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■2006年08月05日(土)  降ったりやんだり…
#2010年8月30日に旧雑記から移植した記事です

■とりあえず…お買い物へ行きましょう
先日外に出られなかったせいもあって、今日はゼッテーでかけてやる!と意気込んでいました。しかしまぁ、共に出かけるはずのダチが寝ていてメールの返信よこさなかったせい(+短時間に降ったりやんだりする雨のせい)で2時過ぎまで家の中…
もうスキーリゾートタイクーンもやり尽くしたし、でかけてぇよぅ。
もういいや、と一人で原チャに乗って出発。完全防水装備で…その後あまり降らなかったんですがね…暑かったッスよ。ゴアテックス+DIAPLEXとはいえ。('A`)
とりあえず罰箱のホスィソフトがあったので近所のトップボーイ<%= fn '中古ファミコンショップというジャンルを今に伝えるフランチャイズ。今し方ネットで検索をかけたところ、なんと親会社が事業を撤退したようだ…てことは、他の大型店舗も無くなっているのか?詳細不明。とにかくまた一つ良き文化が時代の波によって破壊されたのである……昔は「中古ファミコンショップ」つったら各地にあって、店巡りなんかしたモンだけどね…' %>にいくと…つぶれて無くなってました!脚注で述べたとおりの原因なのか不明ですが、これで最近まで生き残っていた近所の中古ゲーム屋が全滅したことに…おいおい、ただでさえソフトが殆ど出回ってない罰箱、どうやって探せちゅーねん!
…気を取り直してヨドバシへ。
あ〜、罰箱ソフト5種類しか置いてないよ…一応現役のハードなんですけどね?罰箱。ドリキャスの方が品揃え豊富ってどう考えてもおかしくないかい?
ゲイツ退廃…いや大敗。360の行く末も心配であるよ…持ってないけど。
あ、そういえばプリンタのインク買わなきゃだな〜俺のエプソンのA900で独立インクだからタケーんだよな…ああ、パソゲーも買いたい。スキーリゾートやり尽くしたので昨日からいろいろ調べ回ってたんだ…
お、A列車で行こう7発見!でも、「超A4進化的」なめっちゃ自分的にソソる見た目に反してクソゲー烙印押されてるから今回は避けよう…高いし。シム4はスペック要求がハンパないというからやめておこう…ローラーコースタータイクーンも名作らしいが遊園地はあまり食指が動かないナァ…かといってオンラインゲームだけは絶対やりたくないし、海外産の謎ゲームはハズレたら悲惨だしなぁ…
なんていろいろ考えながら人の少ない売り場を右往左往。警備員にやや不審がられたり…万引きなんてするかよ。カネはあるんだ、カネは(ゲーム買うくらいのは…)
で、3時間後お買い物から戻って…本日買ったもの。
一貫性無し
▲衝動買いをしないこともあり、買い物に出ると一気にすませちゃうので毎回こんな感じ…
左から「パワーリスト2kg×2」「仕事用の靴インソールクッション付き」「原チャ用のカストロールオイル」「英雄伝説 空の軌跡」「EPSON PM−A900カラーインクセット」…マジで一貫性無いな。この後ヨドバシ近くの中古ゲーム屋(罰箱の目当てソフトはなし)でPSソフトのアランドラも購入…休み終わりなのにロープレ2つもカッチマッタヨ…('A`)
それからダチと是で合流〜な感じで。明日から仕事連チャンマジ嫌です。
気が付くと、空が結構キレイだった…そういやぁ昨日もそうだったな。明日からは仕事なので天候が安定しますように。
台風接近の空
▲この気候、まったく読めないのだが晴れ間が出たり大雨降ったり…でも、空はキレイ

■森永チョコ「BAKE」
最近、行きつけの100均に登場したこのお菓子。微妙にハマってます。
夏でも溶けない!つー焼きチョコ。熱に弱いチョコを焼くこと自体かなりスゲー感じではありますが、マジで夏の暑さでも溶けません。
アレだ、タタキみたく表面こんがり、中しっとりってカンジ。美味いッスよ。ネットなんかしながらつまむにはお勧め。この時期は喉が渇きやすいのでお茶か牛乳を傍らに置いてどうぞ。
すぐなくなっちゃうのでたまにしか食えませんがコレはいいお菓子です。
今度買いだめするかな?
クッキー味しか食ったこと無いです
▲見た目微妙〜な感じだが、外はクッキーのようにかりっと、中は本当にしっとりしていて美味い

余談ですが。今、先日の旅行分の長文執筆中です。工夫したら少し書くのが楽になったよ…
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■2006年07月18日(火)  雨と川崎とBrobon
#2010年8月30日に旧雑記から移植した記事です

■川崎レイニーショッピン
ぐはら〜朝から雨・雨・雨。
梅雨に入って以来あまり降らなかったせいか、久々のお出かけ雨休日はいろいろとコタえますわ。えーいろいろと。気分的にもね…('w`)
今回は休みが合致したのでBrobonと川崎へ赴く。川崎。行ったことは何回かあるけど、結局「どんな街」かわからん街だな〜ということで。まあ結局1日終わった後も同じ感想しかないんですが…
傘が手放せない中、マック、ヨドバシ、ハンズ、丸井、ラチッタデッラと一通りくまなく見て回りました…が、う〜む、微妙。何もかも。横浜と比べるとなんつーか、箇所ごとのまとまりがないというか…う〜む。シルバーアクセとか目当てで探し回ったんですがね…ぶっちゃけどこ探していいかも分からず…
スタバのフラペチーノはこの気候、グランデでもう一杯一杯ってカンジだし。
暑いのもきついが、雨で肌寒いのもそれはそれで鬱屈となってしまうね。
1日街を歩いて、居酒屋系でメシ食って解散。明日が仕事じゃなけりゃいいんだろうなぁ。なんて…最近休みすぎてるσ(^^)がいえる事じゃないっすが。
一応、目当てのモノがそろったのでヨシとしましょう。やっぱ晴れた海に行きたかった…?
ゲッとしたモノ
薄々マチなしヒップバッグ、シルバー拭き(クロス)、ちっこいシルバーコンチョ、ぺらぺらの飾り無しシルバーバングル、アイロン補修材、シェーバーの替え刃、せくすぃーキャットステッカー…まるで一貫性無し。でも必要なものしか買わなかったのでまぁ満足。
最近ケチです>自分。
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■2006年07月15日(土)  最長文、千葉ツーリング!
#2010年8月30日に旧雑記から移植した記事です

■南房総シーサイドツーリング
最近旅に出たい、出たいと思っていた。ツーリングマップルを眺めては、まだ見ぬ異境に心ときめかせていたのだ…が、なんせまとまった休みが取れない(自分が取れても相棒が取れない)なんてことで、半ば諦めていた。
だが…日帰りではあるが、旅に出るチャンスを得た。今回の相棒も、最近ツーリングじゃおなじみのヒキーである。ヤツとは以前にも暑い中ツーリングに出かけたことがある。山村風景も海岸沿いも味わいたいということで、千葉に決定。(理由はフェリーで楽だから、であったが…)
そして…当日は、まさに金鳥の夏、日本の夏といった塩梅の酷暑であった!

■千葉・鋸山〜フラワーライン日焼けツーリング
また悪い癖で、文章ばかりづらづら書いちゃいそうなので簡潔に!こういうのって本当の日記だから読む人つまらんだろうしね!…といいつつ、写真は膨大な量になってしまったが。
 
とりあえず、9時に集合。10時発のフェリーを目指す予定だったが、あまりの暑さでいきなり休憩。なんだこの日差しは…とりあえずアイスを食う。んで、予定をずらして11時のフェリーを目指すことに。いきなりコレである( ;´Д`)

集合!
▲この日は朝から炎天下であった…
現地到着!実は、予想外に道が混んでいたのもあり遅れた。R16をだらだら行くのも、この暑さでは拷問以外何物でもない。素直に高速使えば良かったか?…いや、ここで1000円使うわけにもいくまい。
ちゅーことでなんとか11時のフェリーに間に合った…と思ったら!今日からダイヤ改正で11時20分でやんの。ちとハラがたったね。だって前日ホームページで時刻表チェックしていったんだぜ!

