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■2013年01月25日(金)  写真で振り返る「ニセコ2013」
いやいや、先日なくしたと思っていたグローブとニット帽ですが、実は二重底っぽい構造になっているキャリーバッグの二重目の底から発見されました。
てことは、ニセコにも持って行っていたということですな・・・現地で買ったものたちは無駄な出費でした。
でも、あったのでこれ以上の出費は避けられて何より。

さて、気分を持ち直したところで、ニセコ2013ツアーを写真+コメントでざっくりと振り返っておきましょう。
撮影はすべて(壊れかけの)X10です。




1/21 始発バスで6:30発の飛行機に乗った我々三名。
天候も穏やかで、飛行中も眼下には景色が見えます。ここはちょうど東京ディズニーランド上空。




千歳空港に着くと、予想外の人の多さ。すべてツアー客です。
月曜日だというのにバスを何台も分けての乗車。何が何だかわからないけど、北海道は大人気なんでしょうか。




途中休憩所の毎度おなじみ「大滝きのこ王国」にて。きのこ汁ときのこおにぎり。
この日は大盛況で、ド平日にもかかわらず店員さんも忙しそうでした。




ニセコグランヒラフスキー場に到着、天気は快晴。雪は・・・数日降っていない様子。
しかし、リフトで登っていくとこの風景!羊蹄山がバッチリと拝める最高の天気です。




振り返ると、ニセコアンヌプリも真っ白な頂をあらわにしています。
雪は固め、パウダーとは遠いコンディションですが、気持ちよく滑れますね。




時間は飛んで、夜。ナイター前にコンビニ(セイコーマート)まで買い出し。
この日はコンビニも大盛況で、品薄になっていました。外人たちが並んでいて、買うまでに20分くらい並びました。




当然、ナイターもやります。ゴンドラも新しくなった新ニセコ。
ナイターは雪も締まって相変わらずいい調子・・・と思いきや、予想よりも30分以上早くすべてのリフトが終わってしまい、不完全燃焼で宿に帰ったというプチトラブルも。




1/22 本日も快晴なり。
白い恋人温度計にて、気温はずっとこんな感じでした。−7〜9℃の範囲内。雪も悪くならずに、寒過ぎもしない、いい気温です。




この時期滅多にない、ニセコアンヌプリ山頂リフト付近のこのピーカン。
遠くの山には、雲の帯が水平線のように浮かんで見えます。本当に素晴らしい天気でした。斜面はがりがり気味だけどね・・・




ニセコアンヌプリスキー場に降り、オシャレな喫茶店でランチタイム。
ここは本当に郊外のオシャレな喫茶という雰囲気で、スキー靴で入れるのが信じられないくらいでした。ホテルニッコーアンヌプリ内。




こいつも北海道の冬の気候の中、がんばっていました。買ったばかりのXA1。
しかしブレに弱く、画質も他メーカーに比べていいとは言えない・・・う〜ん、お手軽なぶん割を食った印象です。




ニセコアンヌプリの山と自分撮り。こんな感じで滑っております。
ゴーグル脇に付けたカメラが、滑ると重みでゆっさゆっさ揺れるんですよ。んで、映像も揺れまくり・・・対策を考えねば。
このニット帽とグローブは、現地調達したものです。




宿泊したのはゲレンデ目の前の「ホテルニセコアルペン」。
前まで泊まっていた宿が消えて更地になっていたり、どんどん日本人向けの宿泊施設がなくなっているここニセコ。外人向けの宿泊施設は増えているようですが・・・
あれ?ここ日本だよね?
今回のツアーメンバーは左から、スノボ歴4年のMktin、スノボ歴10年のMotti、んでスキー歴25年以上のσ(^^)であります。

この日のナイターは写真なし。




1/23 いよいよ最終日です。短かった〜。
山頂リフト降り場で準備するボーダーズ。後ろにはハイクアップする人が見えますが・・・
最終日、んで今日も晴れ。我々も登るに決まってるでしょう。




山頂アタックのハイクアップ途中、疲れてダウンするボーダーズ。
σ(^^)は今回ザックに無理矢理スキー板をくくりつけて、ストックを突きながら登りました。あたりまえだけど、片手でスキー板抱えるよりも相当楽ですな。両手自由だし。




