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■2013年05月14日(火)  2013春のマニアックツアー会津・後編「会津若松観光」
昨日は雑記開始以来はじめて、一日の記事が二つになったよね。
んなこたぁいい。ラストスパートで、最後すっ飛ばしていきます!
マジで写真のみ!だって観光だから・・・この雑記でいちいち説明いらないっしょ。




宿のフロント正面にも八重の桜。会津若松の至る所に蓼丸さん綾瀬はるかのポスターがある。




鶴ヶ城の案内には、マスコットキャラクターの八重たんの姿。
おみやげコーナーは八重たんの独壇場である。
大河スゴスなぁ。




鶴ヶ城に入る。この立派な石垣は築城当時のものだとか。
当時の物っつーのはいいですな。




今現在日本で一番アツイ城、鶴ヶ城!
だがしかし、戊辰戦争でズタボロになったので、そのすべては復元なのである!
最近、築城当時の赤瓦に作り替ている。天守閣内部は資料館となっていて、最上階まで登ることが可能だ。




撮影可能の殿様席があったので、Mktinにお殿様してもらった。
けっこう恥ずかしかったらしい。




一気に天守閣をのぼり(資料館撮影不可)、最上階展望台から南走長屋を見下ろす。
今回は行かなかったが、ここにも入れるようだ。




南走長屋方面から天守閣を撮影。
こちら側からの写真がもっとも有名かもしれない。
付近には、幼稚園〜小学校低学年くらいの修学旅行グループがわらわらといた。彼らには退屈じゃないだろうか?




城の片隅には、滝廉太郎の名曲「荒城の月」碑がある。
なんでも、一説ではここの城址にて作詞家・土井晩翠が構想を練ったとか。他説もあるらしい。
城にふさわしく、立派な松が石垣によく似合っていた。




せっかくなので、鶴ヶ城横にある福島県立博物館も見学。
石器時代から近代に至るまでの土地のものがいろいろと紹介されている。まぁ歴史の教科書かな。




多くは復元されたモノであるが、たまにこの真ん中の看板のように、当時の物が展示されているからなかなかアツイ。
見たところ、何の看板かさっぱりわからないが・・・




昭和初期のボンネットバスが展示されているコーナーで、マニアックたちが変なところに注目していた。
「これは・・・BS(ブリヂストン)履いてますね」
「こっちはヨコハマ(タイヤ)だなぁ・・・何故違うタイヤを履いているんだろう」
こらこら、目の付け所おかしいって。




ここには、なんと田子倉ダム発電所で使われている碍子の原寸大が置いてあった。
大きさ比較用たばこと。とにかく、めちゃくちゃでかい!俯瞰なので大きさがわかりにくいが、超でかかった。

その後、歴史をたずねて白虎隊で有名な飯森山へと向かった。




まずは腹ごしらえだ!
おみやげ屋併設の、団体観光客でやかましい店、とらぞうで名物・ソースカツ丼を食す。
目の前の大型液晶テレビでは、「八重の桜」第一回放送が録画で流れていた。
味は、衣サクサクで美味。




そのまま山へ。
まずは、白虎隊記念館で当時の面影をかいま見る。
余談になるが、展示形式と規模から察するに、これは個人の所蔵物を展示したものだろう。




マニアックな我々は、記念館横に停めてあった(放置されていた?)謎の乗り物にも興味津々だ。
でも、ナンバーがあったから現役かもしれない・・・ボロボロだったけど。




そのまま飯森山で、白虎隊の足跡をたどる。
この水堰は戊申戦争時に白虎隊が潜ったといわれる・・・まぁ、説明書きの通り。
本当に潜れたのかというくらい、蕩々と水をたたえていた。




飯森山はさすが有名観光地と言うことで、鶴ヶ城と同じくらいの人の入りだ。
それでも寂しさは禁じ得ないほどだが・・・
ここにも、鶴ヶ城と同じく小さな修学旅行集団がいた。中学生の班別行動している修学旅行生もいたなぁ・・・




