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■2013年11月25日(月)  日本自動車博物館の名車だち(個人的に)
撮りまくった写真消化週間。
秋マニアックツアーで訪れた日本自動車博物館、そこの車たちは総勢500台以上、あまりの収蔵数故に「フロント以外まともに見られない」ほどの詰め込みっぷりであった。

そんな中でも、個人的に特徴的だった車たちを写真でざっと紹介していきます。
前回紹介したメルセデス・ベンツSL300除く。
なお、展示車のナンバープレートは、生産年を表している。説明不要ですばらしい。




「ジオット キャピスタ」
バブル期に日本のレーシングワークス会社「童夢」や富士重工(スバル)などが共同開発した純国産スーパーカーである。
開発が難航した上にバブル崩壊が重なり、量産されず・・・わずか2台のみが生産された。そのうちの貴重な一台。
2mのワイドボディに600馬力弱のハイパワーエンジン、カーボンモノコックボディなど、その中身は紛れもない公道レーシングカーである。




「ガズ (モデル名不明)」
珍しい共産圏の車も展示してあった。
これは詳細不明だが右の案内板の通り、ソ連時代のジープレプリカ(?)である。安価な金属板とパーツを使用したボディに精度の悪い組み付けが、いかにも共産圏の産物といった印象である。




「ロータス ヨーロッパ」
年代のヒトには超有名な車だ。日本がスーパーカーブームに沸いた折に流行ったマンガ「サーキットの狼」において主人公が駆った車である。
当時珍しい庶民的ミッドシップスポーツカーであり、エンジンは1.6Lと非力ながら軽量なFRP製ボディもあってなかなかのポテンシャルを秘める車だった。
主人公はこの車でフェラーリやランボルギーニなどを相手にして勝利していくが、非力な軽量車がハイパワー車に勝つ、と言う構図は今でいうイニシャルDそのものだと思う。




「シトロエン 2CV」
50年代のフランス、ひいては欧州車史上に燦然と輝く名車がこの2CVだ。
なんと当初は10馬力に満たない(今でいう原付並の出力)エンジン、その独特のスタイリングが嘲笑の的になったものの、結果的にはその後40年間も製造された長ロングセラーカーである。
丈夫で壊れないエンジン、実は使いやすいボディ形状など、フランス庶民の日常の友として歴史を支えることになった。




「デ・トマソ ロンシャン」
アメ車大出力エンジン全盛期において、ヨーロッパを代表したイタリアのメーカー、デ・トマソ。
レーシングカーのメーカーだったデ・トマソが、流麗なボディを持つ市販車「マングスタ」や、未だマニアに大人気の「パンテーラ」で一躍有名になる。
この「ロンシャン」は全盛期後の比較的後期に発売されたモデルで、グリルに輝くメーカーロゴが珍しい。ていうか、デ・トマソはこの一台しか展示はなかった。




「ランチア・フルヴィア」
ランチアもまた同時代を支えたイタリアの名門である。
会社自体は幾度も転売されつつ、そのたびにオーナーを変えつつ存続し続けていた。
ランチアと言えば伝説の名車「ストラトス」をはじめ、比較的目にしやすい「デルタ・インテグラーレ」などラリーカーが有名だが、ここで展示されていたのはそのどれでもない、当時先端であったFF駆動を取り入れるなどした流麗なスポーツモデルであった。




「メルセデス・ベンツ 300」
1950年初頭でロイヤル・サルーンといえばこの300である。名前の通り、先日紹介した名車300SLの基になったラグジュアリーカーだ。
左に置いてあるのは同車のエンジンで、とにかくでかい。こんな物がボンネットに入っているのかと疑いたくなる大きさだ。写真ではまず伝わらない。こんな物が入っている車なのだから相当に巨躯で、見るからに「お金持ちの車」である。
それもそのはず、当時の高級車代名詞キャディラックのじつに数台分というから、驚くべき車だったのである。




