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■2013年03月14日(木)  「寒・暖」苗場・かぐらスキーツアー
ヤベェヤベェ・・・またしても日にちを置いてしまうところだったぜ。
記憶が新鮮なウチにざざっと雑記ってしまおうと思う。
日にちは3/11・12の一泊二日。泊まりがけでは間違いなく今シーズンラストツアーだ。気合い入れていこうッヽ(´ー`)ノ
メンバーはニセコ組ボーダーのMktin、Mottiに加え、日帰りツアー組の初級スキーヤーKenedyも参加した四人組である。




先日までが温風に砂塵舞い散る「春の嵐」だったにも関わらず、当日の朝は冷え込んだ「冬の朝」そのものであった。
我々はラッキーであろう。先日までの20℃越えという気温ではスキーどころではない。
本日の朝は3℃そこそこという寒さで、身が引き締まる思いだ。
行きはガーラでもおなじみの、東京6時35分発上越新幹線「たにがわ」である。毎度同じ時間の列車だ。

今回はスキー、ブーツ、ウエアその他を事前に送ってしまったので、バックパック一つの手ぶらでスキー状態だ。
こう言っちゃなんだが、今まで荷物持って行ったのががあほらしくなるくらい楽である。




なんと、越後湯沢駅は雪であった。しかも、結構な降りである。
もちろん、この時期ならではの湿ったぼたん雪だが、しっかりと積もっている。
これにはいい意味で予想を裏切られ、我々のテンションもグングンガンガングイグイ上昇(今井メロ風)であった。

そこから、シャトルバス(600円)で苗場プリンスホテルを目指すのであります。




そう、今回は苗場プリンスホテルに宿泊ですよ。
言わずと知れた超〜便利ホテル。数年前にYONEと来たときはカネをけちってここにしなかったけど、やっぱり苗場といえばプリンス。余談になるが、ガキの時分は毎年ここでお正月を迎えたモノですよ。
もちろん、当時とは時代も違って安いプランも目白押し、おまけに平日だから来られたんだけどねっ☆
(ウチの親、マジがんばったんだなぁ・・・ (-.-)y-~~~)
とりあえずプリンス内にあるヤマト運輸から荷物を受け取って、ロッカー(100円)に荷物詰め込んで廊下で着替えるんだYO・・・部屋はまだ空かないからね・・・




そして。久々の苗場!ホームゲレンデに帰ってきた(大げさ)という感じもひとしお。
天候は曇り、気温は-6℃前後とこの時期にしては上出来。
湯沢エリア最高雪質クラスの苗場なので、良く滑る素晴らしい雪だ。
ただ・・・ガスっていて、上部は見えない・・・
んで・・・強風で・・・ゴンドラ以下運転見合わせ、ゲレンデ半分以上はアクセスできず・・・
歯がゆい感じであります。
写真はプリンスに向かって滑りはじめようとするMotti、下にMktin。




しかし、苗場に進出したゴーゴーカレーで微妙〜な昼飯を済ませた頃には・・・
(ゴーゴーカレーあまり美味くないし、割高設定だし、店内うるせーし・・・微妙)
晴 れ て き た !
いよいよか?いよいよか?と、試運転をはじめたゴンドラ方面を凝視しつつ、手前のリフトで滑走。

やがて第二ゴンドラ運転開始!(第一ゴンドラはそもそもやる気ナシ)
速攻で飛び乗り、上部エリアへアクセス!
ああ〜ゴンドラ以上はリフト一本しか動いてない・・・まぁいいか。




苗場名物・大斜面を滑る初級スキーヤーKenedy。
この日は、前日までの暖かさで溶けた雪が凍り、その上にうっすら積もったゲレンデ状況。
ただでさえ日陰が多く凍りやすい大斜面は・・・文字通りアイスバーンゾーン!
みなさん苦労してました・・・でも、やっぱり眺めがいいと楽しいね〜