そんな疲れも、登頂の満足感と雄大な景色で一気に吹き飛びます。
山頂からの羊蹄山と記念撮影。いやあ単に観光だとしても十分な環境です。




山頂の避難小屋裏にあるニセコ観測所の石碑と一緒に。
今年はバリバリに凍ってますね〜、まあ1月だから当たり前か。春頃来ると、コイツがむき出しになっていたりします。




山頂から滑走するボーダーズ。当然コース外で管理区域外。
ニセコ歴のない二人には、こういった環境で自然のままの斜面を滑るという経験も良かったのではないでしょうか。
斜面はガリガリのボコボコで、相当苦労していましたが・・・




俗にいうハイパー一服タイムです。人のいない真っ白な斜面で吸うたばこは格別。
当然ですが、吸い殻はおろか灰も落とさないように慎重に携帯灰皿を使います。このために缶コーヒーを買ってこなければなりません。ホット買ってきても意味ないよ!




滑り降りると、昼過ぎ。最後の昼食は毎度おなじみ「食彩比羅夫」にて。
疲れた体と空きっ腹に海鮮が染み渡ります。ニセコに来たらここで食べなきゃモグリだぜ。




ラスト・ラン。
結局ボーダーズは、スキーヤーのσ(^^)と同じペースで滑ってました。かなり限界に疲れている様子で、まぁそりゃそうだ。
この後は宿の温泉に浸かって疲労を癒し、それからゆっくり荷造りして、帰りのバスを待ちます。




さらば、ニセコ。来年も必ず来るだろう。
その時は・・・少しでもパウダーランをさせて欲しいなぁ。今年は快晴と引き替えにパウダーはナシでした。




千歳空港で食べたラーメン。
比較的新しい店のようだったけど、人気の店のようでした。このラーメン食って5時間後に、自宅で悪夢の嘔吐があったんだよなぁ・・・まぁ、関係ないか?

このようにして2013ニセコツアーは終了。
今回の感想。
ニセコに新しいベースが二つできていて、どっちもレンタルとちょっとした店が入ってました。ゴンドラも8人乗りの最新式にかけ変わっていて、野暮ったい雰囲気だった2年前とは違う、洗練された雰囲気に近づいたようです。
あとは、平日だったからか・・・外人率がやばいことになってました。ゴンドラ待ちの9割外人とかザラです。日本人を見かけないこともありました。ニセコタウンの店も外人向けのバーやカフェばかり・・・日本人が日本にいて肩身の狭い思いをするとは・・・でも、その異国情緒感もニセコならでは、といえます。

ボーダーズの二人も気に入ったようで、来年もこのメンツで来ることでしょう。
やっぱりニセコはサイコーだったのでした。





最後に、とっておきの写真。
桜と富士ならぬ、氷木と蝦夷富士です。やっぱり北海道だなぁ〜~~~-y(´-`*)
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■2013年01月24日(木)  トラブル続きの旅
本当は、ニセコの記事をスッパリと書き抜こうと思ったが・・・
いくつかのトラブルで非常に気分がへこんでいるので、その模様は気分が回復してからにしたい。

まず、現地に着いてさあ着替えようと思ったら・・・
グローブの左側と、ニット帽がない。どこを探してもない。焦りまくりながら荷物をすべてひっくり返しても、ない。
家に忘れたか、と、仕方なく適当なものを現地購入。この時点でテンションダウン。

そして、スキーブーツが壊れた。
これは劣化によるものだろう、直接滑りに支障はないのでそのまま使っているが、シーズン限りだろう。
去年買った高級デジカメX10にもいろいろ不具合が出てきている。すでに、音という音が一切出なくなってしまった。ハードに使っているせいだろうか・・・純日本製なのに。


昨日深夜、家に帰って・・・
あるはずのグローブとニット帽がない。
当然部屋にぽつんと残されているであろう、その二つがどこにもない。
何故なくなったのか、まったく不明だ。グローブは昨シーズン前に新調したばかりなので、かなりショックである・・・まだ実質何日も使っていないのだが、買い換え必至だ。
グローブ一つとっても、なにげに高いものだからね・・・


