした体格。カナヘビは乾いた地味色の体表で、わりとスリムなのが特徴である。




職場付近のガソリンスタンドで、真新しい「ランボルギーニ・ディアブロ」が停車していた。中のシートにはカバーが掛かっている。まさか新車ではないと思うが、ずいぶん綺麗な個体であった。
正式名称はディアブロSV、前期のリトラクタブルライト仕様だ。
5.7LのV12エンジン搭載。新車価格は3000万円ほど。


最近買ったもの一覧。



窓際で煙草を吹かしていると、風で灰が飛び散るのがネックだった。
ということで、横浜ワールドポーターズの雑貨屋で良い感じに風防できそうなオシャレ灰皿をゲット。目がハートマークの骸骨デザイン。
深い、シャッターがある、煙草置きがしっかりしている、と良いことづくし。もう車のアクセサリーコーナーで灰皿を探すことはないだろう。現に強風の日でもほとんど灰が散らなくなって助かっている。




CX4用のカメラケースで携帯性の良いヤツを探していて発見。
まさかのジャストサイズ、しかも横にマチがついていて、ファスナーあけっぱでも滑り落ちないという素晴らしい仕様。雨にもそこそこ対応できそうである。なにげにザ・ノースフェイスはこういう小物が良い。
横浜ワールドポーターズ内のエルブレスで購入。




ひょんなことから最近数が増えたブランド。
前々からココのはちょこっと持ってたけど、最近アウトドアウエアばかりで気にかけていなかった。
やっぱおしゃれ着は着ると気分が引き締まる・・・が、やはり素材は綿主体なので化学繊維づくしのアウトドアウエアとは決定的に違う。
三陽商会のモノはライセンス生産のくせにかなり高い。散財いたしました。




先日、横浜の新聞博物館に「東日本大震災特別報道写真展」を見に行ってきた。
まさに息をのむ写真の数々。微妙に手ぶれしてる写真とか、本当に切迫した空気が伝わってきた。
そんな中、新聞の歴史コーナーに置いてあった、新聞報道史上初のデジタルカメラである、デジタルマビカの一眼レフが展示してあった。ソニー製。ソニー=デジカメの図式はこのマビカシリーズが根底だそうで、サイバーショットしか知らなかったσ(^^)はまだまだ知識不足だった。




近所のデパート、果物専門店の高級フルーツたち。
つってもただのミカンとただのリンゴだが、値段が違う。ばら売りでこの値段である。
ちょっと買って家で食おう、とか思う人いるんだろうか・・・?


以上、だいたい5月期のまとめでありました(´ρ`) ノ
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■2011年04月13日(水)  LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.
先日、秋葉に「野暮用」があって行ったと書いたが、実は買い物をしに行ったのだ。
そして、それは一眼カメラ歴約2年にして、とても決断力のいる、初の買い物だった。

その名は「レンズ」




これが、買ったレンズだ。とても小さい。
とても小さいのだが、単体で買うと高性能コンパクトデジカメと同じくらいする。
「ただの単焦点レンズ(それだけでは何も出来ない)」と、「最新コンデジ(動画撮影からマクロ、望遠写真まですべてがこなせてしかも小さい)」が同じ値段。
でも、一眼の並み居る替えレンズ群の中では、最も廉価な部類。
一眼世界が敷居高しと思われる一因が、このレンズの値段なのである。
(お手軽と言われるマイクロフォーサーズでも、高性能レンズだと10万円近い値段である・・・カメラ本体よりも倍以上高い)

このコンパクトレンズは、我が一眼「G1」が類する「マイクロフォーサーズ」という規格では優秀で楽しい、わりに安いと評判の高いレンズだ。マイクロフォーサーズは名前の通り小さいボディが特徴の超お手軽一眼なので、小さいレンズは相性がいいようで、必携ともいわれる「買い」レンズなのである(だから買った)。
ちなみに薄く平べったいレンズなのでこの類を「パンケーキレンズ」と称する。

さて、付け替えてみよう。




左が、今までコレ一つで撮影してきた標準のキットレンズ、3倍ズーム搭載の「LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」だ。名前が長いのはレンズの宿命。
右が、今回買った単焦点パンケーキレンズ「LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.」である。
明らかに体積が減って、持ち運びしやすくなったのがわかるだろう。

コンパクトデジカメのリコーCX4が手に入って以来、一眼であるG1はでかいし重いので持ち運びしなくなってしまっていた。G1でまかなえる画角や明るさも、すべてCX4がカバーしていたので余計に。コンデジ一台でまったく十分だと思えたのである。
しかし、画質や撮る楽しさではG1が上。このジレンマを解消するには「なるべく持ちやすくした上でG1だけの特色を持たせる」ことだった。



