またしても、仕事中にムシを回収しました。
発見は偶然、そして採取は一分もかけません。瞬時に行います。
今回は雑木林の残る区画に落ちてました。




サビカミキリ。
体長は2cm弱くらいでしょうか。小型です。カミキリムシはクワガタやカブトムシと同じ、草食性の甲虫です。
手で捕獲すると「キィーキィー」と鳴き、指に噛みついてきます。
噛む力は「髪切り」というだけあり相当強力で、大物に指を噛まれると確実に負傷します。こいつは小型だったのですが、ちょっと警戒して袋で捕獲しました。




何かに捕まっているときにとっさに危険を感じると、瞬時にこのような「死んだふり」ポーズをとります。
そして無機質に枝から落下し、落下後もこのポーズを崩しません。
猫のお座り姿のように、キチッとまとまった美しいポーズです。

こいつ、なんと帰りの道中で捕獲袋を食い破って出てきていました。恐ろしい顎力であります。
とりあえずチャイロコメノゴミムシダマシやコクワガタのいる「甲虫ボックス」へ入れましたが、あまりなじんでいないようです。
引き続き飼育するかは不明。枯れ木を食べるようなので大丈夫ではないかと思います。

種の特定ですが、おそらく「トガリシロオビサビカミキリ」でしょう。
甲虫類は種類が多く、特徴で名付けるので、どうしても名前なげぇ！状態になります。


＜追記＞

と思ったんですが・・・
特定のために改めてじっくり観察すると、web図鑑の写真と模様がどうにも一致しません。




てか、全然「トガリシロオビ」なのにとがってません。尾部分が鋭利になっているのが特徴のはず・・・
普通にまあるいお尻です。これは・・・
よくよく調べると、「ナガゴマフカミキリ」でした。サビカミキリ属ですらありませんでした。




「てめ〜間違えやがって・・・噛むぞ（ﾟдﾟ）ｳﾗｪ！」
睨まれてしまいました。すいません、ナガゴマフカミキリさん・・・
でも名前的にゴマフアザラシ（いわゆるゴマちゃん）に似ててかわいい名前ですね。

このあと、ゴマフさんが突如部屋の中を飛翔したのでびびりました。
あわてて捕まえて飼育ボックスに戻すときに、その立派な触覚を挟んでしまいました。痛そうに暴れるゴマフさん。すいませんでした・・・

六月だね！梅雨だね！
梅雨といえば・・・紫陽花（あじさい）だんべ！
てことで、雨の中あじさい鑑賞に行ってきたよ('A`)y-~~~

※　あじさい写真だらけなので、文章最小限でいきます。




な、なんだこの人の数は？
今日は木曜日ですよ？しかも天候も悪いのに・・・



警備員さんも平日なのにカッパ着てご苦労さまッす。
中高年の女性が多いけど、基本老若男女いる感じだ。雨なので並み居る人々の傘も邪魔で、ゆっくりあじさい鑑賞は難しい。



ここは明月院。あじさいの超有名どころ。人が多いのも当たり前である。
明月院のあじさいは９割方画像の青紫陽花である。



砂利を丁寧に誂えた庭園も、小さいながらあるよ！



青、青、青。人が絶えないので、こういう写真はなかなか難しい。



青の中でも、色が淡いかわいいヤツをチョイス。
はかなげな小さい花玉が非常によい。



珍しい紫縁取りのにくいヤツ。
通りすがりの数秒でもいい写真を残せるX10はすごくいいカメラだと思う。



明月院の通路際で一番密度が濃いであろう部分。
まぁ見ての通り青紫陽花の群生である。



ピンクの変わり種。こいつもかわいいと評判（誰に？）

ところが明月院（入場料500円）を出たところに・・・



紫の群生発見。ここが一番密度が濃い。
シャープネスをかけると蓮コラみたいになるのでソフトぼけのまま。
まぁ、どこでも咲いているあじさいなので、要はそのシチュエーションですよな。

その後、横須賀線のトラブルで北鎌倉が大混雑状態。
満員のバスで鎌倉へ。そのまま江ノ電に乗車して江ノ島へ移動した。



江ノ島名物、しらす丼。三色しらす（生、釜揚げ、しらす煮）がある。
なかなか高価なので無理して食べる必要はないかも。観光地価格か？

　

江ノ島灯台、通称シーキャンドルにも登った。
天気が悪いので景色の方はビミョ〜・・・まぁ、江ノ島来たからね・・・
そして、江ノ島裏の名物「岩屋」であるが・・・ご覧の通り、台風がヤンチャしてくれたらしく、復旧工事中であった。