ゴンドラ運転開始が遅かった上にアイスバーンが基本なので、この日はゴンドラ一本のみ。
あとは下部ゲレンデでまったりと流してました。




プリンスホテルは2号館タワーの宿泊。
7階から見えるナイターゲレンデ。
2号館は、苗場プリンスでも新しい館なので、気持ちよく過ごせた。思ったより部屋も広く、ソファーベッドさえ気にならなければ十分満足。

ちなみに、ナイターは最高。
2号館前のリフト一本しか動かしていないが、高速クワッドなので効率も良く、適度に締まった雪はかっ飛ばすのに最適。本当に気持ちいい・・・あと100本滑れるぜ、というくらい、気力も満ちあふれた最高の滑走だった。
9時ギリギリまで滑って、大風呂(500円)に入って、酒かっ食らって寝ちゃいます。おやすみ〜

翌日・・・天候は、快晴!
暑い・・・日差しの暑さで目が覚めた。気温が元に戻ったようだ。

一泊なので、帰る支度・・・かったるい・・・
部屋をチェックアウトし、再びロッカー(100円)に荷物をぎゅうぎゅうに詰め込んでいざ、スキー場へ!




まずは、ゴンドラ→ペアリフト→今日は動いていた山頂リフトに乗り継ぎ、筍山山頂へ。
予想通り気温が高いせいで雪は急速に緩んできていた。
このままだと、今日午後には溶けたシャーベット状態となるであろう。
写真は山頂にある電波塔。




山頂からの風景・・・苗場プリンスホテル方向を望む。
向かい側にある浅貝ゲレンデがよくみえている。先日少々荒れた分、今日の視界は良好だ。
ギラギラ照りつける日差しの中だと、なんだかピクニックに来た気分だ。
しかし、時間があまりない。今日は、苗場から長距離ゴンドラ「ドラゴンドラ」に乗って、となりのかぐらスキー場まで行かなければならないのだ。

下山途中、ポケットからいろいろ紙類をばら撒きながら高速で滑り降りていったスキーヤーがいたので、それらを回収してゴンドラ乗り場に届けてやった。まったく、世話の焼ける人だ・・・ポケット閉じてから滑りなさい。
(中身にプリンスホテル宿泊関連のものがあったので、重要かと思い届けました)




さて、ゴンドラに揺られること20分・・・そこは、お隣のスキー場である「かぐら・みつまた・田代」である。前回、雨の時に・・・来たね。
ドラゴンドラ降りてすぐの巨大鉄塔!みつまたエリアもリフト降りてすぐ目の前にそびえているが、コイツはその続きの鉄塔だ。
写真じゃ遠近感が伝わらないが、超でかい「幹線鉄塔」である。
青空に映えるね〜~~~-y(´-`*) o○




この日は、春を通り越して初夏・・・であった。
気温は10℃。昨日よりも平均15度以上高い。まさにプチ夏日!
ものすごい日差しで、ゴーグルなしでは目も開けられない。サングラスでもいいっていうか、おそらくサングラスがもっとも適していた。ゴーグルが暑くてしょうがない。

完全に雑記し忘れていたが、一個お気に入りのゴーグルがダメになったので新しく買った「晴天用ゴーグル」が役に立ったのだった。



OAKLEY「SPLICE」サイモン・デュモンというフリースキーヤーのシグネチャー。ネットに在庫があまりなく、悩んだ結果これになった。
マットブラックベースのフレームに、レンズはOAKLEY史上もっとも暗くて使いにくいと言われたFIREレンズである。

とまあ、この真夏の日差しにはうってつけの暗いレンズFIRE。
汗はかいたが大活躍してくれた。てか、このレンズはマジでこれくらいの晴れじゃないと真価を発揮できないのである。




かぐらスキー場まで行って、タッチして帰ってくる感じ。時間がねぇ。
半袖で滑っている人もいるくらいの陽気、人も火曜日なのにわんさかいたし、活気溢れていた。やっぱ関越のスキー場はひと味違うわ。
そのまま田代にとって返し、ドラゴンドラで苗場を目指す。写真はドラゴンドラの一直線に架けられた様子がわかるもの。