▲専用インナーフードをつければ、レンズ保護も安心、ちょっと格好も良くなって二十満足。

そこでこのレンズである。
単焦点レンズなのでズームが一切出来ないという最大の弱点があるが、それがあってこそ、このパンケーキのようなサイズを実現できたのだ。
(むしろCX4レベルのサイズで光学10倍ズームを平気で搭載できるコンデジの技術が異常に凄いだけだ)
このレンズの最大の武器は「明るさ」である。標準キットレンズやCX4にはない明るさがウリである。



▲左:パンケーキレンズ 右:標準キットレンズ

レンズ径の違いがわかるだろうか。パンケーキの方が径が広く、より多くの光を取り入れることが可能なのだ。
光が多くはいる=F値が小さいということは、二つの利点がある。
・より多くの背景ボケを生かした写真が撮れる(F値は小さいほどよくボケる)
・明るい写真が撮れるので、多少暗い室内などでもシャッタースピードが落ちない
かいつまんでいえば、ポートレートのような作風向けのレンズなのだ。

ここでちょっとF値とボケ(とシャッタースピード)の違いについて説明しよう。
下の二枚の写真を見ていただきたい。


▲F値 7.1 (シャッタースピード 1/200)


▲F値 1.7 (シャッタースピード 1/4000)

歴然としたボケ具合の違い(とシャッタースピードの違い)がわかるだろう。
F値が低いということはレンズが明るいと共に被写体深度が浅いということだ。
つまり「ピントが合う範囲が狭くなる」ことで、ピント部分以外をぼかすことができるのである。

マイクロフォーサーズは規格上の制限で、他の一眼規格よりもボケが得にくいため、手っ取り早くそれが得られるこのレンズは重宝する代物なのだ。一眼の写真は綺麗なボケ具合が基本だからね。
(ちなみにコンデジはマイクロフォーサーズよりももっとボケにくい)
この辺はちょっと踏み込むと光学専門的な話になるのでやめておく。


▲被写体深度の浅さを表す写真。中央手前の一部分しかピントが合っていない。

とにかく、明るくボケる、んでコンパクト。
新しいコンデジが買えるほどの対価を払ったが、このレンズのおかげでG1はまだまだ現役で頑張れるのだ。コンパクトにもなったし、ガンガン持ち歩こうと思う。
(最初はステップアップして、もっとハイグレードな一眼を買おうとしていたが、せっかくのG1をもっと使い倒したかったので計画を変更した)

ちょうど、春の日差しが降り注ぐ庭は、花々が美を競っている最中だった。
くっきり撮影して全体像でもいいのだが、あえてぼかしこむ写真も趣があるのではないだろうか。


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■2011年01月13日(木)  RICOH CX4
コンデジの意地を見た。

先日買ったデジカメであるが、タイトル通りリコーのCX4である。
リコー=デジカメという構図自体あまりカメラを知らない人からすれば意外かもしれないが、リコーは昨今有力なコンパクトデジカメ(以下コンデジ)メーカーなのである。
(スキーの際も、相棒YONEはデジ一の前はリコーのコンデジであった)
発売当初4万円台後半だったモデルが、年が変わって新製品が出るのか、半値ほどになっていたので購入。まったく恐ろしい値落ちである。



最初は、ソニーのハイビジョンデジタルカメラHX-5Vを買いに行こうと思っていた。
しかし、こいつも前日まで悩んでいたライバル機であったのだ。
そして、売り場に着いたらリコー店員の強烈な「推し」にあった。当然そんなものに惑わされるσ(^^)ではない・・・ハズだったのだが、店員が実機をもって次々と機能が優秀と証明する作例を撮影してくると、改めてリコー機の良さを噛みしめたのである。
その後HX-5Vも触れたが、やはり「ムービー指向」なカメラであり、スイングパノラマなども面白い機能ではあったが、肝心の写真がリコーに一歩譲るイメージだった。

・・・そうだ、デジカメを買いに来たんじゃないか。一眼持ちでは何かと不便だから、日常から持ち歩いてバシバシ撮れる写真機を買いに来たんだ。
そして、その帰りにはリコーCX4を持ち帰っていたのだ。


作例に入ろう。一つ言っておくが、この機種はリコーの中ではエントリーモデルだ。誰でも簡単に写真、という一番ライトなモデル。それでも、家電メーカーとは一線を画すこだわりがあった。



CX代々から得意なマクロ撮影。1cmまで寄れる。
思えば一眼、G1を手に入れる前のカシオEX-P505が同じくマクロ1cm機だった。
お手軽。画質も2005年モデルのカシオとは比較にならない。リアルなハム太郎だ。
背景ボケも綺麗である。
・・・だが、ボケといえば画像素子(センサー)の大きい一眼の土俵。ちょっと比べてみよう。



同じミネラルウォーターのペットボトルを、同じ条件でコンデジCX4と一眼であるG1で撮影。
まぁ、当然の結果だ。しかし、コンデジでよく頑張っている。全然文句ない。
むしろ広範囲にピントが合う方がポートレイトや静物撮影以外は向いているから、お父さんのレジャー撮影にはCX4の方が向いているという証明にもなる。
え?どちらがどっちかって?そりゃ、背景が綺麗にボケてるほうがG1ですよ。