とりあえず到着
▲すでにやり遂げたポーズを決めるヒキー
気を取り直して久々のフェリーへ乗船。35分で千葉に着くはずである。首都圏を一切通らずにいきなり目的地とは、船って便利である。まぁ、この区間ツーリングじゃないけど。

フェリーから海を見る
▲天気が良く、海もキモチイイ。謎の沖合・釣り人島を観察
 
ほどなく金谷港へ。
さっそく出発!…つっても最初の目的地はすぐそこ、「鋸山」である。名スポットだが、時間もすでに12時を回っている。微妙に焦る…この焦りは結局最後までつきまとうことになるのだが。
バイクで800m(!)走ったところで到着。まるで走った気がしない。久里浜港への道のりがつらく長かっただけに、全然ツーリングって雰囲気ではない。とりあえず往復900円と結構な金を払って鋸山ロープウェー搭乗。
余談だが、どんな人数でも必ず「ガイド」のねーちゃんが一人付く。少人数だと、狭いゴンドラにて何故かやや重苦しい空気に包まれるというおまけ付き。なんだかなぁ〜(笑

鋸山ロープウェー
▲景色は抜群であるがね。
しかしまぁ、鋸山っつーのは確かにすごい山だ。こりゃ千葉で有名な観光地になっても然るべき。なんたって断崖がすごい。マジ切り立ってる。つーか緑と調和してさらにすごみを増してる!さすがノコギリ!ってカンジでした。

鋸山の断崖
▲ぶった切ったってカンジでナイス。
そしてここで金払ってまで来た意味は…名物「地獄のぞき」と「日本最大の大仏」をこの目で確かめるためだ!
で…日本寺という境内にそれは両方あるらしい…って、またカネとるのか?イヤ〜世の中カネなんですネ。しかもくそ暑い中山歩きしなきゃ両方見れないし…なんだか、金払って苦労を買ってる感じが…せめて秋とかだったら気分良く巡れるのかなぁ。

名物「地獄のぞき」
▲端から見て圧巻の地獄のぞきだが…実際覗いみるとたいした事はない…
↑実は、地獄のぞきからのパノラマ写真を撮ろうとシャッターを切ったが、全然たいしたこと無いトコロだったので怒りの意味を込めて地獄を覗いてる写真はありません!つーかあっても「ふ〜ん」程度の写真なので…('A`)
さて、地獄のぞきで山を登り、けっこう汗まみれ!つーかピアスなくすし。手にしたハンドタオルも手放せなくなる炎天下、いよいよ日本最大の大仏へ!
ただひたすらに、階段を下る下る。コレ、後で登り返すんだろ?とか考えたら負け。とにかく下る!

日本寺地蔵群
▲階段の途中ではご覧のような首無し地蔵群が見守ってくれます
途中の地蔵群なんか殆ど首がなか…いや、この話は触れないでおこう。我が身に罰が当たってはならぬ。マジで触らぬ神に…ってヤツだ。
んで、飽きるほど階段を下ってようやくお目見えの大仏がコレだ!

日本最大の大仏
▲紛れもない日本最大。高さ31mでおわす
ん〜まぁ、でかいな。以上。
…だってこれ以上言うことねぇもんよ!まぁ、大仏だよ大仏。奈良よりでかいかといわれればかなりでかいらしいが、奈良の大仏の大きさ覚えてないし。目の前広場で休憩にはもってこいだったけど、大仏なんてのは見るだけですからね。そんなもんで…おっと、触らぬ神に…だった。まぁ、良い大仏でした(何
ん〜、以上、鋸山でした!!時間がないので(すでに2時近い)先を急ごう!…なんか金払ったほど楽しんでないかも??

鋸山のヌシ
▲山頂に住まうぬこ氏。逃げずにおっとりした性格
 
…先を急ごうと思ったら!
発見してしまいました。ロープウェーの窓から見た山裾の隧道口を!上空から、遙か下の藪を抜けた山裾に口を開けた姿!間違いなく隧道である!!ぃやったぜ〜ぃ!ただ、残念なことに格子状のモノが見えたので、進入はできないようだが…
とりあえず、ロープウェーを降りて速攻で山中へバイクを走らせる!人目に付くと怪しまれるから素早くネ!
結局隧道に近づくと正体が判明。大学の地殻調査施設の入口らしい事が分かり、チトがっかり…しかし、すげぇトコロに作るね。さすが研究所!佇んでいると、遙か頭上をロープウェーが通過していった…

調査施設入口 真上をロープウェーが通る
▲左:パッと見、旧隧道入り口に見える…よね?
▲右:このようにロープウェーからも丸見えの場所

 
さて、昼飯にしよう。
三方を海に囲まれた千葉に来たからには、海の幸を食うしかないっしょ!つぅわけで、地元漁業組合が経営している海鮮食堂へ急ぐ!炎天下で腹も減った。早く新鮮な魚でも突きたいモノだが…

海鮮食堂「ばんや」
▲大混雑です!さすが週末!
ぐぇ〜さすが週末?すごい人出であります。結構都心から遠いし、それこそフェリーでも使わないとさっさとは来れない立地の千葉なんで、人なんかまばらだろう〜なんて思っていたら…コレです。いるところにはいるなぁ。
気を取り直して「鰺のなめろう定食」を注文。おお、結構すぐ来た。ヒキーの「穴子海老天重」はなかなか来なくて参ったがね。それにしても、まさに食堂ツー感じ。余計な飾り一切なし。水も自分でくんでこい!ってスタイル(セルフサービスって言えよ)。氷なんてオシャレな(?)ものはなし!ぬるい水すすってメシ食ったら金払って帰りな!てなスタイル(…言い過ぎかも)。これはこれでよし。
つーか、鰺のなめろう(゜д゜)ウマー!鰺のたたきにたれや味噌を混ぜ込んでさらにたたいたもの。やっぱ、海鮮は生ものだね。

鰺のなめろう定食
▲見た目は正直、パッとしないです…が!旨い!
さて、メシも食ったし、もう2時半だけどまだフェリー乗り場から数キロしか走ってないよ!そろそろマジで急がないとまずいなぁ。だって、まだまだ目指す南房総は遙か彼方ですよ。夕暮れに間に合うか?いや、帰りのフェリーの心配をもうしなければならないか?

海沿いのショット
▲まさしく沿岸の海鮮食堂なのであります
海で一服して速攻で走り出す!
海岸線の道から、途中山の方に折れる。海を味わったなら山村風景を味わわなければ…にしても、ものすごい日差しだ。肌が焼けていくのがはっきりと分かる。ヒキーはいつもフルフェイスだが、おらは暑いので半帽にグラサンで走っていた。顔がヒリヒリします…

房総のマッターホルン
▲「房総のマッターホルン」こと有名な山らしいのですが、普通に通過…
海沿いと違って何もない道が延々と続く。信号もないし、対向車もあまりない。田圃や低い山が延々続いている。一定のスロットルでずーっと走っていると。ああ、なるほど、こういう場所がこいつらのエンジンにはいい場所なんだろうな、と思う。
 風切ってマジキモチイイ!信号のウザさがわかりますなぁ〜〜〜

どこまでも続く道
▲こんな快適な道ばかりです!
 (注:レポには↑の二枚のような「走りながら撮り」写真が数枚存在しますが、時間の都合上あるいは状況の都合上やむなく危険を承知で撮影したものです。バイクでのカメラ操作は非常に危険かつ、スクーター以外では至難の業ですので、くれぐれもご注意を…って、誰に言ってるんだ?)
 
