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■2007年02月28日(水)  不幸続き
#2010年8月31日に旧雑記から移植した記事です

■職場の後輩が突然死した
本日の勤務を終え、帰り支度をする自分の横に、なんの前触れもなく職場の上司が来た。
「おまえ明日から休みだから言うけど…○○が亡くなったよ」
は?突然んなこと言われても当然ワケがわからない。○○とは喫煙所でよく車の話をしていた。入社一年目でまだ二十歳だった。
「原因は心不全、それ以上のことはまだ分からない」
心不全て…めちゃくちゃ元気のイイヤツで、ちとヤンチャ気味だったアイツが?いきなり?…こういうときは普段ありえない心情だからだろうか、言葉が出てこない。今のこの自分のワケのわからん混乱した心情をうまく表現できる語彙がないのだ。とにかく、ショックだった。
そいつは、車を買ったばかりで凄く嬉しそうに、この前彼女とドライブしたことなんかを話していた。俺にも早く車を買いましょうよ、なんて笑顔で催促してきたヤツだった…
なんなんだ?命って?健康体だった若い人間が突然、命を失う…身近に起きたから改めて思うが、本当に命ってのは絶妙なバランスによって保たれていて、そのバランスを司るどこかが壊れると、途端に失われてしまうものなのだな。無茶して深酒したり、徹夜したり、いろいろやってきたが、そのどれもが危険因子をはらんだことだと思うと、ちょっと怖くなった。これから先、無茶なことはできない。
今、俺は珍しく酒を買い込み、自宅で2つのグラスを並べて飲んでいる。一人で、だ。それほど親しいわけでもなかったが、元気なアイツの笑顔を思い浮かべると、未だに信じられない心境ながら弔ってやりたい、と思うのだ。
これから先、アイツのいない喫煙所でタバコの煙を見ながら命の儚さ、とかを日々思うのだろう。なんでお前が…俺が、ヤツも今、きっとそう思っているに違いない。死というのは公平であるようで、実に不公平なものなのだな。少なくとも、日々悔いのないように生きるということが大切に思えた…そんな一日だった。
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■2007年02月27日(火)  春近し
#2010年8月31日に旧雑記から移植した記事です

■そしてニセコ近し
いよいよスキー本番というべきニセコツアーが近づいてきた。
毎年のことだが、あくまでニセコのための前哨戦として本州スキーがある。だが…今年は超暖冬でそもそもがヤバいことになっている…7年ぶりに板も替えるというのに!
なにしろ、前回の志賀はほぼ完璧だった。−10度の気温、天候、空いていたスキー場…など。まぁニセコで混雑は余り気にしないのだが、気温と天候は気になりまくるのである。当然、そこですべてが決められてしまうのだから…去年もパウダーはほぼ味わえなかったモノの、気温はそこそこ低かった。昼の山麓は5度くらいあったけど、夕刻の山頂付近は−10度を軽く下回った。今回もそれくらいであってくれればいいのだが…
もう一つ懸念材料があり、それは往復だ。なんと今年は往路は始発、復路は最終という激辛パターンなのだ。行きは始発の直通バスでなんとか間に合う予定だが、帰りは直通バスもなくなってしまい、荷物を抱えて深夜の街をうろつくことは避けられない。ああ、考えただけで欝…(ノД`)
しかも翌日からフツーに仕事…ああ、そこからのモチベーションが無くなることを考えるともっと欝…(ノД`)
なんて後のことを考えていてもシャー無いのでとりあえずニセコに向けて確実にテンションをあげていこう。新板ポケロケはまだ完成してないけど。
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■2007年02月19日(月)  深夜の強制散歩
#2010年8月31日に旧雑記から移植した記事です

