行ってきました!初のニセコツアーin厳冬期!
1/13〜16という平日日程、そして2001シーズン以来の冬シーズンのニセコに、心ウキウキ!果たして・・・期待に対してどうなったのか。
相棒はいつも通りYONE。写真は、YONEのニコンD80と、我がカメラDMC-G1のダブル一眼という写真主体のツアー。ビデオももちろん撮っているが、両方使うのは非常に難しいのだ。
では、とりあえず手元にある我がG1の映像から雑記していこう。
行きのバスは貸し切り状態。
さすが平日プランは余裕があるって言うか、採算が気になってしまうほど。こんな快適な環境で居眠りしながら現地へ向かいましたとさ。途中の「大滝きのこ王国」のきのこ汁をおいしく頂いた。
ニセコ当地は、雪は若干少ない・・・というのが初日の印象。
そして、外人しかいない。これまでよりもずっとインターナショナルだ。ニセコはココまで外人勢力に支配されたというのか。
これが、「リッチな外国人向けニセコ物件」である。見よ。
1億円とか平気で書いてある。どこのバブルだここは?東京のマンション普通に買えますがな。フォーリナーは別荘ごときをこんな価格で・・・恐ろしい。かつて、日本のバブル時代もスノーリゾートが売れましたが、ココまでの価格ではなかった・・・気がする。
ここが、ニセコでの我が前線基地、「Jファースト・ニセコ」である。
人気ホテルなので、週末はすべて満室だ。露天温泉が最高の宿。今年で5回目くらいかなぁ。エントランスの暖炉がすてきである。前回はここが取れずに悔しい思いをしたので、リベンジであった。
Jファーストは、自社農場を持っている。そこで採れたジャガイモを使ったチップスだ。正直、すんげー油っこいので、一気に食うのは至難の業だ。ノンフライ製法で再チャレンジしてもらいたい。
それにしても道産ポテト+手作りでこれである。商業製品がいかに奇跡の品か、思い知ることができる。
初日の夜はナイター後に買い出しに行くのが定石である。
しかし、さすが北海道の厳冬期。突然の吹雪で、ご覧の有様。カメラを出す数十秒間、壊れそうで心配だったほど。ゴーグルがないと前が見えない!
ちなみに、この時から「最大規模の冬将軍」が日本列島を覆いつつあったのだ。
雪模様が続く中、ふと見せた太陽が写真心をくすぐる。
なんでもない光景が、最高のエピックになる。我が愛機、ポケット・ロケットとお日さま。
にしても、降る。
普段は「雪降った形跡がないな〜」などと悪態をついてるが、ここまでどか雪されるとなかなかに複雑な心境だ。窓の外にもあまり雪がなかったのに、いつの間にか窓を浸食するほどにまで積もった。
最終的に「新雪部分」で1.5mくらいになった気がする。総積雪なら、木が完全に埋もれていたので3m位の箇所も珍しくないくらいだ。
2001以来、9年越しのどか雪まみれである。ニュースでは、しきりに全国の雪害について報道していた。
我々の飲料水はもちろん、地元産。
水道水というのも味気ないので、ニセコの代名詞、羊蹄山の伏流水を常備していた。軟水で普通に美味い。
夜の降雪を撮影したら、偶然にも雪にピントが合った。
貴重な(?)降雪中の雪の結晶である。当然フラッシュをたいているので、結晶も輝いていて美しい。これが無数に折り重なった上を、板で滑走するスポーツがスキー・スノーボードである。・・・そう考えると超贅沢な遊びだな。
ホテル・ニセコアルペンの二階レストランで食べられる「ニセコ・ライス」だ。
某料理研究家が制作に携わったらしい。20食限定。見た目に反して「腹に重たい」のだそうだ(YONE談)。ココのホテル一階の「食彩・比羅夫」は毎度必ず足を運ぶ海鮮・寿司の名店。何度食っても「海鮮丼(2200円)」がおすすめ。
・・・とまぁ、適当な写真でニセコを振り返ったが、とにかく外人が多い。
滑っている途中、沢にハマっている外人を救助するのに参加したが、最初にその人を発見したのは前を滑っていたスウェーデン人の若いアンチャンだった。英語が聞き取りにくく、こっちも喋れないためコミュニケーションは難航を極めた(^^;
皆さん、英語はできて損はないよ。英会話、大事だね。
それと・・・とにかく豪雪。10年越しのアタリ年だった。
しかし、気温は零下10度を常に下回っているのに・・・何故かパウダーが重い。これは不思議だった。重いパウダーが1m以上あるところ。なかなか、手強いのだ。今回思い知ったのは「パウダーライドは難しい」ということ。とにかく、スキーは埋もれる。スーパーワイドなカーブ無し板とかならまだ分からないが、一般用セミファットスキーくらいでは歯が立たない。常に膝くらいまで雪に埋もれているのだ。斜面が緩いとすぐ止まるし、転びでもしたら・・・起き上がるのに相当な体力を消耗する。ストックは完全に役立たずだ。
あと、ジムで鍛えたと思っていた足腰・・・速攻で疲れた。ダメだ。何かが違う。ガンガン滑ろうとか思ったけど、疲労が・・・だらしねぇ。体力さえあれば、もっともっとパウダーライドができたのだが、強烈に心残りである。
その点、ガイジンパワーは凄い。疲れ知らずでガンガン滑ってる。あちこちで「ヒィーヤッハァー」の奇声がこだましていた。奴らの体力は日本人のそれを大きく上回るぞ!勝てるわけがない。頑張れバンクーバー日本代表(なんのこっちゃ)!
さて、肝心のスキーライド写真だが、相棒YONEカメラの映像が届いてから載せる。
晴れ間がなかったので、前回のような神写真は皆無だと思うが、頑張って撮ったので、よかったら見ていただきたい。