そんな快適な道を走ること30分ほど。三芳村道の駅で休憩。ツーリングマップルによると、ヨーグルトと乳製品が人気らしい。なるほど、酪農と農作物を前面に押し出した道の駅である。
とりあえず、暑かったのでヨーグルトソフトクリームをいただく。んまい。だが、タダのソフトよりヨーグルトっぽい食感なので、喉の乾きがあまり癒えない…まぁ、ねっとり濃厚でいいですな。
トイレに行った際自分の姿を見て驚きました…顔と腕が真っ赤!!あちゃ〜一気に焼くと、痛いし皮がむけるんだよな〜('A`)

ヨーグルトソフト
▲しばし名産で舌鼓
どうでもいいことだが、自販機をのぞいてびっくり。「おお、マックスコーヒーが売っている!」…そう、ここは千葉。ここでは当たり前のように飲まれているのだ。その証拠に、二つのラインがマックスコーヒーになっているではないか!こりゃコーラと同レベル扱いだぞ、マックスファンの諸君!!
 …もちろん買いませんでしたが(笑 この暑いのに甘いコーヒーが飲めるかっての。

マ、マックスコーヒーだ!
▲千葉に来たことを実感する一瞬?
さて、いつでも時間がないのは我がツーリングでは当たり前のこと。先を急がなければ…もう夕方と呼んでも差し支えない時刻になってしまっているではないか!!
 
房総南下再開!
ちょっと進むと、そろそろ館山の街と合流する事になる。ここで、我らは「重要文化財の観音像」を見るため、マップルと睨めっこをしつつある寺を探した。その名も有名(なはず)の那古寺。重要文化財の銅製の観音は「那古観音」という。
で…結論から言うと、寺は工事中でプレハブに囲まれてるし、観音は思ったより全然小さくて「コレ?」ってレベルだし近寄れないしで、も〜全然。はっきり言ってマップルにわざわざ載せる必要あるのか?程度。でもまぁ、重要文化財だからすごいんでしょうね。帰りがけに通ったこの塔(こちらも県の有形文化財)のほうがよっぽどソレっぽいけど…

これは木造の立派な塔。本殿はここではない
▲観音様、ショボかったので今回カットです…
そして四時!
やばすぎ。まだメインの南房行ってないのに!この分だとこの後、相当に急がないと何も見れずに終わりそうだな〜
なんて思いつつかっ飛ばすと、いよいよ南房エリアに。ここからはツーリングマップル一押しの屈指のツーリングロードである「フラワーライン」が待っています。どんな道なんでしょうかね〜ワクワクします。なんでも、本当は冬場が最高だとか…でも、夏でも良いものは良いんでしょうし、ビーチ沿いなのでリゾート気分も味わえそうなので期待は大です。

いよいよフラワーラインへ
▲海辺に出るとその道は現れる!
 
最強のツーリングロードキターッッ!!!(・ω・´)b☆

 これはいい道ですよ!ツーリングマップルウソ無しというか、最初の海岸線は「お〜いいじゃん」程度だったんですが、真のフラワーライン(なんじゃそりゃ)に入ると一気に超快適&適度なワインディング&信号無しビーチ沿い延々道路がその進化を見せてくれます!いい道だ!
道ももちろんいいんですが、このビーチ沿いというのがまたいいね。ビーチ沿いといえば地元R134が有名だが、あそこは大渋滞だし信号も多い。ところがどっこい、こちらは空いてるわ信号がないわで、適度にスピードをキープしつつ脇見運転が超キモチイーゾーンデス(注:危険)!

延々ビーチ沿い
▲走りながら撮りしたので傾いてますが…
そして、フラワーラインの折り返しとでも言うべき位置に建つ、「洲崎灯台」へ到着。
小さくて、さして見所もなく、同じフラワーラインの有名、野島崎灯台のように観光地化もされてませんが、シンプルでかつ歴史ある姿。ずーっとこの岬を見守ってきた頑丈な鉄の塔にちょっと感動しました。

歴史ある姿「洲崎灯台」
▲高さ比べ?ヒキ君ちょっとお疲れモードです…正直結構疲れてます。この時点で…
そして、この灯台はちょっとした高台にあるので風がキモチイイ&かなり絶景。
海の方を眺めれば、眼下に広がる光り輝く水面、海辺の防風林と…何故かすごい場所に一軒の家!?写真でわかりますか?他の家々とは離れた場所…まさに海っぺりの位置に一軒の家が!

洲崎灯台から海側を望む
▲海っぺりの一軒。気になってしょうがない…
良い景色とキモチイイ風を堪能し、いよいよ千葉の突端まできたな〜という感じに気持ちが盛り上がって参りました!…でも時刻はもう4時半…急がないと…('A`)
だがしかし!フラワーラインの本領発揮はこれからだった!

まさに南国!
▲南房パラダイス付近はまさに南国リゾートそのもの!
フラワーラインと呼ばれるゆえんの花たちが、道の両脇に咲き誇る…それでいて延々とビーチ沿いを快適な速度で走り、日焼けも相まってまさに気分はトロピカル!!ってか〜。時間がないからどこにもよらず駆け抜けたけれども、湘南なんかがえらいショボく見えちゃうくらいここは素晴らしい!うん。
途中で見えた超リゾートそのもの雰囲気のホテルは、まさに「高級避暑地」雰囲気そのもの!後に調べると、館山グランドホテルというらしい…イベントなどもあり、ワイハやグアム行かずして雰囲気を味わえちゃうようですね〜、ここなら納得。湘南とかじゃマジ無理。

名灯台「野島崎灯台」
▲日本最古八灯台の一つ、野島崎灯台は観光地化が進む一角にある
時間がないので野島崎灯台には寄れず!走りながら遠景ショットだけで勘弁していただこう。あ〜一回くらい南房の海に足だけでも浸かりたかった…今して思えば。
ただし、この頃から日が暮れ始め(5時を回った)、徐々に風が肌寒く感じてきました…炎天下もうそのように涼しい風が吹き抜け、ちょっとTシャツ短パンではバイクに乗り続けるのが酷になってきまして…なおさら急ぎましたけど。

フェリーへのショートカット
▲海辺を離れて山方面に進路を取ると、先ほどの海辺の道がウソのような景色の連続
マジで時間ヤバイので、フラワーラインはここまで。今回も行けず、鴨川…('A`)
鴨川手前から山の中をショートカットし、フェリー乗り場方面へ舵を取ることにした。無念だ…どうも鴨川という場所は日帰りの鬼門となりつつある。もっとも、この時間にこの気温で行ったところでシーワールドもくそもないわけではあるが。

国道といえども山道なのです
▲R410はさすが国道400番台の風格!?
その後、ちょっとしたダムを見下ろしながら山辺の道を走行(ダムにも寄れませんでした)したり、ずんずん山の中へ…国道400番台であるR410はなるほど県道よりも狭くきつい道だ。バイクなので気にせずガンガン進む。

長狭街道の風景。まさに山
▲南房ビーチエリアから1時間もかからずにどっぷり山奥になる
やがて、長狭街道へ合流。この道をひたすら進めばフェリー乗り場だ。とりあえず最終8時便にはまず間に合う。ホット安心。現在6時。
 最後の寄り道をしよう!
極秘の目的地「大山千枚田」を見つけるため付近を探し回る(地図にも載っていない隠れた名所なのだ!)も、なかなか手がかりを得ることができず…間違いなく付近なのだが…いたずらに時間を消費してしまう。

大山千枚田入り口
▲この入口を発見してからたどり着くまでに付近の畦道を3往復はしました…
入り口はあるのに見つからない!!
そもそも、大山千枚田とは「千枚にも見えるほどの田圃が折り重なるすり鉢状の場所」のことであり、はっきり言って実際見たことがない(写真でもあまり無い)自分たちには、付近の田圃がみなどれも大山千枚田に見えてしょうがなかったのだ。
「ああ〜この辺みんなそうなのかぁ、なるほど、じゃあいくか…」
などと自分を半分納得させていると、大山千枚田公式HP(?)からプリントアウトしてきたコミカルな「絶対参考にならなそうなアクセスマップ」にある点を発見。それが答えへの近道だった。
そして…

大山千枚田
▲スケール、雰囲気、山、田圃、すべてが段違いのモノを持つ。やはり本物は違う
 大山千枚田到着!!
到着してすぐに分かった。何もかもが違う。思わずバイクのエンジンを切るとため息が漏れた。「すげぇ…」
ヒキ君もたかが田圃となめていたようだが、この景色にすっかり魅了されケータイでカシャカシャやっているようだ。もちろんおらも、このときとばかりムービーを撮ったり…無言で佇んでいるだけでそれでいい、そんな場所。
小鳥がさえずり、落ちかけた日が優しく辺りを包む。目の前には、ただ、幾重にも折り重なった段々の田圃、その広大な風景のみ。
わずかな時間だったが、何とも味のある寄り道ができて良かった!
 