江ノ島といえばぬこ！いや、猫！
江ノ島にゃんこの紹介である。まずは同じ場所でうろうろしていたこいつ。
実は用を足すところであった・・・すごくいい姿勢で用足し。



ダンディささえ漂うこいつは、一匹狼の目つきが鋭い猫。
かっこいい風体だが、体が微妙にたるんでいる。というか江ノ島の猫は得てしてたるんだ体をしている。
餌が豊富なためだろう。



てか、人いねぇ！
鎌倉が嘘のように数組の人がぱらぱらといる程度。
だが、考えてみれば、天候が悪い江ノ島なんか来る人がいないのも道理である。



あ・・・江ノ島の道すがらに咲いていたあじさいがスバラシイ・・・
小さいながらも内巻き気味の花びら・・・
いいものは名所ばかりに惑わされるな、といういい教訓である。



そして、夕方に湘南モノレールで帰路へ。
後半は曇りで雨に降られなかったのはよかった。前半は悪天候であったが、まぁまぁあじさいを満喫できた一日であった。
本当は長谷寺へも行きたかったが、雨が強かったので・・・



サムエル・コッキング苑内は植物壊滅状態だった・・・台風め！(#-.-)y-~~~

・・・なんかあれだな。
6月とかマジで観察日記以外まったく雑記ってない気がする。まぁこんな時もあるさ。
言い換えれば平凡な毎日ってことさ。

昨日、夏風邪に苦しめられて病院いったけどな！
数年ぶりに点滴して、数年ぶりに吐いたけど超〜気持ち悪かったけどな！
ま、その程度。何故か一日で回復。ベホマ（謎）。

さて、今日も我らがヤモリの月光くんの話題だよ！
みんな〜〜爬虫類は好きかい？え？嫌い？・・・　(´ー｀)y-~~~




仕事から帰って月光ボックスを見ると、なんだか白いモノが？
まず思ったのが「ティッシュ」？
・・・いやいや、月光ボックスにティッシュなんか入れてないぞ。ああ、水飲み場としてしめらせたティッシュを容器に入れて置いてあるけど・・・
なんじゃこりゃ？？




おおっう！
これは・・・月光の抜け殻ではないか！！
やつめ・・・いつの間に脱皮していたのだ。つーか、脱皮するんだな、当たり前か。
月光、おまえは無事なのか！




ご本人は隠れ家の裏にへばりついていた。
これが月光の定位置。無事で何より。なにげに体の模様を変えて擬態してる？バレバレですよ月光。
（その模様は岩とか木とかの上にいるときに使わなきゃだろ・・・）

余談だが、ヤモリは亀と違ってなかなか動かないし、部屋を明るくするとすぐさま隠れ家に入ってしまうので、鑑賞向きではない。
飼育は楽だが、ある意味上級者向けのペットといえよう。
エサだってカメラ構えているうちに食べることなんかまずない。夜に入れておいたコオロギが朝になるといなくなってる感じ。

なんだかなぁ・・・(-.-)y-~~~

ニホンヤモリの月光くんが来てからというもの、エサに困っていた。

なにしろ我が生き餌ボックスには、生き餌のエースはイエコオロギ「アダルト1匹＋初令〜2令（数ミリ）15匹くらい」、しかも今はなきイエコ氏の血を継ぐものなのであまり減らせない・・・
頼りのミールワームは数も少ない上にマットに潜って見えず、表にいるのは成虫のゴミムシダマシの軍団だけ・・・ちなみに月光くんは成虫のダマシには目もくれず・・・
（ミールワームの頃は人気でも、成虫のダマシになると途端に需要が皆無になるという生き餌である）

自然界ではワラジムシとか食べるそうなので、庭で採取して3匹入れたがまっっったく反応せず。完全に無視。まぁ、あまりうまそうじゃないし・・・
しかし、webで飼育ブログを見ると、結構食いつくそうなのだが・・・うちの月光はどうやらワラジムシは嫌いな様子。みるみる痩せて、皮が余っていく月光。見るに耐えん・・・

う〜む、仕方ない、イエコの血筋も危うい今、さらに買ってくるか・・・
と、近所のホームセンター兼ペットショップでイエコオロギＭサイズ20匹購入。活きがよい。




試しに放り込むと、しばらくチョロチョロしていたコオロギだが、月光くんの鼻先に来ても月光動かず。スルーである。
う〜む、とりあえずしばらく置いてみるか・・・
放置して少し経つとき、飼育ボックスから物音が。
「きたか！　（ﾟдﾟ）ｶﾞﾀｯ　」
素早くカメラを構えて月光の元へ。




おおお、捕食している。
あの物音は、素早くコオロギを捕まえたときの音だったんだな。
とりあえず、餌付け成功でほっとした。これで食べなければ月光は自然界に帰すところであった。

