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■2010年03月21日(日)  春、一足先に満開
なんだかんだと寒暖繰り返しているうちに春めいてきました。
春といえば桜ですが、まだ少々早いです。桜は計ったかのように入学式シーズンやや手前くらいに満開になるので、まだ今時期はつぼみですね。桜満開の威力は凄まじく、風景を著しく変えてしまうほどです。

今時期は、同じく葉っぱもなしに花満開になる街路樹があるんですよ。



辛夷(こぶし)の花です。写真はちょっと前に撮影したので、満開手前、つぼみから咲き始めくらいな感じですが、今現在だと逆に少し散ってしまっているかもしれません。コイツも満開になると、真っ白な大きい花が咲き乱れキレイです。



木蓮(もくれん)です。この花はもっとでかい。とにかく豪快な咲きっぷりでなかなか見事ですよ。どちらも開花時には葉っぱがつかないので、わかりやすい樹木です。しかし、木蓮の花のでかさは凄い。花びらも肉厚で、散った後は多肉植物がまき散らしてあるかのような光景になります。
余談ですが完全に指が見切れてしまいました。まぁいいや。

桜に先んじて咲くこれら早春の街路樹たちの満開も気にしてみるといいかもしれません。意外な場所に咲いていたりします。桜本意の世間では見過ごされがちですが・・・これらの花を見ると、冬が本当に終わったことを思い知ります。またスキーは一年近く後かぁ、なんて思ったり・・・
これからは様々な生命の息吹を随所で感じられるシーズンですね。ポケットデジカメでも懐に忍ばせておくと、ふと出会った春の風景にも即対応できて便利です。ちなみにポケカメ持ってないσ(^^)は4年近く前のケータイカメラで済ませてますが・・・



ネコの居る風景。
こういったものにも、素早く対応できます。やっぱケータイカメラは便利。もうちょっと高倍率で、オートフォーカスが早くて、設定いじれて、イメージセンサの質が良ければ完全にポケカメ食いアイテムです。要求多すぎですな (´ρ`)
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  • はやく夏来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!...(2010/03/22 11:37)
    ケータイは写真撮れればそれでいい。電話もメールもウザいだけ、必要なし。でもないとないで不便だから一応最低限つけておくだけつけておいて・・・。なんかもうどうでもいいや(苦)
  • 絵寝(2010/03/22 23:51)
    だからって最近のケータイカメラに1000万画素とか狂ってるとしか思えないんだ。だって無意味なんだもん。
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■2010年03月15日(月)  (映画) アバター・3D・・・立体映像について、など
先日、機会があって今話題のアバターを観に行ってきました(*^ω^)

まぁ日曜とはいえ、勝手な予想で「今更アバターなんか客の入りスッカスカなんじゃねぇの」とか思って劇場に行くと、大間違い!劇場入り口にはビラがたくさんはっつけてあってアバター売り切れの文字のオンパレード。
ここにきてはじめてヤバイと思いました。
結局、当初見たかった「IMAX3D」上映はすべて完売、辛うじて空席があったのは汎用シアター向け「Xpand」方式上映だけでした。この二つがなんたるか、ということについてはなかなか説明が長くなるんですが、まぁ3D立体映像の投影・視聴方式の違いです。かけるメガネも違います。ですが、どっちも立体に映るのでまぁ問題はないのですが。
とにかくアバターは「IMAX3D」上映を前提に作られている映画なので、本来はIMAX3Dで見なければならないんですが、いかんせんこの方式を採用しているシアターが少ないせいか、大混雑必至のようです。ちょっと残念ですが。なにせ、不人気のXpand上映ですらエグゼクティブシートしか空いてない状態でしたから。せっかく来たんだし、絶対観なければと思った結果・・・

ええ、高い金払って、いい席で観てきましたよ (´ρ`)

内容はまぁ触れません。よくある未来SFモノとみて間違いないでしょう。
やはり、このアバターが異常なまでの成功を収めた理由は3D上映に尽きるわけです。敷居が高そうな3Dを身近なものにした功績は大きいですし、その第一弾ということで動員数も納得です。なんかリピーターが多いそうですが、σ(^^)としてはIMAX3Dの映像は見てみたいですが、映画的には一度でいいや、という塩梅。
所謂ハリウッド的エンターテイメント大作ですので、観ても損はないです。