■終電逃しましたッス
この日、会社の同期同士で数少ない飲み会を催したんです。
職場近くの焼き肉屋で、旨いモツ煮と肉で気分良く、3kちょい程度で無事お開き。明日もあるし帰るか〜などと思って電車に乗車。
その時にまだ2回しか共に飲んだことのない同期とケータイ番号やりとりしたり、それなりに盛り上がってじゃ〜ね、ということになり。その後一人で電車に揺られているとその同期から着信が。
「まだ飲めるかなぁ?」
おお、明日は夜勤だし気分も高揚していたのでよしよし、とOKして待ち合わせ。
知ってる店があるらしいのでふらふら歩いていると、どうやら「お姉ちゃんが付く」系の店らしいのです。おおっと。恥ずかしながら、スナックとかはともかくそういう店は行ったことがなかったんですが…酔いもそこそこ手伝ってか、よしいいだろう、と入店。
しかしナァ…ワタクシ、性格的に「気を遣われる」ことが逆に苦痛になってしまうタイプでしてね。店のお姉ちゃんに気を遣って話を続ける始末。こういう店にむかねぇなぁ…なんて思いつつも、まぁ合コン気分でそこそこ楽しく過ごしていると…
「あ、店終わり?」
どうやら1時閉店の模様。仕方ねぇ…ん?1時?( ;´Д`)終電が…
一纏の望みをかけて駅にたどり着くも、シャッターが…うげぇぇまじかよ。急に冷静になったぜ…タクシーだと…ここからJR8駅。いくらかかるんだ??
んで、結論として歩いて帰ることにしました。バイクで2〜30分くらいか。歩いて帰れないことはあるまい。いざ、決行!
んで、それからスタスタ歩いて3時間弱。夜が白む前になんとか家に着いたときは本当にほっとした…深夜平日、歩いてるヤツは皆無。まぁ治安的な不安よりも「本当に歩いていけるんだろうナァ」という不安が先行。あくまで酔っていたし、道も途中幾度か間違える始末で…風呂に入れたときは本当に安堵しましたよ(つ∀`)
しかしまさか歩いて帰るハメになるとは…終電だけは逃してはいけませんな。教訓。
ちなみにお姉ちゃん店の代金ですが、たかが2時間少しで一人12kも取られました。明瞭会計(一人90分4k×2+JINROボトルキープがおそらく8k)にもかかわらず、普段飲み歩かないσ(^^)には痛い出費。つーか、アレですね、何も考えずに楽しめる人以外にはちょっと…ですねぇ。キャバクラに近い感じだったと思うのですが、オレぁハマるタイプじゃないな。安心安心。
さて、安月給でこの出費を取り戻すには…当分節制かな?なさけね〜な〜(笑
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■2007年02月18日(日)  四国チャリ漫遊
#2010年8月31日に旧雑記から移植した記事です

■四十九日広島〜愛媛紀行(後編:巨大吊り橋と柑橘の国)
またも日付訂正。リアルタイムで書いてない日誌だから、日をまたぐ長文だとどうも感覚がヘンになってくる。そろそろまとめ書きもツカレタので、モバイルでも買ってリアルタイム日誌にチャレンジしたいものである。
さて、一行は素早く行動開始。世界初の三連吊り橋である巨大橋「来島海峡大橋」をチャリで満喫するために、橋袂にあるサイクリングセンターに向かった。


▲途中に立ち寄った展望台からはご覧の大パノラマが見られる。パノラマ写真がないのが残念だ
橋は地上かなりの高さから始まっているため、相当なアップダウンは避けられない。しかも今回は結構な長い行程を考えているらしいので、ここは賢く「電動補助自転車」をチャーター。コイツは軽井沢で体験済みだが、その時初めて電動補助の恐るべきパワーを思い知ったのだ。
来島海峡大橋は吊り橋で、しかも道路オンリーの橋なので橋桁が非常に薄い。電車橋でもある瀬戸大橋や、歩道のある横浜ベイブリッジなどとは違った、やや頼りないイメージだ。