そのままリフト乗り継いでプリンスホテルに滑り込み、速攻でひとっ風呂浴びてから荷物まとめてヤマトへ預け、手ぶらでホテルを後にしたのだった。時間ギリギリだったが、実に有意義な時間の使い方だ。




越後湯沢駅で軽めの夕飯。
コシヒカリと地卵をウリにする店で、「かっぺ飯」を食らう。ご飯の上に冷えたとろろと溶き卵がかかった「卵かけご飯」だ。
これが、疲れた体に染み渡る旨さだった。こういう飯が、旅の終わりにはイイネ。
(重ッたるいの食うと、また体調崩しかねないので・・・)

18時35分発の新幹線「とき」で東京へ・・・
あれ?なんだか変わった新幹線が来たぞ・・・?東京に着いたら、写真撮るか。




おおおっこれは・・・!
なんと、帰りの新幹線は旧系である200系であった。右が普段のヤツね。
調べたところによると、すべての新幹線在庫で、3編成30両しか存在しないという超・レアもの新幹線だったのだ!顔が今は無き0系と同じではないか〜
東京駅は、にわか撮影会場と化していた。
先頭車両付近には、デジイチを持ったサラリーマン姿の人たちの姿・・・てか、仕事にそんなもの持ってくるなよ・・・てか、この時間帯に来るの知ってたのか?あと、通りすがりの人々もデジカメやスマホで次々と撮影していく・・・
とにかく、大人気の旧車両でありましたとさ。
(ちなみに、3月末で200系すべての営業運行が終了し、国鉄時代の「丸目」新幹線は姿を消すことになるらしい・・・どうりで人気だったわけだ。偶然乗ることができてラッキーだったとも言えよう)

そのまま、通勤電車にもまれながら帰宅・・・でも、手ぶらに近かったので楽だった・・・
これから、新幹線スキーの時はなるべく荷物は送ってしまうようにしよう。

今回の苗場は、忘れていた苗場ならではの「便利さ」を噛みしめたツアーになった。
ホテル前がすぐにゲレンデ、どこに行ってもホテルが下にある・・・そんなホテル一体型スノーリゾート、苗場は、プリンスに泊まってはじめて良さがわかるのであろう。平日は広大なホテルを人混み気にせず利用できるのでマジオススメである。
気候も冬、春と二日に分けてまったく違うものが体験できたし、スキー場自体も記憶より楽しめるものであった。

苗場ツアーはこれからも定番となり得るであろう。
一言いうとするなら、「苗場プリンスに泊まったらナイターをやれ!」ということくらいか。
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■2013年03月03日(日)  MAZDA「zoom-zoomフォーラム2013in横浜」と、試乗
今日は、ちょっと変わった一日だったお。
MAZDA新型アテンザのオーナーである、クルマ好きつながりの職場先輩から、MAZDAのイベントに誘われていた。
んで、抽選で当たったので、フォーラムに参加してきましたお。
σ(^^)もマツダは国産で一番好きなメーカーなので、楽しみにしてたんだお。




場所は横浜の新子安にある、マツダR&Dセンター横浜。
写真右の建物がそれ。午前9時開始ということで、少し早めに行ったらもう人がたくさんいた。
クルマの技術フォーラムということで、参加者は女性は男性客の同伴者ばかりだったけど、年齢層は新社会人くらい〜リタイヤ年代までいろいろだった。




エントランスすぐに展示してあるこのロードスターがかなり格好良かった。
ホワイトボディ、BBSのブラックホイールにブレンボのレッドキャリパーがちらっと覗いている・・・配色最高だ。
あとで運転席に座ってみようということで、まずはフォーラムに参加。




基本的に最新の技術説明を、マツダの技術者の人から直にしてもらう感じで進む。
去年あたりから国産メーカーでも元気いっぱいのマツダは、エンジンも、安全装備も業界最新をひた走っており、クルマの技術革新をしみじみと感じることができる講義だった。
自由時間には、展示してある各種最新車両にみんな群がっていた。まるでモーターショーだ。