「ビュイック リビエラ」
同じ時代、アメリカでは特徴的なスタイルの車が市場を席巻していた。
このビュイックなどその代表的な物で、グリルの形状は後にも先にもこの車だけの大きなチャーミングポイントとなっている。
この時代あたりから車は、大排気量大出力時代に差し掛かっていくのだが、この大迫力のフロントはまさにそんな時代の到来を予感させる。この車を一言で言うなら・・・見た目が道路清掃車?なんか吸い込みそうな感じだから・・・




「日産 スカイラインスポーツ」
日産のスカイライン、そこから派生したGT-Rなどはまさに日本を代表する名車であり、世界的にも超有名である。
このイカツイ目をしたスカイラインはなんと、その初代モデルの「スポーツ」である。当時スポーツカテゴリを担うGT-Rはまだ存在しないため、事実上このモデルがGT-Rの先祖といってもいいのかもしれない。
この4つ目ヘッドライトのフロントフェイスは、比較的地味な国産車においてインパクト十分であった。




「ジャガー (モデル名不明)」
車というのは、その時代を特徴するデザインであり、メーカー問わず外観だけである程度の時代予測ができてしまう。それは現代にも共通で、所謂売れ筋の車というのは似通ってくる傾向にある。
このジャガーも1950年以前のよく見るサルーンなのだが、なにしろそのヘッドライトがあまりにもヤバイので紹介する。
いや、でかすぎだろ!!同世代の車の中でもひときわ大きいヘッドライトだ。おかげで、なんだか素っ頓狂な貌に見える。




「モーガン エアロ3」
イギリスの名門自動車メーカー、モーガン。今はその名前も聞かないが、現在も存続する自動車メーカーである。今もこんな感じのクラシックな手作り車をごく少数、マニアに向けて販売している。そのフレームは今も昔もなんと「木」だとか。いやはや、驚きだ。
このモデルは当時の「三輪車」を代表する名車。90年代にはハイスペックなエアロ8なども手がけたが、本質は嗜好性の高い軽量クラシックスポーツカーのブランドである。余談だが、ハイスペックで現代的ななエアロ8ですら、似たようなデザインだった。




「レオ スピードワゴン」
何故この車を選んだか?・・・そう、遙か昔にアメリカはレオ・モーターカンパニーが制作したこの一台の車が、なんと現代まで密かに語り継がれているからである。
名前に聞き覚えは?
「REOスピードワゴン」80〜90年代に活躍したアメリカのロックバンド。
「ロバート.E.O スピードワゴン」ジョジョの奇妙な冒険に登場する財団および代表人物。
「スピードワゴン」日本のお笑いコンビ。
これらすべてのルーツが「この一台の車」であり、連鎖している。つまりは車の名前からロックバンドが生まれ、そのバンド名からジョジョのキャラが生まれ、そのキャラからお笑いコンビが生まれたのである。
・・・どうです?すごい車でしょ?




「フォルクスワーゲン タイプ1」
もう、言葉はいらないだろう。世界の名車だ。
フォルクスワーゲンという会社はこの車の生産のためにヒトラーによって設立され、1938年の量産以来、実に2003年まで65年間も生産された世界一のロングセラーであり、生産量も世界一である。
ビートル(カブトムシ)という愛称を持つこの車は、当初こそドイツ以外で認められなかったが、結果的に世界的ヒットを飛ばすに至った。日本における同位置の名車「スバル360(愛称:テントウムシ)」はこの車を参考に生まれたことはいうまでもない。
フォルクスワーゲン、すなわち国民車製造社の名に恥じない、ドイツを代表する車である。




「マーキュリー クーガー」
最後に紹介するのはこの異様ないでたちの車である。
60年代から本格的に大排気量、大出力時代に入った黄金期のアメ車そのものを具現化した車である。
4700ccの大型エンジンを、大型でスポーティなボディに搭載したこれらの車は「アメリカン・マッスルカー」と呼ばれ、この後70年代後半まで、エンジンを肥大化させつつこの独自のスタイリングを貫いていく。
なんといってもこのデザインが秀逸だ。四角く、平らで、角張っていて、でかい。ヘッドライトが見えないのもこの時代のアメ車の特徴だ。現在発売されているアメリカのスポーツカーは、この時代のモデルを継承している。ひと目にアメ車とわかる象徴的な車である。

