■南房総シーサイドツーリング
最近旅に出たい、出たいと思っていた。ツーリングマップルを眺めては、まだ見ぬ異境に心ときめかせていたのだ…が、なんせまとまった休みが取れない(自分が取れても相棒が取れない)なんてことで、半ば諦めていた。
だが…日帰りではあるが、旅に出るチャンスを得た。今回の相棒も、最近ツーリングじゃおなじみのヒキーである。ヤツとは以前にも暑い中ツーリングに出かけたことがある。山村風景も海岸沿いも味わいたいということで、千葉に決定。(理由はフェリーで楽だから、であったが…)
そして…当日は、まさに
金鳥の夏、日本の夏といった塩梅の酷暑であった!
■千葉・鋸山〜フラワーライン日焼けツーリング
また悪い癖で、文章ばかりづらづら書いちゃいそうなので簡潔に!こういうのって本当の日記だから読む人つまらんだろうしね!…といいつつ、写真は膨大な量になってしまったが。
とりあえず、9時に集合。10時発のフェリーを目指す予定だったが、あまりの暑さでいきなり休憩。なんだこの日差しは…とりあえずアイスを食う。んで、予定をずらして11時のフェリーを目指すことに。いきなりコレである( ;´Д`)
▲この日は朝から炎天下であった…現地到着!実は、予想外に道が混んでいたのもあり遅れた。R16をだらだら行くのも、この暑さでは拷問以外何物でもない。素直に高速使えば良かったか?…いや、ここで1000円使うわけにもいくまい。
ちゅーことでなんとか11時のフェリーに間に合った…と思ったら!
今日からダイヤ改正で11時20分でやんの。ちとハラがたったね。だって前日ホームページで時刻表チェックしていったんだぜ!
▲すでにやり遂げたポーズを決めるヒキー気を取り直して久々のフェリーへ乗船。35分で千葉に着くはずである。首都圏を一切通らずにいきなり目的地とは、船って便利である。まぁ、この区間ツーリングじゃないけど。
▲天気が良く、海もキモチイイ。謎の沖合・釣り人島を観察 ほどなく金谷港へ。
さっそく出発!…つっても最初の目的地はすぐそこ、「鋸山」である。名スポットだが、時間もすでに12時を回っている。微妙に焦る…この焦りは結局最後までつきまとうことになるのだが。
バイクで800m(!)走ったところで到着。まるで走った気がしない。久里浜港への道のりがつらく長かっただけに、全然ツーリングって雰囲気ではない。とりあえず往復900円と結構な金を払って鋸山ロープウェー搭乗。
余談だが、どんな人数でも必ず「ガイド」のねーちゃんが一人付く。少人数だと、狭いゴンドラにて
何故かやや重苦しい空気に包まれるというおまけ付き。なんだかなぁ〜(笑
▲景色は抜群であるがね。しかしまぁ、鋸山っつーのは確かにすごい山だ。こりゃ千葉で有名な観光地になっても然るべき。なんたって断崖がすごい。マジ切り立ってる。つーか緑と調和してさらにすごみを増してる!さすがノコギリ!ってカンジでした。
▲ぶった切ったってカンジでナイス。そしてここで金払ってまで来た意味は…名物「地獄のぞき」と「日本最大の大仏」をこの目で確かめるためだ!
で…日本寺という境内にそれは両方あるらしい…
って、またカネとるのか?イヤ〜世の中カネなんですネ。しかもくそ暑い中山歩きしなきゃ両方見れないし…なんだか、金払って苦労を買ってる感じが…せめて秋とかだったら気分良く巡れるのかなぁ。
▲端から見て圧巻の地獄のぞきだが…実際覗いみるとたいした事はない…↑実は、地獄のぞきからのパノラマ写真を撮ろうとシャッターを切ったが、全然たいしたこと無いトコロだったので怒りの意味を込めて地獄を覗いてる写真はありません!つーかあっても「ふ〜ん」程度の写真なので…('A`)
さて、地獄のぞきで山を登り、けっこう汗まみれ!つーかピアスなくすし。手にしたハンドタオルも手放せなくなる炎天下、いよいよ日本最大の大仏へ!