> 一つ残された右グローブ、左は日本のどこにいるのだろう・・・


そして、昨晩寝ているとき、突如として気分が悪くなった。
ベッドで体を抱えてうずくまってもどうしようもなく、小一時間後に嘔吐した。胃の中が空になるまで何度も吐いた。
真っ暗な部屋の中でノロウイルスを心配したが、そこからとにかく寝て、今現在は大丈夫である。
原因はもちろん不明。

このように、ニセコ旅行前後でダメージをたくさん食らったため、気分よく振り返る状態ではないのだ。
もう少し経ったら、雑記にする。
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■2013年01月20日(日)  JVCアクションスポーツカム GC-XA1
度重なる散財をお許しください。
またしてもカメラ購入であります。
つっても、たいしたものじゃないけどね・・・(-.-)y-~~~

何故イマドキ?そう、明日から「2013ニセコツアー」がスタートするからです!
どうせだから行く前に撮影機材をそろえたいと思うのは人のサガです。
意を決して出発、ヨドバシで迷うこと2時間弱。
最後までSONYのHDR-AS15(同コンセプトのスポーツカム)と迷いましたが、お手軽さ重視でいくことに決定。

先日買ったDV1では、(マウント的に)限界を感じたからでもあります。やはり、餅は餅屋。アクションムービーはアクションカムの出番なのです。




製品箱、と予備バッテリー。
箱の時点で小さい。ヨドバシでSONYのとあわせて触りまくってきたので、操作系はバッチリ。
このバッテリーがもたないとの評価が多く、予備バッテリーは必須でした。
最近のカメラは小さくなってすばらしいんだけど、バッテリーも小さくなるから稼働時間が縮まる一方です。

価格競争による本体価格の下落で、カメラメーカーはバッテリーで儲けを出している、との見方もあるくらいバッテリーは本体比較で高いモノが多いのです。プリンターメーカーのインク儲けみたいな感じでしょうね。
互換性をうたった安価な中国製は信頼性がないし・・・悩みどころでしょう。




カメラ本体。たばこよりも一回り小さいけど、コロコロしていて厚さが結構あります。
このカメラを選んだ理由の一つが、この状態ですでに「耐水」「耐衝撃」「耐振動」「耐低温」であるからです。SONYのカメラは本体に耐久性はなく、ハウジングで耐久性を高めるタイプだったのです。
なら、簡易で取り扱いやすい方がよかったのが本音。他はある程度目をつぶります。
ちなみに、画質、手ぶれ補正ともにSONYのほうが格段に高性能でした。使いやすさとのトレードオフですね。




もうひとつ、このカメラには標準装備でゴーグル用のマウントが付属しています。SONYは別売りなのでここも決断のポイントでした。
しかしこのゴーグルマウント・・・評価で見てはいたものの、本当に取り扱いしにくい!
ゴーグルのストラップを挟み込んで、なんと小さなネジをドライバーで締め付けなければなりません。超小さいネジなので、落としたら亡失確定です。ドライバーも小さくて作業しにくい・・・

そして、これをカメラ取り外しのたびにやれ、という仕様。カメラを外したかったら、そのたびにいちいち小さいドライバーでせこせこネジを外せと・・・やってられっか!
開発責任者の首根っこ掴んで小一時間問い詰めたくなるクソ仕様です。
まあ、σ(^^)の場合、雲台パーツを工夫して取り付けワンタッチに改良しましたが。
ともあれ、この辺の詰めの甘さが凋落のJVCって感じですね。




装着のようす。カメラとマウントが合わさって結構重いです。
ゴーグルのストラップをきつく締めないと、カメラの重みでずれてきます。
でも、しっかり締めればとりあえず滑りには対応できそう。まぁ当たり前ですが・・・
バッテリーが公称45分しかもたないので、こまめにオンオフしつつの撮影になるでしょう。ちなみに、満充電までには4時間くらいかかります・・・