・・・いやあ長かった・・・
ちょっと雑記るつもりが、長々と書いてしまった・・・時間が・・・

そうそう、最後に




日本自動車博物館は、なんとトイレ博物館でもある。
館内のトイレは、様々な国で作られた便器が設置されている。当然、使用可能である。
トイレマニアにもたまらない?・・・そんな場所なのだ。
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■2013年11月21日(木)  秋のマニアックツアー2013「飛騨・石川」
あっという間に一週間♪
・・・というわけで、またしてもリアルタイム雑記をサボってしまました。
「もう雑記やめれば?」
ちゅう〜声も聞こえてきそうですが、マイペースでがんがりやす('A`)y-~~~


文章書くのがかったるいので(何、写真主体でさっさといきましょう。




毎度おなじみスイフトスポーツMspec。
夏タイヤもそろそろ交換、ということで、走り収めに近い長走行ツアーへ出発。
目指すは石川県である。ほとんど行ったことないσ(^^)。
ちなみに午前4時45分出発だ。




早朝の安曇野に到着。
気温はなんと0℃〜1℃という寒さ。この日は寒気も来ていたので、普段のこの時期以上の寒さだったかもしれない。
下草にも霜がびっしりと貼りつていて、とても綺麗な彫刻のように見えた。




一昨年、マニアック初ツアーのときに訪れた安曇野三ダム付近にて。
今回のツアーも、行きがけに安曇野を通るので立ち寄った。
紅葉が最盛期を迎え、平日にもかかわらず観光バスも停まっている。




この後、上高地付近「釜トンネル」前を経由して山を下りた付近。
Bossが知っていた撮影スポットにて、上高地の白い山々を背景に記念撮影。
このとき別の車が来て、「かっこいいっすね、撮って良いですか?」とまさかのスイスポMspecに「イイネ!」をくれた。
オーナーのMktinも喜んでいた。




飛騨高山到着!
Bossの知っている焼き肉店で、飛騨牛ランチを注文。
んで、いい肉を少しだけ・・・ということで、特選飛騨牛カルビを三人で一皿。
文字通り舌の上でとろける最高級肉でしたとさ。




その後、ちょっと空いた時間で、飛騨高山の古い町並みが残る観光スポットを散策。
中国人をはじめ韓国人なども多数訪れていた。
木々も色づき、雰囲気も良い。秋晴れが心地よい散歩タイム。




Bossもよく立ち寄るという「元祖」飛騨牛握り寿司をいただく。
500円で二貫、なんとエビせんべいの上に載せて出てくる、というユニークな逸品。
ちょっと甘辛いたれがベストマッチで美味至極。
ちなみに、お金を払う台が、ちょっとしたからくり仕掛けの見せ物となっている。




その後、飛騨高山から車をすっ飛ばして神岡山地へ。
そこに待つのは、廃線となった神岡鉄道のレール上を一部利用して、マウンテンバイクで動くフレームで移動するという一風変わった廃線体験ができる場所。
その名も「ガッタン・ゴー」である。
このときの様子はすべてムービーで撮影していて写真がないので・・・

公式HPでイメージを掴んでください。

ここのスタート駅は、「奥飛騨温泉口駅」である。
この日最後の組での出発であり、我々がゴールした後にはスタッフが片付けをしていた。




まだ奥飛騨である。
この日の宿は石川県金沢駅前である。まだまだ移動が続く・・・
夕暮れの北陸道は、とてつもなく美しい夕焼けの中を走るという癒しの空間であった。
ドライバーのMktinは疲れを隠せないようだったが・・・
(一人で500km以上運転しているのだから当たり前である)

この後はチェックインし、地元の新鮮な魚貝を求めて寿司屋へ!!
うまいもの紀行夜の部だ。




まずは、「海老食べ比べ」皿。
手前から・・・甘エビ、シロエビ、ガスエビの順である。シロエビとガスエビは地元以外ではなかなか口にできない、まさに地産の名物であろう。
んで、このガスエビ・・・めちゃくちゃウマイ!!
甘エビよりもさらに旨みと甘みが強く、ねっとりとした食感はクセになること請け合いだ。
安くはないが、この他に二皿も単品で頼んでしまった。