そして名物(?)さざえ堂へ。
この日はとても暑かった・・・異常なくらいに(29℃)。だが、木々が日差しを遮ってくれるこのあたりは、幾分落ち着くことができた。
上二枚の写真はG5のHDRモードで撮影。




白虎隊士の墓に線香を供えた(有料)あと、いよいよここにやってきた。
「白虎隊終焉の地」である。景色のいい場所で、会津若松市内が一望できる素晴らしい展望スポットでもある。




彼らは、ここから鶴ヶ城を見て「落城(炎上)した」と勘違いしたために有名な悲劇が起こったのだが・・・
見えるだろうか、鶴ヶ城が!!(縮小写真じゃ無理か・・・)




↑の写真の中央部を拡大!
どうだ、しっかりと見えるではないか!何故か、手前にある中波アンテナ(NHK)が城の中央をぶった切るように建っているが・・・
まあ、かえってわかりやすいかも。「ほら、あの高いアンテナのところ!」って、言えばね・・・
(過去に景観の問題で新聞にも載ったそうです・・・)




さてお次は、この建物だ。
内部にあるのは、戊申戦争時の刀傷が残る貴重な柱と・・・




これまた貴重な、当時の鉄砲の弾痕が残っている引き戸・・・
当時のままの建築は非常に文化財価値が高いが・・・何故壊されずに残ったのか?




そう、ここは旧会津藩の本陣だったからである。
天皇の御所となる建物は、そう簡単に壊せないというワケか・・・
ちなみに、国の重要文化財指定を受けている。時代が時代なだけに国宝はないと思うので、最高ランクではないだろうか。
お客いなかったんだけど・・・(場所がわかりづらいってのも大きい)

さて、このマニアックツアーもいよいよラストの場所となった。
二日目は一転して文化的観光であったが、最後の最後まで、会津の歴史を学ぶのだ!




そう、ここは・・・何故か普通の住宅地を過ぎたところに移築された「会津藩校・日新館」である。
江戸末期当時、全国随一とされた学問所である。
関係ないが、平日で人もホントまばら・・・にもかかわらず、この正門前で「記念写真いかがですか〜一枚1000円です」とかやっていた。商売根性すごすぎだろ・・・
カメラを見たら「EOS 7D」だったので鼻で笑って通り過ぎてやった。
(メンバーのBossと同じカメラだったからである、カネを払って撮ってもらう価値はない)




さて、正門をくぐるとまず目にはいるのがこれ、「大成殿」だ。
中には、孔子の像がまつられていた。日新館でもっとも重厚な建物である。




日新館内部は、このように人形が展示してあったり、読み書きをする録音が流れていたりと、当時の白虎隊士を含む10代の少年たちがどのようにここで学んだか、がわかりやすく展示されている。
その他、当時の教科書展示や弓道場、乗馬訓練場などもあった。




会津民芸品である「起き上がり小法師」が置いてあったのだが、八重たんバージョンがあった。
非常に珍しい(?)ので、絞り開放でそれらしく撮影。




校内には、日本最初のプールといわれる水練場がある。
かなりの広さで、現在の25mプールがすっぽりと入ってしまうほどの広さだ。
現在は鯉が棲んでいて、エサを買って撒くことが可能だ。スタッフは誰もいないけど・・




こうして、天文台を見学して(ただの高台だが)から、裏口を抜けて終了となる。
当時はここに1000人を超える生徒が学んでいたらしい。
ここも桜が満開であった。

なにやら風雲急を告げるで天候が悪化し、風が吹いてきたところで・・・マニアックツアー全行程終了である。
最後に駐車場脇のセブンティーンアイスをかっ食らってから、クルマに乗り込んだ。




磐梯山が美しい。天候が良ければもっと美しかっただろう。
那須野塩原〜会津若松で、ダム、鉄塔、落橋、桜、そして会津の歴史を見ることができた、有意義な旅であった。
マニアックツアーは旅程担当Bossのタイムスケジュール通りに行動するのだが、こういった予定通りの旅行もまた楽しいものである。
Bossのいない廃道ツアーなんかは、好き勝手やるために時間が読めなくなるから・・・

