・・・にしても暑い。暑すぎて雑記を書く気もしなかった。爆暑である。鬼暑でもいい。激暑でも烈暑でも極暑でも最暑でも好きに呼べばいい。そんな暑さが毎日続き、非常に参っている('A`)
そんな先程の連休。
BroBONが娘(σ(^^)にとっては姪)を連れて遊びに来たので、完璧なカタチではないが家族三世代で夏休みらしい過ごし方をした。これぞ夏休み!ぼくのなつやすみ!といった具合だ。
姪はもうじき小学生。
夏の草木が元気すぎるので庭仕事のお手伝い。
さて、ここで突然写真がないのだが、一日目は足柄山のほうへ夕日の滝を見に行った。夕日の滝は以前もツーリングで訪れているが、沢遊びもできる好スポット。夏休み最初とあってかチビ連れの家族で大賑わいであった。
とにかく暑かったので沢の水が心地よい。名物ざるうどんを食べてソフトクリームも食べてとにかく涼をとった。
二日目からは、南伊豆へ!もちろんお目当てはビーチである。海海。
伊豆の定番城ヶ崎。まだ朝なので人出は少ない。
吊り橋はしっかりした作りだ(観光地なので当たり前)が、波が岩に打ち砕かれるようななかなか迫力あるところに位置しているため、高所恐怖症には怖い。その代表たるBroBONはやはり本気で怖がっていた。
このあと白浜などの有名ビーチを横目に、南伊豆の果て、弓ヶ浜へ。
延々と車に揺られると、なかなかにして伊豆半島も大きいものだと感じる。伊豆は半島の始まり(真鶴付近)からずっと急峻な崖に道が切り開かれているのだが、先人はさぞや苦労したことだろう。車で悠々通過できる現代人は恵まれているにちがいない。
弓ヶ浜到着後は雰囲気の良い旅館「季一遊」で支度をした後に海へ。
三度の飯くらい(?)海が好きなBroBONはいてもたっても居られない様子。姪はどうやら海がそれほど好きではなかった様子だが、遊んでいるうちに海大好きッ子へと変貌していた。ただ、波はまだ怖いみたいだ。
浜はそこそこの人出。
家族連れからカップルから・・・まぁ、どこの海もそう大きい人種の変化はない。
久々にビーチに来るとテンションは上がる。コパトーンを塗って出陣。
海水温が思いの外低かったので「つめてぇ〜」を連発していたが、なかなかいい浜だ。少なくとも水は綺麗。ただ、砂が細かいので波が砂を巻き上げてしまい、透明度はイマイチ。遠浅ということだったが意外にすぐ深くなる。まぁ、真の遠浅である沖縄と比べるのは間違いなのだが・・・
磯ではないので生き物とかはあまりいない。
ここで目立ったのは、波打ち際に寝っ転がると引き潮の時に体中にまとわりつく「エビ」のようなヤツだ。じっくりと研究すると、こいつはどうやら打ち上げられた生き物の死骸を食らう海の掃除屋的生き物らしい。
後に帰ってググると「ヒメスナホリムシ」とわかったのだが、この時は謎の生物であった。浜辺に打ち上げられた貝が割れたのでしばらく放置しておくと、瞬く間にヒメスナホリムシが集ってきた。その手の画像が苦手な人のために敢えてリンクとしておく。
ヒメスナホリムシの集合画像まぁ、何はともあれ楽しかった。時折人の居ないラインを見つけては開催される「浜辺全力疾走選手権大会(参加者二名)」でBroBONが足を激しく痛めていた。元陸上選手なのに・・・(´;ェ;)
夕食前に営業終了したビーチで撮影した。
灼熱のビーチにビデオや一眼をおいそれと放置できないので、夕方くらいがちょうどいい。残念ながら夕食の時間になったのでサンセットビーチは撮影できず。まぁ、夕日は海と反対方向だったんだけど。
季一遊は思った以上にいい旅館。
仲居さんが一人ついてくれるし、夕食は豪勢だし、貸し切り風呂はビーチ上がりにこれ以上ないくらい便利だし、部屋にも露天風呂がついてるし、全部温泉(ただし掛け流しではない)だし。これといった不満点が見つからない。それなりのお値段だが、一泊旅行ならこういったところに泊まるのは十分アリだと思う。
(写真は活きアワビの姿焼き・・・うねうねと元気に活きてるアワビをそのまま焼いて食べるのは初めての経験だった)
日が暮れたら、花火だ。花火セットを購入して目の前のビーチへ。