そして、このノドグロである。
コイツも新鮮、上品な旨みが口に広がる。ハマチなどの濃厚こってり系よりも幾分淡泊な味わいだが、間違いなく旨い。
でも、ついつい濃厚な味のエビ系に流れちゃいますよねぇ。舌が肥えてないから・・・

その日はビールをあおりつつ早めに就寝。

次の日は・・・雨だったーーーーーーーーーーーー
んで、昨夜にスイスポMspecにとんでもない事件があったーーーーーーーーー
ということで、二日目はほとんど写真ナシ。




石川県小松の「日本自走車博物館」でクルマニアックな三人は大はしゃぎ。
ここは日本最大級の自動車博物館で、なんと所蔵500台という凄まじい台数。
コレクションはレトロカー、クラシックカー中心の歴史的車系なので、現代外車スポーツカー大好きingのσ(^^)のストライクではないものの、外車所蔵も多くなかなか楽しめるところであった。
写真は世界的名車の「メルセデスベンツ・300SL」。正真正銘のガルウイングを持つ当時のスーパーカーである。
もう一つの目玉、トヨタ2000GTは不運にもイベント参加のため出払っていた。残念すぎる。

さて、雨のため早めの帰宅ということで・・・全行程終了!




帰りの行程は・・・おおっぅ、恐ろしい走行距離・・・また名古屋経由か・・・
もちろん、すべてMktinが運転して帰りましたとさ、マジお疲れ。


さて、最後に初日安曇野で撮ったベストショットをご覧いただこう。
秋晴れの紅葉は、本当に素晴らしいもので、鏡のようなダム湖の水面が逆さ紅葉を綺麗に映し出していた。
写真右奥に見えるは「水殿ダム」である。

スキー以外のこういった旅行も、定期的に行きたいと思っている。
(今回の撮影はすべてFUJIFILM-X10でした)



余談。

スイスポMspecは、宿の立体駐車場に停める際にサイドブレーキが甘く・・・中で動いてしまい、ぶつかり、後ろバンパー付近がベッコリと大ダメージ。初の事故であり、Mktin思いっきりへこむ、我々もへこむ・・・
(現在修理中)

σ(^^)も、初日朝に何故か口の中を思いっきり噛んでしまい、その後も何故か同じ場所を噛む事故が続き・・・口が血だらけ、怖くて思い切り食べることができなくなり・・・道中の旨い物も半分くらいしか味わう余裕ナシ・・・

という、トラブルも含んだ旅だったことを付け加えておこう。。。
コメント
  • くっきー(2013/11/22 07:35)
    博物館行ったんですか〜〜親戚だよ
  • 絵寝(2013/11/22 20:54)
    あれ?博物館知ってるんですか?
  • くっちー(2013/11/22 21:34)
    はい。おじいちゃんの親戚です
  • 絵寝(2013/11/23 17:59)
    えええ〜〜〜驚きです! 世の中広いんだか狭いんだか・・・ 凄まじいほどの車コレクションでしたよ・・・
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■2013年10月09日(水)  YMY・ニセコダッキーツアー
も〜う、無理!!!

3ヶ月ほどの雑記のまとめなんて・・・無理ムリムリ無理!!
超〜やる気にならない〜  

┌(┌^o^)┐カサカサ


と、いうわけで、最新記事でごわす。
相変わらずジメジメとして、いっこうに秋が来ない本州を後にして・・・我々は北海道へ飛んだ。

年に一度のYMYツアー(大学友人関係)である。
札幌に住むMiyaの現行型「BMW740i」で、ノープランで札幌周辺をぶらぶらするツアーである。
前回はひたすら喫茶店を巡って終わってしまったが、今回はイベントを用意した。
それが、ニセコで川下りをする、というものであった。