また、秋にツアーを敢行しようと思う。
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■2013年05月13日(月)  2013春のマニアックツアー会津・中編「そして会津若松へ」
さて、動画アップ関連のトラブルはあったものの(かなりストレス溜まった)、かなりの長文雑記となるので、どんどん消化していこう。

田子倉ダムを後にした我々は、今夜の宿がある会津若松を目指して車を走らせる!
その道中の撮影ポイントの出来事だ。




早速なのだが、福島のこのあたりは、電線の架かっていない小さな鉄塔をよくみかけた。
のだが・・・これはなんだろう?
電柱のようだが、碍子の付き方が異様である。三本一組、、1回線分の長幹碍子が角のように突き出た電柱だ。
電線が架かっていなかったが、廃止なのか、新規なのか・・・謎であった。




さて、道なりに国道289号を会津方面へと進む。
相変わらず初夏・・・というか夏のような陽気である。天候はいい。




次のチェックポイントは、南会津にある会津線の駅、湯野上温泉駅である。
ここは日本唯一の茅葺き駅舎をもつ観光駅である。昭和62年に現駅舎が完成した。
茅葺きを維持するために、駅舎内にはちゃんと囲炉裏がある。




駅近くには足湯もあり、観光駅の風情はきっちりとある。
人も多く、列車の乗客や撮影のために訪れている人など・・・我々はもちろん、ここに来る電車を「撮り鉄」のごとくカメラに収めるためだ。




撮影のためにポイントを探す。
駅構内は入場券を買わないと入れないので、外の線路脇をうろつきながら駅方面の構図をチェックする。
架線のない線路はすっきりしていて撮影向きである。
(駅構内に入らなかったのは貧乏くさかったかな〜)




列車が来たぞ!電化されていないので電車といわないように。
ちなみにこのとき装着していたのは単焦点の「35mm換算40mm、F1.7レンズ」だったので、ズームは効かない。おまけに、AFも遅く動体にはこれでもかというくらい向かないレンズだった。
失敗である・・・




このショットまでに動画を撮ったのだが、動画向きではないレンズ・・・フォーカス迷いまくりで、全然列車にピントが合わなかった。
失敗である・・・
ちなみに、大河ドラマ「八重の桜」広告付き列車であった。




田舎の列車、線路となかなか普段撮影しない被写体にアツくなる撮影隊。
構図一つを考える前にとにかく撮りまくる。デジカメは撮って消しできるので本当に便利だと思う。
図らずも同じようなポーズの撮影隊であった。




駅の脇には、景勝地であろうか「夫婦岩」なるものがあった。
なんだか伊勢志摩のほうにもっと有名な同名の景勝地があったが、こちらも夫婦岩に違いはない。
我々の他に誰も観光客いなかったけど・・・(´・д・)




この駅も、八重桜がよく咲いていた。




芝桜もよく咲いていた。初夏の陽気だが、ここ会津はまだまだ春である。
この写真のような超ボケ写真は単焦点F1.7の賜である。列車は失敗したけどな・・・

この後、我々は宿の方面へ車を走らせるのであった。
その道中!
発見してしまったのだ!そう、σ(^^)が車窓から!んで、クルマを停めた。




この田舎鉄塔は!!
最初計画された鉄塔から、下半分が新たに継ぎ足された(上げ底された)鉄塔であろう。
この異様な形、思わず車を停めてしまうのも無理はない。




以前から撮りたかったアングルからの撮影をしてみた。
田舎鉄塔は、田んぼの真ん中にぽつんとあることが多く、田舎故に囲いもしていない。都市部では考えられない無防備ッぷりなのだ!
というわけで、鉄塔の真下からのアングルをゲット!鉄塔好きとしてはなかなかたまらん。




この鉄塔ならではの、ゆがんだフォルムの鉄塔である。
鶴沼線72番鉄塔とある。都市部の鉄塔には見られない様々な要素がある、面白い鉄塔であった。

さて、思わぬ拾いモノにほくほくのσ(^^)はじめメンバーは、予定通り宿へと向かった。




しまったー!宿の外観を撮っていなかった!
というわけで、会津若松市の高台に位置する露天風呂とゴージャスビュッフェがウリの宿、「御宿東鵬」へとチェックインするのであった。
かなり大型の宿で、車で乗り付けると宿のスタッフが出迎えてくれる。