▲なんと、自転車・歩行者用ロードにも途中に料金所がある。初経験だ
だが、実際に橋の上をチャリで走ってみるとそんな感じがまったくしない。なんというか、橋のスケール自体が巨大堅牢すぎて「海の上、空中のアスファルト一枚部分を走っている」という感覚がゼロなのだ。ここまででかいと吊り橋特有の揺れなんか無関係に思えてくる。
ただ、途中で目元高さまで落ち込んでくる、橋を支えるワイヤー(と呼べるモノなのか…でかすぎて)が何とも言えない迫力を醸し出している。この辺りは吊り橋ならではの光景といったところか。そのほかは高架を走る普通の高速道路に自転車道路が併設されたそのものといった雰囲気。


▲途中にこのようなブレーカーボックスがある。海に張り出したその姿は見ているだけでコワイ
だが、途中でこのような部分、すなわち「海との直接的な位置関係を確認できるスポット」に遭遇すると、そりゃもう、高所恐怖症ブラザーズのσ(^^)とBrobonはガクブルしたものである。このほかにも橋台ごとに、すき間から直下を望めるゾーンがあり、何度足がすくんだことか…
しかしチャリでこのような場所を走ることができるなんて考えてもいなかったので、正直楽しかった。橋自体がたわんでいるために坂道になっているが、そこは電動チャリ、なんの心配も無しにグイグイと運んでくれる。ただし、電動チャリの快適な足を持ってしても全長4kmあまりの橋は長かった。
吊り橋と呼ぶにはあまりにもスケールが大きいため、本当に吊ってるのかよと思いたくなるが、三連橋が終わった後に現れる、橋を吊るワイヤー基盤を見ていただければ「確かにコレが吊り橋である」ということが分かるだろう。


▲吊り橋ワイヤーを支える基盤。今まで見たなかでダントツの大きさだ
ご覧の感じ。正直、基盤部分だけで結構なビルディングが建つくらいあるのだ。最初見たときは本当にびっくりした。このコンクリの固まりはただの錘に過ぎないのだと考えると、それはそれでコワイ気がした。写真がショボイので申し訳ないが、例えるなら中規模のダム提体くらいの大きさがある。巨大建造物好きとしては、ちょっと登ってみたい気もするが…
 
そして来島海峡大橋を渡ったその先には大島という比較的大きい島がある。ここを周遊するのが第二の目的。


▲大島の海産物はどれも新鮮。水槽で生きている魚介類をその場で食べられる!
ここで、チャリを置きひと休憩。生きた魚介類がうごめく水槽を前にしていろいろと物色。瀬戸内の海の幸はどれも色鮮やかだ。特にホタテなどはレインボー色に輝いている。瀬戸内特有の小さなタコ(ただし美味!)もかわいい。
そして我々はちょっと網焼きを楽しむことにした。1個150円でまるまると身の詰まった牡蠣とハマグリをチョイス。


▲まさに採れたてを網焼きにしていただく。島ならではの贅沢なおつまみである
炭火の上で香ばしいニオイをさせている海の幸。焼きながら待つのもまた贅沢なひとときだ。やっぱ産地に限るね。味付けなんかは一切いらない。潮水がそのまま程良い味付けになっているのだから。
んで、貝が口を開けたらひっくり返してまた少し待つ…そして、焼きたての熱々をいただくのだが…まぁ、この辺はご想像に任せよう。とにかく東京などでは滅多に味わえない贅沢食いだ。
 
海の幸を満喫したら、大島の周遊に出かけよう。
この島は穏やかな海に囲まれた典型的な瀬戸内海の島そのもので、湘南の海を標準と思っている人間にはなかなか新鮮な感じだ。なにしろ、まず海がキレイ。砂浜の波打ち際などはまさに沖縄の海を彷彿とさせるエメラルドグリーンの海なのだ。さすが瀬戸内。