「ニセコウッカ」という少人数ツアー専門のところに申し込み、本来二人乗りのゴム製カヤック「ダッキー」を、一人一艇借り切ることができた。ラッキーだろう。




羊蹄山をバックに意気込む三人。
冬の羊蹄山以外を見るのは実に久しぶりなことだ。
ちなみにσ(^^)の肩にアクションカム「GC-XA1」がマウントされているが、肩というのは可動部分なので、まともな映像があまり撮れていなかった・・・




ダッキーから川へダイブしたり、ちょっとした崖に登って飛び込んだりも・・・
川遊びがほぼ未経験な我々、かなり楽しい。
ちなみに、川の水はとても冷たいのだが、ドライスーツとネオプレンソックスのおかげで、ほとんど濡れないし冷たくも感じない。




楽しいのだが、難しい・・・!
下手にオールで漕ぎまくると腕が疲れるし、ダッキーがあさっての方向を向いてしまうし・・・コツがあるのだが、急流の中では基本どうしようもない。流れが緩いウチに方向を定めないといけないのだ。




基本的に何もしないでだらだら過ごす我々だが、こういった新鮮なイベントで過ごすのもいい。
今日は天気も良く風もない穏やかな天候で、文句なしといったあんばいだった。
冬のニセコ以外も、こういった大自然で愉しむアクティビティがあるのだ。




全行程3時間半ほど、川に浮かんでいたのが2時間ほど。冬と同じで、ずっと羊蹄山に見守られてのツアーだった。
ドライスーツの着方から川下りの講習まで、丁寧に教えてもらったし、初めてでも何の心配もない。

我々がガイドを頼んだニセコウッカは、道中アクションカムでビデオを、防水デジカメで写真を撮って、写真はCD-Rに焼いてくれる。今回の写真もそこから持ってきた。ちなみにビデオデータはくれない。ブログ用だという。
これは非常にありがたいサービスだと思う。オール持って必死の状況で、自分撮りとか不可能だからね。
終わった後にはコーヒーとお菓子をいただきつつ、撮った写真をスライドショーしてくれる。アットホームでいい会社だった。

翌日・・・オールを力一杯漕いだせいで手のひらの筋肉痛、座りながら踏ん張ったから尻の筋肉痛。
普段使わない部分が痛くなってしまった。

また冬にニセコには来るが、別の季節も捨てたものじゃない。
やっぱ北海道が最高なのかな〜 ~~~-y(´-`*) o○
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■2013年05月14日(火)  2013春のマニアックツアー会津・後編「会津若松観光」
昨日は雑記開始以来はじめて、一日の記事が二つになったよね。
んなこたぁいい。ラストスパートで、最後すっ飛ばしていきます!
マジで写真のみ!だって観光だから・・・この雑記でいちいち説明いらないっしょ。




宿のフロント正面にも八重の桜。会津若松の至る所に蓼丸さん綾瀬はるかのポスターがある。




鶴ヶ城の案内には、マスコットキャラクターの八重たんの姿。
おみやげコーナーは八重たんの独壇場である。
大河スゴスなぁ。




鶴ヶ城に入る。この立派な石垣は築城当時のものだとか。
当時の物っつーのはいいですな。




今現在日本で一番アツイ城、鶴ヶ城!
だがしかし、戊辰戦争でズタボロになったので、そのすべては復元なのである!
最近、築城当時の赤瓦に作り替ている。天守閣内部は資料館となっていて、最上階まで登ることが可能だ。




撮影可能の殿様席があったので、Mktinにお殿様してもらった。
けっこう恥ずかしかったらしい。




一気に天守閣をのぼり(資料館撮影不可)、最上階展望台から南走長屋を見下ろす。
今回は行かなかったが、ここにも入れるようだ。




南走長屋方面から天守閣を撮影。
こちら側からの写真がもっとも有名かもしれない。
付近には、幼稚園〜小学校低学年くらいの修学旅行グループがわらわらといた。彼らには退屈じゃないだろうか?