夕食はビュッフェ、悪くいえばただのバイキングなのだが・・・
ほぼすべての料理の場所にスタッフが常駐し、作りたての料理を提供してくれるという、普通のバイキングとは一線を画したものであった。




1発目に取ってきた料理たち。
ここぞとばかりに食うゾー!と意気込んだものの、いや〜思ったほど食べられないものであります。
ビール一杯サービスもついて1万円くらいで泊まれるという、お得な宿である(クーポン使用)。




この鮎の塩焼き・・・頭からがぶっといけますよ!と言われて買った(500円)のだが・・・
頭はいいが、普通に背骨が無理であった。食うのに苦労した・・・やっぱ丸ごとはイワナだな。




この会津の郷土料理「こづゆ」も出汁が独特で非常に美味かった。
ハーゲンダッツアイスクリームも食べ放題だぞ!そんなに食えないけど・・・
温泉の写真はないが、屋上に大型の露天風呂を完備している、風呂が素晴らしい宿である。




宿のロビーには、会津のシンボルである(?)、鉄砲模型が飾ってあった。
いや〜すっかり大河ドラマによって染められたな、この地は・・・
鉄砲は、次の日もイヤというほど見ることになるのであった。




この日は、取った写真や映像を皆で鑑賞しつつ、ビールに缶チューハイでほろ酔いしつつ、自然にダウンする我々メンバーであった。
朝早かったし・・・次の日は帰らなきゃだし・・・でも、結局微妙〜に寝不足だよね!

・・・というわけで、二日目(後編)に続く!
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■2013年05月13日(月)  youtubeとGoogle+のクソ仕様
ムービーを作ったのに、訳のわからないエラーをはき出し続けるyoutubeアカウントと、この世でもっとも必要ないゴミ機能満載のGoogle+のリンク?のせいで何もできなくなった。
(詳細は未だよくわからない・・・この二つが微妙に通じ合って悪さしているのは事実だ)

アカウントも以前のものに戻らないし、削除もできないようだ。

そのくせに、「○○を共有しよう!」とかクソの役にも立たないSNS機能を消しても消しても表示してくれる。
本当にネットの世界はダメな方へダメな方へと確実に流れている。
そんなになんでもかんでも共有したりチャットしたかったら、希望する連中だけでやってりゃいいのに。そんなもの興味のかけらもない人にまで無駄に広告してくる。
これは、一時代前のアダルトサイト広告並の悪質さだと思う。

タブレットやスマホ連中がやたら何でもかんでも共有したがるせいだろうか?
だったら、PCだけ別サイトを用意して欲しい。動画アップなどの必要な機能以外は大きなお世話、まったく必要ないのだから。

チャンネル、コミュニティ、共有、この他余計な機能・・・いや、機能というよりもウザい広告、そもそものGoogleやyoutubeには必要なかったはずなのに・・・
ともかく、動画すらアップロードできなくなり、困っている。
ホント、元に戻してくれ。

追記:仕方ないので、勝手に新しくなったアカウントで昨日の雑記にアップした。
もとのアカウントにはアクセスできなかった。本当に意味不明。
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■2013年05月12日(日)  2013春のマニアックツアー会津・前編「田子倉ダムへの道」
さて、今回は完全に写真がヤバい量になっているので、写真プラス注釈くらいで勘弁していただこうと思う。
じゃないと、何時間かかるかわかったものではない。
だから、旅系雑記はやる気が失せるのだ。しかも、マニアックツアーならなおさらだ。

さて、何もせず放置したが、旅行は5/9・10の日程であった。
目的地は「会津若松」まさに、今年大河ドラマ八重の桜で激アツの観光スポットである。




夜明け前から、天気は良好。
午前4時起き集合で素早く首都圏を抜けてしまおうというハラだ。平日だからね。




東北自動車道を「西那須野塩原」インターで下り、国道400号を北上していく。
写真だと右折で400号線、会津方面だ。高速で会津まで行かないのは、もちろん寄り道があるから、に他ならない。