立体感についてですが、Xpandは重い液晶シャッター付きメガネで観るんですが、ちらつきもなく、十分立体感を感じられます。やや映像が暗くなりますが、目の方が慣れるので心配ないでしょう。メガネが結構重いので、やや仰け反り気味で観た方が楽かもしれません。まさにリクライニング付きのエグゼクティブシート推奨。映画も2時間半以上と長いですし。
そうそう、字幕が見づらくて吹き替え版の方がいい、というレビューも見ましたが、吹き替え版はIMAX3Dなのでオール満席。字幕スーパーでしたが字幕は見やすく問題ないと思われます。立体映像的に「最も手前(一番出っ張って見える)」のが字幕なので、それが良かったのだと思います。

これの成功で市販3D液晶テレビが爆発的に普及し・・・とは行かないでしょうが、日常における3D映像の可能性を十分に示唆した映画でした。あとは、数ある立体映像方式でどれが普及するか、にもよると思います。

休日はまだまだ混んでますが、劇場の巨大スクリーンでの3Dこそこの映画の真髄でしょうから、劇場に足を運んでみては?ちなみにIMAX3Dは観覧料金が高く設定されてます。設備費でしょうかね?
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■2010年03月10日(水)  家族三世代旅行2010〜京都・伊勢・奈良〜 (後編・奈良)
何の気なしに三回に分けたが、三日連続で雑記るだけでもなかなか大変だ。
こういうときは、サボり根性丸出しの自分に対して「縛り」を事前に設定しておき、実行せざるを得ない状況を作り出す。こうでもしないと、有言実行不能なアホなのだ、σ(^^)は。今回の縛りは「写真のファイル名」。事前に三日分日付入りでアップロードしておいたため、日付が変わる前に雑記を書かないとズレる。まぁ、日付などは設定し直しできるのだが、こうして雑記を書いている以上、些細なことでもなかなか効果覿面なのだと実感している。
よくわからない話をしたところで、本題に移ろう。

三日目・・・見事な雨である。
天気予報は嫌なときほどよく当たる?その通りである。朝から、鳥羽の海面を雨粒が叩く音が響き渡っていた。まぁ、何はともあれ出発だ。雨といえども観光できる場所はいくらでもあろう。
旅館の従業員の超頑張った見送りに少々心打たれながら向かったのは、伊勢志摩方面での名物「夫婦岩」だが、土砂降りの様相を呈してきたためキャンセル。



そこでやってきたのが「伊勢河崎・商人館」である。
江戸時代に水運の要所として栄えたこのあたりの町並みを再現した一角にある、かつての商人の豪邸を一部当時のまま公開している一軒を見学できる。国の登録有形文化財にも指定されている由緒正しい商家である。
ここには商人の住む家の他に蔵が三軒ほど建てられていて、そのどれもが立派な作りだ。当時の、伊勢参りの参拝客で賑わっていた方面にも、生活物資などを供給する重要な拠点であった様子がうかがえる。



商人の家には小さいが纏まった庭園がくっついていた。
木造の古家は、梁や柱なども相当良い木を一本まるまる使用していたりと、かなり重厚で豪華な作りとなっていた。蔵の扉などは防火性を考慮した、実に重々しく頑丈なもので、感心してしまった。
この町はその歴史と町並みで観光スポットになっているようだが、いかんせん知名度もあまりないため、雨のせいも手伝ってか人気はまばらだった。

ここで、雨が小降りになったので、引き返してアレを見に行くことにした。



伊勢は二見の夫婦岩である。江戸時代の浮世絵にも見られるほどに有名な双岩。
岩と御来光や満月をセットで眺めることができる時期があるため、写真愛好家にはなかなか有名なスポットだ。残念ながら強くなってきた雨によって、ゆっくり眺める時間もままならなかったわけだが。・・・あれ?昨日伊勢参りしたはずでh
なんとこの注連縄、重さ40kgもあるのだが、年に三度も張り替えるらしい。御奉納のためらしいが、なかなか凄いことをやるものだ。その儀式は見てみたい。

さて、伊勢志摩方面の見所は終わった。本日は最終日なので、なるべく大阪に近づいてからゆっくりしておきたい。というわけで、メインには奈良が選ばれた。



昼過ぎに到着したのは「唐招提寺」。世界文化遺産に登録されている。
入ってすぐに目にできる圧倒的な存在感の「金堂」は国宝。建立以来1250年も天災に遭うことなく現代にその姿をとどめる。平屋で地味な印象だが、実にでかい。写真だと伝わりにくいかも知れないが。
そしてなによりも、この奈良時代の貴重な金堂が大修理工事されたのが記憶に新しい。その様子は、偶然にも以前テレビで視聴していた。σ(^^)の稚拙な解説よりも、とあるサイトから一文を引用させていただいたのでそちらを読んでいただこう。