最近のこの手のカメラは、カメラに電池を入れたままのUSB給電が当たり前になっているため、ACアダプターが付属していません。USBケーブルが一本ついているだけです。時代が変わったのだなぁ。確かに、ACアダプターって複数あると邪魔だしなぁ。
コスト削減にもつながっているようなので、あながち悪いとも言い切れませんが・・・複数バッテリーを充電するのに時間が掛かるし、カメラはその間使えないし、あまりいいことがありません。

ともかく、コイツでニセコを撮ってくる!
結果は、後の雑記で報告するとしましょう。では、行ってきます。
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■2013年01月19日(土)  大雪列島(サボリ消化)
そして、次の日・・・
朝から、外は真っ白だった。
しかし、今日はBrobonがここ新潟から横浜を経由して大阪まで帰らなければならない。したがって、朝から帰路である。
「ああ、かなり降ってるなぁ。これまで降っていなかったようだから、今日スキーする人はパウダーランでラッキーだな・・・」
くらいに、軽く考えていた。




雪の降りしきる中、旅館前で記念撮影。まだ早朝である。
そして朝食後、帰り支度をすすめる。この頃はまだ、新潟らしい雪の風景にテンションが上がる我々だったのだが・・・
クルマは雪にすっぽりと覆われており、除雪作業から入った。




このとき、活躍するであろうスタッドレスタイヤを撮影していた。
偶然にも我が家も友達の車と同じ、BLLIZAK REVO2を履いているのだった。
ブリザック君しばらく大活躍だね〜なんて思っていたが、まさかこの後「一日中」コイツが活躍する羽目になろうとは・・・このときはまだ思っていなかった。

やがて、出発。予定通り朝8時半過ぎに出る。
まあ、昼下がりには首都圏に着き、ゆっくりと夕食を食べてから横浜でBrobonとお別れだろうな、なんて思っていた。




車窓は雪国の風景そのもの。
蕩々と積もり行く雪の中、温泉街を走り抜ける。
こんな雪だが気温は高めだった。たしか1度かそのくらい。いわゆる牡丹雪というやつで、水分を多く含む海側にありがちな重い雪である。




やがて妙高高原ICから高速へ。雪は降り続いている。
しかし、このあたりは豪雪地帯を高速道路が貫いているため、このような風景は決して非日常ではない。
真っ白な高速にむかってカメラを構えていたσ(^^)だが、このとき映っていた看板、その「小布施」でまさか高速道路が終わっていようとは・・・




高速道路に除雪車が通り抜ける。
このとき、ラジオの交通情報でようやくこの雪が「東日本全体を覆い尽くす雪」であることに気づいた。
そして、この上信越自動車道もやがて雪のため通行止めになっていることを知る。

一気に車内の空気が変わってきた。

こんな手前、まさに乗ってすぐの場所で高速道路を降ろされたら、この先どうやって帰るのだろうか・・・?
交通情報によると、相当な雪が各地で雪害を起こしているらしい。
この先の長野道もすでに全面通行止めを行っているようだった。
仕方なく、小布施スマートICで高速を降りる。

ここから、長い長い下道での帰路が始まった!!
まだ時刻は午前9時過ぎである。たった30分も高速を使っていない。

今日は連休最終日、確実にお帰り渋滞が予想される。まさかこんな日に・・・
案の定、主要国道はすでに渋滞が始まっていた。脇道へとはいり、なんとか渋滞を避けてひたすらに高速沿いを行く。




雪を積んだトラックが、雪煙を上げながら前を行く。
この謎の、どこに何のために雪を運搬しているのか謎のトラックとはしばらく一緒だった。雪ならまわりに腐るほどあるのに・・・
それにしても、こういう低速走行車が前にいると、雪道故に抜くに抜けずに時間ばかり掛かってしまう。こっちは、今日中に大阪に帰る人間を乗っけているというのに!
気ばかり焦る。




ゆっくり昼食を撮っているヒマなどはもはやない。
ここらでやたら目につくコンビニ「セーブオン」でコンビニ飯となった。
この時点ですでに中央自動車道はほぼ全滅状態、まだ生きながらえている関越自動車道目指して下道をひたすら進むしかないのだ。
しかし、いくら急いでも雪道、下道、回り道。
抜かしても抜かしても低速車が目の前をふさぎ、いっこうに進まない。