このあたりは、珍しい”国道三重複区間”である。
道ばたの「おにぎり」も、団子三兄弟のごとく三連串刺しで鎮座している。
車で標識通過際のショット。




途中、会津鉄道沿線を併走中、電車がちょうど通りかかりそうだということで、撮影休憩。
まさに田舎駅そのもので、改札も駅員も、なにもない駅であった。
なんと、やってきた電車は「浅草行き」。信じられないが事実である。




その名も中荒井駅。
駅名のプレートが木製で、絵も描いてあるというなかなかのこだわりっぷり。




せっかくなので待合室にある時刻表を撮ってみた。
確かに、浅草まで通じているようだ・・・先ほど直通に出会えたのはラッキーだったのか?
ちなみに、秘境駅で有名な「男鹿高原駅」も書いてある。そういやあ車でさっき通り過ぎたような・・・
(寄りたかったが、時間の都合で寄れなかったのである)




さて、寄り道もそこそこにクルマを走らせる。出発が早かったのでまだ朝だ。
鉄塔余談になるが、このあたりには写真のような「2回線予定1回線鉄塔」が見受けられる。小さい鉄塔ではまあまあ見るが、このような幹線鉄塔ではなかなか珍しいのではないだろうか。
残り3つの1回線分は使われる日が来るのだろうか。

国道400〜121〜289へと乗り継いでいく(重複区間含む)




会津高原だいくらスキー場を横目にすぐに穴を開けているバイパストンネル「駒止トンネル」である。
2kmもズ〜ッと真っ直ぐな、なかなかすばらしいトンネルである。狭いのが難点か。




このあたりはけっこうな豪雪地帯らしい。
道路脇の積雪ポール付きデリニエータが、その事実を教えてくれる。人の身長くらいはゆうにある。




国道289号を、ずんずんと進んでいくと・・・やがて、只見の山麓へ出る。
遠目に見える白い山の傍らに、これから目指す「田子倉ダム」が鎮座しているはずだ。
脇を流れるのは只見川である。




しばし撮影タイムだ。
縮小写真ではよくわからないが、遠くに田子倉ダムが見えている。
その手前に只見川にかかる橋があるようで、ナビはそこを渡るルート案内しているようだ。




もちろん、今回もスイフトスポーツMspecだ。このクルマにはお世話になりっぱなしである。
夏仕様になっているので、路面の凹凸がかなりダイレクトにクルことが難点なくらいであろうか。




ナビの案内する橋へ来た・・・が。
見た感じ、通行止めのようだ。鉄パイプでゲートが組んである。6トン以上通行禁止という低スペック橋であるが、老朽化なのだろうか?
その事実は、後ほど判明する・・・




仕方がないので、さらに下流にあるこれまたあまりスペックの高くないトラス橋で只見川を渡る。
そして国道252号、只見スキー場脇へ復帰し、国道はそのまま田子倉ダムへと続いていく。

そしてあの橋・・・あれ?
あれ???




橋がぶった切れてるーーー!!!
なに、何があったのだろう、橋が落ちているのだ。そりゃ通行止めにするわけだ。
というより、あの橋、向こう側からはこの様子が一切わからないという危険な状態であった。
予想外の被写体発見で色めきだつ我々マニアックメンバーズ。




落ちた橋、向こう側に田子倉ダムが見える。この地方は今が桜の旬である。
桜はムービーに収めてしまったので写真がない。残念。
この写真、手前の河原にピントを合わせてしまったが、失敗だった。背景の解像感がなくなってしまった。




この落ち方・・・なにかに強引にもがれた形跡に見える。
後の調べでは、二年くらい前にこの地方で豪雨があったらしく、それが原因で橋の一部がもぎ取られてしまったようである。
ちなみに、googleマップではまだ橋は健在であった。