「2000年、金堂の大修理工事が始まった。金堂全体を覆う巨大な素屋根がかけられ、本尊の盧舎那仏をはじめとする堂内のすべての仏像が他所へ移された。2001年夏には鴟尾(しび)をおろし、約4万枚の瓦もおろして、建物の解体作業を始めた。金堂の全面的な解体修理は、建立されて以来、初めてのことだった。」

そして昨年末にこの工事は終わった。なんと、10年に及ぶ大工事だったのだ。4万枚の瓦は、すべて当時の焼き方で作り直され、鴟尾(屋根頂点両端のシャチホコのようなもの)にいたっては、日本有数の焼き物職人をはじめ大勢の手で、何ヶ月もかけて慎重に作り直されたと聞く。現代の技術を持ってしても至難のものであったという。



そういう話を知っているから、というわけではないが、なかなかに感慨深いものがあった。そういえば金堂の柱には、くさび形の真新しい木片がいくつか打ち込まれていたが、それも柱の修復工事の一環だったのだろう。
他の寺に知名度ではやや劣る感のある唐招提寺だが、今現在においては最も注目されるべき建築物かも知れない。建立が759年だから、京都のどの寺よりもよっぽど古参なのだ。

さて、唐招提寺をおいしくいただいたところで、徒歩でいける寺を回ろう。といっても小さな子供連れだし、今日中に東京に帰るため、歩く距離は散歩程度である。



道中で「町で見つけたヘンなもの」的な手書き標識や、名も無き(?)寺の入り口屋根の鬼瓦に心奪われる場面もあったりした。にしても、この標識はヘン過ぎる。のわりに、デカくて異様に目立つ代物だ。



そうこうしてる間に到着したのが「薬師寺」。当然世界遺産である。
ここには、遠目からもわかるランドマーク的な有名伽羅である双塔があるのだがいかに。
薬師寺はなかなか敷地も広く、参拝ルートは敷地外面からぐるっと内部に回り込むような経路をとる。そのさなかにも、貴重な建築物を目にすることができる。



このような回廊が建設されていて、その外側を歩きながら見学をする。この時点で金堂及び双塔は目視できないため、ある種のワクワク感があるのだ。しかし、急ぎ回廊を回ってはならない。なにせ、ここにも「国宝」である東院堂が控えているからだ。写真を撮る際は意識していなかったため、全景を撮り忘れてしまった。

そして、いよいよ広場にさしかかる。メインの三物件がいまここに!



と思ったら・・・東塔はなにやら工事中の様子。
帰って調べてみると、どうやら唐招提寺に続いてこの薬師寺東塔も10年工事プロジェクトで修復されるそうなのだ。そして、工事は始まったばかり。ああ、時期が悪かったか・・・がっかりしてしまった。
この東塔こそ奈良時代から現代まで現存する貴重な伽羅で、国宝指定されている重要物件だったのだ。とにかく、薬師寺はこの東塔が唯一の歴史の生き証人なのである。



本来メインであるはずの金堂や、より派手な西塔は扱い的にはこんなものだろう。
なにせ、両方とも火災で焼失、再建されたのはかなり最近の話だからである。もちろん、どちらも歴史的価値は皆無なので重要財指定はされていない。まぁ、まだキレイなので写真写りが良く、映えるのが救いではある。
しかしながら金堂内部となると話は別である。一気に国宝連発となるので、絶対に見学しておきたい。特に、藥師三尊像はもう見なければ後悔必至な逸品。その大きさもさることながら、展示空間の荘厳な雰囲気に何か畏れのようなものを感じることができるだろう。



以上、駆け足で奈良編を綴ったが、やはりこういうものはじっくりと腰を据えて見学するべきである。できれば仏閣の頂点に位置する法隆寺や、鹿や大仏で代名詞的な知名度を持つ東大寺なども訪れたかったが、まあ次回があるだろう。
旅の総括としては、天候も気温も不純だったがなかなか有意義な旅であったと思う。孫と共に過ごす両親もリフレッシュできたようだし、σ(^^)もひさびさに、繰り返される毎日からくる心の汚れを落とした気分になった。