続いて、どうしても今回のコンデジ選びで外せなかった「高倍率ズーム」。
CX4はなんと10.7倍という高倍率の光学ズームレンズ搭載だ。寄りたくてもレンズの制約で寄れなかったG1では得られなかった画角が得られるのは大きい。しかも、G1のレンズの値段の半分以下で本体ごと買えてしまうんだから。コンデジはスゲー。



広角側と望遠側。ああ〜寄れるって素晴らしい。
しかも、それほど極端にF値が落ちない(3.2倍ズームのG1と同程度)し、CX4の売りでもある強力なイメージセンサー手ぶれ補正でカッチリとシャッターが決まる。
これが欲しくてコンデジを買ったと言っても言い過ぎではないくらい素晴らしい。

最近のコンデジの機能には「ダイナミックレンジ補正モード」なるものがある。
ようするに、明るめの画像と暗めの画像を連写して合成することで、より白飛び、黒飛びをなくす素晴らしいモードである。



ダイナミックレンジ補正なし(←)とあり(→)シャッタースピードは同じ。
何となくわかるだろうか。ありのほうが、より影の部分が影らしく、しかし描写は損なっていないことを。微々たる差であるが、これが歴史的建造物など緻密な陰影を求められるものになると、あって良かった、と思える機能なのだ。
・・・まぁ、三脚使って手動で2枚撮って、後でソフト合成もできるけど。このモードで撮った方が比較にならないくらいお手軽だから。
ホントにメーカーも色々考えるものである。G1にはこんな機能無いぞ。



ハイコントラストモノクロカラーモード。
何となくハイセンス(っぽい)写真が簡単に撮れる。散らかった部屋の中も、こうやってみると実にアートに見えたり・・・しないか(笑

最後に、CX4の新機能「夜景マルチモード」を紹介しよう。
これは、ダイナミックレンジ補正と同じように連写した写真を合わせることで、手持ちでもディテールの細かい夜景写真が撮れる、というモードである。余談になるが、最初このモードのフォーカスが無限に設定できていなくて何度もピンボケ夜景を撮ってしまった。
右に、絶対比べてはいけない「長時間露光夜景(8秒)」を載せておく。



・・・やっぱ載せるんじゃなかった。夜景マルチ(←)が完全にかすむ。
しかもこの夜景マルチはこのような遠景ではなく、比較的近くの夜景を撮るのに適しているらしいので、この画像はそもそも選択ミスなのである。
長時間露光できない場面での使用を想定してるのに、長時間露光画像と比べること自体がナンセンスだった。でも、(→)の8秒露光、かなり頑張ってると思わないだろうか?裏面照射型高感度CMOSセンサーの賜だと思う。
(夜景マルチの真の実力は、しっくりくるものが撮れたら改めて載せてみようと思う)

と、なんだかんだ試してみたリコーのお手軽デジカメCX4であるが、そもそも家電メーカーのお手軽モデルとは質が違い非常に満足できるものだった。
もちろん、ソニーのコンパクトフラッグシップ機HX-5Vと同価格帯(CX4の方が高い)なので実は全然お手軽じゃないのだが、今回ニューモデル発表間近の大セールをやっていたので購入した次第である。

それにしても最近のコンデジは良く出来すぎである。このコンパクトなボディによくぞここまで・・・と本当に感心する。小さい画像素子でも十分に綺麗で低ノイズな画像を残せるようになった技術は脱帽。メーカーの苦労が偲ばれる。
電池の持ちが若干不安要素だが、それでもメインだった一眼G1をケースにしまわせるに十分な実力であった。

・・・というわけでこれから雑記はCX4の写真メインになります。


コメント
  • さえ(2011/01/14 16:39)
    やっぱりカメラ1台で変わりますね。写真家の腕も、実は腕だけじゃなくカメラ選びの目にかかってたりしますょね…。あのね、さえロシア上空でオーロラを見たんですよっ!!!カメラ構えたけど、飛行機の窓越しだったせぃかカメラのせぃか全然映らなかった…(ToT)でも本当に綺麗でした〜♪えねさんのカメラなら撮れたかな☆
  • 絵寝(2011/01/16 00:30)
    そうですなぁ・・・ってロシア上空?海外旅行したときかな?なんにしてもオーロラはとても撮影が難しいと聞くので、そこらのカメラではカラーノイズ程度にしか映らないんじゃないかな?綺麗に撮ろうと思ったらそれこそ高性能一眼、三脚、レリーズ、高感度レンズなど高価な機材の出番でしょう。カメラが弱い3大条件は暗闇、ぼんやり、ハイコントラストなので(うち2項目に当てはまるね)。
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