しかし時間は待ってはくれない!
二人はやがて現実に引き戻されるがごとくいそいそとバイクにまたがり、かの地を後にしたのであった。知る人ぞ知る千葉の山奥の名所に別れを告げ…(つ∀`)

本格的な日暮れである
▲「急げ!」二人はただ、ひたすらに走り続けた
その後は、もう何もする時間はなかった。日も暮れて辺りも暗くなる。バイクをひたすらに走らせるだけだった…やや肌寒い気温の中、真夏の格好で日に焼けて…
 
そして、フェリーには間に合った。ぶっ飛ばしたおかげか。
なんと、最終一つ手前のフェリーに滑り込み間に合ったのだ。急ぐ必要もないが千葉に残る必要もない。我々は滑り込み間にあったフェリーで久里浜へ帰還することにした。
…この選択が実は大きな意味を持っていたことを、二人はまだ知らない。
 
クルマやバイクの数にたいして、すごい人数が船内を徘徊していた。俺達は「人が多いなぁ」とか「さすが休みだなぁ」「浴衣多くね?」などと言い合っていたが、今して思えばその時点で気づくべきだった。
やがて…フェリーが動きだし、こちらも疲れからうとうとしかけた頃…
妙に周りが騒がしい。なんだろう、皆一方を見て歓声を上げている。そこで思い出した。「今日は久里浜花火大会だ!!」(←行きのフェリー乗るときにそんな看板を見た)
フェリーの船窓に映る花火…気づけば、皆船外へ出ているようだ。
いよいよ久里浜まで後わずかという頃、アナウンスが流れてきた。「本日は久里浜花火大会です。この後着港しますが、みなさまは船の上から花火をお楽しみください…」
 予期せぬ船上花火鑑賞キター!

船上から花火を見る
▲フェリーが着港しても、誰も降りようとはしなかった。目の前には特等席サイズの花火が次々揚がっていくのだから…
たぶんこの船のたくさんの人々はコレが目当てだったのだろう。地上では席取り合戦が細々と行われているようだが、この船に乗った者だけが特等席で見ている。労せずして。すばらしい!
目の前で次々と夜空を彩っていく花火に、ひたすらカメラを向けていた。
ツーリング+花火鑑賞、一粒で二度おいしいとはこういうことをいうのだろう。夏の風物詩、早くも満喫完了!
 
その後、渋滞に巻き込まれ、レストランで時間を調整して帰宅するハメにはなったが、日帰りとしてはかなり充実した内容のツーリングとなった。そして、密かに次の目的地は「仏舎利塔巡り」というプランが有力になってきたのだった…
 − 完 −

(冒頭であれほど言ったにもかかわらず史上最長文、制作半月というばかばかしいほどのサイズになってしまったことをお詫びいたします…マジもう書きたくない!)
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■2006年06月02日(金)  日帰りツーリング犬越路〜御殿場!
#2010年8月30日に旧雑記から移植した記事です

■犬越路の復讐!(完結編)
とうとう…このときがやってきた。
思えば…我がバイクSkRedを迎え入れた初のツーリング。それは一人旅であった。
何を思ったか昼過ぎに出発。天候もよくなく、結局神奈川の秘境・犬越路の一端を垣間見ただけでタイムアップになってしまったのを覚えている。そう、あれは忘れもしない2004年9月10日<%= fn 'ene日誌ブラックエディションNo.80「犬越路の魔力!」参照' %>。!
あのときから早2年近くが経とうとしている。
もうそろそろ、ヤツと決着を付けよう。そう思った。長きに渡る戦いに終止符を打つのだ!天気予報も晴れでまさにリベンジ日和!今しかない。
俺は、丹沢ツアーの相棒、ヒキーに連絡した。
「決戦だ!」
(注:今回も写真大杉です…コレでも減らしたのだが…日誌史上まれに見る長文となりました!)

■犬越路〜御殿場お疲れツーリング
休日の朝、いつもより4時間早く目覚めた。っていうか、いつもが遅すぎなのだが…
おもむろにカーテンを開くと…おお、どんよりとのしかかるような曇天…まず最初に気象庁に殺意を覚えた。
気を取り直して…支度、朝食、バイクスタンバイ…集合も早めに。午前7時20分集合!あたりは通勤の人々&車バイクでごった返してます。そんな中ミニストップで今日の計画を練る。…あ、雨だ。サイアク!待機するか?まさか…中止か?
いや、ここで時間を使う手はない。速攻で出発だ!
 
  • 丹沢の自然と戯れよう!
     …というわけで、巡り巡って丹沢付近。R246で秦野を過ぎたあたりだ。いやはや、結局途中渋滞に遭ってしまった。まあ、それでもそこそこ早く着いたほうか。時刻は10時半過ぎ。…向かいには、東名高速が見える。帰りはアレで帰ろう…


    >曇天の中。 
    そうそう、言い忘れたが今回は「丹沢湖」方面から攻める。前回は「山北」方面から攻めたので、趣向を変えるのと、あとはこちらの方が楽そうだからだ(なにぃ)。
     
    …というわけで、県道76号に入ってまず目にする代物といえばコレ。県下最大のダム(だった)「三保ダム」。丹沢湖にそびえるコンクリートの要塞だ!その実、ロックフィルダムという土台に石を積み上げたダムらしいが…見た目はよくある重力式コンクリートダムのよう。県下最大だったが…宮ガ瀬に思いっきり飛び越されてしまった…

    三保ダム前にて
    >ここまでバイクで進入。
    ちなみに、この写真眼下はダムの直下。今は水が少ないため、いろいろな建造物が丸出しである。インクラインもそうだが、もっとも目を引いたのが、橋のたもとに大きく口を開けた巨大かつ不気味なコレである…

    排水隧道
    >何も言うな、俺だって怖い。
    ちなみに、高さ10mくらい。かなり巨大。その先にあるモノは…知るよしもない。
    ダム提体の上には小学生らしき集団がいた。遠くてよく見えないが、おそらく社会科見学なかんかであろう。思い切り叫んで手を振ったら無視された(ノД`)っつーか遠すぎて分からなかっただけだと思う。
     
    さて、寄り道もあまりしてられない。犬越路への道は遠いのだ。再び県道76号に戻ると、ペースアップしてひたすら道を山奥へ山奥へ…ちなみに行き着いた先は…後で紹介しよう(`・ω・´)
    その前に、箒沢という場所を通るのだが、ここには立派なトンネルがある。しか〜し!!周りの地形を見て、この廃道マニア見習いの俺が見落とすわけがない。
    そう!…ここには旧道のニオイがする。
    普通にバイクで通り過ぎた後、路上へ停車。トンネルへ引き返すと…

    箒沢新旧隧道
    >新旧折り重なるように…
    みっけたで!この、現道の横にへばりつくようにして口を開けているのが「箒沢隧道」である。しかし、ここまで新隧道に隣接した旧隧道も珍しい。
    興奮を抑えつつも進入を試みるが…