すっかり昼を過ぎて、もう予定なら首都圏入りしているはずの時間にまだ長野県は小諸である。
早々と高速道路を閉鎖してしまったNEXCOに対して不満が沸々と沸いてくる。
連休最終日に交通の動脈を閉鎖することがどんな事態を招くのか、アホでもわかることなのに・・・

夕刻前に閉鎖を免れたわずかな区間、上信越自動車道下仁田ICからすっ飛ばして閉鎖されている手前の藤岡ICまで距離を稼いだ。
とはいっても、ここからはすべての自動車道が閉鎖されており、本当に下道を地道に進んでいくほか、選択肢はない。
首都圏はかようにも雪に弱いものか。




すっかり夜になって、首都圏に着いた頃にはさらなる地獄絵図だった。
スタッドレスタイヤもチェーンもない連中がクルマを出すものだから、道という道が立ち往生した路駐車で溢れている。
都会の人間は雪をなめている。というよりももはや馬鹿丸出しだ。

途中、道をふさぐローバーミニをBrobonといっしょに押してあげて道を空けさせる。間抜けなことにコイツはつんつるてんの扁平タイヤを履いていやがった。まじで出てこないでくれ。公害だ。
同乗者の奥さんらしき人がひたすら謝っていたが、馬鹿なのは運転手の旦那だろう。

午後6時・・・時間切れが迫ってくる。
苦肉の策で、途中駅「南与野」でBrobonを降ろす。ここから電車を乗り継いで新幹線までたどり着いてもらうしかない。
雪のため動いたり止まったりを繰り返しているJRの駅にBrobonは消えていった・・・

さて、これで時間の足かせはなくなったが、横浜まではまだ遠い。
この後も、幹線道路を避けてひたすらに脇道を少しずつ進んでいった。
そして、夕食もまたコンビニ飯となった。二連続コンビニは初かもしれないな。




そして、新潟からほぼノンストップで14時間・・・
午後10時半前に自宅へとたどり着いた。
車に乗り疲れたのは本当に久しぶりである。各地はまだ渋滞や混乱のさなかであろう。早朝に出てこれなのだから・・・
ちなみに、全行程運転は父親であった。σ(^^)なら同じ芸当は無理だっただろう。集中力が持たない。昔から家族を乗っけてスキー場を転戦していた父親の力は偉大だった。

そしてこの大雪、連日の低温のせいで、5日経った今現在溶けきれずに残りまくっている我が家付近である。
スキー場に降る雪は大歓迎でも、首都圏は本当に勘弁してもらいたい。

余談になるが、普段ただのアスファルトを走るのみで不満げだったブリザック君は、この日、この上ない活躍をしたのであった・・・
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■2013年01月18日(金)  17年ぶりの一家でスキー(サボリ消化)
さて、昨日はスキーの記事だったが、なんと今日もスキーである。
1/13と14で一泊二日のファミリースキー、しかも今回は兄であるBrobonが17年ぶりにスキーを履くという一大イベントと相成ったのだ。昔は家族揃ってスキーに行ったものだが、あれから17年も経つのだなぁ・・・としみじみ。




目指すは日本有数の豪雪地帯、妙高高原だ。
中央道を利用するので、あの忌まわしき天井落下事故のあった笹子トンネルを通ることになる。
まだ復旧中のため、事故の起こらなかった方のトンネルを対面通行で通り抜ける。
画像は、通気のための上部構造を露出した初の笹子トンネルを通る、の図である。

さて、4時半に出発したので、わりと早く妙高高原に到着した。
旅館で着替えを済ませる。
天気がいいようだ。そして、気温も高い・・・マイナスにギリギリならないくらい。




ゲレンデに着く。
あれ?なんだか妙な人だかりが・・・あれはいったい何だ?
何か特別なものでもやっているのだろうか?ものすごい数の人が固まっている。

近づいてみると・・・




おわー(キン肉マン風)
人、人、人。人だかりの正体は、まさしくチケット売り場に並ぶ人/ゴンドラ乗車に並ぶ人の強烈な行列だった!(←韻を踏んでみた)
チケットを買うのにいったいどれだけ並べばいいのか・・・連休のスキー場は恐るべきパワーを持って我々の出鼻をへし折ったのである。