唯一の体験プログラム、マツダの安全装備「i-Activesense」を体験できるコーナーだ。
アテンザ(手前)では、衝突感知システムの体験。早い話がスバルで言うアイサイトで、障害物に近づくと自動でブレーキが掛かるシステムだ。
CX5(奥)では、駐車状態から発進する際に、ブレーキとアクセルを間違えて踏んでも、壁を検知したセンサーが警告を発してエンジンを回さない、という安全装置の体験である。
特に踏み間違い事故は、これからの高齢化日本で多発する案件だろうから、この技術はすべての車種に導入すべきだと思った。

あれ?持参品に「運転免許証」ってあったけど、見せてないぞ?そもそも公道じゃないし、この安全装置の体験だけなので免許なくても大丈夫な感じ・・・
それ以上の体験プログラムはなく、ちょっと肩すかしを食らった印象だ。




マツダといえば最新のクリーンディーゼル「スカイアクティブ」だ。
このブースで、前モデルからの変更部分を細かくレクチャーされたのだが・・・技術屋さんって大変なんだな〜と思った。
写真左が旧型、右が新型のターボチャージャー部分とコンロッド、シリンダーヘッドなのだが、ミリ以下の部分での燃焼効率や、グラム単位での軽量化にものすごい執念と、苦労をしている様子を詳しく聞かせてもらった。

そして、すべては「燃費」と「レスポンス向上」のためである。
マツダの理念に共感するのは、高燃費や最新技術でいろいろとカバーしつつも、「運転する」という根本は絶対条件、というクルマ作りの姿勢なのだ。
最近売れているクルマを見ると、ハイブリッドで静か、燃費はいいけどただ静かにクルマが走っているだけ、自分はハンドル握ってるだけ・・・的なクルマが増えている気がしたのだ。
マツダは、しっかりとドライビングの楽しさを根底に持っていて、その上の部分で最新技術がいろいろとドライバーをサポートする、そういうコンセプトですべてのクルマを作っているのだ。素晴らしい。




さて、せっかくだから格好いいロードスターに座ってみよう、ということで運転席に着座。
内装も国産にしてこのスバラシイ配色とセンス。いや〜まじで欲しいなこのクルマ。
ただ、スポーツカーはスポーツカー。着座の位置と視線はあくまで低く、乗り降りがちょっときつい。
でも、セカンドカーなどで実用から趣味にシフトすると、こういうクルマがきっと一番楽しいんだろうと思う。コンパクトスポーツカーは、クルマを複数台もてない庶民のあこがれなのだ。




σ(^^)ご満悦の図。
エンジン設計こそ古いが、たとえばスカイアクティブの低燃費エンジンが搭載されたら、マジで欲しくなっちゃうくらいの魅力あるスタイリングだ。
ロードスターが海外で高評価を得ている理由がわかる。対抗馬をアウディのTTだとすると、実に6割くらいの価格で買えちゃうのだから・・・

さて、フォーラムを終えて最後に残った不完全燃焼感は、実に運転が一瞬で終わってしまったことにある。
しかも衝突安全体験だから、アクセルなんか2秒くらいしか踏んでいない。
これで帰れるか!

・・・ということで、なんと急遽最寄りのマツダ販売店に出向いたσ(^^)と先輩。
ここで思い切ってMAZDA「CX5」を試乗してしまいました〜
試乗車がちょうどあり、エンジンはスカイアクティブのクリーンディーゼル。しかも買うなら絶対と思っているレザーシートのLパッケージだった。
横に販売店の人が同乗してはいるけど、みなとみらいあたりを15分くらい走行できた。
年に一度二度しか運転しない環境のσ(^^)だが、横幅1840mmもあるCX5を違和感なく運転できた。大きさを感じないのが不思議だ・・・
そして、待ちに待った最新ディーゼルエンジンは・・・最高であった。
アイドリングのときに音と揺れは若干気になるが、あとは素晴らしいデキ。アクセルワークにきびきびと反応するエンジン、トルクがハンパじゃないので踏み込むとあっという間に80km/hである。本当にあっという間。CX5は実用性のあるクルマだが、実にパワフルで運転が楽しい。重いボディをまったく感じさせなかった。
パンフレットもらって帰ったけど、いや〜これ、買っても絶対後悔しないね。納車待ち2ヶ月以上の売れ行きはダテじゃなかったのだ。