城の片隅には、滝廉太郎の名曲「荒城の月」碑がある。
なんでも、一説ではここの城址にて作詞家・土井晩翠が構想を練ったとか。他説もあるらしい。
城にふさわしく、立派な松が石垣によく似合っていた。




せっかくなので、鶴ヶ城横にある福島県立博物館も見学。
石器時代から近代に至るまでの土地のものがいろいろと紹介されている。まぁ歴史の教科書かな。




多くは復元されたモノであるが、たまにこの真ん中の看板のように、当時の物が展示されているからなかなかアツイ。
見たところ、何の看板かさっぱりわからないが・・・




昭和初期のボンネットバスが展示されているコーナーで、マニアックたちが変なところに注目していた。
「これは・・・BS(ブリヂストン)履いてますね」
「こっちはヨコハマ(タイヤ)だなぁ・・・何故違うタイヤを履いているんだろう」
こらこら、目の付け所おかしいって。




ここには、なんと田子倉ダム発電所で使われている碍子の原寸大が置いてあった。
大きさ比較用たばこと。とにかく、めちゃくちゃでかい!俯瞰なので大きさがわかりにくいが、超でかかった。

その後、歴史をたずねて白虎隊で有名な飯森山へと向かった。




まずは腹ごしらえだ!
おみやげ屋併設の、団体観光客でやかましい店、とらぞうで名物・ソースカツ丼を食す。
目の前の大型液晶テレビでは、「八重の桜」第一回放送が録画で流れていた。
味は、衣サクサクで美味。




そのまま山へ。
まずは、白虎隊記念館で当時の面影をかいま見る。
余談になるが、展示形式と規模から察するに、これは個人の所蔵物を展示したものだろう。




マニアックな我々は、記念館横に停めてあった(放置されていた?)謎の乗り物にも興味津々だ。
でも、ナンバーがあったから現役かもしれない・・・ボロボロだったけど。




そのまま飯森山で、白虎隊の足跡をたどる。
この水堰は戊申戦争時に白虎隊が潜ったといわれる・・・まぁ、説明書きの通り。
本当に潜れたのかというくらい、蕩々と水をたたえていた。




飯森山はさすが有名観光地と言うことで、鶴ヶ城と同じくらいの人の入りだ。
それでも寂しさは禁じ得ないほどだが・・・
ここにも、鶴ヶ城と同じく小さな修学旅行集団がいた。中学生の班別行動している修学旅行生もいたなぁ・・・




そして名物(?)さざえ堂へ。
この日はとても暑かった・・・異常なくらいに(29℃)。だが、木々が日差しを遮ってくれるこのあたりは、幾分落ち着くことができた。
上二枚の写真はG5のHDRモードで撮影。




白虎隊士の墓に線香を供えた(有料)あと、いよいよここにやってきた。
「白虎隊終焉の地」である。景色のいい場所で、会津若松市内が一望できる素晴らしい展望スポットでもある。




彼らは、ここから鶴ヶ城を見て「落城(炎上)した」と勘違いしたために有名な悲劇が起こったのだが・・・
見えるだろうか、鶴ヶ城が!!(縮小写真じゃ無理か・・・)




↑の写真の中央部を拡大!
どうだ、しっかりと見えるではないか!何故か、手前にある中波アンテナ(NHK)が城の中央をぶった切るように建っているが・・・
まあ、かえってわかりやすいかも。「ほら、あの高いアンテナのところ!」って、言えばね・・・
(過去に景観の問題で新聞にも載ったそうです・・・)




さてお次は、この建物だ。
内部にあるのは、戊申戦争時の刀傷が残る貴重な柱と・・・




これまた貴重な、当時の鉄砲の弾痕が残っている引き戸・・・
当時のままの建築は非常に文化財価値が高いが・・・何故壊されずに残ったのか?




そう、ここは旧会津藩の本陣だったからである。
天皇の御所となる建物は、そう簡単に壊せないというワケか・・・
ちなみに、国の重要文化財指定を受けている。時代が時代なだけに国宝はないと思うので、最高ランクではないだろうか。
お客いなかったんだけど・・・(場所がわかりづらいってのも大きい)

さて、このマニアックツアーもいよいよラストの場所となった。
二日目は一転して文化的観光であったが、最後の最後まで、会津の歴史を学ぶのだ!