▲こぢんまりした観光施設で食した地元料理。これがまた美味だった
チャリでのんびり移動していても、特に変わったものはない。ひたすら続く海岸線と、瀬戸内特有の昔ながらの港町の風景が広がっているのみだ。人も車もほとんど見かけない。
それでもチャリをこぎ続けると、なにやら観光地っぽい一帯があった。ちょうど昼時だったので、人気の全くないこの観光施設で昼飯とする。
人気こそないものの、ここはアタリだった。何気ないレストランで出された素朴な地元料理が美味かった…生ひじきご飯に瀬戸内タコの唐揚げといった本当に素朴なメニューなのだが、こういうのが妙に嬉しい。これぞ、旅である。
島には、そのほかにはやはり産地であるから柑橘農園が広がっている。農園というよりは自然植生に近い感じで、たわわに実った柑橘をいくつもぶら下げた木々がやたらと目に付いた。
そして、無数の島々からなる瀬戸内のもう一つの特徴がコレだろう。


▲島の先端部には小さい灯台が無数に見えた。こんな光景もまず関東では見られない
とにかく、向こうに見える島にも、この島にも、灯台だらけなのだ。まぁ海の構造的に当たり前なのだろうが、ちっこい灯台がいくつもある光景は非常に興味深かった。人気のない場所にある人工建造物マニアのσ(^^)としてはすべてチェックしたかったが、時間の関係上そうもいかないのが悲しいところだ。この分なら、廃道や廃隧道などマニア垂涎の物件も多数隠れていそうだが…残念。
十二分に島を満喫したところで、午後もいい時間になってきた。本日は東京まで帰らなければならないため、ここで橋を渡り返して戻ることになった。電動の力を借りっぱなしだったが、コレがなかったら島の周遊を楽しめたかどうか…とにかくレンタサイクルは電動に限る!という結論が生まれた。
 
いよいよ四国ともお別れである。
車に乗り込み、しまなみ海道を本州へ向かって走る。快晴となった今日は、景色もよく見えて素晴らしかった。ただ、疲労で居眠りしまくってしまったが…勿体ない事をした。


▲途中のサービスエリアにて。まさに柑橘の地元直売所がそこにあった
途中に立ち寄ったサービスエリアは、地元産柑橘の直売所。事前に調べた様々な柑橘が実際に売られていて多少の興奮を覚えた。と共に、産地価格で激安だったため、伊予柑、ポンカン、清美ダンゴールを3ネットも購入してしまった。
食べ比べてみて分かったが、まったく違うその性質に驚かされる。実際、清美ダンゴールとポンカンを掛け合わせて生まれたのが王者「デコポン」であるが、なるほど、両者共にデコポンの性質の元になる部分が発見できた。しかしやはり…贈り物レベルの商品と比べると、味も品質も素朴そのものであった。まぁ、これはしょうがない。
 
最後に立ち寄ったのが前回と同じ「尾道」。
今回はまだ時間が多少早いので、景色をより堪能できた。展望台からの風景は前回とまったく同じ、そっくりそのままなので今回は割愛するが、相変わらずの良い景色がそこに広がっていた。時間も早いせいか、観光客もわりといるようで、展望台はにわかに活気づいていた。


▲今回はロープウェーで展望台まで。この風景こそ「西の日光」といわれる尾道そのものだ
そう、今回は敢えてロープウェーで展望台まで登ったのだが、その際に前回は見られなかった尾道の街情景を見ることができた。坂道にびっしりと張り付いた軒、その合間合間に見える寺や歴史的建造物。実に珍しい光景だ。
ロープウェー乗り場の隣、完全にひっついて建っている大きな寺や、ロープウェー眼下にある重要文化財の三重塔など、ゆっくり回る気になればいくらでも見所はありそうな街だが、今回は時間がおしている。展望台をさらっと見ただけで引き返すことになった。
ここで忘れてはイケナイのが、前回食べ損なった「尾道ラーメン」だ。
尾道といえば風景や街の雰囲気と共に、このラーメンが実に有名。行列のできる店(ここが尾道最大の人気店「朱華園」であった…ただし、この店は尾道ラーメンからは外れたラーメンらしいので、やめて正解だったかも知れない)は時間の都合上とばして、空いていた「元祖尾道ラーメン」とうたった店で食べることにした。