国産車買うならマツダだな・・・よりいっそう、その思いが深まった一日であった。
あとは・・・株が上がってくれれば。ねぇマツダさん。
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■2013年02月25日(月)  志賀高原、冬の嵐
これで、「冬」満喫のスキーツアーも終わりである。
昨日まで一泊二日で行ってきた志賀高原スキーツアー。これはまさに、冬山そのものの相当な厳しさと、素晴らしさを感じたものであった。そして、冬将軍が去る今週末から、春スキーのシーズンとなる。




大学時代からのスキー相棒・YONEだが、最近は仕事に私生活にいろいろと多忙なようで、まるっきり一緒に行動していない。
なんと今回のスキーが初滑りであり、滑り納めであろうという・・・
年一度、になってしまったが、今年も我々はこうしてスキーに来られた。それだけでもいいのではないだろうか。
ちなみに、二泊三日の予定がYONEの仕事の都合で一泊二日になってしまったのである。




我々二人のスキーツアーも2001シーズンから12年を迎えるが、至ってマイペースなYONEも、ことあるごとにカメラを取り出すσ(^^)も、それぞれあまり変わっていない。
変わったといえば滑りがおとなしくなり、怪我を気にしてアグレッシブさがなくなったくらいであろうか・・・歳は取りたくないものだ。
未だスノーギアにアンテナびんびんのσ(^^)に対して、YONEは私生活が立て込んでそれどころじゃない感じ・・・まぁ、今年は滑りまくってるからね、オレ!
写真はσ(^^)が生まれて初めてスキーを履いた、ブナ平ゲレンデにある「いこい荘」のケーキセット。

初日は志賀高原を横手・熊ノ湯エリア以外を一通り滑ってみる・・・つもりが、焼額山のゴンドラが不安定な運転をしていたため、奥志賀高原をあきらめて戻った。ちなみにベースはサンバレーだ。
初日の気温は−7℃前後、雪質は良く、部分的にパウダーが楽しめた。

そして翌日・・・
朝から、外は真っ白だった。
吹雪に近い雪と、そしてガスが山を覆っていた。予報によると気温も低く、荒れる模様・・・時間勝負である。




凄まじい降雪だ。どんどんと積もってゆく。
それと同時になにやら人で混んでいる・・・志賀高原は日本一広大なスキーエリアなので、滅多に混むことはないのだが・・・
視界がきかない真っ白な中を、昨日と同じく焼額山方面へ滑り続ける。




それも、ここで終わってしまう。
西館山上部のクワッドリフトが動いていない!
同時に、東館山のゴンドラリフトも運休している・・・?
しんしんと豪雪が降り続く中、これ以上進む手段を失ってしまった我々、このレストハウスで体に付いた雪や氷を溶かしつつ休憩することに。

しかし、リフトは今日中に動かす気配がない。
あとリフト一本で向こう側のスキーエリアにいけるというのに・・・
仕方なく、歩いて循環バスを使うことにした。スキー客でごった返すバスで、焼額山手前にある一の瀬スキーエリアに。




雪自体はすごくいい。
さらさらの水分を含まないパウダースノーは極上である。
写真は動画から切り出したものだが、部分的にこのようなパウダーがそこかしこにある。
しかし・・・
リフトが、ほとんど止まってしまっているのだ。
雪は良くても、リフトが止まっては何もできない。志賀高原の場合、滑るのはおろか移動すらもできなくなるので、今居るエリアに足止めを食らってしまうのである。