    入り口は塞がれていた
    >鉄壁の守り
    どうやら、進入は不可能な様子だった。そこまで老朽化しか隧道には見えないから、おそらく新道との位置的な兼ね合いで危険と判断されたのだろう。
    しかし距離を置いて眺めると、新旧隧道が「親子」のように思えてちょっとかわいい。もっとも、旧隧道は不気味なオーラを放っているが…('A`)
     ここで、謎の物体を道路上に発見!
    明らかにさっきまで無かった「縄」のような物体が落っこちている。しかも、シュルシュルと動いているではないか!戦闘開始か?
    戦士ヒキーが立ち向かうが…その正体は山のヌシであった。

    シマヘビ?
    >山のヌシはカッコイイツラをしていた
    ヌシが車に轢かれないように、撮影しつつ山へ追い込んだ。しかし、足もないのに凄まじい速さで移動するものでびっくりしてしまった。さすがヌシ。…我々はヌシを見送ると、目的地へ急ぐことにした。
     
  • 犬越路リベンジ!
     走ること20分ほど…だんだんと細くなる道をくぐり抜け、人里離れた…
    と思ったら、無数のキャンプ場が現れ、なんだか賑やかになってしまった。拍子抜けもいいところである。
    前回の山北方面は「渓流釣り場」以外な〜んにもなく、寂しいかぎりの道だったが…ここまで違うものかな。
    そうこうしてる間に、道はなくなってしまった。いわゆる「通行止めゲート」の出現である。山北方面のゲートは正規の道からかなり外れたところを延々走って来て到達したため、相当な達成感があったが…今回はみじんもない。キャンプ場を走っているといきなりコレだ。

    突如ゲートが
    >キャンプ場間近です
    だが、ここが目的の「犬越路南ゲート」でないことはすでに知っていた。この道ではなく、脇道に入ってから通行止めの警告版を過ぎた後にゲートがあるはずなのだ。
    引き返しながら道を探すと、すぐにそれは見つかった。
    勇んで脇道を突き進む…が、またしても数分も走らないウチにゲートが登場
    しかし間違いなくこれが「犬越路南ゲート」だ。
    やたらあっけない登場にちょっとがっかりするが、本番はこれからである。一体最終目的地の「犬越路隧道ゲート」までどれくらい歩くのか想像もできないが、ここからは徒歩で進むしかない。
    俺たちはゲートをくぐった。
    (一般車通行止めだが、チャリや徒歩は禁止されていませんよ、念のため。)

    本ゲート内部へ
    >当然、進入。
    後はひたすら、この廃道と化したコンクリの車道を歩いて隧道まで到達するのみである。山歩きは慣れてないので心配だったが、まあそこまで歩かないだろうとピクニック気分で歩く…(*´ー`)

    新品カーブミラー
    >廃道のくせにやたら備品が新しい

    しかしどうもこの道は「廃道」という感じがしない。
    現役バリバリの道のように、カーブミラーはキレイだし、道端の壁も崖の法面もキレイなのである。
    この事実は、今や林道と化してしまったこの道と、犬越路の歴史についてちょっと紐解かねばならぬ部分がある。今回は敢えて触れないが(長くなるからね)、まあおおざっぱに言うと、この道が完成してからいくらかも経たないウチに、何故かこの道は廃道となってしまったのである。その理由は次に。

    各所の崩落
    >こんな崩落が幾箇所も存在するのだから…
    …とまあ、そういうことである。
    要するに道を通したはいいものの、この地域の地盤は弱すぎたのである。そもそも丹沢自体が地盤弱体化でそのうち無くなるんじゃないかと言われているが、犬越路はその最たる場所だろう。
    写真の崩落などはまだ小さい方だった。
    とにかく、道の脇は常に断崖絶壁で、車で走ったなら相当怖い事請け合いだ。まあ、もちろん最近の道だけあってかなり立派なモノなので感じないかも知れないが…歩くと分かる。

    今更こんな標識…
    >危険を告げられても、もう遅い。
    なんとも、この「落石注意」の標識が空しく見えてしまう。注意を告げるはずの標識自体が落石でボコボコになっているのだから…きっと、当初の予想を遙かに上回るペースで崩落が始まったのだろう。
    だが…バイク余裕で走れるぞ!ゲートはしょうがないにしても、自己責任で通れるようにしておいてくれ!…歩くのも自己責任なんだから…
     立派な舗装道路を歩くこと数十分。
    そろそろ疲れてくる。目的地の所在が不明なうえ、延々と同じような風景が続くのだから…まあ、登山道の類ではないので道も風景もあまり変わらないのは仕方ないことだが。と、いきなり東屋付きの休憩所が現れた。

    廃道に休憩所
    >いきなり登場する人工建造物
    う〜ん、異様だ。
    だが、この道は犬越路登山道の分岐でもあり、今まで登ってきて2人の人とすれ違っていることから「車道としては廃道」だが、「山道としては現役」であることが伺えた。
    ちょっと一服…依然としてあとどれくらいか不明である。
    今回は日帰りツーリングだし、ここで夕方、なんていう事態は避けたい。ちょっとヒキーと話し合い、後30分でトンネルが見えなかったら引き返そう、という事で合意した。
    もちろん、おらは最初から(ここまで来てなおさら)諦めるつもりなんて無かったので、30分あれば確実に着けるような気がしていたのだが。…まあ実際、おおざっぱな道路地図でも4〜5kmほどだったので、あと15分くらいだろうと予想していた。
    再び歩き出す…

    山中の二名
    >廃道相応のミラーもありましたよ
    普段運動不足がちな生活を送っている現代人には、こういうひたすらの傾斜を登っていく行為がきつい。階段でもない、平地でもない、この若干の傾斜が。ウォーキングとかで足慣らしをする必要があるな…コレは。
    なんて考えていると、平坦な地形になってきた。…いよいよか?
    そのとき、明らかな景色の変化が現れた!

    隧道が見えた
    >目的地へ…
    間違いない。俺とヒキーは急ぎ足…にはならず、しかし着実にその「暗い穴」へ近づいていく。
    そして、ゲートから1時間と少し、おそらく5km弱…ついに。

    犬越路隧道
    >前回の雪辱をはらした!
     ついに犬越路隧道にたどり着いた!
    ちょっと興奮気味にシャッターを切りまくっていたが、冷静になってトンネルを眺めてみる…う〜ん、でかいな、これ。
    そもそもが立派すぎる隧道だ。神奈川名隧道トップ10には加わっているに違いない。そんなものないけど。全長は800mにもおよび、すごいところは一直線で電灯が点いてないので800m先の出口が常に見ているというところ。
    高速道路のトンネルばりのクオリティ。

    暗闇で記念撮影
    >逆光がイカス!
    中も決して廃隧道のそれではなく、間違いなく現役レベルの状態を保っている…まぁ、崩壊が始まったらこの隧道も両入り口を塞いじゃうんだろうけど。とにかく、廃道であることがもったいないくらいの立派な隧道!
    …ところが、この隧道のすごさは中を歩いて初めて分かったのだ。
    出口の明かりが見えるだけで、後は全くの漆黒。とにかく、出口の方向が分かるから感覚は失わないだけで、歩いてるのか走ってるのか、どんな道なのかもまったく分からない。つまり、距離感がまったくつかめない「空中浮遊感覚」の空間がここにありました。
    これだけ長い真っ暗な隧道だから味わえる感覚でしょう。普通なら確実に電灯が点きます。じゃないとホント、壁にぶち当たるまで気づかないくらいの暗闇ですからね。
    シャッタースピード6秒で撮って尚かつ補正した状態でようやく上の写真なので、参考までに。
    きちんと装備品に加わっていたSF-501<%= fn '2006年2月1日ene日誌ブラックエディションNo.262参照' %>で明かりを得るが、これだけ広い空間だとこのスーパーライトでも少々役不足な感じ…ここまで来ると最低クルマのヘッドライト級は必要だなぁ。入念に探索するならHIDライトが必須。

    ようやく山北側出口へ
    >10分くらい歩きましたよ…たぶん。
    ようやくたどり着いた反対側(山北側)出口。
    ここから山道を数キロ(山北側の方が長いです)歩くと、一昨年の最終地点ゲートが見えるはず。
    さぁ、もうひとがんばりしてそこまで…行きませんよ!正直よく着いたって感じ。バイクも置きっぱなしだし、ここで数枚スナップを撮ったら山を下りなければ。
    「→この先行き止まり」と書かれた隧道出口の壁(写真でも分かるはず)を右に曲がると…ありました。真の最終目的地!