旅は、必ず行くべきだと思う。そこで日常から脱した空間に身を置き、ゆったりと過ごすことで得られるものがある。それは、普段考えもしなかった事をじっくり思案できたことであったり、ある閃きのようなものであったり、いろいろであろう。そして、わずかながら、だが確実に心が豊かになる。

薬師寺境内の、時期を終えながらまだ枝に残る梅の花が美しかった。
コメント
  • 毎日ネットで神社仏閣三昧(2010/03/11 09:20)
    http://hamusoku.com/archives/2792850.html  ←こいつもなかなかのつわもの。奈良・大阪・和歌山・三重と全て徒歩で仏閣めぐりするとんでもないやつだ。毎回八尾のちょい南から画像アップするから一緒に旅した気分になってしまう。
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■2010年03月09日(火)  家族三世代旅行2010〜京都・伊勢・奈良〜 (中編・伊勢)
二日目。
今回の旅のメインは、古くから日本人たるもの一度は訪れるべしといわれた「伊勢参り」である。とうとうその日がきた。そして、雲の隙間から晴れ間。どうやら、お天道様も見届けてくださるようだ。

伊勢神宮は「外宮」と「内宮」に分かれており、外宮から内宮へと参拝するのが正式。今回は時間もたっぷりあるので、それに倣う。ちなみに、神社の本宗である伊勢神宮は、平たく言えば神棚の頂点に位置する別格であり、ここに参ることこそが参拝の本質ともいえる。
このために初詣を回避したσ(^^)の運命やいかに。



このどでかい常夜灯がお迎えしてくれる正面外部。
これは最近寄与されたものらしく、非常にキレイである。ともかく、こんなものが二基鎮座している風体からいって、並大抵の神社でないことは誰にでもわかるであろう。
若干背筋が伸びる思いをしながら、駐車していざ参拝といこう。



穴だらけの岩。察するに、「雨だれ石を穿つ」であろう。
長年の雨滴が、一枚岩にこんな穴を空けてしまうほど・・・途方もない年月に気が遠くなる思いだ。そのたけは、例えば鍾乳洞内部で垂れ下がる鍾乳石を目にしたときに思うのと同じそれである。自然の悠久なる営みを前にした、一生物の小ささそのもの。
敷地に生える巨木たちもまた、絶え間ない大自然の生き証人である。その肌には、枯れることのない生命を纏わせている。ここでは、すべてのものに、敬意を。



そんな道を歩いていくとやがてたどり着く「外宮」こと豊受大御神を祀った豊受大神宮。衣食住の神である。
杉の巨木を門構えに設えた佇まいは、訪れる者に再び喝をくれる。
「襟を正せ!」
して、お参りを済ませたわけだが、当然ご神体に向けての撮影は不可。我々が参拝できたのも大外までで、内部の豪奢なお社はきちんと目にすることもできなかった。ああ、しかしありがたや。

さあ、お次は内宮だ。

内宮は車で小移動、駐車してからずいぶんと歩いてようやく参道にはいる。
そして、その参道の雰囲気たるや外宮とは大違い。店が建ち並び、人々は所狭しと歩き回る。大賑わいといった様相だ。さすがは伊勢神宮の中核である。



参道の様子と、右は参道から枝分かれした「御陰横町」の様子。
どちらも休日然とした賑わいだが、これでまだ平日なのである。
「写真にすると人が急に減ったように写る」と言ったBroBONだが、まさにその通り、もっと、もっと混雑していた。老若男女、ちょっと意外だったのは若い女性を中心としたイマドキギャルズがわんさかと居たことだ。



これを食べなければ始まらない、名物「伊勢うどん」。
ふわふわの触感が新鮮な太めのうどんに、たまり醤油をぶっかけただけのシンプルな一品。見た目でもおわかりいただけるように、所謂素うどんとも違う。汁も醤油なので真っ黒だ。
だが、味わいは一級品。たまり醤油の奥深い風味にヤラれた。それに、ふわふわでなおかつコシのあるうどんが絶妙な口触り。汁も残さず食べるのがきちんとした食べ方のようだが、言われなくてもすべて平らげてしまえる。伊勢参りの際は、是非に。