結局、帰る手段もバスしかなくなってしまった。
1時間に一本しか来ないバス、逃すと東京に戻る時間にも影響してしまう。今日はもう帰る日なのだ。
唯一動いていたリフトを何本か滑った我々だが、早めにバス待ちの列に加わる。満員で乗れないことを危惧しての行動だ。
待っている間にも、容赦なく降り積もる雪。あたりはほとんどホワイトアウト状態である。
リフトさえ完全に動いていれば、時間の許す限りパウダーを頂くのだが、そうも言っていられない。




何とかバスに乗れたので、戻ってベースのサンバレーエリアでリフト数本滑る。
そして午後3時半前に切り上げ、雪見温泉としゃれ込んでさっさと帰り支度だ。高速道路も一時通行止めになっていたし、いろいろ心配なのである。
(一ヶ月前に体験した”地獄の妙高帰り”の悪夢を思い出したのだ)
駐車場に着くと、車が写真の状態になっていた。
志賀高原ではたまに見る光景だが、実に久々に車の雪かきをする。
どっさり降り積もった雪はさらさらのパウダースノーなので、さほど苦労はなかった。




一日を通して−10℃を下回った、非常に寒い一日だった。
暖かいはずの正午前後で−15℃を記録したのだが、寒すぎてスキーが滑らないという事態にもなった。摩擦熱が発生しないので、板が滑らないのである。
このあと、帰りにもさんざんな目に遭う。
信州中野IC入り口は大渋滞、その理由は帰りのラッシュだけではない。信州中野ICから以北で雪による通行止め区間があるため、下道を走ってきたドライバーたちが信州中野ICに殺到したのである。
ここで1時間半足止めをくらい・・・
さらに、姨捨SA付近の一本松トンネルで交通事故があり、車線規制のため大渋滞が発生。スリップによるものだろう。ここで45分以上の足止めを食らってしまった。

結局家に着いたのは日をまたいで今日の0時半過ぎであった。
雪による交通被害をまたしても受けてしまったが、スキーでも雪による被害が発生した。
パウダーは楽しみたいが、雪害はいかんともしがたい、矛盾したスキーというレジャーを楽しむには・・・
答えは、出せそうにないのだった。
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■2013年02月21日(木)  ガーラ・イン・パウダー
忙しくて雑記るヒマがなかったぜ(いいわけ)。
先日2/19に、日帰りガーラ湯沢2013を決行してきた。

・・・あれ?予定じゃ今日もスキーでは・・・?
そう、昨日の晩に一緒に行くはずの友人から「ダメでした」コールがあったのだ。
本来ならば残念すぎてのたうち回っているところだが、23日にもスキーというスキー週間中のσ(^^)にしてみれば、まぁ体が休まって良かったかなという気がしなくもない。
というわけで、雑記ります。




ここはガーラ湯沢駅改札を降りてすぐのチケット販売所付近。
ここにたどり着くまでに何度冷や汗をかいたか・・・

原因は、またしてもJRの杜撰な運行管理にあった。ちょっと長いが聞いてくれ。
地元駅から東京へ向かう京浜東北線の始発電車に乗っていると、突如アナウンス「人身事故の影響で・・・」おいおい、まだ午前5時過ぎだぞ?
やがて電車は止まってしまうようなので、このままだと新幹線は間に合わない。合流したばかりでテンションアゲアゲな友人たちと川崎駅で電車を降りる。この時点で不安感が・・・
駅の若い駅員に聞くと、再開見込みは6時過ぎ、東海道線も止まっているので、ここから京急で品川まで行って、そこから地下鉄しかない、とのこと。
時間がやばい・・・普通に行くと30分以上余裕のある時間帯だが、乗り換えロスは・・・
重い荷物を引きずりながら京急川崎駅へ移動、ちょうど品川行きが出てしまい、10分のロス。スマホ軍団がひたすらに路線情報を調べる・・・
「地下鉄だと、新幹線には間に合わない」
誰もが青ざめた。まさか東京まで行って新幹線に乗れずにそのまま戻るという地獄はないだろ・・・
しかしここでスマホ情報が・・・
「あれ?東海道動いてるじゃん・・・」
確かに品川駅付近で、何事もないようにJRが動いている。・・・おいおい、京浜東北線も動いてるじゃねーか!!!
重い荷物を引きずりながら、通勤客に紛れて、汗だくになって階段上り下り、JRに戻ると、普通に電車が動いてましたとさ。乗り換えずにいればもっと楽に行けたとか・・・ありえない。
この余計な乗り換え行程+焦りで、かなり疲れてしまった。
本当にJR東日本は、客に対する情報公開を何とかするべきだ。もしこれで新幹線に遅れていたら、本気で損害賠償を要求するところだった。

