またoakleyネタでやンス。
先日JULIETの写真を撮っていて思った・・・
この中途半端な中古具合、何とかしなければならぬ!
webを漁ると、かなりのJULIETの持ち主は「分解」してレンズ交換やらカスタムをしている様子。
そもそも、分解できる箇所はネジ留めになっているのでメンテナンスは想定しての作りだろう。
敷居が低そうだ!JULIET分解、いっちょやってみっか!(カカロット風)
まず、特殊工具が必要である。
oakleyはアメリカ製なので、アメリカでは一般的(?)で日本では結構特殊なネジ「トルクスネジ」で留まっている。なので、ホームセンターまで行って買ってきたのがこれ、トルクスドライバー(T6)である。大きさは精密ドライバーくらい。ねじ山をナメないように気をつけよう・・・
さらっと分解。ここまではすんなり。
なにやら細かいプラスチックパーツが多いが、ワッシャー系なので無くすわけにはいかない。ボロボロだがあるとないとではかなり違うらしいので・・・
(ちなみにホームセンターにプラスチックでこんなミクロなワッシャーは置いてなかった)
さあ、気合い入れて磨くぞ!
同じくホームセンターで買った3Mのスポンジヤスリ(#350〜細かいヤツ3種類)でひたすらに磨いていく。やや粗め〜極細まで段階を踏んでしっかりと。
最初の状態。ひどい中古具合だ。
一通りやや粗めで表面を整えた状態。これでも見た目が全然違う。
磨き続けて2時間。ようやく極細でフィニッシュ。所詮DIYレベルなので光沢がイマイチだが、初期状態とは別物である。
さて、ここから組み立てなのだが・・・
もうね、なんつーか無理。
ホコリみたいなプラワッシャーはポロポロ落ちるし、ずれるし、ネジ留めしようとするとまたずれるしで、発狂寸前!!ホコリのようなのでうまく定位置に収まってくれない!
もっと作りをなんとかしろ!これじゃ苦行だわ(`ェ´)ピャー
発狂寸前で何とかステムを組み上げた・・・
もうイヤだ、分解なんかしたくないわ・・・みんなよくやるぜ・・・
さて、レンズを入れる作業だけど・・・
これも超ストレス作業!そもそもメタルフレームなので柔軟性皆無なので作業が難航するのだ。
フレームをネジでゆるめて無理矢理レンズを外すような仕様のため、逆行程も同じ。フレームを押し広げて(折れそうで怖いので力加減が必要)レンズをはめ、フレームをネジ留めできるように押さえつけながらトルクスネジを締める・・・
これが想像以上の難しさ。
そもそも精密ネジの大きさなので支持が難しい上力が入りにくいし、うっかり適当に回すとすぐにねじ山をナメてしまいそうで慎重さが求められる。しかも、フレームの間にプラスチックパーツを入れなければならず、こいつもポロポロよく落ちる・・・
難航に難航を重ね、力業半分でネジを穴に押し込み、組み上げ完了!
生まれ変わったJULIET。光沢が出て中古感が薄れた。
できあがりを見るとやった甲斐があったが、もう一回やるかと言われれば「やるか!」と叫びたくなるような作業具合。
こういう精密で緻密で微妙な作業が苦手になってきた今日この頃・・・
もう少しパーツを工夫して作業しやすくしてくれよoakley・・・(´・ω・`)
ともあれ、一回やってみたかった作業だったので経験できてよかった。もうたぶんやらんけどね・・・