さて、撮影もそこそこに車を進めよう。あまり時間を取られると予定に遅れる。
国道252号は田子倉ダムへの高低差を埋めるべく、やがてつづら折りの山道になっていく。




田子倉ダム湖へと到着した。
ここが只見地区の最奥地となる。向こう側は奥只見・・・非常に惹かれる地方だが、なんと今年は冬期閉鎖で行く道がないのだ。
山々はまだまだ雪景色。気温は高く、東京と大差ないと思うのだが・・・景色は別世界である。




田子倉ダム堤体の天端から、下流をややズームで撮影。
目下には田子倉発電所があるが映っていない。かわりに、先ほど落ちていた橋がはっきりと映っている。
そのさらに奥に見えるブルーのゲートは、下流にある只見ダムである。巨大な田子倉ダムの水量を調整する役目を持った重要なダムだ。
そして二つのダムは、ともに発電用途で重要な役目をも持っている。




ちなみに、ここから先は通行止めとなっている。
冬期閉鎖なのか、何らかの工事なのかは、ここからは確認できなかった。
残念ながら、我々はここ田子倉ダム駐車場から引き返すしかない。




引き返す途中、只見ダム横にある資料館へ。
水力発電の仕組みや、ダムの構造や種類など、なかなかダムの解説がわかりやすく展示されている。
入場は無料だが、我々以外誰もいなかった。受付の人は相当ヒマだろう・・・




資料館脇にあるレストハウスで、大盛りの会津そばをいただく。
十割そばはなかなか歯ごたえがありうまいのだが、量がハンパじゃない。サービスがいいのか。
かわりに、なめこおろしそばなのになめこが少ない・・・サービスいいのか?




記念撮影。
とくにコメントすることはないが・・・暑かった。25度くらいあった。周りには残雪があるのに・・・


本当は、まだ20枚くらいある写真を一気に雑記ろうと思ったが、長すぎるのと・・・書いていてけっこう疲れたので、分割することにした。
というわけで、明日に回そうと思う。

追記:田子倉ダムがいまいち撮れていなかったので、動画をアップした。



これで、雰囲気が伝わると思う。(一応フルハイビジョン再生可能)
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■2013年05月07日(火)  原点の場所「INUKOEJI」
久々の長文です。
つーか、なんでもかんでも「休日・旅行」カテに入っちゃうので、カテ分けの意味がないかも〜なんて思ってる今日この頃。

ある日のこと。
駐輪場に停めてあった我がバイク、シグSRタンが・・・



傷が付きまくっている!!
だだだだれだこんなことをするヤツは!まだ新車のバイクに、塗装をえぐるほどの傷が・・・ただ「なんとなく当たった」だけではない!
ゆるさん・・・ゆるさんぞきさまらーーーー

と、ひとり地団駄を踏んだところでどうにもならない・・・早くも、傷物です。シグSR。('A`)y-~~~

話は変わって今日、起きてみると・・・



超☆快☆晴ッ!!(PLサーキュラー効きまくり)
こんな日は、傷物になったシグSRタンとの絆を深めるしかあるまい。5月上旬、もっともいいシーズンだ。
早速、準備に取りかかる。




まず、ヘルメットにアクションカム「GC-XA1」を取り付ける作業だ。
前々から買っていたスリーエム製の強力マジックテープで固定した。思いの外、丈夫なようでこのまま走行撮影に使えそうだ。
っていうか、使えたんだけど・・・バイクの走行撮影って思いの外単調な動画になってしまったので、今回アップはしない。
まぁ、あくまでテストだったのでこれでよし。




そして、買ってからまともに使ってなかったポータブルナビ「NV-U37」をきちんと使える日が来たのだ、しっかりとセットする。
シグナスにはパイプ部分がないので、ミラーのアームに取り付ける。ちょっと不安定だがまぁ使用に問題はない。
目的地設定は・・・そう、σ(^^)のバイクツーリングの原点である、あの場所である。




あの時と同じように、出発前撮影。
あれから8年8ヶ月ぶりの訪問となるのだ・・・あのときはSkred(スカイウェイブTypeS)、今回はシグSR(シグナスX-SR)が、このツーリングをもって、晴れて我が相棒となるのである。
時刻は午前10時、時間がかかるのはわかっていたので、前回より相当早い出発である。前回は遅い時間のために相当苦労を強いられたから・・・