そう、ここは・・・何故か普通の住宅地を過ぎたところに移築された「会津藩校・日新館」である。
江戸末期当時、全国随一とされた学問所である。
関係ないが、平日で人もホントまばら・・・にもかかわらず、この正門前で「記念写真いかがですか〜一枚1000円です」とかやっていた。商売根性すごすぎだろ・・・
カメラを見たら「EOS 7D」だったので鼻で笑って通り過ぎてやった。
(メンバーのBossと同じカメラだったからである、カネを払って撮ってもらう価値はない)




さて、正門をくぐるとまず目にはいるのがこれ、「大成殿」だ。
中には、孔子の像がまつられていた。日新館でもっとも重厚な建物である。




日新館内部は、このように人形が展示してあったり、読み書きをする録音が流れていたりと、当時の白虎隊士を含む10代の少年たちがどのようにここで学んだか、がわかりやすく展示されている。
その他、当時の教科書展示や弓道場、乗馬訓練場などもあった。




会津民芸品である「起き上がり小法師」が置いてあったのだが、八重たんバージョンがあった。
非常に珍しい(?)ので、絞り開放でそれらしく撮影。




校内には、日本最初のプールといわれる水練場がある。
かなりの広さで、現在の25mプールがすっぽりと入ってしまうほどの広さだ。
現在は鯉が棲んでいて、エサを買って撒くことが可能だ。スタッフは誰もいないけど・・




こうして、天文台を見学して(ただの高台だが)から、裏口を抜けて終了となる。
当時はここに1000人を超える生徒が学んでいたらしい。
ここも桜が満開であった。

なにやら風雲急を告げるで天候が悪化し、風が吹いてきたところで・・・マニアックツアー全行程終了である。
最後に駐車場脇のセブンティーンアイスをかっ食らってから、クルマに乗り込んだ。




磐梯山が美しい。天候が良ければもっと美しかっただろう。
那須野塩原〜会津若松で、ダム、鉄塔、落橋、桜、そして会津の歴史を見ることができた、有意義な旅であった。
マニアックツアーは旅程担当Bossのタイムスケジュール通りに行動するのだが、こういった予定通りの旅行もまた楽しいものである。
Bossのいない廃道ツアーなんかは、好き勝手やるために時間が読めなくなるから・・・

また、秋にツアーを敢行しようと思う。
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■2013年05月13日(月)  2013春のマニアックツアー会津・中編「そして会津若松へ」
さて、動画アップ関連のトラブルはあったものの(かなりストレス溜まった)、かなりの長文雑記となるので、どんどん消化していこう。

田子倉ダムを後にした我々は、今夜の宿がある会津若松を目指して車を走らせる!
その道中の撮影ポイントの出来事だ。




早速なのだが、福島のこのあたりは、電線の架かっていない小さな鉄塔をよくみかけた。
のだが・・・これはなんだろう?
電柱のようだが、碍子の付き方が異様である。三本一組、、1回線分の長幹碍子が角のように突き出た電柱だ。
電線が架かっていなかったが、廃止なのか、新規なのか・・・謎であった。




さて、道なりに国道289号を会津方面へと進む。
相変わらず初夏・・・というか夏のような陽気である。天候はいい。




次のチェックポイントは、南会津にある会津線の駅、湯野上温泉駅である。
ここは日本唯一の茅葺き駅舎をもつ観光駅である。昭和62年に現駅舎が完成した。
茅葺きを維持するために、駅舎内にはちゃんと囲炉裏がある。




駅近くには足湯もあり、観光駅の風情はきっちりとある。
人も多く、列車の乗客や撮影のために訪れている人など・・・我々はもちろん、ここに来る電車を「撮り鉄」のごとくカメラに収めるためだ。




撮影のためにポイントを探す。
駅構内は入場券を買わないと入れないので、外の線路脇をうろつきながら駅方面の構図をチェックする。
架線のない線路はすっきりしていて撮影向きである。
(駅構内に入らなかったのは貧乏くさかったかな〜)




