多忙の中の唯一の休みなので、まとめ観察日記の続きだ!
今回も虫コンテンツなので要注意 m9っ`Д´)
7がつ31にち
ちっちゃなむしかごにいれたままのコオロギさんたちがかわいそうになったので、おおきなおうちをかってきてあげました。
ホームセンターでおおきめのコンテナケースをかいました。
ひだりしたのフタがいままでのむしかごのおおきさです。ぜんぜんちがうよね。
てか、でかすぎだよね。
ここに、しっけとカビたいさくをします。
みずはけがよく、かんそうしている「パーライト」と、さっきんさようがある「くんたん」をしきつめます。
コオロギのかんきょうは、みずはほうふでもかんそうしたばしょのほうがてきしているらしかったので、こんかいはこうしました。
かくれがには、かみせいのタマゴようきがよかったんですが、ないのでえんげいコーナーでにたようなものをかってきました。これがかくれがになります。
かんせいけいです。
みずっぽいコオロギのフンなどはパーライトがみずけをすいとり、くんたんがカビのはっせいをよくせいします。
にほんのなつはむしあついので、これくらいのじゅんびがひつようかとおもいました。
――だがしかし、それからというもの――
何故かコオロギは次々と天に召されていった。
小さいサイズのものから順に、毎日のように死骸が・・・
原因はわからない。環境変化によるストレスか、共食いか・・・エサは用意してあるのだが・・・
小さいサイズの死骸はアリへ、大きいサイズは新鮮なウチにカマキリへとあげ、無駄がないようにした。
「おまえらの死を無駄にはしないぞ!」
そんな中、大きいサイズのコオロギが羽化、成虫になったのである。
生き残りは5匹、すべて成虫。買ってきた当初は大20小20だったので、生き餌にした文を差し引いても相当数が犠牲になった。
「どうせなら繁殖させよう!」
水飲み場兼産卵床のケースにティッシュペーパーを厚めに敷き、水をたっぷり含ませて毎日点検した。
しかし、生き残りは雄4匹、雌1匹・・・すべては雌の存在にかかっているのだ。
そんなこんなで数日が経過した・・・
8がつ16にち
きょう、さんらんどこをめくってみると、みなれないものがついていました。
これが、コオロギのタマゴです。
ネットでチェックしたものとおなじでした。めすがさんらんしたのです!
すごくうれしかったです。
この、いっぴきのめすががんばってくれました。
(コオロギの雌は鳴かないため羽が短く、おしりに産卵管が針のようにくっついているために区別は容易である)
このめすを「イエコ」さんとなづけてみました
(ハウスクリケットの正式名称はヨーロッパイエコオロギ、通称イエコだから、である)
イエコさん、これからもたくさんうんでね!
それからすうじつ、さんらんどこをチェックしてはタマゴのついたティッシュをとりだすさぎょうをしました。
みずのみばさんらんどこです。
おすがめすのそばでなき、きをひきます。めすがきにいれば、こうびとなります。
そしてめすは、はりのようなさんらんかんをしめったティッシュにつきさしてさんらんをするのです。
――それから、幾日も卵を集める日々が続いた――
とりあえず産卵したであろうティッシュの塊を、プラスチックケースに移す。そして、絶対に水分だけは切らさないようにこまめに給水、後は基本放置していた。
ネットで調べた限りだと自然に孵化するらしい。
毎日毎日、ティッシュの塊が入ったプラケースを覗いては「まだ生まれてない・・・」とため息をつく日々。
本当に生まれるのか?無精卵では?いや、連日30度越えの暑さで環境が悪く死んでしまったのでは・・・
様々な憶測が脳内を飛び交っていた。
その間に雄の成虫が1匹死亡、雌じゃなくてよかった・・・残り成虫は4匹だ。
8がつ31にち
きょうもプラケースをのぞいてみました。
あっ・・・なにかうごきました。
コオロギのあかちゃんです!
ぶじにうまれてきたようです。うれしかったです。
いろがしろいのは、ふかもしくはだっぴしたちょくごのコオロギです。
1ミリくらいしかない、とてもちいさないのちだけど、ぴょんぴょんはねてとてもげんきそうです。
ここからはえさをあげます。もちろんすいぶんはぜったいにきらせません。
9がつ5にち
にかいくらいだっぴして、ちょっとコオロギっぽくなりました。
うごきがとてもすばしっこいのでつかまえるのはくろうします。ゆだんすると、ぴょんととんでにげてしまいます。
つぎつぎとふかしたコオロギのようちゅうはケースじゅうをうごきまわっています。
でもそとがあかるいと、しめったティッシュのうらにあつまってやすんでます。
(写真中央上の死骸のようなものは、脱皮したあとの皮である)
9がつ12にち
さいしょにふかしたコオロギがだいぶおおきくなったので、おやコオロギとおなじケースにいれてかうことにしました。
5ミリくらいあるのでだいじょうぶだとおもいます。
エサをたくさんたべ、フンもいっぱいするので、ちいさなプラケースではちょっときたなくなっちゃうのです。
これらがみんな「イエコ」さんのこどもたちです。
みんなイエコさんがいっぴきでさんらんしました。すごいとおもいます。
かぞえてませんが50ぴきよりはおおいです。
きょうから、おかあさんであるイエコさんとおなじところでくらします。
いっかげつかかりましたが、なんとかふやすことができました。
あれからもさんらんしているイエコさんのタマゴが、いまもプラケースにあります。すでにちっちゃいコオロギがうまれているので、このこたちもおおきくなったらおやとおなじコンテナでかいたいとおもいます。
おやコオロギはめすいっぴき、おすさんびきでいまもげんきにいきています。