何のことかと思ったでしょう(´・ω・`)y-~~~
ミールワームの正式名称です。
先日、いつものペットショップにこいつを買いに行ったときのこと。
にぎわう客の中で、ベテランぽいおっちゃん店員に尋ねた。
え「すいません、ミールワームください」
店「ああ〜ごめんなさい、売り切れです」
横を見ると、普通のミールワームの数倍でかいジャイアントミールワームが無数にうごめくケースがあった、が、これだけでかいとカマキリの方に危険が及びかねない(ミールワームは穀物害虫なので顎が強力なのである)。
店「二日後に入荷しますんで・・・」
その日は、手ぶらで帰った。
そして二日後。仕事終わりに超遠回りでペットショップまで足を伸ばした。
店に入ると、面倒見が良さそうな女の店員がいた。
え「ミールワーム一つください」
店「すいませ〜ん・・・品切れなんです・・・」
え「まじっすか!?今日入荷って聞いたのに・・・」
店「すぐに売り切れちゃったんです」
どんだけ人気やねんミールワーム、いや、チャイロコメノゴミムシダマシ(幼)。絶望にくれていると、店員が一言
店「次回入荷時に取り置けますけどどうしますか?」
え「じゃあ、二つ取り置いてください」
電話番号を書き、予約。二日後に入荷らしい。どうせまたすぐに売り切れるんだろう。その日も手ぶら・・・何回来てるんだこの店に。
そして今日、運命(?)の二日目。
仕事が残業になったわ、風邪は鼻とくしゃみにきてるわでつらい中、ケータイに留守電が。再生。
店「ペットショップです。ミールワームが入荷しましたので取り置いておきますね」
キター! はやる気持ちを抑え、仕事を終わらせ、こんな時に限って遅れてくる空気の読めないJRに苛立ち、信号に邪魔されながらも閉店時間ぎりぎりでペットショップに滑り込み。
え「ミールワームを予約した者ですけど」
店「ああ、取り置いてますよ〜」
ふと棚を見ると、まだいくつもミールワームは売ってたとさ。取り置く必要なかったじゃん。なんなんだ一体。まぁ、無事ゲットできたのでよし!
帰って、早速オオカマさんに与えてみます。
う〜ん、ミールワームは表皮が硬くて、ピンセットで持ちにくい・・・ポロポロ落としながらも、なんとか与えることができました。
さすがに食いつきがいいです。
マヨ以来、ミツバチ一匹しか与えていなかったので、相当空腹だったのでしょう。
一心不乱に食べます。しかし、生き餌というのはなかなか精神的にきますね。ワームがオオカマさんに喰われていく断末魔のもがきを見ながら餌付けするんだから。躍り食いですよまさに・・・
ピンセットで与える難しさの一つがコレ。
両カマで一気につかみかかるわけですが、そのときピンセットも獲物と勘違いして抱き込んでしまうんです。絶対離しません。んで、しまいにはピンセットに噛みつく始末。顎が壊れますよオオカマさん。
なんだかんだで4匹平らげた後。少しは落ち着いたでしょうか。
写真を見てわかりますが、右カマの先っちょ部分がもげちゃったようです。たぶんピンセットを捕獲したあたりで金属相手に無茶したんでしょう。行動に支障はないですが、先っちょのぶぶんは吸盤とカギ状になってるので、壁などに吸い付く力が失われてしまいました。
まぁ、六本中五本の吸盤カギはあるので問題なしとします。
その後、飼育ケースに入れるといつにないほどの「外に出せ」ジェスチャーをしつこく繰り返したので、またエサかと思って出したのですが、暴れるばかりで食べず、ミールワーム一匹が無駄死にしました。
ちょっと頭にきたのでそのままオオカマさんを飼育ケースにポイしました。
命をもらうんだったら、しっかりと食べなさい。ミールワームだって小さなケースの中で必死になって生きてるんですから。
しかし、本当に難しいピンセットでのエサやり。何かいい方法はないものか・・・