ただひたすらに、階段を下る下る。
コレ、後で登り返すんだろ?とか考えたら負け。とにかく下る!
▲階段の途中ではご覧のような首無し地蔵群が見守ってくれます途中の地蔵群なんか殆ど首がなか…いや、この話は触れないでおこう。我が身に罰が当たってはならぬ。マジで触らぬ神に…ってヤツだ。
んで、飽きるほど階段を下ってようやくお目見えの大仏がコレだ!
▲紛れもない日本最大。高さ31mでおわすん〜
まぁ、でかいな。以上。…だってこれ以上言うことねぇもんよ!まぁ、大仏だよ大仏。奈良よりでかいかといわれればかなりでかいらしいが、奈良の大仏の大きさ覚えてないし。目の前広場で休憩にはもってこいだったけど、大仏なんてのは見るだけですからね。そんなもんで…おっと、触らぬ神に…だった。まぁ、良い大仏でした(何
ん〜、以上、鋸山でした!!時間がないので(すでに2時近い)先を急ごう!…なんか金払ったほど楽しんでないかも??
▲山頂に住まうぬこ氏。逃げずにおっとりした性格 …先を急ごうと思ったら!
発見してしまいました。
ロープウェーの窓から見た山裾の隧道口を!上空から、遙か下の藪を抜けた山裾に口を開けた姿!間違いなく隧道である!!ぃやったぜ〜ぃ!ただ、残念なことに格子状のモノが見えたので、進入はできないようだが…
とりあえず、ロープウェーを降りて速攻で山中へバイクを走らせる!人目に付くと怪しまれるから素早くネ!
結局隧道に近づくと正体が判明。大学の地殻調査施設の入口らしい事が分かり、チトがっかり…しかし、すげぇトコロに作るね。さすが研究所!佇んでいると、遙か頭上をロープウェーが通過していった…
▲左:パッと見、旧隧道入り口に見える…よね?
▲右:このようにロープウェーからも丸見えの場所 さて、昼飯にしよう。
三方を海に囲まれた千葉に来たからには、海の幸を食うしかないっしょ!つぅわけで、地元漁業組合が経営している海鮮食堂へ急ぐ!炎天下で腹も減った。早く新鮮な魚でも突きたいモノだが…
▲大混雑です!さすが週末!ぐぇ〜さすが週末?すごい人出であります。結構都心から遠いし、それこそフェリーでも使わないとさっさとは来れない立地の千葉なんで、人なんかまばらだろう〜なんて思っていたら…コレです。いるところにはいるなぁ。
気を取り直して「鰺のなめろう定食」を注文。おお、結構すぐ来た。ヒキーの「穴子海老天重」はなかなか来なくて参ったがね。それにしても、まさに食堂ツー感じ。余計な飾り一切なし。水も自分でくんでこい!ってスタイル(セルフサービスって言えよ)。氷なんてオシャレな(?)ものはなし!ぬるい水すすってメシ食ったら金払って帰りな!てなスタイル(…言い過ぎかも)。これはこれでよし。
つーか、
鰺のなめろう(゜д゜)ウマー!鰺のたたきにたれや味噌を混ぜ込んでさらにたたいたもの。やっぱ、海鮮は生ものだね。
▲見た目は正直、パッとしないです…が!旨い!さて、メシも食ったし、
もう2時半だけどまだフェリー乗り場から数キロしか走ってないよ!そろそろマジで急がないとまずいなぁ。だって、まだまだ目指す南房総は遙か彼方ですよ。夕暮れに間に合うか?いや、帰りのフェリーの心配をもうしなければならないか?
▲まさしく沿岸の海鮮食堂なのであります海で一服して速攻で走り出す!