ちなみに、画像下部がエラーを起こして映っていない。これ以降、しばらくこのカメラで撮った画像や映像はすべてエラーで消えてしまっていた。謎の現象である。くすん。




いつになったら滑れるかわかったものではないので、ここは落ち着いて記念撮影だ。もちろん、Xshotを使用。
晴れ渡った妙高山がゲレンデに映える。スキーを17年ぶりにするBrobonも気分は上々のようだ。
ぶっちゃけここ、スゲー暑いんですけど・・・~~~-y(´-`*) ハルスキーカヨ

ようやくチケットは買えたものの、ゴンドラに並ぶ行列があまりにもパネェので、テンテケリフトでちと試し滑り。
Brobonはものすごい違和感に苛まれつつも、懸命に滑っている様子だった。
勘が戻るまでの辛抱さ・・・(17年は甘くないだろうが)

しかし、この妙高杉の原というスキー場、リフトを年々減らしているため・・・ゲレンデに対するリフト構成が非常に悪くなってしまっていた。必然的にこのゴンドラに乗らなければゲレンデ上部にはたどり着けない仕様になってしまっていたのだ。
仕方なく、殺到する人混みに紛れてゴンドラ待ち。
ようやくゲレンデ上部にたどり着く頃には、空もすっかり曇ってしまっていた。




妙高杉の原名物(?)のゲレンデ脇廃墟。もう数年、ずっとこのままの状態だ。
むしろ年々痛みが進んでいるのだろう、よくぞ倒壊しないものである。時間の問題かな・・・
Brobonも次第にかつての勘を取り戻しつつあるようだ。
我々スキー親子の滑りにしっかりとついてくる。流石もと体育会系。

だがしかし・・・だんだんと、雲行きが怪しくなってきた。
いや、雲が覆い被さってきたのだ。




ど〜ん、何も見えませーん。
濃いガスに阻まれて、視界はほぼゼロ状態になってしまった。
滑っても、斜面の様子はわからないわ、人も見えないわで危なっかしいったらない。そもそも無駄に疲れる。
フォギー、ダブルフォギー、トリプルフォギー状態である(謎)

そんなガスったゲレンデをDV1で撮ってみたので、ご覧ください。



う〜む、まじでこんな感じ。滑ってる感がない、爽快感ゼロ。
もう、レストハウスで休憩してしまおう。




あ〜ココアが美味いわ。
妙高杉の原は昔ながらのスキー場なので、レストハウスも昔のまま。バブル時代のスキー場の感覚が味わえる、そんなレトロ空間だ。今日は連休で客足が数倍になっているので、まさにスキーブームの頃を思い出す・・・

そして、少し滑って終了となった。Brobonの17年ぶりのスキーは終わった。
最後の方は、普段ない足の痛みに耐えながらも、現役さながらの滑りを披露してくれた。レンタルスキーにレンタルブーツでよくやったよ。
天候が芳しくなかったので、写真などはないっす。




午後4時過ぎ、あの大勢の人が嘘のようにいなくなったゲレンデの図。
う〜ん、σ(^^)もちょっとすねが痛いなぁ。このブーツも潮時かしらん。
そんなことを考えつつ、旅館へ戻る。

部屋でくつろぎ、温泉に浸かって極楽気分で迎えた夕飯。
17年ぶりの家族スキーにふさわしい特別メニューがボクらを待っていたんだ!




ズワイガニ、一人丸ごと一匹だッ!
ここ妙高は新潟県であり、日本海に近い。そのため、山にいながら海の幸が新鮮にいただけるのである。
普段食べている解凍の薄味カニとはひと味違う!
ウマイ。皆無言でカニほじり作業にいそしんでいた。




普通の夕食+カニ一匹はかなり豪勢だが、かなり腹一杯なんだぜ。
たらふくカニ食って、酒飲んで、いい気分だが疲れもあるのでさっさと寝ちゃいます。おやすみなさーい。

・・・そして、翌日は白い悪魔が牙をむくのであった! つづく。
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