    犬越路隧道ゲート
    >このゲートで犬越路制覇!
    この到達で、犬越路三大ゲートを全て撮影。目的達成!お疲れサンでした!
    完結…と行きたいところだが、これから同じ道を通って下りなければならぬ。(ノД`)
    しかし…このゲートの存在も謎である。ここまで入ってこれるクルマは関係車両以外皆無のハズで、ここにゲートを作る必要は感じられない。
    憶測を含むが、前は隧道までクルマで来れたという情報もあるため、ここのゲートが前段階の通行止め区間、そして俺達がバイクを置いてきたゲートは新設されたもの、という結論に達した。おそらく間違いないだろう。

    隧道山北側抗口
    >山北側抗口はちょっとコワイ雰囲気…
    この頑丈なゲートがあるため、車両通行止めの標識が意味をなしていない山北側であるが、ちょっとゲートの先を歩いてみた。同じように舗装路が続き、歩けそうな雰囲気である。ネットで調べると、すぐに舗装は途切れ、ガレてしまうらしい。
    しかし、この山北側抗口の写真は、丹沢側抗口とまるで別物の禍々しい感じで、とても同じ隧道のモノとは思えなかった。廃隧道ってかんじで、これはこれでOK。

    脇道はもう道ではなくなっていた
    >山北側脇道入ってすぐ。
    こんな崩落がトンネルの周りでは起こっていた。もう、一般車道としてクルマを通すことはないであろう。それほどまでに、ここは山が危険である。
    その事を深く思ったのは、隧道丹沢側抗口横に建つ「犬越路林道完成記念碑」を見た時だった。

    記念碑…
    >記念碑も消えようとしている。
     尋常じゃない崩落だ!
    文字も途中までしか読めなかった。降り注ぐ瓦礫に埋め尽くされ、この記念碑も後どれくらいこの姿を見せているのか分からない…まったく恐ろしいところだ、さすが我がライバル、犬越路!!
    (ちなみに、他サイトで3〜4年前の記念碑を見たが…きちんと全部露出していた)
    とにかく、この山は今も崩れ続けているのだ。
    我々は、神奈川でもっとも山深い名隧道の姿を目に焼き付け、うまい空気を堪能し、静かに立ち去った。
    犬越路との戦いは終わったのだ。
    帰りは、そりゃあもう膝が笑って大変だったが、文章にすることもないので省略。結局帰りは45分くらいでバイクの場所まで到着した。
     
  • 御殿場・仏舎利塔の謎!
     それから時間もないので、速攻でバイクをかっ飛ばし、御殿場方面へ。マジノンストップ。
    …歩きで汗ばんだ体に風が冷たく染み渡っていく。犬越路のあの行程で口にしたのはタバコ2本だけ。空腹感と疲労感がバイクを走らせる。
    「早くメシにありつきてぇ!」
    そんな思いで走ること30分、御殿場到着!とるものもとりあえず、メシ場所を探す。ファミレスでいいだろう、ゆっくりできるし、腹も満たされる。
    …ということで、たまたま入ったのが「グラッチェガーデンズ」というレストラン。たまに見かけたが、なんだかすかいらーくのパクリっぽさがぷんぷんで、おまけにイタリアンだったので是びいきの俺としては避けていたのだが…

    空腹でメシもうまい!
    >ぺろっと平らげた。
    空腹の調味料を差し引いても、なかなかうまい味付けの料理だ。値段も手頃(是にはかなわないが)。これは、ファミレスコレクションに加える必要があるな。少なくとも、値段分は是よりクオリティが高いし。
    そしてここが「すかいらーくガーデンズ」の姿を変えたモノ(すかいらーくグループでした)であることを知り、またまた納得。ガストより全然いいぜ、これ。
    余談であるが、腹が満たされ、犬越路の疲労がどっと出て…おらは、ここで居眠りしてしまった。いや〜マジで疲れた!本当に疲れていた。うん。
     
    1時間半ほど休憩した後、残りの時間で御殿場周辺を探索することにした。帰りは東名と決めていたので気分的には楽だったしね。
    地図を眺めて前から気になっていた場所へ。その名も「仏舎利塔」。なんだか宗教チックであるが、一体どんなモノであるのか…我々はバイクにまたがった。
    10分ほど走ると、突然それらしき門構えの場所に到着。きちんとした駐車場もあり、なにやら観光地チックだ。
    俺とヒキーは早速バイクを降り、ものものしい雰囲気の灯籠が立ち並ぶ道を進んでいく。やがて、寺にありそうなでかい鐘が見えてきた。そして、仏教関連であることを確信する決定打が。

    南無…の石碑
    >ちょっと奇妙な雰囲気の石碑
    でかい石碑だ!とにかくでかい。文字も金色で、普通じゃない雰囲気がある。
    好奇心と若干の恐怖感が気持ちを高ぶらせる。なんなんだここは!!
    よく見ると、黄金色の観音像やとにかくでかい灯籠や石像など、ちょっと普通のお寺にはないオブジェの数々が異様である。本当に大丈夫なのか?ここ。
    観光客もたくさんいるのだが…みんなよく見ると日本人じゃない!会話もアッチの言語だ!大陸だ!中国人だらけだ!おおお、日本人であることで肩身が狭いとは…
    なんという空間だろう。ここは治外法権なのか?
    そしてさらに奥へ進むと…見えてきた!!「仏舎利塔」が!!

    仏舎利塔を挟んで
    >思わずスリーショット
    異様だ!
    仏舎利塔はさらに異様だ!まず、でかい!ハンパじゃなくでかい。そして、狛犬。超狛犬だらけ。タイや沖縄からも狛犬が来ている!ん?沖縄ならシーサーか?まぁいい、とにかく石の犬だらけだ!

    仏舎利塔
    >とにかく巨大!
    目の前では相変わらず髪の黒い異邦人達が写真撮ったり、なごやかに観光しているが、日本人の俺達はここがなんなのか分からないでいる。この観光客達に聞けばよかったか?「ここはなんですか?」って。
    バカいえ。俺らは地元人だぞ。少なくとも、彼らよりは。
    でも何も分からない。ここが何で、誰がこんなモノ作って、誰が管理していて、そして何より俺達日本人の分からない領域になんで海外観光客がたくさんいるのか!

    仏舎利塔の前広場
    >天下一武道会開催!
    …次第に落ち着いてきた俺達は、仏舎利塔の前の石畳広場でドラゴンボールの真似をしたり、わりと罰当たりなこともやりつつ、どうせだから敷地内全部見ようと、仏舎利塔以外の場所も巡ることにした。
    仏舎利塔の奥は、観光客が一人もおらず、なんだか急に寂しくなる。墓地になっている場所があったが、区画はまだ余っているようだった。全体的に見て、わりと新しい施設なんだろうと予測できる。
    そんな中、最奥地には慰霊塔らしきモノを発見した。

    戦没者慰霊塔
    >これもかなり豪華な慰霊塔
    説明文を読むと「先の戦争で亡くなった数百万人の慰霊塔」だそうだが、文章自体が思いっきり宗教していたのでちょっと引いてしまった。
    引いてしまった…のだが、ここまで来て後には引けない。
    俺は先陣を切り、慰霊塔に突き進んでいった!