海岸線の道から、途中山の方に折れる。海を味わったなら山村風景を味わわなければ…にしても、ものすごい日差しだ。肌が焼けていくのがはっきりと分かる。ヒキーはいつもフルフェイスだが、おらは暑いので半帽にグラサンで走っていた。顔がヒリヒリします…
▲「房総のマッターホルン」こと有名な山らしいのですが、普通に通過…海沿いと違って何もない道が延々と続く。信号もないし、対向車もあまりない。田圃や低い山が延々続いている。一定のスロットルでずーっと走っていると。ああ、なるほど、こういう場所がこいつらのエンジンにはいい場所なんだろうな、と思う。
風切ってマジキモチイイ!信号のウザさがわかりますなぁ〜〜〜
▲こんな快適な道ばかりです! (注:レポには↑の二枚のような「走りながら撮り」写真が数枚存在しますが、時間の都合上あるいは状況の都合上やむなく危険を承知で撮影したものです。バイクでのカメラ操作は非常に危険かつ、スクーター以外では至難の業ですので、くれぐれもご注意を…って、誰に言ってるんだ?) そんな快適な道を走ること30分ほど。三芳村道の駅で休憩。ツーリングマップルによると、ヨーグルトと乳製品が人気らしい。なるほど、酪農と農作物を前面に押し出した道の駅である。
とりあえず、暑かったのでヨーグルトソフトクリームをいただく。んまい。だが、タダのソフトよりヨーグルトっぽい食感なので、喉の乾きがあまり癒えない…まぁ、ねっとり濃厚でいいですな。
トイレに行った際自分の姿を見て驚きました…
顔と腕が真っ赤!!あちゃ〜一気に焼くと、痛いし皮がむけるんだよな〜('A`)
▲しばし名産で舌鼓どうでもいいことだが、自販機をのぞいてびっくり。「おお、マックスコーヒーが売っている!」…そう、ここは千葉。ここでは当たり前のように飲まれているのだ。その証拠に、二つのラインがマックスコーヒーになっているではないか!こりゃコーラと同レベル扱いだぞ、マックスファンの諸君!!
…もちろん買いませんでしたが(笑 この暑いのに甘いコーヒーが飲めるかっての。
▲千葉に来たことを実感する一瞬?さて、いつでも時間がないのは我がツーリングでは当たり前のこと。先を急がなければ…もう夕方と呼んでも差し支えない時刻になってしまっているではないか!!
房総南下再開!
ちょっと進むと、そろそろ館山の街と合流する事になる。ここで、我らは「重要文化財の観音像」を見るため、マップルと睨めっこをしつつある寺を探した。その名も有名(なはず)の那古寺。重要文化財の銅製の観音は「那古観音」という。
で…結論から言うと、寺は工事中でプレハブに囲まれてるし、観音は思ったより全然小さくて「コレ?」ってレベルだし近寄れないしで、も〜全然。はっきり言ってマップルにわざわざ載せる必要あるのか?程度。でもまぁ、重要文化財だからすごいんでしょうね。帰りがけに通ったこの塔(こちらも県の有形文化財)のほうがよっぽどソレっぽいけど…
▲観音様、ショボかったので今回カットです…そして四時!
やばすぎ。まだメインの南房行ってないのに!この分だとこの後、相当に急がないと何も見れずに終わりそうだな〜
なんて思いつつかっ飛ばすと、いよいよ南房エリアに。ここからは
ツーリングマップル一押しの屈指のツーリングロードである「フラワーライン」が待っています。どんな道なんでしょうかね〜ワクワクします。なんでも、本当は冬場が最高だとか…でも、夏でも良いものは良いんでしょうし、ビーチ沿いなのでリゾート気分も味わえそうなので期待は大です。
▲海辺に出るとその道は現れる! 最強のツーリングロードキターッッ!!!(・ω・´)b☆
これはいい道ですよ!ツーリングマップルウソ無しというか、最初の海岸線は「お〜いいじゃん」程度だったんですが、真のフラワーライン(なんじゃそりゃ)に入ると一気に超快適&適度なワインディング&信号無しビーチ沿い延々道路がその進化を見せてくれます!いい道だ!