そして、歩きに歩く。外宮に比べて敷地内が深い。玉砂利の道を、観光客大勢でそぞろ歩く。いつまで歩くのかと思わせたところで、ようやくお出ました。



伊勢神宮「内宮」こと天照大神を祀った皇大神宮である。
(蛇足だが、あまてらすおおみかみ、は一発変換できた。知名度の差か・・・)
階段下からの撮影が正式な限界なため、階段途中でご神体方面を撮影した画像は却下させていただいた。さすがに凄い人出、お参りする場所は順番待ちである。平日にこれだから、休日は推して知るべし。

ここでσ(^^)は凡ミス、「二礼二拍一礼」を「一礼二拍一礼」してしまった。これが後の風邪っぴきに「罰」として当たろうとは。



もう一つ、伊勢神宮内部にはご覧のようなニワトリさんがたくさんうろついている。
彼らは「神鶏(しんけい)」と呼ばれる神のお供である。こういう項目はググってもらったほうがわかりやすいので省略するが、まぁ色とりどりの彼らがあっちにこっちに居る様は、なんだか平和でよろしいのである。写真後ろの茶色の彼なんかは、居眠り中だ。

お伊勢参りも終わったところで、名物赤福を買って宿方面へ出発する。



そう、今回の宿は鳥羽・浦村の海っぺり。
ここは牡蠣の産地である。どこで見つけたか、直売所のようなところで新鮮な浜焼きを頂く。
これが不味いはずもなく、味付けなしにいくらでもイケてしまう。一つ100円でかなり大粒なプリプリの牡蠣が頂けるのだから食べない手はない。牡蠣の味が分かるにはまだ幼い姪も、喜んで食べていた。



宿では買い込んだ赤福も頂く。なんだか食べてばかりである。そういえば参道で豆腐ソフトクリームも食べたっけ。つくづく・・・旅とは、食なのであろうな。
賞味期限改ざん、違法な商品再利用などでかつて世間を賑わせた赤福も、ほとぼりが冷めてみればやはり伊勢の顔。凄い人気だった。もちろん、あのお味はそのまま。甘すぎないあんこに軟らかい餅。いくらでも・・・ちょっと無理だな、これは。二個で十分だった。



最後は例によって宿からの夜景で締めくくろう。
一大観光地の琵琶湖畔とは違ってやや寂しい鳥羽の海辺。このあたりはバブル期の名残であろう巨大旅館が何軒も建っていて、なかには廃墟物件もありそうな感じだった。言ってみれば、伊豆方面の温泉地のような立地である。
ここ「ホテル胡蝶蘭」はその中でも結構頑張っている方に見えたが、施設の老朽化が若干目立つ感じ。しかし、各種サービスで一生懸命なのが良い印象だった。露天風呂男女交代方式は残念だったが・・・それに露天の端っこ、部屋から見えるし・・・
ちなみにシャッタースピードは我がG1限界値の「60秒」。明かりが少ないとそこまで頑張らないと暗闇になってしまうのだ。

さて、次回はいよいよ最終日の奈良を振り返ってみたい。
コメント
  • カリは天照大神ヽ('∀`)ノ━(2010/03/09 22:45)
    きっとえねは雑記を綴るために旅行し、スキーし、物を買い、学んできたのではないか。雑記の文体や表現が秀逸だ。十分「ANA」の機内雑誌のエッセイに載せられるレベルだ。自分のための雑記執筆(?)がいつしかえねの英知をここまで高めていたとは。。。継続は力なり。そして両親は偉大なり。
  • 絵寝(2010/03/10 23:34)
    だが継続は時に苦痛である。ジムも辞めたし・・・なんか、人生賭けて続けるものがスキーの他にもう一つくらい欲しい。
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■2010年03月08日(月)  家族三世代旅行2010〜京都・伊勢・奈良〜 (前編・京都)
いやっほぅヽ(`Д´)ノ。
旅行は3/4〜6だったんだけど、ラストに風邪引いて昨日は寝込んでたぜぃ!
つーわけで、写真多めなので3編に分けたんだけど、特に意味無かったかもしれないけど気にしないぜぃ!