    慰霊塔内部を視察
    >墓泥棒?
     おおお〜なんつー罰当たりな事を!!
    ちょっと躊躇したが、日誌の写真のため、おらは祟られることを覚悟で慰霊塔に挑みかかる。で、内部だが…空間になっていて、慰霊の儀式用の道具らしきものや、千羽鶴などがあった。
    余談だが、きちんと手を合わせてきましたよ。祟られるの、やだもん。
    一通り敷地内を見終わって帰ってくると、仏舎利塔の前にたむろしていた観光客集団は一人残らずいなくなっていた…あれだけにぎわっていたのに。
    …狐に化かされた気分だった。

    丁寧に手入れされた庭
    >金、かかってますよ
    しかし、異様なまでに豪勢な建物類と、常に手入れしている様子の整った植木達といい、維持には相当な金がかかっているはず。俺らは最初、怪しげな宗教団体が、信者から巻き上げた金で豪勢に作ったなんらかの建築物と目論んでいた。
    が、後で知ったことだが、これはきちんとした仏教の施設で、お釈迦様の遺骨の一部を祭る(という言い伝えの)塔で、日本、ひいては世界各地にある施設だそうな。ちょっと異様だった雰囲気は、海外(本家本元)の仏教センスだからだったんでしょうなぁ。インドやタイの仏教はハデらしいね。
     
    さて、もう日も落ちかけていたので、帰りがてらに御殿場アウトレットモールをぶらっとして帰ることにした。
    アウトレットまでは仏舎利塔から程なく到着する。

    御殿場アウトレット
    >疲れていたので買い物はパス
    ここも何回か来ているが、ここまで空いていたのは今日が平日だからに他ならない。いろいろ見たが、今は買い物をする気持ちが起きなかったし、何より所持金が高速乗ってギリギリラインだったので、パスすることにした。
    そして、東名に乗ると、1時間半後には帰宅していたのだった…
     
    今回のツーリングは、日帰りではもっとも行動した記録になった。デジカメもフルに活用し、犬越路の記録が余さずできたことに満足している。リベンジとなった今回で、神奈川最強の秘境の姿を見ることができ、良かったと思っている。
    同行してくれたヒキーにはオツカレチャンと言いたい。
     
     ― 完結 ―
     
    (追伸…この日誌書くのに一週間もかかりました…)
  • コメント
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    ■2006年05月28日(日)  緑豊かな高原と美味と巨大パラボラの旅…
    #2010年8月30日に旧雑記から移植した記事です

    ■信州蓼科高原家族三代旅!
    いや〜なんだか写真量がハンパじゃなくて、選別だけで手間取ってしまった。つーわけで、だいぶ遅れたけど今更日誌アップとします。写真だけで史上空前の枚数になってしまった…鯖スペース大丈夫か。
    つーか、やっぱ文章まともに打つととんでもなく長くなるので、写真主体で行こうと思います。ま〜こういう個人的記録部分って文章あまりいらんしね。

    ■軽井沢アウトレット〜蓼科高原〜野辺山大パラボラ
    今回は、半年に一度スパンで行われる家族三代旅行の第二回目です。
    前回は去年の11月23日<%= fn 'ene日誌ブラックエディションNo.214参照' %>だったので、マジでちょうど半年つーかんじです。あれから半年。姪のカリンコも満2歳前を迎え、それに沿って半年ごとに旅行、というスパンになるそうです。家族旅行にコドモはつきものですが、なかなかゆったりできていいものです。(*´ー`)
    では、写真とコメント中心でやっていきましょう。
     とりあえず前の日にレンタカーをチャーター。前回はトヨタのノアでしたが、今回は日産セレナ。同系統の車種で、ファミリーワンボックスの定番品。意外に走ったり、やっぱ無理があったり、いろいろまあ使いやすい車でした。 
    さて、朝6時に家を出発、Brobon一家を拾うと、まずは軽井沢へ向かいましたよ。

    雨の軽井沢にて親子三代
    >雨であります。
    雨の軽井沢は、まだ朝とあってか人は少な目。つーか殆どいません。霧雨が降る中…ちょっと肌寒…いや、超寒い!とにかく、街の雰囲気を楽しむのでした。

    軽井沢のパン屋
    >フレッシュベーグルが並ぶ
    十数年前にも軽井沢に家族旅行に来たのですが、そのときにも立ち寄ったパン屋です。まだあっただけで結構感激ですが、パンが美味い。特に、チーズとオリーブオイル、トマトなどを使った絶品パンがウマー。

    緑が美しい
    >軽井沢別荘地にて
    小雨も緑には優しく、景色もいっそう鮮やかに見えます。緑の海。何ともいえないリラクゼーションスペース。BONも思わずカメラを構えます。こんな緑に包まれて休日をリラックスしたいモノです。まさにブルジョアジー。
     
    さてと…そして雨の軽井沢別荘地から、日本最大のアウトレットモール、軽井沢アウトレットへ赴きました。時間も早かったのでまだ混雑なし。だが…

    オークリーアウトレット
    >オークリーありましたよ!
    写真からも分かるとおりの結構な雨&思いっきり濃い霧で、寒いわ冷たいわでなんだかあまりショッピングな雰囲気じゃなくなった…晴れていたらそのでかさと共にこのアウトレットを存分に楽しめたんだろうナァ。残念。
     
    その後、宿に向かう前に高原の牧場でフレッシュミルクをいただきました。しかし…

    この霧! ただの有刺鉄線もアートフル
    とにかく水分飽和状態です!真っ白な視界と、霧雨のような霧に包まれて…客は誰もいませんでした。
    とれたてミルクはおいしくいただきました。BONは息を止めて飲んだようです…ニンジン嫌いのコドモみたいやね。まあ、空気はうまいし景色も霧は霧なりにキレイでしたけどね。霧故に場所がさっぱり分からない…
     
    初日最後は(天候がよければいろいろ寄るところもあったようですが)、雨が上がったこともあって、レンタサイクルでチャリこぎ。実は家族ででかけるときの定番となりつつあるイベントです。
    BONはレンタサイクルが大好き。おらはチャリ乗り慣れないからいつも最初の2分間ギクシャクするのよね〜

    おお!このハイパワーパンダは!? 古い頃活躍したゲーセンの機械達
    なんと!ここであの全自動パンダを発見!
    前回コイツと遭遇したのは2005年5月1日
    (ene日誌ブラックエディションNo.166参照)
    三崎での出来事だった…ここでまたパンダに会えるとは。早速BONが娘のカリンコを抱え乗車。前回のよりだいぶハイパワーパンダであったが、結局今回もその未知なる馬力や排気量は分からずじまいだった…口惜しい('A`)
    他には、こういう微妙な観光地にありがちな古いゲーセン器具達が再利用されておりました。でもやっぱり人がいねぇ…霧で見えないだけですかね?
     
    さて、今日の宿は蓼科高原のリゾート地に構えるホテルです。非常に景色がよく、また環境も最高。時々さえずる小鳥の鳴き声が何ともいえず…
    特にウグイスの鳴き声が絶えなかったことが印象的でした。

    宿からの景色
    >まさに緑の海
    この宿では、とてもゆっくりと過ごした後、超豪華なディナーをいただきました。
    フレンチコース料理!おお、何年ぶりだろうか…とにかくまあ、たまに食う高級料理はいいものです。自分じゃ金出せないナァ(つ∀`)

    創作オードブル 意外に濃厚だったフィレ肉
    とても(゜д゜)ウマーな料理で満足だったんですが、食いしん坊のBONはパンを異常なほど食ってました。フィレステーキも2枚食ってなかった?
    そうそう、肉料理の際にフランベのサービスを受けたんですが、ううむ、シェフが焼く肉は何でああも美味そうなんだろう…実際激ウマでしたが。ああ、フレッシュフォアグラも最高だったね。
    その夜は疲れからか、いつの間にか眠りについていましたとさ…('w`)Zzz
     
    次の日。
    まずは縄文時代の遺跡があり注目されている尖石縄文考古館を訪ねます。ここには尖石の遺跡で発掘された土器などを展示してあり、触れられたり、縄文の道具体験などもできます。

    縄文のビーナス 立ち並ぶ縄文土器
    目玉は写真左の「縄文のビーナス」と呼ばれる土器。国宝指定を受けています。この発掘で、縄文人の文化に関する見解が一つ進んだそうです。まさに国宝級の扱い、強化プラスチック(と思われる)の容器に包まれておりました。もちろんコイツは触れません。

    縄文人出現?
    >おっと、ここで縄文人が乱入してきました!
     