道ももちろんいいんですが、このビーチ沿いというのがまたいいね。ビーチ沿いといえば地元R134が有名だが、あそこは大渋滞だし信号も多い。ところがどっこい、こちらは空いてるわ信号がないわで、適度にスピードをキープしつつ脇見運転が超キモチイーゾーンデス(注:危険)!
▲走りながら撮りしたので傾いてますが…そして、フラワーラインの折り返しとでも言うべき位置に建つ、「洲崎灯台」へ到着。
小さくて、さして見所もなく、同じフラワーラインの有名、野島崎灯台のように観光地化もされてませんが、シンプルでかつ歴史ある姿。ずーっとこの岬を見守ってきた頑丈な鉄の塔にちょっと感動しました。
▲高さ比べ?ヒキ君ちょっとお疲れモードです…正直結構疲れてます。この時点で…そして、この灯台はちょっとした高台にあるので風がキモチイイ&かなり絶景。
海の方を眺めれば、眼下に広がる光り輝く水面、海辺の防風林と…何故かすごい場所に一軒の家!?写真でわかりますか?他の家々とは離れた場所…まさに海っぺりの位置に一軒の家が!
▲海っぺりの一軒。気になってしょうがない…良い景色とキモチイイ風を堪能し、いよいよ千葉の突端まできたな〜という感じに気持ちが盛り上がって参りました!…でも時刻はもう4時半…急がないと…('A`)
だがしかし!フラワーラインの本領発揮はこれからだった!
▲南房パラダイス付近はまさに南国リゾートそのもの!フラワーラインと呼ばれるゆえんの花たちが、道の両脇に咲き誇る…それでいて延々とビーチ沿いを快適な速度で走り、日焼けも相まってまさに気分はトロピカル!!ってか〜。時間がないからどこにもよらず駆け抜けたけれども、湘南なんかがえらいショボく見えちゃうくらいここは素晴らしい!うん。
途中で見えた超リゾートそのもの雰囲気のホテルは、まさに「高級避暑地」雰囲気そのもの!後に調べると、館山グランドホテルというらしい…イベントなどもあり、ワイハやグアム行かずして雰囲気を味わえちゃうようですね〜、ここなら納得。湘南とかじゃマジ無理。
▲日本最古八灯台の一つ、野島崎灯台は観光地化が進む一角にある時間がないので野島崎灯台には寄れず!走りながら遠景ショットだけで勘弁していただこう。あ〜一回くらい南房の海に足だけでも浸かりたかった…今して思えば。
ただし、この頃から日が暮れ始め(5時を回った)、徐々に風が肌寒く感じてきました…炎天下もうそのように涼しい風が吹き抜け、ちょっとTシャツ短パンではバイクに乗り続けるのが酷になってきまして…なおさら急ぎましたけど。
▲海辺を離れて山方面に進路を取ると、先ほどの海辺の道がウソのような景色の連続マジで時間ヤバイので、フラワーラインはここまで。今回も行けず、鴨川…('A`)
鴨川手前から山の中をショートカットし、フェリー乗り場方面へ舵を取ることにした。無念だ…どうも鴨川という場所は日帰りの鬼門となりつつある。もっとも、この時間にこの気温で行ったところでシーワールドもくそもないわけではあるが。
▲R410はさすが国道400番台の風格!?その後、ちょっとしたダムを見下ろしながら山辺の道を走行(ダムにも寄れませんでした)したり、ずんずん山の中へ…国道400番台であるR410はなるほど県道よりも狭くきつい道だ。バイクなので気にせずガンガン進む。
▲南房ビーチエリアから1時間もかからずにどっぷり山奥になるやがて、長狭街道へ合流。この道をひたすら進めばフェリー乗り場だ。とりあえず最終8時便にはまず間に合う。ホット安心。現在6時。
最後の寄り道をしよう!極秘の目的地「大山千枚田」を見つけるため付近を探し回る(地図にも載っていない隠れた名所なのだ!)も、なかなか手がかりを得ることができず…間違いなく付近なのだが…いたずらに時間を消費してしまう。
▲この入口を発見してからたどり着くまでに付近の畦道を3往復はしました…入り口はあるのに見つからない!!