始発便 6:20 羽田発で大阪は伊丹空港へ。
いつものように大阪でBroBON一家を拾い、エルグランドは賑やか賑やか。
そのまま京都へ向かうが、どうやら予報の通り天候は良くないらしい。四条河原町高島屋に駐車し、徒歩にて京都は名商店街、京極「錦商店街」へと足を運ぶ。





ここは、普通の商店街のように見えて一風変わった、古の空気と伝統の空間を持ち合わせたところだった。平日で人もさほど居ない商店街をそぞろ歩くだけで、なにやら言いしれぬ和の香りが漂ってきそうな、そんな古都の商店街。
並んでいる商品を目にするだけで、博物館の展示品を見ているような高揚感。
思わずシャッターを切らずにいられない(でも買わないので控えめに・・・)。
ここで食材を揃えたらいつでも京料理を味わえそう。京野菜に、ハモの焼き物、山のような漬け物に、香辛料。その間々に軒を連ねる普通の生活用商店が面白い。





昼飯をとるために立ち寄ったのが西京焼きの名店「京都・一の傳(でん)」。
古民家を思わせる佇まいに、西京焼きをメインにした京料理のおもてなし。目で楽しみ、舌で楽しみ、空間を愉しむ。料亭とは、こうでなくてはならない。平日だというのに予約客でいつのまにか満室になっていた。
西京焼きの味は、絶品。箸の先でほろっと崩れる魚の身を口に入れると、広がる旨みと絶妙な味噌の焼けた香ばしさ。何枚でも食べられそうな逸品。なんと通販でも手にはいるそうだが、焼き加減が難しそうだ。



京都・銀閣寺。当然、国宝。
前回で金閣寺を見て回ったので、やはりこちらも来なければ。
σ(^^)は修学旅行以来であった。う〜む、地味だ。この地味さこそ銀閣であり、それでも世界遺産なのはやはり銀閣寺だからであった。銀沙灘や向月台といった玉砂利の細工はアートで美しく、なかなかに美しい庭園であった。天候が良ければもっとよかったことだろう。思えば、金閣でも雪降ったっけな・・・



南禅寺山門(三門)。重要文化財。
京都三大門の一つ。この上段よりの景色をみた石川五右衛門が「絶景なり、絶景なり」と言った伝説を題材にした歌舞伎「楼門五三桐」で有名な門である。
家族写真の一枚でしか山門すべてを捉え切れた画が無かったため、ボカシを入れて掲載しておいた。あまりに巨大なため、近づくと28mmレンズでも山門を収めることはできない。
余談だが、上段に上がる階段があまりにも急な傾斜で、ちょっと年を取った人にはきついのではないかと思われるほどだった。現代の建築でこんな急勾配の階段はまずあり得ない。



南禅寺本堂横にある水路閣。明治期に建設された。
琵琶湖からの疏水を引いた水路で、全面煉瓦造りの重厚な橋だ。
今や京都の顔として名高いこの水路だが、建設当初は反対の声も多かったという。
なるほど、明治の施工らしい煉瓦巻きの美しい作りで、明治隧道のそれと似た重厚感がある。保存状態も良く、管理されている観光名所は扱いが違う。閉鎖されたまま、誰に知られることもなく煉瓦が腐り落ちてゆく明治隧道たちとは正反対の待遇を受けている。
上部には実際に大量の水が今も流れていて、圧巻である。是非、上から見ていただきたい(その割に写真に撮ってないのだが)。なお、橋の上へは柵によって立ち入り禁止措置がとられている。



宿泊は琵琶湖ホテル。
なんと前回と同じホテルだが、ここは位置取りもよく、なかなかクオリティも高い良い宿である。前回は通称「タイタニック・ディナー」と名付けた3時間にも及ぶ壮大な夕食が印象的だったが、ディナー疲れしてしまうため、今回は軽めなコース料理をとった。



最後はホテル客室からの琵琶湖の風景をご覧いただこう。
なかなかのものである。これを見ながら浸かる露天温泉も一興。
ちなみにシャッタースピードは6秒。いつも目の前にある客船が風景に彩りを添えている。前回は夜の噴水なども拝めたが、今回はなかったようだ。琵琶湖の狭い一区画だからこそ、向こう岸まで見えて美しい。

さて、中編に「伊勢」そして後編に「奈良」とまったり雑記るつもりだ。
コメント
  • プリミティブ(2010/03/09 08:27)
    文章うまいなぁ。オレには真似できん。この旅雑記見たら企画遂行最高責任者・とっさんも大喜びなさっていることだろう。昨日はハル&カリと電車で法隆寺行ってきた。あまり感動しなかったが。やはり西日本は伝統文化発祥の地。仏閣寺院見てなんぼやな。
  • 絵寝(2010/03/09 20:44)
    おいおい、法隆寺って世界文化遺産、ほぼすべての建物が国宝、日本最古の木造建築物であり、すべての仏閣の頂点に立つ寺だぞ!感動しなかったとは・・・
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