線香花火の儚くも美しい姿を眺めていると思わずカメラに手が伸びた。
この日は日焼けと遊んだ疲れで九時半頃就寝。普段より何時間も早いが気持ちよく眠れた。
次の日は曇天。
晴れたらビーチ、と決めたら一気に晴れたので迷わずビーチへ。
これ以上の日焼けは命に関わる(大袈裟)と考えたσ(^^)は終始ラッシュガード着用。つーか、ビーチにラッシュガードは必須アイテムであると思う。体温変化も調整できるし、日焼けも調整できる。
昼頃に弓ヶ浜を発つ。
遊んだ疲れでうとうとしていたが、せっかくなので伊豆内陸部を縦断帰宅。
途中で天城山付近に来たので立ち寄り。結構前の旅行で天城隧道は観光済みだったので、石川さゆりの「天城越え」でもう一つ有名な浄蓮の滝を見物。
見事な滝だった。滝に近づくと心地よい水しぶきの霧雨が降り注ぐ。
ちょうどガールスカウトと思われる大集団がいて、じっくりゆっくり味わうことはできなかったが、歌にされるだけのことはある立派な瀑布。
欠点は駐車場からの行程だ。結構な距離を、行きはひたすら山下り。帰りは・・・おわかりであろう。汗だくになってしまった・・・ (´ρ`)
そんな感じで残るは一日となった。
最後の日は、金沢八景で海の公園バーベキュー+八景島シーパラダイスという行程。
実は金沢八景は決行近所なのだがまったく行かない。海の公園も小学生の時数回通った記憶があるくらい。八景島シーパラダイスは開園当初行ったきりだ。近所の観光地って案外そんなものかも知れない。
ギャーヽ(`Д´)ノ
こちらの海はクラゲ天国だ。とても泳ぐ気がしないではないか。泳がないけど。
バーベキューも特に写真無しなのだが、平日にも関わらずなかなかの賑わい。特に学生と思われるグループが多かった。ここぞとばかりに頼りがいのある男を演出せんと、準備にいそしむ男性諸君が頑張っていた。女の子は全然キミを見ていなかったぞ( ´Д⊂
さて、シーパラダイス。
自宅から最も近いテーマパークでありながら人生二度目。一度目は開園時。ネズミの国一人勝ちなこの世の中、資金繰りの厳しい時代にどう頑張っているかな・・・なんだか怖い者見たさな感じで全体を回ってみた。
入った途端に感じる「過疎感」。ネズミの国の混雑とは対照的だ。が・・・夏休みとはいえ平日である。まぁ混んでいることはないと思っていたので想定内。全体的に設備が古く感じる部分はあったが、末期のドリームランドのように悲惨な状況にはまったくなっていない。
水族館も、江ノ島が新しくなって客を奪われた部分もあると思うが頑張っている。特にイワシの大群が巨大水槽を悠々と泳ぐ姿は一見の価値あり。実際の海を想定して作ったようで、鮫からアジからエイまでいろいろと混泳していた。
じゃあ、シメにシーパラで頑張っていたものを取り上げて終わりとしよう。ちなみに何をミスったか一眼を忘れてきてしまったので、すべてケータイカメラである。4年経つケータイカメラでも何とかなるものである。
イルカショー。頑張っていた。都合二回も見てしまった。調教師と司会進行のねーちゃんも超頑張っていた。ぶっちゃけ4年前のケータイでもこれくらい撮れる。ってか、イルカってめっちゃカッコイイフォルムしてるよね。
海のネコ顔代表格ゴマフアザラシ。旭川動物園を模倣(?)した観客用の縦チューブに何度か来てくれた。超癒し系ネコ顔なのに頑張っていた。紡錘形。
ウツボ氏。何気に危険生物で海の隠れたギャングだが、目立たないところで頑張ってた。ピントが合ってないのはケータイカメラですので。。。
この後にふれあいラグーン内で、隅っこに固まっていた鮫を掴んだりして楽しんだ。イルカにも触れられるし、ナマコやヒトデや巻き貝はさわり放題である(ビミョーだが)。
・・・とりあえずいい夏休み的過ごし方だった。姪も満足したことだろう。
一気に山方面、海方面、水族館とかそっち方面を味わってしまったので、もう夏にすることがないのはナイショである。でもまだ夏は始まったばかり。休みだといいんだけど、仕事で猛暑は勘弁していただきたいものだ。。。