とまぁ、大変な思いをしてここまで来たのだ。
それはそうと、平日にもかかわらず人が多いこと!若者が大半ではあるが、さすがガーラといったところか。




天候は雪!それも、風が少なくしんしんと降り続く、いいパターンの雪だ。楽しめそうである。
ただ・・・写真でわかるとおり、ガスっていて視界が真っ白に近い。
雪がいいだけに勿体ない話だが、まあ日帰りスキーではなかなか上等な結果ではないだろうか。
気温は−5℃前後、湯沢にしては素晴らしいほどの雪質だ!




アクションスポーツカム「GC-XA1」で自分撮りをしたときの一コマ切り抜き。
これはガーラいちの名物コースである”260万ダラー”を滑るところだが、いいところではこれくらいの感じでパウダーランが楽しめた。
ただ、先日気温が高かったせいか、パウダーの下の雪は、溶けて固まったガリガリの氷状態。そしてそれがでこぼこしていたところは非常に滑りにくかった。




ゴンドラ上部のスキーセンターから。
この日はかなりの人手で、スキーを置く場所がないくらい。レストランも、時間をずらしてなおかつ端っこのレストランに行ったから問題なかったモノの、センターハウス内は大混雑であった。今日は火曜日・・・
ロッカーなども混雑するので、すばやく荷ほどきをしないとスペースがなくなる。
ただでさえスペースがないロッカールームで、買ったばかりの馬鹿でかいスキーケースはこの上なく邪魔であった。焦った焦った・・・
どうやらガーラは手ぶらでスキー(オールレンタル)を未だに推奨しているようだ。そのほうが儲かるからね・・・




帰りの新幹線は少し早め。遅いのはすべて座席が埋まっていたためである。今日は火曜日・・・どんだけ混むんだよガーラ・・・まあ、越後湯沢駅の連中も同じ電車だけども・・・
早めに上がって、ちょっと混雑気味のぼったくり温泉「SPAガーラの湯」に入って、さっさと荷物は配送手配済ませて、帰りはバッグ一つという身軽さ。いや〜荷物がないって、楽だね。帰りの新幹線で、新潟名物お米チップスを食べる。3人で、全味制覇。このチップスは高いけどまじウマイのでオススメ。
帰りの東京駅からは、もろに通勤ラッシュで疲れましたとさ・・・でかい荷物もって・・・は、無理だね☆




結論、今回のガーラは雪が一日中降っていたためパウダーが楽しめた。ただ、視界は悪く、真っ白だったので地面の凹凸が見えないなど、滑りにくい感じではあった。
ガーラは本当に便利だが、いつ来ても人が多く、とりわけ若い世代が多いため、せわしない。そして疲れる。そして基本的にぼったくり価格。でも、便利さから年に一度、来てしまう要素がある。
滑りのレベルも、本当に初心者からかなりの豪腕まで、おしなべて揃っているスキー場。ゲレンデも広くはないが、緩斜面から歯ごたえのある斜面まで揃っているし、なによりもリフトが基本高速クワッドなのでストレスがない。

また、来年行くであろう。
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■2013年02月03日(日)  雨のスキー
まったくわからないものだ。
まさか日帰りスキー予定日に春の荒天が襲うとは・・・

先日、2/2に日帰りスキーを決行したのだが、前々から天気予報は最悪の天候を伝えていた。
南からの低気圧で雨、気温上昇、荒れる・・・と。
前日まで決行を危ぶんだが、情報は交錯し、大丈夫だろうとの結論に達した。そして、午前4時に集合、そのまま現地へ向かったのである。