ちなみに、この後は咥えながら上手にコオロギの向きを変え、丸呑みだった。
亀のように食い散らかさないので非常に助かる。
webの飼育ブログでは、生き餌を食い散らかされて、飼育ケース内の様子がそれはスプラッタだったZE、という記事も読んで心配していたが、我が月光くんはお行儀のよいヤモリだったようだ。

ヤモリはそこまで大食漢ではないようで、二日にいっぺんくらいでいいそうだが・・・ちょうどいいサイズのコオロギはあまりいないという現実。やきもきしているとコオロギたちがどんどん成長してしまうし。ちっこいのは当分ちっこいままだし。

こりゃ・・・下手すると月一でペットショップへ行く羽目になるな(-.-)y-~~~

「雑記さぼりすぎ！」
と、天の声が聞こえてきた。
どうも、まだまだ何らかの制約に縛られているようだ。もっと気軽に書けばいいのに。

さて、時期も時期だけに飼育日記が増えるが、そこはご勘弁いただきたい。
本日は、ここ数日で新しく加わった仲間たちの紹介だ（もちろん野生産）。


ある日の仕事中、夜、信号待ちの最中のこと。
信号が青く点るのを待ちながらふと脇に目をやると、何かが石垣にへばりついていた。虫・・・？
その正体を知るや、すぐさま確保。手持ちの書類ケースにそっと移し、仕事終わりにそのまま帰宅した。




そう、コクワガタ(雌)である。
書類ケースの中に確保したまま帰宅したときは、死んだように動かなかったので心配した。しかし、家に帰ってチャイロコメノゴミムシダマシ（以下ダマシ）ケースに放すと、どうやら元気になったようだ。
そもそもダマシのケースは、クワガタ・カブトムシ用のマットと木を使用しているので、クワガタに適しているのは当たり前なのであるが。




ダマシと仲良く昆虫ゼリーをなめあうコクワガタ。
何でも食べてしまう、最強生物ゴミムシダマシの餌食になるのでは？と心配したが、その堅い甲殻と大きさで、むしろダマシケースの女王として君臨しているようだ。よかった。
たまにダマシが近づくと、足を「ピッ」とやって寄せ付けない。女王はツンだぞ！


さらに・・・


またある日の仕事中。
古めの民家の壁に、何かが張り付いている。
その正体をつかむやいなや、捕獲に乗り出す。素早い・・・が、地上で奮戦、確保成功！
光の速さで書類ケースにそいつを放す、今回のブツは柔らかいので慎重に・・・
帰宅し、お目見えである。そいつの正体とは・・・




アニエスbのトレードマークでおなじみ？「ヤモリ」である。
この恐竜顔にタイガーアイのような瞳。白っぽく平たい体。すばしっこいトカゲ系。
ニホンヤモリを確保したのだ。こいつは英語でゲッコーというので、「月光」と名付けた。まんまであるが呼びやすいのでよし。




月光くん、とにかく逃げだそうとする。すばやく捕まえないと部屋に放逐する羽目になってしまう。それはそれでＧ退治に役立ちそうだが・・・
体は柔らかく、丁寧に掴まないと怪我させてしまう。
「はなせー」と指をカプカプしてくるが・・・これが全然痛くないうえに、下手するとヤモリのあごが骨折してしまうので注意だ。とってもヤワで繊細なトカゲさんなのです。




とりあえず旧万年ケースに放逐。
彼（しっぽの付け根がふくらんでるのは雄である）は夜行性なので、物陰でじっとしている。
う〜む、亀に比べていまいち面白みがないか・・・人目を避けるのである。しかしヤモリとはそういうモノ。

そして飼育難易度は跳ね上がる。その理由は・・・
エサ、である。彼は生きた小さい昆虫しか口にしない。決して。なので、生き餌が必要不可欠なのである。
我が飼育物の生き餌代表イエコオロギは・・・ただいまほぼ全滅状態。5mm以下のチビではエサにならない。そもそもイエコの血筋は絶えさせられない。

う〜む・・・明日、ホームセンターのペットコーナーでコオロギ買おうかな・・・




ヤモリのお得意、張り付きを可能にする指紋（？）を接写。
大きく指を開き、しっかりと壁に張り付いている。もちろん、天井にも張り付けるのだ。
よく沖縄のホテルで目にしたヤモリを、まさか自宅で飼うことになるとは・・・
とにもかくにも、生き餌の確保は急務だ。すでに彼は2日絶食状態である。

もし、買ってきたコオロギに餌付かない場合、むざむざ死なせるわけにはいかないので野に返すつもりだ。
彼は万年に代わる癒し系飼育物になり得るのだろうか・・・