▲元祖尾道ラーメン。魚ダシに背脂が浮く独特の醤油スープ。麺は中くらいの太さである
家系、九州系と豚骨スープばかり食べているσ(^^)だが、魚ダシも嫌いではない。ただし、ここのラーメンは透き通った魚ダシのスープではなく、濃いめの醤油味だ。豚の背脂も浮かせていて、なんだか変わったイメージのラーメンだと思った。
味は悪くないがインパクトに欠ける印象がある。正直、ここで食べたラーメンの味は、もはや正確に思い出せない。今や魚ダシ専門ラーメン、豚骨専門ラーメンなどいくらでもある世の中だ。その二つを掛け合わせた感じの尾道ラーメンは、バランスはいいのだが個性がない雰囲気。でも、その歴史を考えると改めて味わい深いラーメンである。
ここでラーメンに舌鼓を打った後、いよいよ帰路に就く我々だった。
 
その後、暮れゆく町並みを眺めつつ車に揺られていると、旅の終わりの寂しさが少しずつこみ上げてくる。今回は瀬戸内ならではのものをかなり体験できた、非常に満足のいく旅だったからなおさらであった。その証拠に、一泊二日にもかかわらずDVテープ80分をほぼ撮りきってしまったのだ。
その後Brobon一家を福山でおろし、我々もそのまま空港へ向かった。旅の余韻もさめやらぬウチに飛行機は我々を東京に導く。飛行機ってつくづく凄い乗り物だと思う…
気がつくといつもの風景の中に自分がいた。また法事の度に何度か訪れることになるであろう、広島、瀬戸内。そんな頻度だから、見所はしばらく尽きそうにはない。(2/22記)
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■2007年02月17日(土)  島と橋の国
#2010年8月31日に旧雑記から移植した記事です

■四十九日広島〜愛媛紀行(前編:四国の地へ…)
そろそろ祖父が他界してちょうど四十九日に当たるため、家族三世代で広島に赴くことに相成った。そして、せっかくなので前回駆け足でしか回れなかった広島旅行を一泊二日でやっちまおうということで、今回は旅行でございます。
 毎度のごとく写真が膨大、文章も膨大となると疲労でイヤになるから、短く簡潔に…といきたいところですが。。
 
さて、7時前の便で広島に飛んだ我々ファミリーだが、大阪に赴任してしまったBrobon一家を拾うため福山駅まで赴く。そうそう、言い忘れたが天候は極寒の冷雨だ。ちなみに先日までは小春日和の快晴であった。勘弁してもらいたい。
当然羽田でおなじみ万カツサンドは食したのでご心配なく(?)。
ところで、四十九日法要の事は端折らせていただく。法事なんてそんなに違うモノではない。基本的には前回の葬式と同じ形式だ。お骨はすでに墓に入っているため、儀式のみで終了。会食の様子も前回とほぼ同じであった。そして、親戚と別れた後で、これからは家族三世代旅行へと流れていく。我々はレンタカーであるエルグランドに乗り込んだ。
 
とりあえず雨で寒い状況なので一行は素早く宿へ向かうことになる。といっても、法事や会食で時刻はすでに三時近い。本日は特に観光と言うこともなさそうである。


▲立ち寄ったサービスエリアで買った天津甘栗がことのほか美味くてσ(^^)は全部食べてしまった…
車内はやはりというかエルグランド、前回(志賀家族旅行)同様快適そのもの。5人以上乗るならば最適なハイクラスなファミリーカーである。3列目でふんぞり返りながら栗をむさぼった。
そうこうしているウチに、「しまなみ海道」と呼ばれる中国地方〜四国地方への島々を橋で繋ぐハイウェーに入る。この道は実にたいした道で、大小6つもの島を11本の橋で繋ぐという大胆な道路である。観光道路としてこれ以上の道はあるまい。
ただ、背景として、隣り合う鳴門海峡大橋や瀬戸大橋からは、知名度や交通量なども遠く及ばない、いわゆる「地方都市を繋ぐ道」に過ぎないことも付け加えておこう。大都市間を繋ぐ上記の道のほうが一般的である。