昨日でゴールデンウィークは終わっているのだが、道すがらはかなり混んでいた。横浜〜大和〜座間と、かなりの混雑を抜けて進んでいく。
今回はバイクのナビに完全に任せてみた。ので、地図は持っていない。
(ナビの電池が切れたら終わりである)




途中、目指す丹沢の玄関口である愛川町のコンビニで休憩&昼飯購入。
こののっぽ鉄塔が目印だ。ナビ任せで来たのでここがどこなのか、いまいち把握していないが・・・ナビ使うと道覚えられないって本当かもね。

その後も、次第に田舎〜山の景色になっていく様を楽しみながら、シグSRを転がしていく。

あああ〜そうそう、風がすごく強くてね、なかなかきつかった。
足下からメットの中から、轟々と吹かれまくり。風の中をバイクで走るのって、意外と体力削るんだよね。


そんなこんなで走ること家から2時間半・・・ついに




「あの場所」に到着!

そう、ここは2004年9月にスカイウェイブを買ったあとに初めて一人ツーリングをした思い出の地、犬越路通行止め区間の青根側ゲートである!
過去に犬越路リベンジを敢行しているが、あれはこことは逆の山北側ゲートからのチャレンジであった。
よって、このゲートに来るのはしつこいようだが「8年8ヶ月」ぶりなのである。
(絵寝日誌2004年9月20日の記事参照)




ここは何も変わっていないようだ。
この山奥にしてやたら小綺麗なトイレも、変わっていない。

ひとしきり懐かしんだあと、ゲートの先へと歩を進める。
ただし、行くのはわずかな区間のみだ。時間もあまりない(帰宅ラッシュ前に帰りたい)のと、たとえばここから頂上の犬越路隧道までは、道のりが果てしないので徒歩では無謀だからだ。
(過去にリベンジでくたくたになりながら徒歩到達したが、あれよりも倍ほど長い)
よって、あくまで廃道の雰囲気を味わうにとどめる。




ゲートの裏に来た。
快晴の新緑というこの上ないさわやかな雰囲気、ゲート前には車が2台ほど停まっていたが、同じようにハイキング気分を味わっている人かも知れない。
(前回は小雨降る夕刻、周囲数キロに人ッ気は全くなく寂しかった)




おっと、昼飯の時間か。
おもむろに廃ガードレール裏の岩に腰掛け、コンビニおにぎりで昼飯タイムだ。
う〜ん、誰もいない廃道での昼飯。しかもこの上ない気持ちいい気候。自然に包まれる・・・おにぎりがウマイ。
キツツキの鳴き声を聞きながら昼飯を終え、ゆっくりと廃道を愉しむ。




一応記念撮影。ず〜っとヘルメットかぶっていて、髪がペッタンコなので後ろ向きで。




道路の遺構であるカーブミラーと、その後の用途であるハイキングコースの「山火事たばこに注意」の看板が共存していた。
関係ないけどこういう木々がメインで映っている画像は、何をどうやってもファイルが重くなってしまう。廃道ツアー記事のツライところである。




歩き始めて数分のところに、まだ新しさが残る廃橋があった。いいね。
銘板によると平成9年竣工という新しさ。この道が廃道となってまだまだ日が浅いことがわかる。

さて、廃道となるまで、この道がかなり重要視されていたという証拠がある。
一つは、この道の果てにあるハイスペック長大隧道「犬越路隧道」の存在。そして・・・




この廃橋の横には、なんと旧橋の姿があるのだ!
旧廃橋とでもいうか、すなわち、廃道となる決定的な崩落が確認される以前は、立派な現廃橋に架け替えるほどの道だったということである。
つくづく、予想外にして突如廃道になった道なのだ、ここは・・・
(このあと、写真の旧廃橋に降り立ってみたりしたが、そこは省略する)




何を隠そう、この道脇に生じた崩落、この山を覆い尽くすこの崩落群こそが、この道の運命を断ち切った元凶なのだ。
丹沢は地盤が弱く、崩れゆく山である。
ハイキングコースとして人が通るからなのか、あるいは立派な送電電柱が続いているその保守のためなのか、道には落石防止のネットなどがかなり厳重に施されている。
が、それでも崩落は食い止められず、ここは再開見込みのない廃道と化したのだ。