    次の目的地。バシバシ進みますよ!(日誌に疲れてきたので…)

    雨の中の美しい新緑
    >こんな景色の中…
    柳生ガーデン(名前適当)へ。あ〜なんか詳しく書くのがだるい!つーかやっぱ長すぎる!だからイベント日誌ってヤツは…ああ、もう寝る時間が近い。
    とにかく。

    リラックス
    >落ち着いたり…
    驚愕するBON
    >360万円のアートに驚愕したり…
    と、したわけです!以上!次!
     
    ナンタラ寮(やべぇマジでいい加減だ…)で昼食。写真にいる牛が一頭。今回はやりませんでしたが乳搾り体験が一回100円でできます。でも、マジな牛ってちょっとコワイよなぁ。闘牛なんて死んでも無理ですわ。

    牛と高原
    >人は結構いました
    あ〜ソフトクリームはマジウマでしたよ。もう一回食いたい。(*´ー`)
     
    さて、旅も終盤。いよいよ天気もよくなってきました。
    鉄道としては日本最高地点に位置するという「野辺山駅」(標高1345.67m)へ。雰囲気はまさに高原の駅!という感じ。
    何となく綺麗なたたずまいで思わずシャッターを切ります。パシャパシャ。

    最高地点の表示が駅構内に 野辺山駅のホーム
    残念ながら電車は来ず。
    駅前も特に何もなく、でも広くキレイに作られているのでいい雰囲気です。ちょっとした街があればこういうところに住むのも悪くないな…なんて「観光客がよく感じる観光地の印象」そのものを思ったりしました。

    好天!
    >天気がよくテンションが上がってきたBONの図
     
    そして、野辺山駅のすぐそこには…密かにこの旅で楽しみにしていた有名巨大建造物「野辺山の大パラボラ」がありました!!
    おお〜感激!
    早速写真ででかさを見てみましょう!
    メインゲートで手続きを済ませると、入場できるようになります。
    他に客は数人で、混雑とは無縁の感じが非常にヨイです。まずはメインの45m大パラボラの周りに数基ある中パラボラを見学。

    直径10m
    >左下にいるのがBONです。でかさ分かります?
    う〜む、でかい。実際に都会で突如こんなのを目の前に見たら、おそらく仰天してしまうでしょう。基部もしっかりした作りで、きちんとした観測所の設備であることが伺えます。
    しかし。メインの大パラボラはその比ではなかったのです…
    文字の消えかかった(笑)「この先携帯電話の電源お切りください」の警告版を越えていくと、そこにあったのは…

    直径45m
    >野辺山の巨大パラボラ
     でかいッ!でかすぎるッ!
    その一言に尽きます。とにかくまあ、巨大。残念ながらパラボラは上を向いてしまっていましたが、可動式でいろいろ角度を変えるようです。ああ〜どうせならちゃんとパラボラアンテナっぽい角度で写真が欲しかったなぁ。
    ちなみに…人のサイズ分かりますか?パラボラの手前にいる何かが人です。
    とにかくその存在感、もはやパラボラアンテナという予備知識がなければ何らかの巨大建造物という認識で終わってしまうこと必至です(特にこのアングルだとナァ…)
    銘板
    >銘板によると、1981年三菱電機製
    パラボラ直下にて
    >35mmレンズのカメラじゃ収まりません
    下の写真、左隅に何か映ってるのが人間のサイズ。とにかく圧倒です。
    ちなみに、ツバメがパラボラ基部に巣を作っていました。まぁ、ここなら人間には邪魔されないわな…ウム。

    無数に並ぶ小パラボラ
    >何十基、それ以上ありました
    大パラボラの袂には、王を守る兵のごとく立ち並ぶ無数の小パラボラが見えました。広い草原に一斉に並んでいる様は、まさに特別な施設でしか見ることのできない異様さでもあります。でも、このように広々した高原だと何故かマッチして見える…不思議であります。

    中パラボラはレールで運ぶ
    >中パラボラと運用レール
    中パラボラは、その配置を数ミリ単位で調節できるらしく、その真価が発揮されると大パラボラ以上の能力があるそうです。しかし、このどでかいのをいちいちレールで移動させて数ミリ調整ってのもすごい話です。
    20年以上前にこうした施設が作られたのを思うと、当時もすごい時代だったのだなぁと思えますよ。
    以上で、野辺山の大パラボラ見学は終了。
     
    そのあと、パラボラの前にある施設で、野辺山フライトシミュレーター(有料)や、付近で今夜見える星座を擬似的に見ることができるプラネタリウム上映(無料)などを楽しみました。プラネタリウムなんて何年ぶりだろう…
    ちょっと童心に返りつつも眠くてちょっと寝ちゃったり…('w`)
     
    帰りがけに「日本最高地点の駅」よりも少し上にある「日本最高地点の鉄道軌道」を見学。何故か学生がわんさかいて、ちょっと落ち着ける雰囲気ではなかったですが…軌道内に立ち入り、写真を一枚。

    どこまでの延びるレール
    >日本最高地点での一枚
    付近にはレストランやホテル、小さな祠までありましたが、全て名前が「日本最高地点○○」なんて名前でちょっと単純で笑えます。
     
    最後に立ち寄ったのは、八ヶ岳を望む裾野にある「三分一湧水」。湧き水がこんこんと出ていて、なにやらちょっとした観光名所になっているようす。源流付近でその水の冷たさを体感。まさに地下水!

    三分一湧水
    >湧き水の源流…飲めるそうです
    ここには何故か立派な公園があり、昼寝して元気になったカリンコを遊ばせました。旅もコレで終わりだと思うとちょっと感慨に浸ったり…(*´ー`)
     
    そのまま高速に乗り、渋滞発生前にギリギリ東京到着。
    最後には家族イベント恒例の「レッドロブスター」でなかなか美味な夕食をとると、そのままBrobon一家を自宅まで送り届け、旅も終わりです。
    我々も横浜の自宅へ向けて帰るのでした…次の日は仕事だ〜!(ノД`)

    レッドロブスターのディナー
    >海の幸もうまい!
     
    以上、もう、超モウレツに時間がかかって疲れた日誌終了。
    つーか、こんなの見るの身内だけだし、自分の記憶にとどめるには苛ついて自由時間使ってまでこんな日誌したためる必要もなかったんじゃないかと思えます…
    日記って節度が難しいと思いますよ。テーマだけに絞った文章だと完全に情報系ブログになってしまうし、日記の性質を全面に出すと、ダラダラした長い文章に、身内以外分からないような事実をつづるだけ…
    う〜ん、マジでこの日誌のあり方も考えちゃいますね。
    とりあえず、死ぬほど疲れるので、もうこの規模の長文日誌は書かないと思います。いや、マジで。正直、書くのが苦痛だった部分もあるので…
    でもまあ、家族旅行なんて半年に一回だからいっかな?なんて感じで日誌終了!
    あ〜キーボード打ちすぎで手が痛いわ、タイプミスだらけで苛つくわ…
     
    あれ?レンタカー返さなきゃだな…

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