▲しまなみ海道をひた走る。このように巨大な橋の連続区間だ
人間とは勝手なモノで、最初こそ「おお〜でかい橋だ」とか感心していても、4つ目くらいからは「ああ、また橋?」くらいになってしまう。その一つ一つが実は横浜ベイブリッジやレインボーブリッジを遙か凌駕するほどのものであるにも関わらず、である。
さらに、この日は悪天候が続き、景色という景色が見えなかったのも大きかったかも知れない。周りが真っ白ではいかに素晴らしい眺望の橋でも、ただの陸橋に思えてしまう。
 
さて、そんなこんなで宿に到着。本日の宿は四国で最も大きい建造物であるらしい、今治国際ホテルである。たしかに、周りのやや田舎的な風景からは浮くくらいの立派なホテルであった。あ、外観写真取り忘れたので、あしからず。


▲今治国際ホテルロビーの、でかい黒の玉…名付けて「無」を前に記念撮影
決して格式が高いというわけではないが、まとまった雰囲気のロビーや部屋、高級感のある浴場(温泉)などは過ごしやすいカンジだ。つっても、たぶん自分じゃ泊まらないと思う。小市民にはチト高級だからね…
かけ流しではないと思うが、温泉で露天風呂。そびえ立つ高層ホテルの姿を見上げつつ入る雨の露天風呂もなかなかオツであった。ただし、サウナと冷水風呂のコンボで、血の薄い俺ぁ見事に脳貧血でぶっ倒れたことを、恥ずかしながら付け加えておこう。もうまっぴらだ。
この夜はホテル以外メシを食う場所がないとうことでホテルディナー。そこそこの値段でなかなか良いコースが楽しめた。ワイン2本も開けちゃったぜ。そしてほろ酔いの中、姪のカリンコとロビーを走り回った。最近ますます体力も盛んな2歳児に私は負けそうであった。やれやれだぜ。
 
翌朝。
外を見ると微妙な曇天、しかし雨は降ってないようだ。今日こそ観光つーか旅行を楽しんでやるぜ的なオーラを出しまくった我がファミリーである。


▲朝食のバイキングは和洋を取り混ぜるのが主流(?)。皿正面のモエ・エ・シャンドンは無関係(笑
朝食をとっていると、外に晴れ間が見える。当初の予報では二日間雨、とのことだったが、どうやら西日本にいるおかげで回復が早まった様子だ。朝食を終えて部屋に戻る頃にはすっかりと晴れ渡った空が、景色を鮮やかに映し出していた。


▲晴れ渡った空に景色が美しく光る。奥に見える橋が名物・来島海峡大橋である
ちょうど放映していたプリキュア5を姪と共に見ようと思ったが、姪は全然見ていない様子だった。関係ない話だが、旅行に来ると曜日が決まっていて、尚かつ起きる時間も同じような時間帯のせいか、最近プリキュアによくぶつかる。先日の志賀スキーでは、今放映している前のシリーズの最終回だった気がする。どうでもイイが今更5人シリーズになったらセーラー○ーンじゃん、とか思ってしまう世代のσ(^^)がそこにいた。
さて、天候がよくなったことで我々は意気揚々、ホテルを後にする。今治国際ホテルに比べるとかなりこぢんまりした雰囲気の今治城を回った(中には入らない)後、せっかくだから四国八十八カ所の一カ所くらい見ておこう、というわけで、付近にあった「三十三カ所目」を見学。


▲炎の魔神に立ち向かおうとする勘違い勇者・絵寝の図
ちゃんと「三十三カ所目」を示す表示があったからいいが、無かったら絶対分からない。なんたってこの辺りは寺の宝庫なのだ。そこらじゅうに神社仏閣がある。関東地方よりもよっぽど信仰が強い地域なのだと、改めて感じた。
さて、後半は今回の旅のメイン、「来島海峡大橋と大島サイクリング」の様子を記そうと思う。つーか、二日に分けないとコレ絶対無理だから(笑
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