早朝から生暖かい風が気持ち悪かった。真冬であるこの時期に、早朝10度以上の気温は異常としかいいようがない。
しかし夜が明けると、意外にも空は晴れ間が見える。いや、それどころか快晴にすら思えるすっきりとした青空だった。
これは、期待が持てるか。関越道走行中に気温も2℃まで下がる場面があり、案外普通に楽しめるかも知れない、と車内は楽観ムードであった。




車で関越方面に出かけるときは湯沢までは滅多に来ない。
なので、実に久々の関越トンネルだ。日本最長、約11キロという有名なトンネルだが、関越道の上り線と下り線で微妙に長さが違うのは知っているだろうか?
写真は上りで11キロに満たないが、下りの方が長く、11キロを超える。
それはそうと、車が多く途中に渋滞も経験した。予報ではとてもスキー向きではない天候なのだが、土曜というだけで混むのだろうか、関越道恐るべしだ。




関越トンネルを抜けると、まさに雪国である。
道路脇の雪の量が一気に増え、高速道路からの風景も一変する。
ご覧のように、スキー場が点在し、リゾートマンションが建ち並ぶ。バブル期と変わらない越後湯沢の姿があった。
ちなみにこのスキー場は「岩原スキー場」である。
我々は、気温が高いのでなるべく標高の高いスキー場を選んだ。今回は「かぐら・みつまた・田代」三山連合のスキー場である。




みつまたステーション到着。
気温は6℃くらい。非常に暖かい。すでにたくさんの車がひしめき合っている。
晴れていて日差しが暑い。チケット売り場も混んでいて、レンタルに至っては2時間待ちなので・・・というスタッフの声が聞こえていた。関越道のスキー場は不況というものを知らないのだろうか。
汗をかくような陽気の中、チケットを買いロープウェーでみつまたスキー場へ。




みつまたスキー場で最初に乗るリフトを降りると、必ずコイツが居る。
巨大鉄塔である。ものすごい威圧感でゲレンデに鎮座しているのだ。夏のような青空の中、いつもより巨大に見えた。
暑くて手袋もする気にならず、素手で滑る。はやく標高を上げなければ・・・三山でもっとも標高の高いかぐらスキー場を目指すのみ。




この日は、結局最悪とも言えるコンディションだった。
気温は結局下がらずに暖かいまま、雨が降り出してしまった。結構しっかり降ったので、ウエアはずぶ濡れに。ゴアテックスで良かった。
そして、写真でもわかるように霧がゲレンデを覆ったのだ。視界が奪われるとスキーは楽しくないし、危険になる。テンションはがた落ちだ。
極めつけに、大混雑。天候は悪化し、最悪のコンディションの中でも人は減らない。リフトは乗車待ち、レストハウスには入れない。雨の中、屋根の下に避難することもままならないのだ。
考えられる中でもかなりの悪条件で、あまり滑った気がしなかった。




結局その日は左端のみつまたスキー場から、右端の田代スキー場まで行って帰るだけ、という横移動ツアーになってしまった。
そもそも最低限しかリフトを動かしていないため、常に混んでいるのだ。
雨を吸った雪は重く、滑りが悪い。当然疲れる。これまで様々な悪条件を経験してきたが、これはワーストに入るだろう。
午後に1時間くらい晴れ間が見えて視界がひらけたときは、やっと滑っている感がある楽しい時間だったが・・・




結局帰る前にまたガスってしまった。
そこからはみつまたスキー場へ直帰し、下山。それでも時刻は4時近かった。
駐車場から見上げた山は、すっかりと白い雲に覆われてしまっていた。もはやゲレンデ全体が白い闇に包まれていることだろう・・・
車を出す頃には、道路まで霧に覆われていた。ライトを点灯しながら視界の悪い中、関越トンネルを抜けると・・・嘘のように晴れ渡った空が・・・
関越トンネルは別世界への入り口だったのだろうか?

以上、2月上旬には珍しい、雨のスキー。
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