そもそも、大山千枚田とは「千枚にも見えるほどの田圃が折り重なるすり鉢状の場所」のことであり、はっきり言って実際見たことがない(写真でもあまり無い)自分たちには、付近の田圃がみなどれも大山千枚田に見えてしょうがなかったのだ。
「ああ〜この辺みんなそうなのかぁ、なるほど、じゃあいくか…」
などと自分を半分納得させていると、大山千枚田公式HP(?)からプリントアウトしてきたコミカルな「絶対参考にならなそうなアクセスマップ」にある点を発見。それが答えへの近道だった。
そして…
▲スケール、雰囲気、山、田圃、すべてが段違いのモノを持つ。やはり本物は違う 大山千枚田到着!!到着してすぐに分かった。何もかもが違う。思わずバイクのエンジンを切るとため息が漏れた。「すげぇ…」
ヒキ君もたかが田圃となめていたようだが、この景色にすっかり魅了されケータイでカシャカシャやっているようだ。もちろんおらも、このときとばかりムービーを撮ったり…無言で佇んでいるだけでそれでいい、そんな場所。
小鳥がさえずり、落ちかけた日が優しく辺りを包む。目の前には、ただ、幾重にも折り重なった段々の田圃、その広大な風景のみ。
わずかな時間だったが、何とも味のある寄り道ができて良かった!
しかし時間は待ってはくれない!
二人はやがて現実に引き戻されるがごとくいそいそとバイクにまたがり、かの地を後にしたのであった。知る人ぞ知る千葉の山奥の名所に別れを告げ…(つ∀`)
▲「急げ!」二人はただ、ひたすらに走り続けたその後は、もう何もする時間はなかった。日も暮れて辺りも暗くなる。バイクをひたすらに走らせるだけだった…やや肌寒い気温の中、真夏の格好で日に焼けて…
そして、フェリーには間に合った。ぶっ飛ばしたおかげか。
なんと、最終一つ手前のフェリーに滑り込み間に合ったのだ。急ぐ必要もないが千葉に残る必要もない。我々は滑り込み間にあったフェリーで久里浜へ帰還することにした。
…この選択が実は大きな意味を持っていたことを、二人はまだ知らない。
クルマやバイクの数にたいして、すごい人数が船内を徘徊していた。俺達は「人が多いなぁ」とか「さすが休みだなぁ」「浴衣多くね?」などと言い合っていたが、今して思えばその時点で気づくべきだった。
やがて…フェリーが動きだし、こちらも疲れからうとうとしかけた頃…
妙に周りが騒がしい。なんだろう、皆一方を見て歓声を上げている。そこで思い出した。「今日は久里浜花火大会だ!!」(←行きのフェリー乗るときにそんな看板を見た)
フェリーの船窓に映る花火…気づけば、皆船外へ出ているようだ。
いよいよ久里浜まで後わずかという頃、アナウンスが流れてきた。「本日は久里浜花火大会です。この後着港しますが、みなさまは船の上から花火をお楽しみください…」
予期せぬ船上花火鑑賞キター!▲フェリーが着港しても、誰も降りようとはしなかった。目の前には特等席サイズの花火が次々揚がっていくのだから…たぶんこの船のたくさんの人々はコレが目当てだったのだろう。地上では席取り合戦が細々と行われているようだが、この船に乗った者だけが特等席で見ている。労せずして。すばらしい!
目の前で次々と夜空を彩っていく花火に、ひたすらカメラを向けていた。
ツーリング+花火鑑賞、一粒で二度おいしいとはこういうことをいうのだろう。夏の風物詩、早くも満喫完了!
その後、渋滞に巻き込まれ、レストランで時間を調整して帰宅するハメにはなったが、日帰りとしてはかなり充実した内容のツーリングとなった。そして、密かに次の目的地は「仏舎利塔巡り」というプランが有力になってきたのだった…
− 完 −
(冒頭であれほど言ったにもかかわらず史上最長文、制作半月というばかばかしいほどのサイズになってしまったことをお詫びいたします…マジもう書きたくない!)