すばらしい景色。
廃道から神ノ川を見下ろす絶景ポイント。PLサーキュラーフィルターの偏光度合いを最高にして撮影。
緑はまさに生き生きと、青空はどこまでも青い・・・
そこに確かに存在する、半永久的に静かになった道。この環境が、たまらなく好きなのである。




ハイキングルートとしての案内板はちらほら見かける。
この廃道はそういった用途で現役であるから、ある種の寂しさや薄気味悪さは感じない。
本当に廃された道になると、一人で進入するのがためらわれる雰囲気もあるものだが、ここにはそれがないのだ。もちろん天気のせいもあるだろうが・・・

さて、探索はこれくらいにしてそろそろ戻ろう。
戻る最中には、一眼レフカメラEOS7Dにゴツい望遠レンズを装着したモノを手にしたおじいちゃんが歩いていた。野鳥でも撮りに来たのだろうか?




とりあえず、意味もなくギャラタブを持ってきていたので、山奥でバーチャルきのこ狩りをした。
都会でやるのと違って本当にきのこ狩りをしている気分・・・には、とくになれなかった。




今回は我が雑記の隠れキャラクター(?)であるハム太郎氏も持参したので、せっかくなのでゲート前に鎮座していただいた。
手すりがまるいので、いまいち据わりが悪いようであった。

・・・とまあ、とくに意味のない写真を撮ったところで、退却とする。




山道は、トンネルの出口こそ美しい。
これは永遠に変わらないσ(^^)なりの美意識であろう。落石注意の標識がいい感じである。




前回の帰りにも撮影したあの学校も、変わらぬ姿でそこにあった。
8年8ヶ月という月日は、人間には長く感じられても、建造物や自然にとってはそれほどの時間ではないのかも知れない。
あ、σ(^^)も特に変わってないか・・・年取った以外は(´・д・)

それと、前回はゲートまでの道で目にしていた不法投棄が一切なくなっていた。これは素晴らしいことだと思う。
この道はハイキングコースへの道としてだけではなく、渓流釣りのスポットルートとしても使われているために、キチンと管理されているのだろう。

さて、実に久しぶりに訪れた原点へのプチツーリング。滞在時間は1時間に満たなかったが、なかなか気分転換になった。と同時に、犬越路は神奈川随一の秘境であり、有数の廃道であることが改めてわかった。
余談になるが、このツーリングでシグSRも走行距離が1000キロを超え、晴れて我が相棒になった感がある。燃費も35km/Lを初めて超えた。

σ(^^)は、これからもこういった道や景観を求め続けるであろう。

コメント
  • soi(2013/05/10 21:05)
    ソロツーいいなぁ♪俺も数年前はJADE/S(個人的にHONDA史上最強の250ccネイキッドだと思い込んでいるw)でソロツーしたりハニーとタンデムしたりしてたんですが、右折禁止の交差点で右折してきた対向車と衝突し全損という名のお陀仏となりましたwwwホント、後ろに誰も乗っけていないときだったのが唯一の救いでしたよ・・・その時の相手方保険でマジェ買ったんですが、やっぱMTの方が面白く、現状では只の足に成り下がっています・・・確かにATは楽チンで「自転車では遠いけど車出すほどでないよな」というときは今でも活躍しているんですけどね・・・
  • soi(2013/05/10 21:06)
    あ、それと、傷ドンマイですwww
  • 絵寝(2013/05/12 23:03)
    おひさー なにげに、ソロツーは苦手なσ(^^)ですが・・・だって、黙々と走り続けるとか寂しいじゃんね〜。 確かに、通勤用と以外だと絶対にMTの方がいいのは確かなんだけども・・・車もバイクも、通勤とか実用用途を考えると、どうしても楽で面白みに欠ける方へ流れてしまうからねぇ。 といいつつも、MTは車もバイクもほとんど乗ってないσ(^^)でありました。
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