列車が来たぞ!電化されていないので電車といわないように。
ちなみにこのとき装着していたのは単焦点の「35mm換算40mm、F1.7レンズ」だったので、ズームは効かない。おまけに、AFも遅く動体にはこれでもかというくらい向かないレンズだった。
失敗である・・・




このショットまでに動画を撮ったのだが、動画向きではないレンズ・・・フォーカス迷いまくりで、全然列車にピントが合わなかった。
失敗である・・・
ちなみに、大河ドラマ「八重の桜」広告付き列車であった。




田舎の列車、線路となかなか普段撮影しない被写体にアツくなる撮影隊。
構図一つを考える前にとにかく撮りまくる。デジカメは撮って消しできるので本当に便利だと思う。
図らずも同じようなポーズの撮影隊であった。




駅の脇には、景勝地であろうか「夫婦岩」なるものがあった。
なんだか伊勢志摩のほうにもっと有名な同名の景勝地があったが、こちらも夫婦岩に違いはない。
我々の他に誰も観光客いなかったけど・・・(´・д・)




この駅も、八重桜がよく咲いていた。




芝桜もよく咲いていた。初夏の陽気だが、ここ会津はまだまだ春である。
この写真のような超ボケ写真は単焦点F1.7の賜である。列車は失敗したけどな・・・

この後、我々は宿の方面へ車を走らせるのであった。
その道中!
発見してしまったのだ!そう、σ(^^)が車窓から!んで、クルマを停めた。




この田舎鉄塔は!!
最初計画された鉄塔から、下半分が新たに継ぎ足された(上げ底された)鉄塔であろう。
この異様な形、思わず車を停めてしまうのも無理はない。




以前から撮りたかったアングルからの撮影をしてみた。
田舎鉄塔は、田んぼの真ん中にぽつんとあることが多く、田舎故に囲いもしていない。都市部では考えられない無防備ッぷりなのだ!
というわけで、鉄塔の真下からのアングルをゲット!鉄塔好きとしてはなかなかたまらん。




この鉄塔ならではの、ゆがんだフォルムの鉄塔である。
鶴沼線72番鉄塔とある。都市部の鉄塔には見られない様々な要素がある、面白い鉄塔であった。

さて、思わぬ拾いモノにほくほくのσ(^^)はじめメンバーは、予定通り宿へと向かった。




しまったー!宿の外観を撮っていなかった!
というわけで、会津若松市の高台に位置する露天風呂とゴージャスビュッフェがウリの宿、「御宿東鵬」へとチェックインするのであった。
かなり大型の宿で、車で乗り付けると宿のスタッフが出迎えてくれる。




夕食はビュッフェ、悪くいえばただのバイキングなのだが・・・
ほぼすべての料理の場所にスタッフが常駐し、作りたての料理を提供してくれるという、普通のバイキングとは一線を画したものであった。




1発目に取ってきた料理たち。
ここぞとばかりに食うゾー!と意気込んだものの、いや〜思ったほど食べられないものであります。
ビール一杯サービスもついて1万円くらいで泊まれるという、お得な宿である(クーポン使用)。




この鮎の塩焼き・・・頭からがぶっといけますよ!と言われて買った(500円)のだが・・・
頭はいいが、普通に背骨が無理であった。食うのに苦労した・・・やっぱ丸ごとはイワナだな。




この会津の郷土料理「こづゆ」も出汁が独特で非常に美味かった。
ハーゲンダッツアイスクリームも食べ放題だぞ!そんなに食えないけど・・・
温泉の写真はないが、屋上に大型の露天風呂を完備している、風呂が素晴らしい宿である。




宿のロビーには、会津のシンボルである(?)、鉄砲模型が飾ってあった。
いや〜すっかり大河ドラマによって染められたな、この地は・・・
鉄砲は、次の日もイヤというほど見ることになるのであった。




この日は、取った写真や映像を皆で鑑賞しつつ、ビールに缶チューハイでほろ酔いしつつ、自然にダウンする我々メンバーであった。
朝早かったし・・・次の日は帰らなきゃだし・・・でも、結局微妙〜に寝不足だよね!

・・・というわけで、二日目(後編)に続く!
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